Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


この日記のアクセス数
*1日の最高=2,411件('08,10,20)
*1時間の最高=383件('08,10,20)


2008年10月19日(日)  Just let me go naturally

朝5時に、41時間ぶりに寝る。

19時から荻窪リンキーディンクで、来週のBセッションの為の、一回こっきりのリハ。の、筈が。
15分遅刻。うわあ。MY(b)以外全員初対面で、しかもわざわざ荻窪まで来てもらってるってのに。遅刻。うわあ。スミマセンスミマセン。
遅刻の理由が、一旦メイクし始めたのだが、どうものらないので洗顔して落としてたからだってのがまた・・・。

今日もまだ風邪気味だ。熱っぽいしおなかが痛い。おまけに今日は喉にも来ている。声量がないうえにしゃがれる。
でも一番ダメだったのは、全く気力がないこと。途中までは音作りに参加しようという意識がまるでなかった。自分で選んだ曲なのに。これでは周りの皆さまに申し訳ない。
初めて意識がふっと戻ったのが、パティ・スミスをやっている時、PT(g)が「ここだけはsus4が入るんだよね。ここはちゃんとやりたいんだ」と他のメンバーに言った瞬間。ギターコードなんか全然把握してなかったけど、何を言っているかはすぐわかった。そう、そのコードはその曲のかなめです。
・・・思い出した。前にkz(g)と遊びで一度だけスタジオに入った時にこの曲をやって、彼がまさにそこのコードを変えないので、ダメ出ししたんだ。「違う」と言ったら驚いている彼を見て、ここがわからないということは、全くこの曲に愛がないなと思った。
だからPTがそういうのを聞いて、ああこの人、ちゃんとこの曲に取り組んでくれてるんだな、と感じた。実は今回選んだ3曲とも、国王がパティの曲を知っている以外は、全員が初めて聴く曲、どころか初めて知るアーティストらしいのだ。だけどきちんとつかんでくれてるんだな。
で、ようやく私のスイッチが入ったが。遅い。絶望的に遅い。
そして私の選曲がかなり面倒を引き起こしていると見えて、皆さん相当に苦労している気配。上手い方たちなので、テクの問題ではない。・・・そうか、ガール・ブラザーズローラ・ニーロって、知らないと消化するのが大変なのか。自分的には水や空気のように馴染んでいる曲だから、全くそんな風には考えなかったなあ。

特に、シンプルだと思っていたガール・ブラザーズを、これが一番問題ありだとMYが言うのでびっくり。私がこの曲に関して心配したのは、5弦ベースの音域にまで下がっているベース音をどうするのかということだけだった。ところがその点は、MYがベースを2本(1本の弦をメチャクチャゆるめて)用意することで簡単に解決してくれた。
この曲はリズム隊にかかっている。TS(drs)が、始める前にイントロ部分のバスドラを踏んでいるのを聞いて、「・・・ああ、ソレ違うな」と思っていたが。実際に曲を始めてみたら、しっかりとあの大事なイメージ通りにやってくれたので、すっきり。ハイハットタンブリン(っていうのか、アレ?)も購入してくれたらしく、まさしく同じ音が再現されている。

しかし。とにかく今日の私は体調不良でピリピリしちゃってて。非常に態度もよろしくなかった。MY、ごめんよー。
歌が上手に歌えないのも勿論辛いことだが。自然に歌えないのは、一番こたえるな。

Just let me go naturally (ただ自然にしていたい)  *And When I Die / Laura Nyro (1967) の歌詞。



2008年10月18日(土)  bulletin board system

日付変わって1時頃から4時半まで、バンドのbbsで国王とチャット状態で書込みしあう。バンドScreaming Bunnyのbbsも結構内容が面白いと思うが、この板はメンバーしか見られないようにしてある。バンドのbbsをそういう形式にするのはこれが初めてだ。公開すれば、かつてのXeroX板やKinkstones板のようにアクセスは一日100件くらいはいくかもしれないが。(今は私自身のbbsがないからもっといくか?)
メンバーしか見ていない安心感もなかなか良くて、これはこれで気に入っている。

