現在ネットラジオの私専用局に登録してある曲は1130曲。うち100点が何と222曲。今もそのひとつ、R.E.M.の"Crush With Eyeliner"がかかっている。安っぽくていい。この曲を初めて聴いた当時、全く化粧をしなかった私がちょっとアイライナーに憧れた。
新聞によると、李登輝の訪日ビザがおりなそうだとか。慶応大学の腰抜けめが。中国との学術交流が途絶ぅ? 国交断絶してしまえ。いいか、日本は1971年当時から既に周恩来に馬鹿にされきってたんだぞ。腰抜け外交の河野だの、親中派の田中眞紀子だので散々甘やかし続けて増長させて。ここらで順子が一発いかなくてどうする。台湾独立万歳。
2002年11月10日(日) |
Standing in line to see the show tonight |
さいたまスーパーアリーナにレッド・ホット・チリ・ペッパーズを見に行った。いっちーが遅刻したので捨てていったら、ぎりぎりに現れた。ヤフーオークションで17,000円払って入手した最前ブロック。前から2番目にかぶりつく。
嫌んなるくらい良かったよ。あああ。涙出そうだった。これだけ上等のロックを見せられると、興奮し、上ずり、舞い上がり、それから少し悲しくなるね。あーあやっぱバンドやめなきゃ良かった、ってね。
私は'70年代ロックが好きで、まあ今の音楽は殆ど聴かない。でも、音楽でも何でも、実はリアルタイムにはまるのこそが本物だと思っている。あとは全部妄想だ。妄想相手の恋は逆に甘美だったりして、それはそれで良い。ただ、 「現代のものにいいものなんかない」 という意見は単なる怠慢だと思う。
だからレッチリにはまれて本当に良かった。世界中に向けて発信。レッチリ聴きやがれ!!!!!
この興奮のままに暴言を吐く。今日、プロのギタリストであるヨナフィとも話していたのだが、ロックを聴かない人間は、私たちの半分も充実した人生は送っていないと思う。この感動・興奮・陶酔。絶対に他にあるわけがない。
これクズのたわごとなので、Never Mind!!
ところでレッチリの会場で、あと1時間で開演という時にBobから電話が入った。この状況を興奮して伝える。"You know what? Red Hot Chili Peppers will play here in one hour!!"
この時のBobの返事がもう、この上なくクールだった。彼はこう言ったのだ。 "Oh, you see many Heavy Glows now?"
彼は私の10月14日の日記を読んでいる。そこで私は、ロックの感覚を体得していない人間がロックを聴くのは笑っちゃう、という意味のことを書いた。その日記のタイトルが「You don't have any Heavy Glow」なのだ。ぎらぎらしたライトをロック魂に例えたというわけ。それを覚えていて、さらっとこういうセリフを吐く。外人てのはかっこいいやね! 痺れたよ。
ステージの裾でもみくちゃにされて、汗だくになって帰り、シャワーを浴びたら何と全身打ち身だらけになっていた。うーん、Heavyだわね。いたたた。
Standing in line to see the show tonight (今夜のショーを観る為に並んでるんだ) * By The Way / Red Hot Chili Peppers (2002) の歌詞。
2002年11月08日(金) |
Let us be lovers. We'll marry our fortunes together |
とうとう健康保険証を作りに行った。いや、役所は家から5分なんだけどね。
喘息は治らないし、実はこの1ヶ月、婦人科系もやられていて。いい加減病院に行かなくちゃ。
で、保険証を作りに行った。そしたら何と、ダンナが国民健康保険に入っているので(ダンナはフリーで仕事していた)、私もそちらに加入になるから、ダンナの保険証を出してくれという。えええ。ダンナの物なんか別居を始めた3月の時点で全部向こうの実家に送っちゃったよ。
そのうえダンナの保険料がずっと私の口座から引落されていたことが判明。話はごく自然にダンナの失踪に及ぶ。本人が消えちゃってるのに税金や保険料がかかるんですか? そもそも離婚しようとしてた相手が消えちゃったんですけど、どうすれば?
