2006年03月19日(日) |
Would fall for her incognito |
昨日は家に帰って夕べもらったクッキーの一気食い。その後も、木曜から風邪気味なのを理由にしっかり食べて。ふと気づくと体重が大変なことに。
マチちゃんにメールして、体重がヤバイと言う。返信が、「太ったって言ったって、Bunnyちゃんならせいぜい○○Kgくらい?」 ・・・あ、合ってる。
せいぜいって言うけどさあ。4ヶ月前より4Kg増。4年前に比べたら何と7Kg増だよ?!(もっともあの頃は、ショーツが体から落ちそうなほど痩せていたが) 現在、体重はとても書けないが、体脂肪は23(男性で言えば13)だ。
よし。こうしよう。4月いっぱいで4ヶ月前の体重(4kg減)に戻せなかったら、マチちゃんにレッチリの新譜を進呈するよ。
更にダメ押しで。5月1日の時点で今より2Kg減が出来ていない場合は、マチちゃんにフジ・ロックの通しチケットをプレゼントするわ。
マチちゃん、匿名で食べ物とか送ってくるんじゃないわよっ??
Would fall for her incognito (彼女の匿名に騙される) *Babooshka / Kate Bush (1980) の歌詞。
2006年03月17日(金) |
Ooh want you today. I'm ready for love |
「新しい彼氏とお店に行きます」と、りなちゃんからメール。・・・いいな、「新しい彼氏」って響き。
ほどなく現れた。・・・まーた見た目で選んだわね、この子は。趣味が私とかぶるらしく、いつも細くてヘタレっぽい子だ。しかし今回は「お金持ち」だという。・・・いいな、お金持ちの「新しい彼氏」。
クリスマス前から「彼氏緊急募集中」だって言ってるのに、もう春なんだけど。何がいけないの? 何もしてないのがいけないのか? 黙って待ってれば馬に乗った王子様が来るんじゃないの??
ケンタくんご来店。ホワイト・デーのクッキーを持ってきてくれる。(これが美味かった!)
AlanくんとHanaちゃんご来店。Alanくんが、「Bunnyさん、ケンタとつきあえばいいじゃないですか。いつでもケンタッキー食えるし」だと。そ、その為だけですか? いや別に、つきあわなくてもいつでも持ってきてもらえるしw
いーい? もう一回言うわよ?
一人暮らしで体脂肪ひとケタでレッチリ好きなバンドマン(お金持ちなら尚良しw)の彼氏、緊急募集中。
何か間違ってますか??
Ooh want you today. I'm ready for love (彼氏緊急募集中w) *Ready For Love / Mott The Hoople (1972) の歌詞。
10日に出たロック雑誌を見て、大阪から出張中のお客様がご来店。やはりあの地図を見てさんざん迷ったという。(ほら見ろ!) ファニー・メイの常連さんで、みーこちゃんのことも知っていた。おお。
ちなみに今日は地方出身者デーだった。お客の出身地が、長崎、京都、名古屋、愛媛、大阪、サン・フランシスコ(w)だったのだ。そして私が沖縄ね。
その大阪からのお客様は、生まれて初めて高円寺に来たという。「高円寺はどんな街ですか?」と訊かれたので、私も常連客も「日本のインドです」、「法律もここだけ違うらしいです」と口々にけなし、いや、ありのままを伝える。それを聞いて、どうやら高円寺に好感を持ったらしいお客様。・・・さすが大阪人ですねw
聞けば高円寺には大阪と沖縄の人間が多いらしい。沖縄もかあ・・・。
日本印度化計画 *筋肉少女帯の曲。(1989)
2006年03月15日(水) |
The bigger the better |
元ダンナからホワイト・デーのプレゼントが届いた。ブルー・トパーズのペンダント。結婚している頃から欲しくて、カタログなど取り寄せたりしたが、なかなか決められないでいた。今回もらったのは直径1cmで4カラットもある。届いてみて正直「でか!」と思ったが。最初私がネット上でいくつか選び、元ダンナに画像を見せた時、彼が「大きい方にしなよ」と言ったのだ。いかにも男らしい意見だw
荻窪駅でえみさんと会って(20分遅刻。ごめん!)、軽く買出ししてうちでゴハン。久々にミートローフ食べたら美味かったなあ。上手につくったミートローフって、この世で一番好きな料理かも。私が赤ワインで即席につくったサングリアと、白パンによく合う。
あとは今日本来のお楽しみであるチョコ食べまくり。ずっとチョコはひかえているから(最初は肌荒れ防止。更には糖分がパニックの原因になると知ったから)、今日は特例。沖縄の実家から送ってもらったハーシーズ、キッシーズ、スニッカーズ、えみさん持込のチョコ3箱(中国製のマンゴー・チョコが、地味ながら旨い)、買ってきたアフター・エイト(ミントチョコ)とギリアンのオレンジ。これをコーヒーを飲みながら次々食べる。・・・ああ、明日のお肌の状態が心配!
