2003年07月14日(月) |
And if the band you're in starts playing different tunes, I'll see you on the dark side of the moon. |
あれは土曜の夜だったのかな? あまり寝ないので、時間がつながっててよくわからないけど。
4ヶ月ぶりで、軽くパニックを起こした。深夜というより未明に近い時間。
アレがやってくるとわかった瞬間の恐怖に比べたら、この世に何も怖いものなんかない。一瞬で全身の毛穴が開く。
体内で獣が暴れ出すようなもんだ。何とかしてなだめないと。一緒になって騒いじゃダメだ。落ち着いて。落ち着いて。
外に出たほうがいい。ドアの前でしばらくためらう。既に悲鳴を上げてしまっていたので、もしかすると誰かが目を覚まして、外の気配をうかがっているかもしれないと思って。
しかしとにかく廊下に出る。夜気がひんやりと、皮膚の上の熱をはらう。
しばらくそこにいたら、何とか冷静になることが出来た。誰も起きた様子はない。ひとつ置いた隣の部屋の前で、大きな鉢植えの変色したヤシの葉が風にさやさやと揺れている。アレを鋏でめった切りにしたら、という発想が浮かんだが、実行はしなかった。
狂気はいつも、ロマンティックなものとして語られる。Crazyという単語は常にラヴ・ソングの中にある。特に女性の狂気。フィッツジェラルドの妻ゼルダ、高村光太郎の妻智恵子、マクベス夫人、オフィーリア。どうしてなんだろう。
特にそのことについて、「何も知らないくせに!」と抗議したいわけではない。他人が何を好むのも勝手だ。
というより、その「狂気」は、きっと私のコレとは違うところにあるんだろう。
じゃがたらの江戸アケミは発狂して死んだ。コレをカリスマとか伝説として捉えるのは個々人の勝手だ。でも例えば、彼が京都公演に向かう列車の中で、素っ裸で便器に頭を突っ込み「俺はゾウリムシ」と言っていた時、それを発見したアケミの彼女の感想は「悲しくなった」だ。この悲しみは、ロマンとは一片の関わりもない。それはうんざりとか、諦めとか、とにかく現実を前にした敗北感だ。
私は絶対にそこに行くつもりはない。仮に自殺することがあっても、はっきりした意識でそれを選ぶつもりだ。
お酒やクスリは、いつでも簡単に入手できて簡単に覚ますことの出来る狂気だ。ジェット・コースターやお化け屋敷と同じ、安全な子供のお遊び。ただメンテナンスをきちんとしないとコースターは脱線事故を起こすし、作り物の幽霊を見て心臓麻痺で死ぬ人もいる。それだけのこと。
現実の話をしようよ。酒もクスリも狂気も、問題はそれが何をもたらすかという結果だけなんだ。あなたが生きてると、歩き回るだけで周りの自然は変形していく。
生きるってそういうことだ。周りのかたちを変えること。良い悪いではなく。ウサギだってそうして生きてる。
そうしてあなたは、どこまでもあなたの中で独りぼっちだよ。
芸術の世界では狂気は高級な精神世界に位置することになっている。ロックでもそうだ。シド・バレットは「狂ったダイヤモンド」と呼ばれた。
お遊びの狂気も同じことで、酒やクスリで死ぬのは、カリスマの必要条件でないにしても充分条件ではある。そこに「殺す・殺される」という暴力的な要素が加わると、カリスマ度は一気に増す。だから、シド・ヴィシャスもカリスマになった。
彼がかたちを変えたのは「ナンシー・スパンゲン」という名の、あまり頭の良くない女の子だ。ジョニー・サンダースに言い寄ったが相手にされず、ジョニー・ロットンに押しつけられたが彼にも歓迎されず、ようやくシドに落ち着いた。いわゆる尻軽かもしれないが、別に悪いことをしてるわけでもない。
彼らが本気で愛し合ってたのか、そんなことは誰にもわからないし、どうでもいい。
ただ現実を見てみる? ナンシーが最後に何になったのかを? シドが彼女をどう変えたのかを?
