そよ風


2004年11月04日(木) 添乗員さんへ

当方、けっこう旅行好き、
今年は、あまり行けなかったけれど、団体ツアーにもチョクチョク参加する。
その場合、必ずお世話になるのが、添乗員さん。
新米添乗員さん、ベテラン添乗員さん、いろいろな方と出会った。

が・・・

今回の添乗員さんは、今までの方と少しちがっていた。
今までの添乗員さんは、常にツアー客を「お客様」として、見て下さっていた。

今回の場合・・・

添乗員とお客様、という関係ではなかったよ。
ハッキリ言って、「先生」と「生徒」だった。

二日目の朝の観光はオプションになっていた。
前日の夜に到着する下呂温泉、
翌日の朝は、温泉に浸かってゆっくりしたいと私は思った。
わざわざオプション料金を支払い、朝7時半に出発して、
下呂の合掌村観光には行きたくない。
どうせ、白川郷の合掌村に後で行くのだから。

添乗員さんの説明では、オプション不参加の人達は2時間後にバスで出発して、
その観光スポットで全員落ち合うことになるらしい。

「その際、オプションに参加されなかった方は、絶対にバスから降りないで下さいね!!
オプションの意味がなくなりますからね!!」

その時の口調が、とてもとても・・・キツク感じた。
まるで、言いつけを守らない生徒に対して、叱っている先生だった。
私達って、先生に冷たく突き放されてしまった、イケナイ生徒達なの?

バスの中は、一瞬、水で打たれたように、シ〜ン! となった。

「あれ? 皆さん、どうされたんですかぁ? 急に静かになってしまって・・・」と添乗員さん。

オプションの昼食弁当の説明も、まるで同じ調子だった。
「お弁当を申し込まなくて、もし昼食にありつけなかったら、シリマセンヨ!!」って感じ。

そして、ほんとうに私はイケナイ生徒になった。
オプションの観光もお弁当もどちらも申し込まなかったわ。
そう、私は反抗期なの!!

ということで、翌日は朝からゆっくり温泉三昧、下呂の町も散歩した。
散歩途中で、コンビニを二件見つけた。
お弁当もいろいろ売っていた。
1200円のオプション弁当には劣るかも知れないけれど、
500円のコンビニ弁当もまあまあだったわ。
どっちみち、車中で食べるお弁当だから、いいんだよ。

でも、帰りの電車では、私の座席の具合が悪かったのを、添乗員さんが素早く車掌さんに連絡して、指定席を変えてくださった。

ということで、差し引きゼロ?

いえいえ、ほんとうに、ご苦労様です。
あんな口調になったしまったのは、きっと、今までの経験がそうさせるのね。

ま、クギを刺したくなる気持ちは、わかるわよ。
でないと、限りなく厚かましく、文句タレになるお客もいることでしょう。

でも「クギの刺し方」に、もうひと工夫を!!



2004年11月02日(火) 久々に・・

十月末の先日の土曜日、
我が家は久々に6人家族になった。
東京から夜行バスで帰省した娘、
名古屋から近鉄特急で帰って来た息子、
毎週土曜日は必ず我が家に来る主人の両親、

もうすっかり夫婦二人暮しに慣れてしまった私にとっては、
久々に真面目に主婦した日(?)、
久々に、ちょっと母親らしくなった日(?)
週に一度の長男の嫁になった日(?)

土曜日の昼食は、オムライス、サラダ、焼き魚、
たった、これだけの献立でも、キッチンでの私の状態は、パタパタ、
料理をしながらも、朝に到着したばかりの娘の話をいろいろ聞きたい、
だから、手と耳と口はフル活動!
東京弁と大阪弁を入り混ぜての、むこうでの娘の日常報告は、
面白く楽しい。

こんなこと、最近は滅多にないかな。
老化進行中の我が身は、久々に心身の活性化を促された感じだ。

しかし、もっと大家族の中で、毎日忙しく働いておられる主婦方達には、
ほんとうに頭が下がります。
(この言葉、いちおう付け加えて置かないとね!)

土曜日夕方には儀父母が、日曜日の夕方には息子が、
そして昨日月曜日の夕方には娘が、
順番に、それぞれの今の生活拠点に戻って行った。

そして、今朝、主人が出勤して、私は、今、久々に、一人だけ。

今日から、また、遠くから祈るだけの母になります。

娘の結婚が滞りなく進みますように。
息子の就職活動が、ちゃんといきますように。


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