2003年08月03日(日) |
寂しい日曜日 君と会えないなら 電話でもいい 声が聞きたい |
「あのビルとあのビルの間にテトリス棒1本入ったら、ビル全部消えて、花火が見れるのにな〜」
女の子からこんなメールが来た。こういうのを、同時代における生きた詩心というのだ。
ネットで電話機を買った。右手がダメになった時に子機を取り落として壊したので。
買ったのはアメリカ製の黒いスリムなやつで、受話器がそのままコードレス。余計な機能はほとんどない。受話器が、肩と耳で挟むのにちょうどいい形をしている。さすがアメリカ製。
おかげで家の電話を使いたくてしょうがない。誰かかけて?w
ところで日焼け。けっこうスゴイな。でも肌荒れそのものは逆に良くなった気が。私普段全く光合成してないからwたまにはいいかも。日光に当たらないとビタミンDも出来ないしね。
昨日一日で体重が1Kg減ってた。こんなことならサマソニは通し券を買うんだったよ。
寂しい日曜日 君と会えないなら 電話でもいい 声が聞きたい *世界地図は君の家までの道 / フィンガー5 (1974) の歌詞。 *原曲=Breaking Up Is Hard To Do / Neil Sedaka (1962)
2003年08月02日(土) |
Summer Sonic 2003 |
MM (g)と東京駅で9時半に待合わせ。の、筈が。
ははは、待合せ時間を9時だと間違えたおかげで、10分前に到着。つまり本当なら20分遅刻ってワケ。
電車内でビール飲みつつ幕張へ。着いたらまたすぐビール。まずはアウトドア・ステージへ。
何ていい天気だ。いきなり暑い。午前中は客もまばら。レザーライトというバンドをやっている。悪くない。
MMが粉状のクスリをくれた。何なのか訊いたが「健康的なやつ」としか答えない。実は自分は朝イチでキメてきたという。彼も私と同じでナチュラル・ハイだから判りづらいな。衆人環視の中で堂々と、空きっ腹にジンで流し込む。
ほどなくダットサンズ登場。へえ、思ったより若い。おお、かっこいい。と思ってたらクスリが効きだした。音が気持ち良くなるのと比例して、胃が気持ち悪くなってきた。ふらふらする。MMに言ったら、「ああ、一度吐き気がするよ」だって。先に言え!
演奏が終わると同時に会場の外にへたりこんだ。自分の眼がすわってるのが判る。胃が気持ち悪いので動くとマズイが、しかし同時に気分は最高。葉っぱがあればなあ。
係員が寄って来て、気分悪ければ医務室に、と言う。いらなーい、と返事するが、何度もやってきては、すぐそこだし冷房もきいてますよと説得する。さっきからMMが涼しいところに行きたいと言っていたし、じゃ休むか、くらいのつもりでOKする。立ち上がったら泥酔者のごとく足がふらつくし。
医務室に入るなりいきなり布団に寝かされ脈を取られ何だか大騒ぎ。MMにスカパラ見ておいでと言ってその間休んでる。音だけは私にもずっと聴こえてた。飲物もらって、携帯メールなんかしてたら、係員が「元気になったら帰りますか?」と邪魔そうにし始める。自分達で連れてきたクセにぃ。
MMが迎えに来たので立ち上がったら、ひっくり返りそうに。係員が飛んで来たが、何とか外に出る。出た瞬間に物凄い歓声。誰?とステージを見たらハイロウズ。私はスタッフのスペースにいたのですごく良く見える。しばらく見ていたが、今日は日本人は見る気分ではないので、インドア・ステージへ移動。
キングス・オブ・レオン。音も見た目も古臭くていい。きゃー、ナニこのべーシスト。虚弱っぽい体型、女の子みたいな髪、私好みーーー!! 高くかまえたベースを独特な細かい動きでぶいぶい弾きまくるあたり、フリーのべーシストにも似てる。
一旦外に出たら、スクリーンにアウトドアのチープ・トリックが映ってた。でぶ。何か知らない曲ばっかだ。と思ってたら"I Want You To Want Me"をやり始めた。ロビン・ザンダーが昔と変わらない声で歌う。うわーーー、やっぱでぶでも見に行けばよかったかな?