あなたにひとつの「結果」を見せよう。今度の木曜の24時から2時までの間、このサイトのトップページにナンシー・スパンゲンの死体写真を掲載する。そこにあなたが何を見て取ろうと、あなたの勝手だ。
最後に。私がシド・ヴィシャスを好きなのは、彼が「可愛い」からだ。映画'No Future'でインタヴューを受ける彼は、顔に切り傷をつくり、しきりに鼻をクスンクスンさせ(私はコカインのせいかと思ったが)、至極真面目に語っていた。
子供のように純粋だった。そして子供っていうのは、何をしでかすかわからないものだし、勿論したことの責任も取れない。
悪いんだけど、この長くてまとまりのない文章のオチはないんだ。何故なら私にとってこのテーマは、結論をつけて終われるものではなく、今現在も格闘していかなくちゃならない現実だから。
(この文章は本当に趣旨がまとまっていない。何故なら、実際はこれの何倍もの字数を費やして書くべきテーマを、無理やり日記の分量に押し込んでいるからだ)
And if the band you're in starts playing different tunes, I'll see you on the dark side of the moon (おまえが狂い始めたら、その時おまえは自分の深淵を覗くことになるだろう) *Brain Damage / Pink Floyd (1973) の歌詞。 *アルバム「狂気」より。
2003年07月12日(土) |
A minor case of myopia |
7月上旬に読んだ本。
クリスマス・イヴ / 岡嶋二人、屈辱ポンチ / 町田康、嘘をもうひとつだけ / 東野圭吾、カルト王 / 唐沢俊一、ボク宝 / みうらじゅん。
最近こういう軽い和モノばっかり読んでるなあ。以前は和モノは殆ど読まなかったのに。生活態度が浮ついてるせいで、虚構度の高い翻訳モノに入り込むのが難しいんだ。
本をあまり読まない人間はノンフィクションを読むのが高度な読書と思いがちだが、ノンフィクションはレベルさえ合えば誰にでも読める。だがフィクションを読むのには能力と体力がいる。つまりは読む訓練が出来ているかどうかで、一定の読書量のない人間に、登場人物が全て文房具と齧歯類である筒井康隆の 「虚構船団」 が読めるか、ということだ。
今読んでいるのは橋本治で、その中で目からウロコのセリフがひとつ。
「彼があなたにたいしてねちっこかったら、彼は、あなたの中にロマンチックなものを見ているのです」(そしてコレは)「愛しているということとはおのずから別です」
あ、なーるほど。だからあのヒトは私にたいしていつもああもねちっこいのね?
しかし面倒なことに、「ロマンチックなものを見られる」ことも、ある意味快感だったりはする。
2003年07月11日(金) |
I'll be with you darling soon |
この3日間家から出てない。今日は夕方早い時間からシャワーを浴びて、近所をぷらぷらしに行く。筈が。17時に出かけようと思っていたのに何故か出かけたのは21時半。自分に対しても遅刻するのね、私って・・・。
おかげで茶店でコーヒー飲む予定が出来なくなり、まあドラッグ・ストアで化粧品見たり、古本屋に2軒入ったり、最後はスーパーでコーヒー買ったりした程度。
オレンジ・ジュースも買った。冷凍庫のジンでオレンジ・ブロッサムを作る。夕飯代わりのバターロールを食べて、古本屋で買ってきたばかりの本を読む。もうすっかりだらだらとくつろいで。
そしたらVからメール。 「CTで一人で飲んでる。おいでよ」
見れば0:20。終電は5分前に出てるよ。あと30分早くメールすればよかったのに。
ところがVからのメールは続く。「2杯おごるからおいでよ」、次いで「わかった、3杯おごるわ」
そしてついには、「タクシー代出すから来て」 ・・・マジ?・・・5,000円以上かかるよ?・・・ 「30分以内に来るなら出すよ」
30分だと移動時間にしかならない。もうちょい待つようメールして、PCも切らずに化粧もせずに10分で家を飛び出す。
タクシーの中にいる間もVからメールが4、5回。どうやらリーマンの集団のリクエストがウザイので、早く来て助けて欲しいらしい。
今すぐ行くから待ってて、V!
