Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2004年09月16日(木)  just keep going

月曜の夜、というか火曜の早朝に感じた、あの 「死ぬもんか」 という思い。
あれがすでに揺らぐのを感じる。
あることがあって、またもいつもの 「死んじゃいたい」 気分が甦ってきた。
ただ決定的に違うのは、私の中に 「死んではいけない」 という基本が出来たことだ。だからこの気分は、飽くまで気分にとどめる。

ようやく。日曜以来のやりきれない思いを麻痺させることが出来るようになってきた。
考えまい。考えまい。仕事して、食べて、寝て、それだけで時間をやり過ごそう。



2004年09月15日(水)  For sale?

今日はちょっと変わった経験をした。
ある男性(会うのは今日で3回目)が、どうしても私の部屋でコーヒー1杯飲んで一時間一緒に過ごしたいと言うのだ。何度も断ったがかなりしつこい。
彼はもちろん私にたいして下心があるわけで、それは隠していない。だけど、今夜はコーヒーを飲ませてもらえれば満足して帰るというのだ。
しまいにはお金を払うと言い出した。断ったがきかない。「いくらならいい?」 と言うので、私のかつての月給を言ってみた。「30万円」
――――払った。驚いた。そもそも財布にその金額が入っていることが驚き。どうやら40〜50万は入ってたようだ。

本当にマンデリンを1杯、いや2杯飲んで一時間で帰った。「高いコーヒーだったなあ」 と嬉しそうに笑っていた。

彼が帰ってから、何だか笑ってしまった。・・・私って、金になる女だったんだなあw
これって売春なのか? 売春を別の言い方で売笑と言うが、確かに笑顔は売ったよね。
・・・お金か。嫌になるな。私、この先大丈夫か?



2004年09月14日(火)  Rocking, drinking...so I'm still Screaming Bunny.

日曜の夜は朝まで電話、月曜の夜は朝まで飲み。なのであまり寝ていない。疲れた。
3時間だけ寝て、仕事へ。今日は起きた時からぼうっとしている。もうあまり何も考えたくない。

今日は店にAS(g)夫妻が来訪。久美子さんが「元気出して」とお花とお菓子を差し入れてくれた。二人を相手に普通にお喋りする。
カウンターの中にいると、やはり仕事の意識があるせいか自制がきく。バイトを始めていて良かった。しかも夜の仕事で良かった。毎晩自由な時間がたっぷりあったらと思うとぞっとする。

何と、bbs会員のTTが来てくれた。彼とは去年新宿ロックバーCで一度会っただけ。なのに、サイトを見て、店を探し当てて来てくれたのだ。感激。
TTはどうやらASを気に入ったらしく、「今度二人で札幌ビール工場に行きませんか?」 と口説いていた。・・・すてき・・・・・。

ところでこの仕事、もう3週目になるが。
どうやら向いているらしい。来てくれた友だちも皆、立派にこなしていると言ってくれるし、何より自分が楽しい。
ここはロックバーではないものの、ロックやジャズをかけるショットバーで、私がカウンターの中に立って一人でやっている。こういう仕事は初めてだが、結局これをやろうと思ったのは、BLACK AND BLUEのマスターの影響がかなり大きい。

そしてこの仕事は当然の帰結でもあった。私は、社会復帰したらもうScreaming Bunnyではいられない筈だった。サイトも閉じるかもしれなかった。ところがこのやり方なら、働きつつScreaming Bunnyをキープしていける。



2004年09月13日(月)  Let's hope that we continue to live.

携帯メールの着信音で目が覚めた。何件か来ているメールの殆どがBLACK AND BLUEのマスターのこと。
・・・ああ。夕べの記憶が甦るよりも早く、この件を突きつけられるのか。
いきなりこの件で一日を始めるのか。
きついなあw

のろのろとシャワーを浴びて着替える。服もバッグも靴も全て黒にする。こんなのは自己満足よと思いながら、アクセサリーまで黒を選ぶ。
香水も今日は変えた。ぼうっとしていたのでアンティークの香水壜を取り落とし、ニナ・リッチをひと壜床にぶちまける。

出勤。少し遅刻。
常連さんから携帯にメール。これからBLACK AND BLUEの前まで行くんだと言う。
どうやら今夜は、それぞれ店の前まで行った常連さんたちが、近くの居酒屋に集まって飲んだようだ。ロック・バーに行く気分にはなれなかったんだろう。
私も行きたかったなと思うが、すぐに、いや行かなくてよかったと考える。常連さんたちとどっぷり思い出に浸るなんてとても耐えられない。

23時半近くなってTACさんが店に来た。0時過ぎには猫ちゃんも来た。
猫ちゃんがいつになく饒舌で、何だか気が紛れた。二人が好きそうな曲を色々かけた。

レッチリの Dosed もかける。私なりの追悼。
All I ever wanted was your life.
(生きていてくれさえすればよかったのに)

2時に、「ラスト・ソングです」 とS&GのScarborough Fair 。
猫ちゃんは隠れ家へと去り、私とTACさんは近所の居酒屋へ飲みに行く。さっきまでは一応仕事中だったのでこらえられたが、またも泣いてしまう。
二人とも、ただ悲しいというよりも、納得できないという思いが強い。マスターに文句を言いたい。でもそれすら出来ない。泣きたくなんかないんだよ、畜生!と思う。
ふと、「BLACK AND BLUEを返してよ」 という言葉が出た。あの店は私の人生の一部でもあったのに。ああいう場所を、居心地の良い場所をつくっておいて、どっぷり気持良く浸らせておいて、いきなり取り上げるなんて。ひど過ぎる。
私はあの空間を、行くたびに100%享受していた。そして結局それはマスターがつくった空間で、彼の人柄の反映だった。素っ気なく冷たいはずの黒と蒼の色彩が、やわらかく優しくぼやけていた。