しかし、インドアでザ・キルズが始まった途端にその思いは吹っ飛ぶ。何てかっこいい。
昨年12月にロンドンで見た時と一見変わらないが、肩の力が抜けた感じ。あの時はデビュー前で、VV(ヴィヴィ)は歌も動きもがちがちにこわばっていて、逆切れ的なエネルギーに満ちて、シャウトしたりすると総毛立つほどだった。あの力みが抜けたのはちょっと残念。
しかし、いい。VVとHotelの不協和音的な声のからみ。二人ともギターとボーカルのみで後は打ち込み。サポートを使わないのがストイック。
特にVVが最高。相変わらずHotelの方を向いて、煙草吸いつつ、色気がないほど痩せた体でがくがくと動く。マイクスタンドを十字を切るように動かすのも変わってない。
前回は思い込みかなと思っていたが、二度見た今、断言する。他に見たことない女性アーティストが山ほどいるけど、断言する。VVほどロックな女はいない。
まれに、自分がなくなって、眼と耳だけの存在と化すことがある。今回も、Fuck The People まではライヴを楽しむ自分がいて、高く中指立てたりしていたが、その後はすっかり引き込まれてしまった。
デビュー前のザ・キルズを見たこと、その場で惚れこんだこと、これはザ・キルズのファンに出会うたびに一生自慢してやる。
MMと一瞬だけ休憩。ジンを飲む。座るとクスリがまだ効いてるのがわかるな。ぽうっと楽しい。指が震えてて面白い。
アウトドアに戻る。ブリンク182というバンドがやってる。明るく可愛くどうでもいい。
ソーマくんとりなちゃんに、それぞれ「グランドにいる」とメール。二人ともサマソニ会場で会おうと言っていたのだが、ずっとすれ違っていたのだ。ところが今はどちらも偶然アウトドア会場のスタンドにいるという。私の服装をメールで伝える。するとソーマくんから返信。「こりゃ見つからんなーと打とうとしたら、まじで発見。立ち方から確実」だって。あはは、私、腰を片方落として、片足を斜めに出して立つからね。すぐにりなちゃんからも「見つけましたよー」って。コレだけすごいヒトの中で、二人ともよく私を見つけたなー。目立つのも役にたつね。
皆で一度外に出てお酒を買う。アメリカン・ドッグも買った。コレが今日唯一の食事。急いで会場に戻る。次が今日のお目当てだ。
ザ・ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン。
生で見るのがこれほど楽しみなバンドがいるだろうか。J.S.B.X.を見るのは初めてだが、それでもそのことは判る。会場のファンの興奮度も今までとは違う。どのバンドもかなり前の方で見てきたが、今回は更に前を狙う。MMとりなちゃんを後方に置き去り、ソーマくんを引っ張って前へ。
いつも思うのは、よくこんなスタイルを思いついたなあということ。ギター2本にドラム。パンキッシュなブルース。いや、ブルージーなパンク? ギター2本は基本的にぎゃんぎゃんと派手で絢爛たる感じだが、同時にジョンの低くアタックの強い声と、ベースっぽいギター音が渋い印象を与える。このかっこ良さは無敵だ。進化する必要すらない。