で、実は。XeroX板って、まだあるのだよ
一旦消滅させたものの、しばらくしてからこっそり復活させたのだ。そしてこの板、実はいまだにちょいちょいアクセスがある。誰かがさり気に発見してるんだな。
消さなかった理由は、あまりにも「面白いから」だ。
私にとってXeroXというバンドは、2003〜2004年の初代も、2005〜2006年のこの時も、とにかく人間関係がぐっちゃぐちゃであった。日記に書けないことだらけで、書いてあることの100倍ぐちゃぐちゃしていた。その雰囲気の一端をこのbbsは見事に記録していて、消すのが惜しかったのだ。
このbbsがここまで面白い一番の理由は、Nobu(b)がアホだからだ。そしてそのアホに私がいちいち本気で激怒していたからである。夜中に電話がきて、バンドの話でコーフンして泣きながら怒鳴りつけたりしてたんだから、20代のお子ちゃま相手に大人げないったらありゃしないのだ。
しかし。そういう体当たりな人間関係は、とにかく面白いのだよ。うん。

bulletin board system (=bbs)



2008年10月17日(金)  This is the music for you. Take it and vomit

12時半起。本日はリハだ。AM(g)がひどい風邪だというので、じゃあ今日は私がAMのパートも全部歌うからなどとメールしていたら。
17時20分に突如寒気と鼻水が。・・・あっ。今、風邪ひいた。

19時からのリハに(ティッシュ買っていて)5分遅刻。(けど、早い!!) いつもならコーヒーを買っていくが、今日はエビアン水。
MY(b)が珍しく遅れるというので、まずはAMと二人でアコースティックを1曲合せる。目を閉じて熱唱していたら、いつの間にかMYが到着して、邪魔しないようにとドア横に張りついていた。目を開けたらいたので驚愕。(ゴキブリを発見した気分。自分一人きりのつもりが、この部屋に違う生き物がいる!と気づいた時の驚きみたいなw)
しかしそのMYがマスクをしている。風邪ひいてるって。・・・あらっw

こうなったらKP(drs)も風邪ひいてないと、と思っていたら。50分遅れで元気に到着。「・・・空気を読めないヒト」と無茶な非難を浴びせる。ま、でもこの密室でのリハで、帰るまでに誰かの風邪がうつるだろ。

結局鼻水は出なかったし、喉の調子も悪くなかったが。気持ち悪くて困った。何故かギターイントロのたびに「吐きそう・・・」と言うので、AMが自分のギターが気持ち悪いのかとびびる。耳が遠くなってるせいか音が取れないし。
しかし熱心なMYは、自分も弱っている筈なのに容赦なく休憩なしで進行するので、だんだんAMがラリってきて、しまいには本当に「気持ち悪い」ギターを弾きだすw

けど。弱ってダメダメの今日のリハ、何だかそれはそれで面白かった。
終わったらちょっと元気になってしまい、結局帰宅してからもずっと寝ない。

This is the music for you. Take it and vomit (この音楽を聴いて吐け)  *Music For You / Screaming Bunny (2004) の歌詞。