(3/26up)
The bigger the better (大きい方がいい) *Bang / Yeah Yeah Yeahs (2001) の歌詞。
2006年03月14日(火) |
I's so soothing to know that you'll sue me, this is starting to sound the same |
出勤前に新宿のカフェで面接。カフェだぞ? そして採用ならここが仕事現場になる。つまり「カフェで英会話」というわけ。この形態は最近流行っているらしく、現にお隣のテーブルでも、他校の外人講師が授業中だった。
面接は通過。次回研修が待っている。やはりこのカフェで。
帰りにタワーレコードに寄り、頂き物のギフト券でCDを買うつもりが、洋書(雑誌)が充実していることに気づき、TimeとReader's Digestを買う。Reader's Digestは、ずっと父が予約購読していたので子供の頃からよく読んでいた。もっともあの頃は日本語版だったが。
出勤。まるちゃんがご来店。今日はニルヴァーナUKのCDで面白いものを持ってくるというので期待していたら。
「驚くよ」というその曲をかけたが、イントロには全然聞き覚えがない。ところが歌が始まった瞬間、何だか感覚がぐにゃっとなる。あ?私コレ知ってるわ。コレってコレって・・・・・
「ニルヴァーナじゃん」 'Lithium'だ。
────読んでいる方も混乱するだろうから、最初からまとめよう。
つまり、前にも書いたが、1967年デビューのニルヴァーナというイギリスのバンドがいるのだ。で、'80年代には活動休止していたのだが、カート・コバーンのニルヴァーナがデビューして有名になったと見るや、元祖ニルヴァーナは名称使用権で訴訟を起こし(結果、ニルヴァーナUKと呼ばれることに)、何とそれを機に活動再開。それだけでも充分驚きなのに。
カートが自殺した2年後の1996年、ニルヴァーナUKが出した新譜の中に、(USの)ニルヴァーナの曲'Lithium'のカヴァーが入っていたというわけ。
そしてニルヴァーナUKは、今日も存続しているのである。
・・・・・・・・凄い。凄過ぎる。何て商魂たくましいんだ。
ニルヴァーナUK側は、'Lithium'のカヴァーを「カートへの追悼」と言っているらしいが。いやあの、たしかにホールもR.E.M.もレッチリもその歌詞の中でカートの死を悼んでいるが。あなた達がやるのは変じゃないですか?