やはり生のジョンスペは最高だった。常に上ずった感じでいながら決してはずさない。完成しきっているのに焦燥感がある。ろくにMCも入れないが、最高のパフォーマンスになっている。曲間はほとんど空けずにどんどん続ける。酔っ払いそう。マイクの使い方が上手い。アンプを通すためにあるような声だ。
途中、曲を決め決めに始めておきながら、いきなり止めて無言でチューニングするというのを2、3度繰り返した。ソレがまた妙にかっこいい。演出かと思うほど。客も逆に喜んでいる。
ところで私たちは最終的に、右ブロックの一番前の手摺ぞいまで進んだのだが、ココが何故かエライ激戦区でダイブの嵐! もちろん水もまかれるし、避難する男の子もいたほど。しかしふと見ればソーマくんは、周囲をものともせずノリノリで踊りまくり。相変わらず元気でカワイイなあ。
'Wail'、最高ーーーー!!! 私だけでなく周りも大喜びで"Wail!"の大合唱。
それにしても一体何曲やったんだろう。コレでもかというくらいの大サービスだった。
汗びっしょりで後方に下がる。ポリスがかかっていてMMが喜んで踊っている。私もw
客が走って前に詰めている。トリのブラー登場だ。
ブラーはParklifeの頃しか知らないが、あざといバンドだなと思っていた。私はオアシス派だしw しかし好感が持てないながらも、そのあざとさは確信犯的で、若さゆえの無遠慮さが魅力になっているのはわかった。
ところが久しぶりに見るブラーときたら、年をとって趣味が良くなり、ものわかりも良くなった感じ。つまりあのあざとさから若さだけが消えている。ソレではただあざといだけだ。
要するに、つまんない。
座り込んで、スクリーンを見る。途中で帰ろうと思ったが、MMが踊っているので待つことに。ホントに何でも踊るやつだなあ。ブラーなんか全然好きじゃないクセにさ。
ブラーの演奏が終わると同時に花火! ちょうど私たちのいた位置から一番よく見えた。かなり長く次々と上がった。綺麗。
ところで今日の私は実より虚を取った。
会場のほとんどの客は、首にタオルを巻き、Tシャツにスニーカー、女の子の多くが帽子をかぶっている。
私もそういう格好をするつもりだった。だがいざ出ようとするとダサい格好がどうしてもイヤになり、結局、露出度の高いオレンジのキャミソール、ブルーのベルボトム、ヒールが10cmのサンダルで出かけた。ちゃらちゃらアクセサリーもつけて。ただし化粧だけはしなかった。汗でぐちゃぐちゃになると思ったから。
そんな格好で大丈夫だったかって? なワケないじゃんw
肩も胸元も背中も日焼けするし、夜になりゃ肌寒いし、タオルも持ってなくて大変だったし、何よりも足が痛いこと。J.S.B.X.で騒ぎすぎたね。
野外は慣れてないんで、日焼けのことなんか考えもしなかったよ。家に帰って見事に焼けた額を見た時は、ちょっと後悔したな。化粧しなかったのも、日焼けのことを考えれば逆効果なのか。
0時半帰宅。楽しかったなー。
2003年07月27日(日) |
Oh Lord, won't you buy me a color TV |
見た目が良くて、背が高くて、健康で、一流大学を出てて、お金があって、20代で都内の一戸建てを一人で所有し、高級外車に乗ってて、英語が堪能で、ギターが上手い。
そんなヒトが「僕は人生の落伍者なんだ」って言ったら、あなたどう思う? ふざけんなって腹立たない?