2時に新宿ロックバーCTに到着。Vに熱烈歓迎を受ける。
さてリーマンらがどんなリクエストをしてるんだ?と思いきや、いきなりかかるクリームの"Sunshine Of Your Love"。あら、悪くないじゃん?
と、思ったら次がクラッシュの"Rock The Casbah"! マスターに「コレ誰のリクエスト?」と訊いたら、「これはキミのリクエスト。キミのことなら何でも知ってるよ」と言われる。
続いてかかるジャパンの"Life In Tokyo"でVも私も大喜び。シカゴの"Saturday In The Park"や、ザ・バンドの"The Weight"もかけてくれた。ホントここではリクエストの必要がない。
結局リーマンらの選曲も、クリムゾンの"21st Cenctury Schizoid Man"、ストーンズの"She's A Rainbow"だの、結構私的にはアリな感じ。(まあ途中かかったアー○シェイカーってのはどうかと思ったが。Vもコレが一番辛かったらしい) しかし21st…をまる1曲踊る奴っていないよね。7分20秒もあるプログレだよ? Vに「関東ではあんただけ」と言われたw
ビデオにレッチリが映ったので二人興奮し、 「レッチリ、何でも」とリクエストしたら、"Don't Forget Me"がかかった。・・・しっぶいわー、その選曲。
Vがリクエストしてくれた"Can't Stop"と"By The Way"に大騒ぎ。
今日のお酒はおいしい。オレンジ・ブロッサム、ホワイト・レディ、ドライ・マティーニ、メニューにないピンク・シャワシャワ。
3時に他の客がいなくなったので、「お店閉めてGZ行かない?」と誘ったところOK。マスターの彼女も一緒に4人で歌舞伎町メタルバーGZに移動。
今日は珍しくKNが一人で遅番してた。こうすけくんと、ひさこちゃんもいた。MTも来る。
何故かかかりまくるレッチリ。"Suck My Kiss"、"Scar Tissue"、"Around The World"、"Parallel Universe"・・・幸せです。
マスターたちは途中で帰ったので、Vと歌舞伎町ロックバーBLへ。
寝ているマスターを叩き起こして一緒に飲む。カウンターには原ちゃん。後からMTとひさこちゃんが来る。
うとうとしかけたら、プリティ・メイズのいいのがかかって目を覚まし。
帰ろうとしたらひさこちゃんに熱く抱擁される。
Vと電車で帰る。9時半帰宅。また寝ないで起きてる。
2003年07月08日(火) |
Rocking, Reading, Shopping Bunny |
今日は病院に行った。診察されてたら薬指が一番力が入らないことに気づいた。よし、重点的に動かしたろ。医者は相変わらず「動かすな。PCするな」だが。実際動かすようにしてからのが格段に治りが早いのよ。
病院の帰りに、目の前を石神井公園行きのバスが通るのを見て、ふと思いつきで乗る。初めて乗るバスだ。MDで大音響で10ccの"I'm Not In Love"を聴きながら、窓外の見知らぬ風景をぼーっと見てたら、旅行でもしてるような気分になった。
駅に着いたら小雨が降り出す。バッグに傘は持ってたがささない。お天気は曇りが一番好きだが、このくらいの雨もいい。踏切りのバーが上がると同時にクラッシュが始まる。"Lost In The Supermarket"。
久しぶりにワールド・マーケットへ。ダンナの捜索願いを石神井警察に出した帰りに寄って以来、ということは11ヶ月ぶり。(しかしそんな時に買物してる私って・・・)
久々にこのアジアン雑貨店に来たら、興奮してしまった。何しろ私のマンションの部屋はここの家具や雑貨だらけだ。大物の家具からアクセサリーまで、時間をかけて丹念に見る。
結局バティック(布)、蛙の灰皿、ピアス2つ、指輪、インセンス2種類、アッタか何かで編んだ円筒状の蓋付の入物(高さ50cm)を購入。品物はほぼ全部インドネシア製で、これは確認しなくても見ればわかる。
古本屋へ行って5冊購入。スタンリイ・エリンの短編集を見つけた。・・・もう一回書いとこ。スタンリイ・エリンの短編集。・・・うっとり。 もちろん絶版。
他には橋本治だの。 「女性たちよ!」 という本を開いてみたら、「ダメ男とは何か?──答:あなたの彼氏」と書いてあったので即購入。
ワールド・マーケットで買物中にL(vo,g)から電話があり、荻窪の友人宅で一日中ずーっと飲んでるけど来ないかと誘われる。後で電話すると言ったが、結局しない。いつも断りっぱなしで、いい加減悪いかな?