女性係員二人を相手に、非常にドライに話が進む。なるほど、そういうご事情ですか。実際に引っ越していない以上、ご主人の住民票を移すことは不可能です。しかし、例えばこういう方法はありますね。つまり世帯内の分離ということが出来まして、ただこの場合にもですね・・・
会話が明確かつ実際的で、心地よい。下世話な好奇心も、余計な同情もない。
ふと見れば、係員の一人は左の手首から先がなかった。静かに感動する。つまり、人間にはおよそどんなことでも起こり得るし、そして大抵のことには耐えられるということだ。
Let us be lovers. We'll marry our fortunes together (恋人になろうよ。結婚してお金も一緒にするんだ) * America / Simon & Garfunkel (1968) の歌詞。
2002年10月31日(木) |
This Film Should Be Played Loud |
渋谷でBobとザ・バンドのラスト・ワルツを見てきた。劇場で見るのは2度目だ。
ロビー・ロバートソンが舞台挨拶に来た。すっかりおじさんと化してはいたが、渋くて紳士的。かっこいいなと思ったのもつかの間、ラスト・ワルツが始まると、さきほどとは比べ物にならないほどクールな、26年前のロビーが登場した。
会場の雰囲気は異様である。やたらと外人が多い。1曲ごとに拍手が入ったりする。明らかにラスト・ワルツを何回も見ている人が多いらしく、クラプトンの登場前に拍手が起こったりする。
ところで私の音楽に対する興奮度は人並み外れたものがある。今回ラスト・ワルツを見ていても、一番好きな"Up On Cripple Creek"から始まるザ・バンドの演奏に心底しびれて我を忘れた。ロビーの色っぽいこと、ガースとリチャードの渋いこと、リヴォンのボーカルのうまいこと。リック・ダンコのうねるベースはもちろんのこと、そのボーカルも本当に一級品で、"Stage Fright"の切ないメロディを聴いていると、彼がもうこの世にいないことに胸が痛む。
そこまで心酔したのに────
ニール・ヤングが歌いだした瞬間に世界が吹っ飛んだのだ。ああ神様。ニール・ヤングは何て目つきが悪くて、何てださい格好をしていて、何て歌がへたくそなんだろう。そして、どうして、どうしてこんなに、全身の骨が溶けるかと思うくらいに、いい声をしてるんだろう────
This Film Should Be Played Loud (大音量で上映すること) *Last Waltz(1976)の冒頭の言葉。
2002年10月30日(水) |
It's just a silly phase I'm going through |
昨夜から46時間起きていた。(30時間起きた後新宿のロックバーに行ったのだ) 精神状態は極めて良好だったので、ここから60時間までの間に変化がおきるらしい。2時間寝たら電話で起こされた。これはパターンになりつつあるのか。電話を切ったら爆発的な咳の発作。今までで一番苦しい。
It's just a silly phase I'm going through (今はただ馬鹿げた毎日だ) * I'm Not In Love / 10cc (1975) の歌詞。
2002年10月23日(水) |
Addicted to the shin dig |
ロンドンへの飛行機代を振り込んだら、お家賃が払えなくなった。いよいよ窮乏。英語学校に行って、来月から授業時間を短くしてもらうよう頼む。プールも退会しようかな。コーヒーも西友ブランドにしようかと思ったが、さすがにそれは出来なかった。財布にもらった図書券が一枚あったので、BUZZという音楽雑誌を買う。普段音楽雑誌は全く買わないが、若い頃のミック・ジャガーと目があったので何となく。
ほぼ毎日のようにCDが届く。これの支払いはどうするのだ。考えないことにしよう。中には有難いことにお金を払わなくていいモノ(頂きもの)もある。
レッチリの"Can't Stop"は何だか、この窮乏状態のじりじりした焦燥感にぴったり。苛々するほど攻撃的にロマンティック。ああこの'Dosed'の甘いことと言ったら。
* 実は普通口座のお金がなくなっただけで、この時点で定期預金口座にはまだ350万近くあった筈だ。まだこの頃は、定期に手をつけずに働かなくちゃと思っていたので。(2004,8,26)
Addicted to the shin dig (パーティー中毒) * Can't Stop / Red Hot Chili Peppers (2002) の歌詞。
喘息の発作を起こした。成人してから4、5年に一度の割で、ストレスで出る。水曜の夜にはすでにうっすら兆候があったが、木曜に茅が死んで、いきなり悪化した。吸入器を使うが、何しろ4、5年前に病院でもらった物で、使っていいんだか・・・。
雨が降り始めてからはいよいよ具合が良くない。
60年代に、ボーカルが重度の喘息持ちというバンドがあった筈だ。ロック・ヒストリーか何かのビデオで見たのだが、ステージで1曲終わるたびにボーカルが吸入器を取り出してぜーぜーやっていた。白黒のフィルムで、本気でかっこいいと思った。
そのバンドをネットで検索するが探せない。 「喘息 ボーカル」 と入れてみたら、ハニードッグスというバンドが出てきた。バックボーカルも取るベースが喘息で死にかけたとある。これは探しているバンドとは明らかに違うが、もののついでに試聴してみたら、何と一目惚れならぬ一聴き惚れしてしまった。これはまあ何て私の好み。いきなり好きになることなど、普段はまずないのに。CDが2枚出ていたので両方注文した。喘息の取り持つ縁か。
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