ところがコレが本気なんだから、人間って面倒くさい。彼は自分のヴィジョン(理想)に縛られてるのだ。それがヴィジョン(幻想)であることに気づかないで。
彼は自分を不幸だと思ってるんだって。一方私はこの有様でいながら、自分を幸福だと思っている。価値観ってホント、相対的なものなのね。
そして、どうすれば幸福になれるのか思いあぐねているうちは、幸福にはなれない。順序が逆で、先に幸福になってしまうしかないのだ。幸運は、幸福な人間のところにしか来ないものだから。
「僕は不幸だ」か。未熟なセリフだな、と思う。だけど困ったことに、実は昔からこのての弱さが大好きときてる。
安定は、牝牛に似てる。フォークナーの「八月の光」のリーナはまるで女神のようだが、「サンクチュアリ」の不安定な美しさはもっとずっと鮮烈だ。
サリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」のシーモア・グラース。オースターの「ゴースツ」のブルー。不安定で頼りなくなればなるほど、こちらのアディクションを激しく揺さぶる。
Oh Lord, won't you buy me a color TV (神様テレビ買ってちょうだい) *Mercedes Benz / Janis Joplin (1971) の歌詞。
2003年07月24日(木) |
Your guitar, it sounds so sweet and clear. |
きれいなひとだな、と思った。ムダのないすっきりしたからだをしてる。
その場にいた100人以上の人間の中で、一人だけ浮いてた。存在が際立つ、というのは、見た目の問題よりも、彼がそれだけの人間の中で自分しか見ていなかったからだと思う。
ギターを弾きだしたら、まさにその通りの音を出した。何て融通のきかない音。そのくせ甘い。
まあ、これはもう1週間も前の話。
今夜そのひとからはじめてチャットで呼ばれたので話をした。私が漠然と考えていたのと全くキャラクターが違う。逆に楽しくて、3時間も話してしまった。これだから人って面白い。
2003年07月22日(火) |
Eve ate the fruit that God had said not to eat. The fruit tasted good |
どうでもいいことをひとつ。
私が好きな男のヒトって、何故か全員Macユーザーだ。親友ヨナフィ(g)でさえそうだ。飲み友達でも、MM (g)なんかもMacだし。
Mac使ってるから好きなのではなく、後から訊くとMacなんだよね。
私は何しろ「アディクション中毒」だから、自分の趣味に一貫性をつけるのは好きだ。酒飲み、ヤニ中、痩せ、ヘタレ、べーシスト・・・。でも 「Macユーザー」 ねえ?
互換性がないヒトが好きなのか?
ああ、そうなのかも。私、融通のきく、ものわかりのいいタイプ、嫌いだもん。
東京に出てきた頃は、ここに来れば夜を徹して熱く文学論とか戦わせるような男性がごろごろいるもんだと思ってた。だって私の読んでた純文学の小説の中じゃ、パリでもロンドンでも学生はそうするもんだと決まってた。それが時代が違うせいか国が違うせいか、実際出会った男の子たちはどいつもこいつも妙に平和主義。「結構みんな色々考えてるんだよ」なんていう空虚なセリフを聞かされてウンザリしたのをおぼえてる。
'60年代後半〜'70年代前半に学生だったら良かった。そしたらきっと、長髪に銀縁メガネの理屈っぽい彼にはまって、一緒に学生運動とかしたんだろうな。しまいにゃ左翼の過激団体に入ったりして。
大きな声じゃ言えないけど、私「テロフェチ」なんだよね。何しろ一番好きな歴史上の人物が「革命の大天使」サン・ジュスト。テロリズムの語源がフランス革命にあることを思えば、まさにぴったり。
私がソレ関係の本を読んでPLOだのテロリズム・ベルトだのって言葉にうっとりしてる時に、例のアレが起きた。9・11。なのでソレ以来、ずっとテロフェチをひた隠しにしてきたが。
・・・って。
何だか話がエライ方向に・・・。コレ読んで本気で怒るヒトとかいそうだなあ。あの、一応テロが許すべからざる行為だってことは理解してますよ。してますけど。
・・・じゃなくて。そもそも何の話だ。男性の好みの話だっけ。
ってか、わかってるんだけどさ、私は自分の理想のきれいに逆のヒトを好きになったほうがいいんだよ。
だいたい美学なんてロクなもんじゃない。生活の役に立たないし、ちっとも合理的じゃない。
美学か。Mac選ぶヒトって、PCを美学で選んでるところがあるよね。・・・お、この文章、何とか趣旨がまとまったじゃん?w
2003年07月20日(日) |
直ぐにも飛び出して見せたい あたしのこの想い今スグ |
ダンナと17時に新宿で待合わせ。の、筈が。
16時に電話をくれたダンナに堂々と「遅刻する」と宣言し、17時40分着。
ちなみにダンナと会うの、先月半ばにダンナが現れて以来初めて。
初台のライヴハウスDoorsへ。何とここ1階が禁煙。・・・ライヴハウスが禁煙なんて信じられない。何てイヤな時代だろう。私はヤニ中ではないので禁煙エリアが増えてもさして困りはしないのだが、そういう問題じゃない。
嫌煙家なんか大っ嫌い。何て偉そうなんだろう。じゃあ私は嫌デブ家だから、公共の場所にデブを入れないで欲しいわ。暑苦しいし、臭いし、場所取りなのよ!!
