先日、町のふれあいセンターで、骨密度の測定をしてもらった。
なんと、私の予想に反して、結果は惨めだった。
「あなたの骨密度は日本人同年齢女性の標準値に対して75%です。
あなたの骨量は要注意域にあります。
現状のままでいくと将来的に骨粗鬆症になる可能性が大です。」
とのコメント付きのグラフ、標準ラインより、はるか下方にマークが付いている。
保健婦さんとの会話。
「好き嫌いありますか? インスタントラーメンなど、よく食べられますか?」
「いいえ。毎日、動物性蛋白、植物性蛋白、緑黄色野菜、淡色野菜、きっちり考えて摂ってます!
インスタントラーメンなんて、若い頃から苦手です!」
「運動はされてますか?」
「ハイ、週三回、スポーツジムのエアロビクスに通ってます。歩くのも大好きです!」
「太陽にあたってますか?」
「庭いじりが好きなので、しょちゅう当たってます!」
主人に「庭仕事する時にも化粧しろよ。顔が日焼けしてるで」とまで言われてるのよ!
さて、この結果に納得がいかない私、
「私の骨密度100パーセントやねん!」と、耳にタコができるほど自慢ばかりする姑の顔がチラチラする。
私の骨密度が75%だなんて知れたら「あんたの栄養管理、アカンのちがう?」と言われ、
姑先生の栄養指導、栄養学口座が始まるのは目に見えている。
(そんなの、嫁としてのプライドが許さない?)
大の医者嫌いの私が、病院で再検査を受ける決心をした。
それも、この辺では一番大きい市民病院の整形外科へ行って、確かな検査を受けるんだ!
この七、八年、放置したままの病気(と言えるかどうか)も、ついでに受診することにして、
昨日は、病院詰めの一日となった。
それにしても、公立の大病院の待ち時間の長いこと!
ざっと11時から夕方4時近くまで、病院にいたことになる。
昨日は読書デーだったとも言えるよ。
永井するみ「防風林」一冊、横山秀夫「真相」、
そして、平山りんご「わがまま、気まま、思いのまま」
全部、読み終えてしまった。
本が好きなので、長い待ち時間は全く苦にならなかった。
でも、駐車料金900円は、高いんじゃ〜ないの!!
そうそう、骨密度、正確に精密に検査していただきました。
101%なんだって!!
たとえ、1%でも、多いのが嬉しいね!
今度の土曜日、自慢してやろう。
私達、「骨ニクの争い」ではなく「骨ミツの争い」をする嫁姑!
先日のこと、義母がニコニコして言った。
○○ちゃん(私の娘)から、電話がかかってきたよ。
「おばあちゃん、誕生日おめでとう!って」
義母は、その度に言う。
みんなに(義母は友達が多い)、そのことを言ったらね、
「そらぁー、嫁さんがエエからやでー!」って、みんなから言われるんや。
義母も私もニコニコ、にっこり!
でもね、嫁の私が、この結婚三十年の間、
義母の誕生日を思い出したこと、何回あったかなー
よしんば、思い出したとしても、「おかあさん、お誕生日おめでとうございます!」
なんて、私が電話をしたら、きっと、腰を抜かすとまでは、いかないだろうけど、
「あんた、どうかしたん? 何かあったん?」と、言われてしまいそう。
もちろん、娘に「おばあちゃん達の誕生日には、お祝いの電話をしなさい」
なんて、一度も言ったことはないよ。
マメで、やさしい父親のDNAを受け継いでいる娘、
義父母や私の母の誕生日も忘れず、東京から、せっせとお祝い電話を送り、
帰省の折には、ちょっとした東京土産を買ってきて、
年寄り達を喜ばせてくれている。
のんき嫁の私は、この若き親善大使のお陰で、何の努力もせず、
ちょっと点数を稼がしてもらってるよ。
しかし、私のDNAを受け継いだ息子は、全く・・・薄情なヤツ。
ほんと、音沙汰のないヤツ・・・
でも、仕方ないかー。
私に似ているんだから。