2008年10月16日(木)  Ooooh that smell

授業に出かけようとばたばたしていたら携帯に着信。ばたばた中なので取らず。見ればSH(g)からだ。
彼とは2002年に知り合い、すぐに「つきあってくれ」と言われたが、何しろSHは当時岐阜在住。遠恋なんか興味がないので断り、その後も彼からはたまに連絡が来る。今は京都に住んでる筈だけど、また「東京に来たから会いたい」とでもいうのかな。そりゃ今の私は彼氏絶賛募集中の身ではあるが、しかし、SHねえ・・・とそこまで考えてふと気づく。
―――私、彼の顔も知らないや。そういや会ったことはおろか、画像すら見たことないっけ。
あちらは私の顔をネット上で見てはいるが。しかし、よくそんなんでつきあいたいなんて思えるなあ。
実は去年、日記には書かなかったが、会ったこともない人に「お嫁さんになってほしい」と言われた。メールと電話で恋をしたんだそうだ。そりゃね、私の思想や性格はそれでわかるかもしれない。でも「リアル」の恐ろしさを知らないとしか思えない。
例えば会ってみて、ものすごく「臭かったら」どうするんだろう。
(一応言いますと、私は抱きしめるととてもいい香りがするらしいです。飲み屋で女の子を抱擁するとよく言われます。ね、ゆかちん?)

授業後、南阿佐ヶ谷ロックバーBへ。横に座った男性が話しかけてくるのはいいんだけど、いきなり「海の真ん中にいても絶対方向とかわかるタイプでしょ」とか言うのだ。「絶対そうだよ。俺にはわかるよ」って。・・・てめえ、喧嘩売ってやがんのか。
マスターが「RCサクセションのハードフォークをかけていたので、喜んで鑑賞していたら、その男に「こういう感じの音楽が好きなんだ?」と言われてさらにむかっとくる。私はなあ、何かひとつ知っただけで「こういうの好きなんだ?」と言われるのが大っ嫌いなんだよ。ロックなら1962年から2008年まで聴く。そこまで幅の狭い人間じゃないんだ。
大体、RCサクセションを「こういう感じ」って。どこの世界にRCみたいなバンドがいるっていうんだ、ああ?
・・・とか思ってたら、お酒おごってくれた。あれ?(ま、いただきまーす)

つまんねえから帰ろうと思っていたら、美香さん登場。
美香さんは引き続きロックを色々お勉強中らしい。モニターでずっとアイアン・メイデンのライヴが流れていたので、お客やマスターが「メイデンがどうたらこうたら」と話していたら、美香さんがこそっと私に訊いた。「・・・メイデンっていうのは、チームの名前?」 ・・・チーム!
その場でマスターと二人、「名古屋の鉄道だよ。名電」などとデタラメをおしえあう。

かなり遅い時間になってから、一見さんご来店。33歳の男性で、見るからに真面目そう。ニール・ヤングが好きだという。
その彼にマスターが「レイナード・スキナードが好きだ」と言ったら、「れいなーど好きなの??」ときょとんとしている。マスターの方はその聞き違いに気づかないので、私が突っ込んだ。「『好きなの』じゃなくてスキナード。サザン・ロックだよ」 そしたら余計に混乱している。サザン・ロックというジャンル自体知らないらしい。
「ということはスワンプなんか知らないね?」
「知りません」
「ということはレオン・ラッセルなんか知るわけないか」
「あ、大好きです」
―――えええ。何故!
レオン・ラッセルがスワンプだと言ったら驚いている。何となくふっと、「ブラック・クロウズは?」と訊いたら、それも好きとのこと。「ブラック・クロウズはサザン・ロックがルーツだよ」と言ったらこれまたびっくり。知識が連続せず、あちこちぽかっと抜けているらしい。女性には多いが、男性には珍しいな。
ま、ジャンル名なんていうのは、知っていれば話が早いというに過ぎないが。

帰りはその彼にバイクで送ってもらい、6時帰宅。
(お読みの皆さまへ。Bは4時閉店です。長居して迷惑かけちゃいけませんよw)