最初がパパイヤパラノイア。私はど真ん中最前を取る。
いしじさんは男物の袴姿で登場。1曲目が 「伊勢丹でつかまえて」 。
・・・うっわーーーーーーーー!!!!! かっけーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
いしじさんは、私が'86年に初めてパパイヤを見た時そのままのかっこ良さ、可愛らしさを維持してた。もうベースを弾かないのは残念だが(いしじさんのベース好きだったのに)、声はまったく衰えていない。やっぱりパパイヤ=石嶋由美子だったんだなあ。
バラードを歌うとき、涙を流してた。こっちも半泣き。
どれだけ私が感激してるか、大声でいしじさんに伝えたかったな。
(set list: 1.伊勢丹でつかまえて 2.From the Bathroom 3.Straight to heaven 4.ごめんねダリア 5.Rosepink 6.Tokio Life)
次が遠藤ミチロウときいていたのに、何故かメインのバンドの用意をしている。訊けばミチロウはラストに変わったらしい。私の後ろにいた女の子に最前をキープしてもらうことにして、ダンナと二人地上に出る。メインのバンドは興味ないし。
しばらく煙草吸って、そろそろ様子見に戻ってみたら。ドアを開けようとした私の耳に聞こえてきたセリフ。「大嫌いです!!」
え、今のまさか。まさか「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」の最後のセリフじゃ!! 嘘!!!
慌てて再入場すると、ミチロウがアコギ持って一人で舞台にいた。最前列に戻って訊いたら、今2曲目が終わったところだという。うっそー!! どうやらメイン・バンドの演奏の間にミチロウを入れたらしい。
結局それから4曲やってくれた。ボブ・ディランやイギー・ポップのカヴァーもやったのだが、ディランなんて歌詞は完全に彼の言葉に変えてるし、獣じみた叫び声はモンゴルのホーミーみたいに低音と高音が同時に出て、独特な雰囲気をかもしだしていた。矢野顕子なんかもそうだが、ミチロウも言葉を手放した時から本領を発揮する。
トリのバンドは見ずに出て、タクシーで水道通りの方へ。3年前まで私とダンナが住んでいたあたりだ。懐かしいペット・ショップの店長さんにご挨拶し、当時よく行っていた上海料理店に入る。
タクシーでBLACK AND BLUEへ。23時入り。FPがいた。
既に3杯飲んでいたが、ここではジン・ロック3杯にオレンジ・ブロッサムとココモ・ミルクをもらう。
ダンナはアメリカとスージー・クアトロをリクエスト。今日は他人が私の好きなのを次々リクエストするという不思議な日で、最初は隣の女性グループがレオン・ラッセル、ジャパン、ブライアン・イーノを頼み、最後はFPが持込でレッチリの"Can't Stop"と"Dosed"をかけてくれた。BLACK AND BLUEでレッチリが聴けるなんて!
サイモン&ガーファンクルの"America"やウィングスの"Silly Love Songs"もかかった。・・・どちらもダンナとの思い出の曲・・・!