それにしてもまるちゃん、ニルヴァーナUKのことは、カート・コバーンのニルヴァーナがデビューする前から聴いているという。それどころかアルバムも殆ど持っているし。凄い。凄すぎるw
ちなみに。世間がどれほどこの「ニルヴァーナ」問題に混乱しているかというと。AmazonでニルヴァーナUKのCDを出してみると、「あわせて買いたい」というお勧めコーナーにはUSのニルヴァーナのCDが並んでいる。(*この件を2/22にbbsで「いい加減」と叩いたが。今見たら、私がリンクを貼った該当ページだけ、「あわせて買いたい」が削除されていた。他のページは内容が直っている。Amazonさん、もしやうちのbbs見ました?w) そして「このCDを買った人はこんなCDも買っています」というコーナーには、思いっきりUSのニルヴァーナのCDが。・・・皆きっちり騙されているらしい。
Yahoo!のLaunch CastでニルヴァーナUKを出すと、「Biography」や「Albums」はちゃんとしているのに、「photos」に載っているのはこの写真だ。
みんな、落ち着けっw
(3/21up)
I's so soothing to know that you'll sue me, this is starting to sound the same (おまえらが俺達を訴えるのは面白いな。そして同じ曲をやるんだな) *Frances Farmer Will Have Her Revenge On Seattle / Nirvana (1993) の歌詞。
* sound the sameは、「同じだと感じる」という意味だが、直訳すると「同じ音を出す」となる。
2006年03月13日(月) |
I Feel Much Better |
今日はわけあってお休み。夕方、ブックオフに本を多数売り、美容院でカットの直しをした後、本屋に行って、頂き物の図書券で翻訳の情報誌を買う。この数年、本やCDを含む買物の殆どがネットなので、リアルの本屋に来ることは滅多にない。CDはネットなら品揃えは圧倒的に多く、探すのも早く、値段もかなり安いから、もはやリアルのCDショップには何の魅力も感じないが。本屋に関してはたまに来るとやっぱり気分が良くなる。(除くブックオフ。あの騒がしさと品のなさは、本屋ではなく動物園に近い)
帰宅中にSad Cafeの前を通ったら、看板の電気がついていた。・・・営業中だ。
未だに未払いの給料が4万5千円近くあるのだ。もう辞めてから1年もたつというのに。最後にオーナーと会ったのは去年の5月。逆切れして私を責めるオーナーの手を取って握り締め、「早く気持ちよく縁を切りましょう。お金さえ払ってくれればそれでいいんです」と目を見つめて言った。で、結局それ以来会っていない。Sad Cafeが殆ど開いていないし(ひとが探せないのだ)、開いていても、私の仕事時間と重なるし。
しかし。気分的にはもう、あんな諍いをまた繰り返すくらいなら、4万くらいくれてやりたい。だけどそれでは、私の中の筋が通らない。私の前にも何人も給料を踏み倒された子たちがいて、彼女らがあっさりと泣き寝入りしているからこそ、次の私が迷惑しているのだ。私の次をつくるのに協力するべきではない。
しばらく躊躇ったが、思い切って店に入る。やる気なさげに散らかった店内は去年5月に見たままだ。
にっこり笑って愛想良く挨拶した。そしたら驚いたことにいきなりオーナーの方から、「いくらだっけ」と訊く。未払い額を伝えたら、「月末には何とか。全額は無理だけど。払う気はあるんだ」と言う。見れば相当やつれている。既に建築事務所も閉め、いくつも持っていた店舗も全て手放し、日雇いの現場仕事をしながらたまにSad Cafeをあけているらしい。ここが最後の砦なのだ。
だからと言って特に同情はしないし、また「払う気はある」という言葉を鵜呑みにするわけもない。けれど、(弱ったせいかもしれないが)オーナーが表面上だけでも私に礼儀正しく柔らかく応対したことで、かなりほっとした。結局私が欲しいのはこういう人間らしい会話であって、かつてのオーナーはそれを望むべくもなかったのだ。
「顔色が悪いですから、お体大事にしてくださいね」と言って、店を出た。月末に行った時にオーナーの態度が豹変する可能性はあるが、今日のところはかなりいい気分だ。
去年の5月に会った時は、Ronnyと一日楽しく過ごした帰りだった。せっかくの気分を台無しにしたくなかったので、入るのもためらったのだが。
その時興奮したオーナーにたいして決して切れなかったのは、外で待っているRonnyの為だった。怒って、彼に愚痴を言いたくない。今の楽しい気分のままで彼とうちに帰りたい。だから毅然としつつも声ひとつあらげなかった。それが出来た自分に満足した。
今日は一人だが。あの日よりもさらに気分がいい。
(3/20up)