Ooooh that smell (ものすごく臭い)  *That Smell / Lynyrd Skynyrd (1977) の歌詞。



2008年10月15日(水)  You've got kissability

すごく久々にアンサイクロペディア(Wikipediaのパロディ)をチェックしたら、相変わらずものすごく項目が偏ったままで、グレアム・コクソンの項も健在。何となく久しぶりに読んでみたら、文中の「グレアムの物真似」というところにリンクが張ってあったので、クリックしてみたら「鬱病」の項に飛んだ。・・・なるほど。
私から見るとグレアムは、そわそわと落ち着きがなくて、思ったままべらべらと喋るところなど躁病にすら見えるけど。
しかし鬱病をグレアムの物真似というのは解らなくもない。勿論この場合、本当に重度の障害に悩まされているわけではない、アンサイクロペディアいうところの「怠け病」患者の話であり、そういう人間は鬱病にでもなってみせないと己の個性が何ひとつないんだろう。

さてと。ソニック・ユースを聴こう。元ダンナに送ってもらった82枚の音源に今日までひるんでいたが、せめて8枚くらいは聴かねば。XTCのほうは好きだから送ってもらったのだが、ソニック・ユースは一度ちゃんと聴いてみたかったのだ。前からこのバンドはどうも把握出来なくて。カーペンターズのカヴァーなどは妙にかっこいいが。どうも実体がつかめない。
で、今回聴き始めてみたら、すぐさま'I Dreamed I Dream'が気に入った。これはちょっとクセになるな。
"...Shift. Fucking youth"というあたりが何かを連想するなと思ったら。歌詞こそ全く違うが、ゼルダの1stに入っている「ソナタ815」に似てないか。ゼルダの1stは1982年。見ればこの'I Dreamed I Dream'も1982年。・・・佐代子がこの曲を好きだったなんてあり得るのかな。
しかし。ソニック・ユースを次々に聴くうちに、何故なかなか把握が出来なかったのかが簡単にわかってしまった。要するに私、あの夫婦(夫婦だというのも初めて知ったが)の、ダンナの方の声が嫌いなんだ。一方妻のキムはすごくいい声をしていると思う。ボーカルはほぼ交代で取っているようなので、アルバムを聴くとほぼ1曲おきに飛ばすことになる。
(カーペンターズの'Superstar'はダンナの方が歌ってるんだけど。あれは一発芸に近いからなあ)

で、まあ。日記の日付が4日もぶっ飛んでいるのは、まさに「日記を書く為に他に何もせず家にいたから」という理由で、またしても(この日記にたまにあるように)メタフィクションみたいな話でアレだけど。
しかし実は。この飛ばした4日で、私の心理状態にいきなりなハプニングがあった。この間に離婚の件も書ききってすっきりしたことも一因なのか。何だか知らないけど。
・・・この「ときめき」は、久しぶりだなあ。
どのくらい「久しぶり」なのか、日記で確認してみたら、2006年まで遡ってしまった。・・・ってちょっと待て。それはおかしくないか。
・・・うん、でも、わかってはいたんだよね。今回の結婚に、「恋」の感覚が欠落していたことは。「寝顔を可愛いと思わない時は恋してない」という自分なりの判定基準(まさにそこでNobu(b)も最初からハズレてたわけだし)を、今回はきれいさっぱり無視していた。2004年にも1回だけこれを無視したことがあって、まさにその1回が、唯一つきあったのを後悔する結果になったわけだし。
だから一度もこの日記に、彼を可愛いと思ったと書いていない筈だ。寝たいと思った。救いたいと思った。生活を共にしようと思った。けれど、「その顔を両手で引き寄せてキスしたい」と思わなかった。
―――別にそれがどうという話じゃない。そういう夫婦なんてザラにいるだろうし。
ただ、今日現在、久しぶりに気分がいいだけ。