6時半にTACさんと別れて帰宅途中、歩道橋を渡った。途端にいつもの不安感が襲って来る。
私には、不安神経症のひとつなんだろうが、少し変わった高所恐怖がある。飛び降りたくなるのだ。特に歩道橋はそれが強く、たまに中央付近で立ち止まり下を見てしまったりすると、車の流れに吸い込まれそうになる。
その衝動をぐっと抑えつける。
私は死なない。
今が一番、先の見えない時だけど。
誰か、助けて。私は生きていくから。

Let's hope that we continue to live. (生き続けられることを願おう)  *ポール・サイモンがライヴ中に客に「何か言ってくれ!」と言われた時の言葉。


2004年09月12日(日)  can't catch

水谷くん(g)が起きたので朝食を作る。と言っても冷蔵庫がカラなので、コーヒー、温めたロールパン、クランベリージャムとマーマレード、ハムステーキのみ。
デラニー&ボニーと、水谷くんが今はまっているというレイナード・スキナードのビデオを見せてあげる。・・・全く夕べから二人とも飽きないこと。
水谷くんは12時に帰る。

午後にBLACK AND BLUEの常連さんからメール。まだマスターと連絡がつかないと言う。
夜になってもお店が閉まっているらしい。とうとう常連さん達が警察に行ったという連絡が入った。
どうも落ち着かない。動きがあればすぐに連絡が来ることになっていたが、待っておれず、こちらからメールで訊ねた。3分後の23時に 「まだわからない」という返信が来た。
ところが。そのたった3分後に、今メールをくれた人物から電話。
ぞくっとしながら電話に出る。

訃報。
最悪の。

いくら何でもこんなことは想像していなかった。
気づいたら、「いやだ、いやだ、いやだ」 と繰り返していた。
何それ。意味がわからないんだけど。
どうして。なんでそんな。どういうこと。
意味がわからないんだけど。

常連さん達から電話が入る。こちらも数名に連絡する。
夜中じゅう、常連さんの一人と電話で話した。怒って、泣いている。こっちも泣いてる。頭が痛い。眠れない。朝10時まで起きていて、それから気絶するように眠った。



2004年09月11日(土)  talk about rock

22時半に水谷くん(g)と会う。お酒や食べ物を買って我家へ。
ハノイガンズブラック・クロウズホールのビデオなど見る。
ロックは美学がなきゃ駄目よ!という話をする。「というか、それ以外何があるんだ!」 と水谷くん。だよねー。

二人、飽きもせずえんえんとロック話。
5時頃、水谷くんが眠くなってソファベッドで寝る。私はしばらくPCしていたが、爆睡する水谷くんを見ていたら妙に眠くなったので少し横になる。

この夜、BLACK AND BLUEの常連さん二人から電話があった。店が金曜から閉まっているらしい。(確かに私が3時に行った時も閉まっていた)
マスターは自宅の電話にも出ないし、携帯は電源を切っているという。見れば、毎日必ず更新するbbsも止まっている。
臨時休業なら必ず店のbbsに書く人だ。確かにちょっと異常事態ではある。何事もなければよいが。



2004年09月10日(金)  uncool

おっちゃん(drs)と荻窪駅で21時に待合せ。の、筈が。20分遅刻。事前におっちゃんから電話確認が入ったので、待たせずに済む。さすが、初めての待合せで1時間45分待たされた経験者は違うなw

しかし今夜の私はダサい。出る前まで雨だったので、気合が入らなかったのだ。すっぴんなのは最近じゃいつものことだが、服もバイトに行く時と同じだし、リュックの中に珍しく折畳み傘なんか持っているのがダサ過ぎ。何だかなー。守りに入ったら負けだわ。ロックは美学よ。・・・何だかなーw

新宿のCrawdaddy Clubへ。ステージがあって楽器がおいてあり、お客同士がセッションの出来るロック・バーだ。ザ・バンドがかかってた。いい店じゃんw
30分後にAKIHI(vo,g)も来る。彼は何しろマルチ・プレーヤーだから、こういうバーは楽しいよね。生き生きとギター、ベース、キーボード、ボーカルをこなす。ドラムは主におっちゃんが叩く。相変わらず楽しそうに叩くなあ。
私も歌う。ストーンズフーキンクス。歌詞がちゃんとわからない曲が多いが、そこはつくったw
楽しくて3時までいた。また来ようっと。

おっちゃんとAKIHIとBLACK AND BLUEへ行ってみるが閉まっている。
何だよー!と言いつつストーンへ。わ!MM(g)がいた。ようやく会えたね!と抱擁。あら、MC、KK、俊ちゃん、ひさこちゃん、猫ちゃんもいるじゃん!
'Can't Stop'かけてもらって大騒ぎ。

猫ちゃんとおっちゃんは意気投合してなかざわへ。私はMMの待つサザエに向かうが、絶対すぐそこの筈なのに場所がわからない。・・・仕方なくAKIHI と帰る。荻窪についたらMM から電話、「電話すれば良かったのに!」・・・そうだね、残念。6時帰宅。



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