I Feel Much Better (ずっと気分がいい) *Small Faces の曲。(1967)
2006年03月11日(土) |
athazagoraphobia |
実は昨日は大事件(?)があった。ひかるちゃんがCROSS ROADに現れたのだ。
メールはちょくちょく来ていたのだが。いつも署名がないので「誰?」と冷たく返したらそれっきりの繰り返しだった。それを私が先日思うところあって非常に優しい(要するに普通のw)応対をしたところ、メールの頻度が上がっていたのだ。
で、そのメールで彼女が言うことには。この日記、読んでるんだと。
「どうやって見つけたの?」と訊いたら、彼女の返事が「読まないほうがいいみたいだったから、ちらっと見ただけです。心配しないで」といった感じだった。・・・いやあの、誰も「心配」なんかしてませんって。見つけた方法を訊いてるんだよ。普通の人間ならScreaming Bunnyという名前さえ知ってれば検索で一発で見つけるんだけど、私は正直あなたにはその発想もないと思ってたからさ。(実際長い間見つけていなかったし)
そして彼女が「ちらっと読んだだけなんだけど」と但し書きをつけてあれこれコメントするところを見ると、結構読んでると思うな。
つまり、この文章も彼女が読んでる可能性がおおいにあるってことよ。すごくない? そして彼女はまるっきり怒っていないのだ。
ひかるちゃん、あなたは私が思っていた以上の人物だわ。いや、色んな意味でw
そしてはっきり言うけど。私はこの日記は、最終的には誰に読まれてもいい覚悟で書いている。だからあなたがこれを読んだことで、私が慌てるなんてことはないのよ。書いたことについて訂正する気もない。
だけど、覚悟のない人間はいるもんでね。この日記を読んだ彼女から、「ねえ、あなた私のこと、〜〜って言ったの?」と訊かれて慌てた某男性は、いかにも私がデタラメを書いているかのように言ったらしい。・・・ふざけんなてめえ。実際は私がいかにやわらげて書いたか、自分が一番知ってるだろうが。
あ、ちなみにあなたが初めから彼女をカモにするつもりでいたことは軽くぶちまけておいたから。後は好きに取り繕ってください。
で、まあ、ひかるちゃん。リアルで会うのは1年2ヶ月ぶり。高円寺駅からCROSS ROADまでの単純な2分の道のりをさんざん迷うところから始めて、全く変わらぬボケっぷり。私の髪(ストレート・アイロンをかけているので、お客にもよく「真直ぐだね」と言われる)を見て、「ソバージュかけた?」と言う。
「Ronnyとはその後どう?」と訊かれる。・・・別れたの夏だよ。あまりに前のこと過ぎて、どうもこうも。「ほら、私は気に入っていたから」と言うので、じゃあつきあえば?と言ったら、「いやあよ、Bunnyちゃんのお古なんて」と言う。お古も何も最初からヒトの旦那じゃん、と言ったら、「それとこれとは違うわよ〜」 ・・・あ、確かにそれはそうね。たまにはマトモなことも言うんだなw
しかし。今さらコメントする気になれない私に、ひかるちゃんは色々訊きたいらしく、あれこれ質問を繰り返す。その中で、「BunnyちゃんにとってRonnyとの恋は現実逃避だったんじゃない?」と何度も言うので、(Ronnyはともかく)私の側に逃避しなきゃいけない何があったって言うのよ?と答えたが。しばらくして、彼女が単純に単語の意味を間違っていることに気づいた。どうやら「夢のような」という意味で使っているらしい。「悪い意味で言ってるんじゃないのよ」というが、「現実逃避」には悪い意味しかないですからw
けれど全体的にかなり大人しかったな、ひかるちゃん。思いあたる理由もないではないが。私の側のせいもあるかもしれない。
というのは私があまり怒らなかったのだ。さすがにこの仕事を始めて1年半、お客にたいして感じたままを出さない訓練が少しは出来たらしい。以前には、Screaming Bunnyになって以来怒りを抑えられるようになった私の、唯一の例外がひかるちゃん相手の時だったのだが。とうとうこれもクリアか? しかしそうなってみるとひかるちゃんがしょんぼりしていると言うのも、何だかなあ。怒りというダイレクトな反応がないことで、無視されているように感じるのか。
ま、大人しいままでいてくれてかまいませんがw
ひかるちゃんが帰った後に現れた、40代と30代の男性二人連れ。40代のほうが、「俺、リッチー・ブラックモア好きなんだよねえ」というので、ディープ・パープルの超有名曲Highway Starをかけたら。
「これ、誰だっけ?」と40代。
「・・・さあ、オジーじゃないすか?」と30代。
・・・・・・・・・・・・あっw
夕べは何だか、疲れたなあww
athazagoraphobia (無視されることへの恐怖)
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