夜、みーこちゃんから「『時計仕掛けのオレンジ』って、日本語に未訳の続編があるってホント?」というメールが。調べていたら、未訳の最終章の個人訳を載せたサイトを見つけた。
アントニイ・バージェスの「時計仕掛けのオレンジ」を読んだのは中学生の頃じゃないかと思うが、力強い文章は長く記憶に残っている。ところが今回最終章を読んでみて、この短いラスト部分があまりに作品の印象を変えるのに愕然。
実際泣いてしまった。そう来るの?と驚いた。この作品は、このラストを読まないと意味がないじゃないか。
それにしても、この方、よくぞ訳してくれたものだ。こういうのを「良心」というのである。版元の早川書房にも猛省をうながしたい。
しかし、本来はこのサイト、読書サイトだったんだよねえ・・・サイト名も最初はRocking, Reading, Screaming Bunnyだったのにw 。
2003年07月06日(日) |
It's my mind and I'll think what I want. Show me I'm wrong, hurt me sometime |
昨日の話だけど。
出かける前にダンナから電話。「何?」と聞いたら、「いや、用事ないけど。ほら俺、Bunnyマニアだからさ」だって。・・・開き直りやがったな。
4日の日記のバンド名、全部韻を踏んでるって言われた。ホントだ・・・気づかなかった。
最近どんどん性格がいい加減になっていて、我ながらなかなか笑えるよ。
もとが極端に潔癖で神経質、おかげで子供の頃から神経性の胃潰瘍に十二指腸潰瘍。他人が口をつけた壜やコップから飲物を飲むなんて絶対に出来なかったし、プールのシャワー室の床を踏んで歩くだけで汚さにぞっとした。机の上のものは机のへりに並行に置いたし、字をかけば大きさが全部そろって活字のようだと驚かれた。
それが今じゃ、薬を間違って3倍量飲み続けたり、CDをムリにケースから引っこ抜こうとして割っちゃったりしてる。
そして、その方がいいんだと思ってる。
雨が降っても傘を持ちたくない。シャツにきちんとアイロンをかけたくない。スタンプカードで割引はいらない。どちらが良いのか考えたくない。長い目で見たくない。明日のことなんか知らない。
It's my mind and I'll think what I want. Show me I'm wrong, hurt me sometime (私は好きなように考える。誰に文句をつけられても平気よ) *It's My Life / Animals (1965) の歌詞。
2003年07月03日(木) |
Come on baby, light my fire. Try to set the night on fire |
今日はブライアン・ジョーンズとジム・モリソンの命日ってことで。
よりによってカリスマが二人。どちらもファンに気狂いじみた興奮を喚起する人物。どちらも若くして亡くなり、伝説となった。
生年は1年違い。没年は2年違い。享年はともに27歳。どちらも水の中で死んだ。
「彼は、ローリング・ストーンズの汚点だった。ストーンズがいくら懸命にこすってもこすり落とせない汚ならしい染み……。ブライアン・ジョーンズが世の中の為になる何をしたのかって? 彼は何もしなかったのさ。実際、何もしなかった」
そしてこの汚い染みこそが、その後30年あまりにわたってローリング・ストーンズというバンドのイメージを支配することになる。
一体ロック・ミュージシャンって何なんだろう。ブライアンは自分のオリジナルを作ることにすら熱心ではなかった。
キース・リチャーズは最近、日本のヤク中のキッズに一言と言われ、「何やってもいいけど、死んだら終わりだ」という意味のことを言ったらしい。その通り、キース自身は生き延びて、40年もの間世界中のファンに素晴らしい曲と演奏を与え続けている。それに比べてブライアンが何をした? たった27歳で、ヤクをやって死んじゃったんだ。ローリング・ストーンズがデビューしてわずか6年後のことだ。
ミックが殺したっていう説さえ出たんだよ。普通に考えれば、既にストーンズを脱退していたブライアンをどうして殺す必要がある?
