そよ風


2004年12月10日(金) 衝撃のニュース

偶然、目にしたとはいえ、衝撃のニュースだった。
私の場合、新聞でもなく、テレビでもなく、ネット上のニュースで知った。
いつも、何とは無しに通り過ぎてしまう小さな画面に、目が張り付いた。

この十何年間、ずっと心の片隅にあった疑問、
「なぜ? なぜなんだろう?」と問い続けていた自分、

あの時点では、そういう可能性は全く示唆されていなかった。

常に「いつ? どうして? どうして私が?」があった。
でも、はからずも、早くに結果だけを知っていた私は、幸運だったのか。

一ヶ所だけ、はまらない、ジグゾーパズル。
釈然としない気分を、いつも片隅に抱きつつ、歩いてきた。

そして、あのニュースだ。

突然、パズルの最後の一枚、ピッタリと一致する一片のカケラが、上から降ってきたのだ。

二十年以上前の、確かな事実、確かな記憶がよみがえる。

念のために一覧表を捜す。
あった・・・

予想もしていなかった形で、突然、未完成のパズルが完成した。
だからと言って、私の場合は何も変わらない。



2004年12月09日(木) 泥棒ごっこ?

最近は、留守中の御近所の配達荷物を、預かることが少なくなりました。
以前は、荷物を預かってもらったり、逆に預からせてもらったり、
ということがよくありました。

少し前頃、南紀出身の御近所の荷物を、時々預かることがありました。
敢えて観察などする気はないけれど、ひと目でソレとわかってしまう中身、
当然(?)ちょっと高級柑橘類(ぽんかん、オレンジ、ネーブル等々)

敢えて期待などは、決してしないのですが・・・・♪♪♪・・・?
律儀な奥様が必ずお裾分けを届けて下さいました。・・・(^^)v

小さな運送会社の事務所にいた経験のある私は、その度に思いました。
「ベテラン配達員は、決してこういう物は預けないものなのに」って。
たとえ、御近所が親戚同然の地域だったとしても。
特に中身が「マツタケ」「メロン」などの場合は、絶対にダメ。
そんな物を預かってしまったら、抑えても、抑えても、淡い期待感がフツフツ・・・


そうそう、預かり荷物に関して、忘れられない出来事があります。

留守中の配達荷物、御近所に預かってもらって配達完了したと思いきや・・・

中身は、北海道産の御土産用の「塩鮭」でした。
北海道旅行の御土産として、ダンボール一箱分、自宅宛に送った宅配便。
旅行から帰宅後、すぐに御近所やお友達、御親戚などに配る予定だったのでしょう。

今のように、細かい配達時間指定の制度が確立されてなかったから?
忙しい配達員は、とにかく配達を完了してしまいたかったから?

その不運な荷物は、たまたま留守中ということで、御近所に預けられました。
不在表を見た受取人は、すぐに預かってくれているお宅に引き取りに行ったのですが・・・

お留守だったのです。

何度も行ったそうですが、ずっと留守。
塩鮭と言っても、ダンボールひと箱分、冷蔵庫に入ってるとは考えにくい。
なんといっても、なまもの土産、できるだけ早く配りたい。

でも、その日、とうとう、誰も帰って来なかったそうです。

留守するなら、預かるナって!!(でも、きっと緊急事態が発生したのでしょうね。)

そして、翌日になっても、預かり主は帰ってきません。 
ついに、こちらに電話がかかってきました。

「運送会社、並びに、警察、たちあいのもとで、窓ガラスを割って、そのお宅に入り、
自分の荷物をなんとか引き取りたい」という内容でした。

それから、どうなったのでしょう。
実は、私も結果を聞いていないのです。
今なら、どんなに忙しくても、興味津々「ねえ、ねえ、どうなりましたか」と当然尋ねるのに。

その頃は、事務処理に忙殺されてました。聞き耳だけは、しっかりたてて。

最近、近所預かりが少なくなっているのは、きっと、いろいろ問題が多いからでしょうね。
単に、隣近所の付き合いが少なくなった、ということだけではないと思います。


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