1時半にロックバーRSへ。店員はTJとミエさん、DJはTK。しかしお客に一人も知り合いがいない。珍しいな。
TKの選曲がいい。ストーンズ、フー、エアロ、J.S.B.X.、ニルヴァーナ、ホール、レッチリ。無視しても振り払ってもしつこくアピールしてくるウザイ外人がいたのを除けば、最高に楽しかったな。
4時にタクシーで新宿ロックバーCTへ。入ってすぐ、マスターが"Can't Stop"をかけてくれた。嬉しい。しばらくしたら団体のお客が一気にいなくなったので、カウンターでマスターの選曲を存分に楽しめた。ツェッペリン、T.レックス、などなど。ダンナはジューダスとレッチリをリクエスト。マスターの話も面白く、ダンナもこの店が一番気に入ったらしい。あまりの居心地の良さに、6時までいてしまう。
歌舞伎町の居酒屋で軽く飲んで、タクシーで帰宅。今日はタクシー三昧だな。もともと私が風邪気味で、体が冷えていたので、電車で帰れる気がしなかったのだ。
ダンナは保険証などを取る為に一緒にうちに来る。8時帰宅。私は例によってPCに向かい、ダンナはまたもロック・ビデオにはまる。ガンズ、エアロ、フェイセズ、J.S.B.X.、レッチリ。
しばらくうとうとして目を覚ましたら、ダンナが悲しそうに「もう見るビデオがない」って言ってるしw
どうやら完全に風邪だな。内側からぞくぞく寒い。ダンナに食物など買ってきてもらう。ダンナは20時半に帰る。
(後でパパイヤのサイトを見たら、メインのバンドの演奏の最後にパパイヤとミチロウが出て、ミチロウの「仰げば尊し」をやったって・・・!)
直ぐにも飛び出して見せたい あたしのこの想い今スグ *Kinyoh Kinpatsu / Papay Paranoia (1986) の歌詞。
2003年07月18日(金) |
山川健一氏、生誕50周年記念 |
SS(g)と恵比寿で17時に待合わせ。の、筈が。
着いたのは渋谷に20時過ぎ。SSは既に渋谷に移動してるし。
今日は作家の山川健一氏の誕生パーティーで、20時からだってのに。おまけにSS、他のヒト(ミック師匠)と一緒だってのに(しかも私は初対面)。何でこんな状況で遅刻できるかなー?!!
しかもお二人、「来たばかりだし、まあ一杯飲んで」なんてやさしいこと。・・・二杯飲んでしまいました。
小雨の中、会場のカフェ「ガボウル」へ。赤ワインが配られていたので飲みまくる。
ほどなく山川さんのバンドのライヴが始まる。6人編成のオリジナルで、まさしくストーンズ大好きって感じ。
バンドの音を生で聴くのはいいよね。しかもお酒が入ってると更にいいよね。うずうずしたので、一番前に行って、ボーカル前の床に脚を投げ出してぺたんと座る。
今日はパーティーなんで、光沢のある黒ミニのワンピースに黒のストラップ付ハイヒール、アクセサリーもプラチナとシルバーとダイヤ。ドレッシーなんである。なのに床にぺたん。見事に膝上まで脚を丸出しにして。しかもやっぱり両手に煙草と酒。・・・品がないわあ。
休憩を挟んだ後は、ストーンズ中心に30曲近く。お客をどんどん飛び入りさせる。
一人、ギター、ベース、キーボード、ドラム、ボーカルを全部やった子がいた。しかもいちいち上手い。いるんだなー、こういう子。
ギターを弾いた中の一人が私の好きな音を出してた。甘くてちょっと融通のきかない感じ。
"Sympathy For The Devil"で他の人にボーカルを譲った山川さんが、私の隣に座って、「君、名前なんていうの?」と訊いた。で、何となく気圧されて本名答えてしまった。本名書くのがイヤで、受付の記帳すら辞退したというのに。
さすがに器の大きい人物は、気迫が違うってことか?
いつの間にかSSが消えてるし。大分眠そうだったからなー。
ミック師匠としばらく飲んで、タクシーで新宿へ。私は3丁目の角で降ろしてもらう。
時間は5時近い。MM(g)に電話したら案の定ストーンを出たとこで、今からサザエに行くって。どうしようか迷ったが、雨が降りそうだし、パーティー会場でもらった大きな花束を抱えていたので、帰ることに。
うちに帰って花を生ける。アンティークなベージュとクリーム色の薔薇を書斎に。玄関には向日葵とガーベラ。
前の日記へ |次の日記へ