───そして、勿論殺す必要はあった。ブライアン・ジョーンズという人物は、ミックやキースでさえ超えられない存在だった。要するに。
邪魔だったんだよ。悲しいくらいに。
ブライアンの死が殺人だなんて信じちゃいない。でも、彼は殺される必要があった。ローリング・ストーンズがその後長年にわたってやっていくために。世界が、彼なしで正常にやっていくために。一方では、彼自身の伝説を完成させるために。
ブライアン・ジョーンズはそれだけ強烈で大きかった。──あえて、偉大とは言いたくない。彼も、そう評されたくはないだろう。
同じ時期に新大陸では、別のカリスマが生まれていた。アメリカン・ポエットと呼ばれた男、ジム・モリソン。
ジムはブライアンに比べたらエリートと言ってもいいくらいだ。ドアーズに入るまでの経緯も順調。しかしその後の彼は酒と薬に溺れ、最終的にはブライアンと同じような死を迎えることになる。
1stアルバムのラスト曲の曲名が"The End"だ。太宰治の処女作のタイトルが「晩年」なのを連想させる。
彼はブライアンほどにも持たなかった。デビュー後たった4年で死んでしまう。しかしその4年間の密度ときたら。まるで前向きとも思えるほどに、最初から予定していたかの如く死に向かって突っ走る。孤高のブライアンと違い、彼にはレイ・マンザレクという庇護者がいた。ジムはレイをバックに子供のように好き勝手に遊び、かき回し、一人で死んでしまった。
ストーンズはブライアンの死を乗り越えたが、ドアーズはジムの死から立ち直れなかった。
そして私たちも逃れられない。あれから30年以上たって、ロックの世界はまだ、ブライアンとジムに魅せられたままだ。
ロックって何なんだろう。「音楽」を明らかに超えた何か。つかまってしまうと、人生を棒に振る危険を持つ、そしてその価値があるように思ってしまうもの。
世界を、夜を、私を飲み込んで、止まらずに流れていく波。
ここに自分を投げ込んでいいのか。ゆだねてしまって、かえりみないで、後で泣かないだろうか。
それともこれは、私自身などより価値のあるものか。そうだとしたら、何て幸せなんだろう。
The world I love, the tears I drop, to be part of the wave can't stop.
Ever wonder if it's all for you.
Come on baby, light my fire. Try to set the night on fire (さあ、僕に火をつけて。この夜を燃え上がらせてくれ) *Light My Fire / Doors (1967) の歌詞。
2003年07月02日(水) |
I'm so tired. Tired of waiting |
月曜に病院から戻って以来PC打ちっぱなしで、両腕の付け根から肩から背中まで、凝るというより一枚余分な皮を着たように、皮膚の表面感覚が鈍くなってしまった。
もうはっきり言って、右手が不自由でいることに飽きた。もう治ったことにする。無理やり使った方が、ほぐれて良い気がする。医者は正反対のことを言ってたような気もするが、気のせい気のせい。
実際ムリに手をかまえてPC打ってたら、全く使えなかった小指が少しキーを打てるようになった。治ったのか、或いは扱い方が上手くなったのかも。後者かな・・・。
さて、薬の使用書をシュレッダーしてしまったわけだが。
シートが3錠ずつで切れ目が入っていたので、月曜からずっと毎食後に3錠飲んでいた。「毎食後」だけは覚えていたので。もっとも1日3食なんか食べないけどね。まあ適当に1日3回。
そしたら今日気づいた。このシートは3錠×7で、2シートもらった。もし1回3錠なら、コレは4日と2食ぶんということになる。変だ。
3錠は一日分なんじゃ。つまり毎食後1錠。それなら2週間分になる。そういえば2週間様子を見ようって言ってたっけ。
ってことはこの3日間、ずっと3倍量の薬を飲んでたの?
・・・ま、異常ないから、いいか・・・。
1錠ずつに変えたが、合っているという保証はない。
また48時間ぶりにうたた寝するが、3時間で起きる。
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