You've got kissability (あなたにはキスしたくなる)  *Kissability / Sonic Youth (1988) の歌詞。



2008年10月11日(土)  But I just had to look. Having read the book

3日前に某英語講師(著書も多数ある有名な方)のブログを見ていたら、経済危機のニュースを読んだ話が英語で書かれていて、この文章の出だしが"I read the news today, oh boy."だった。わかる人なら一瞬で気づくだろう。どこにもそうとは書いていないが、ビートルズの'A Day In The Life'の出だしの一行だ。その後もこの曲の歌詞をふまえて、"About a financial crisis..."とその英文は続く。
・・・うっとりしてしまって、下に引用されている経済ニュースなどそっちのけで、'A Day In The Life'というタイトルでコメントを書き込んだ。初めて聴いた10歳の頃に"I'd love to turn you on."という一行の意味がわからず、うっかり近所の教会のアメリカ人牧師に訊いて、「どこでそんな言葉を聞いたんですか?!」と血相変えられた話も書いた。
そしたらレスを下さったのだが。何と、私のサイトに'A Day In The Life'が好きだと書いてあるのを読んで、どんな曲だったかと聴きなおしてみて気に入ったのだそうで、先日放送したご自身のラジオ番組の中でも取り上げたとのこと。
なので、そのラジオ番組の録音をDLして今日聴いていたら、「今週の歌」ということで'A Day In The Life'がかかったが。この曲を選んだ経緯を、私の名前とこのサイト名を挙げて話していたので、びっくりして思わず笑ってしまった。"I'd love to turn you on."の意味についても解説していらした。

'A Day In the Life'という曲、そして"I'd love to turn you on."という一行については、この日記にも何度も書いた。これは私のコアのひとつ。これがなかったら私はもっと簡単に幸せになれる筈だ。
だけどこれを知らない状態を想像すると私はぞっとする。
私は「目覚めたい」し、「目覚め」は単なる間違いで、そこを踏み越えるのは恐ろしい。何も考えずにそこをまたぐ人がいて、それは文学になる。私は安全なままそれを読むが、それがまた私を誘い込もうとする。

But I just had to look. Having read the book (本で読んでいたので、ただ見ていただけ)  *A Day In The Life / The Beatles (1967) の歌詞。



2008年10月10日(金)  Parsley, save Rosemary in time

これは昨日のことだけど。分けたかったので、今日書く。いや、たいしたことじゃないんだけど。
'Reader's Digest'を読んでいたら、読者投稿の笑える話にこんなのがあった。
We had just finished listening to an old tune when my young daughter asked, "Well, did he?" (ある古い曲を聴きおわった時、私の娘が言った。「で、彼はそうしたの?」)
"Did he what?" I asked back. (「したって何を?」と私は訊き返した。)
"Did Parsley save Rosemary in time?" (「パースリーって子は、ローズマリーを助けるのに間に合ったの?」)

これで全部だ。
まず最初は、あまりの可愛らしさに笑った。それから、じーんとなった。
その後、何回思い出しても、目がうるむ。
"Did Parsley save Rosemary in time?"

彼女が聞き間違えたのは、私が、記憶にある限り一番最初に歌った英語の歌の、一番最初に覚えた一行だ。英単語なんかひとつも知らない3歳児の頃に、音だけで覚えた一行。
Parsely, sage, rosemary and thyme.
この曲を―――サイモン&ガーファンクルのこの曲を聴くと、自分の愛情の奔流が激しすぎて煩わしいので、普段うかつに聴かないようにしている。大袈裟ではない。たかが笑い話ひとつにこんな反応なんだから。

2003年に、ダンナ(当時は離婚前で別居中)に「(お金ないので)なんか食べ物送って。スパイスとかも」と言ったら、届いた小包の、パスタやチリビーンズなど色々入っている一番上に、ハーブが4種類入っていた。パセリ、セージ、ローズマリーと、タイム。
さすがに16年一緒に暮らしただけはあるなあ、と思ったっけ。

たいしたことじゃないんだけど。
"Did Parsley save Rosemary in time?"
今までにきいた中でも、一番うつくしい間違いだな。

Parsley, save Rosemary in time (パースリー、ローズマリーを間に合ううちに助けて) *その子には、こう聞こえちゃったんだね。  *Scarborough Fair / Simon & Garfunkel (1966) の歌詞、の聞き違い。



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