そよ風


2005年01月06日(木) 我が家の奇妙な物

我が家で最近、ちょっと奇妙な物が、どんどん増え続けている。
蓋付きガラス容器に入った黒い物体、
大豆を黒酢に浸した、その名もずばり「大豆の黒酢漬け」。
我が亭主は、この手の健康食品が大好き。

職場の先輩から頂いたカスピ海ヨーグルトも、いまだ絶やさず。 
(もうすぐ一年になるよ)
もっとも、このヨーグルトに関しては、どちらかと言うと
主人:作る人  私:食べる人 になっているのが現状。

でも、私がヨーグルトを食べるのは、健康の為ではないよ。
冷蔵庫の中で増えるばかりで、どんどん古くなっていくヨーグルトが
なんとも気の毒になって(ハッキリ言って、邪魔にもなるし・・・)
だから、仕方なくアロエジャムを混ぜて、おやつ替りに食べている。

それを見て、まだ予備がじゅうぶんあるのに、
あわてて牛乳を買ってきては、カスピ海ヨーグルトを作る旦那様。
(しかし、あまり食べない。)

先輩への義理だても大変ですなぁ・・・

この、大豆の黒酢漬けは、昨年末から始まった。
なんでも、あの、松平 健 が毎日食べていると、テレビで仰ったそうな。
たしかに、マツケンサンバは、元気で若々しいオジサマのイメージ。
主人の気持ちはワカル・・・(なーんて)

黒酢を吸収して、膨れて柔らかくなった大豆を、毎日食べている主人、
休暇で帰省した娘達にも勧めたが、強烈な黒酢の匂いに顔をしかめた娘は、
「いらんわ!」と即座に拒否。

もともと黒酢とは長年の友である主人は、とても気に入ったようだ。
黒い物体のガラス容器は、今、三個も戸だなに並んでいる。
なんとなく、そこだけ見ると化学実験室を思い出してしまう。

でもね、信じる者は救われる! きっと、効くよ!

それが健康食品というもの。



2005年01月05日(水) 一番いい時

今日、やっと通常の生活が始まりました。
年末より帰省していた娘や息子は三日の夜、東京、名古屋へと戻って行き、
今日が最後の休日の主人は、早朝よりゴルフ、
久々に一人、キッチンにて朝から日記帳に向かう私です。

年末から年始にかけて、束の間の賑やかな我が家、
それまで静かに淀んでいた家の中に、フレッシュな空気の流れが生じる時。
浴槽に身を浸している時でも、かすかに聞こえる足音、話し声、襖の音、テレビの音、
すべて、心地よいざわめきの音となって、耳に飛び込んでくる。
天井も床も壁も廊下も、みんな、久々の家族を懐かしみ喜んでいた四日間。

娘の着るウエディングドレスがやっと決まった。
東京から帰阪するたびに、結婚式場へ行ってドレスを試着しているけれど、
お色直しのドレスはまだ未定。

「私なんて、二着目で、すぐ決まったよ。」
と三十年前の自分を振り返る。

式場の衣装係りの人が選んでくれた一着目は、ノースリーブのウエディングドレス、
「あかん! 露出し過ぎ!」と即座に首を横に振った、付き添いの母と叔母、
選ばれた二着目のドレスは、首まで隠れたスタンドカラー。

当時の写真を見ると、首を覆うスタンドカラーに、五部袖から出た腕には白いロングの手袋、
ほんとうに白ずくめだ。露出しているのは顔だけ!
衣装を決めるのは、やはり同世代の人といっしょに行くべきかも。

ウエディングケーキも六万円!!(ホェーー!)
私達の時は、カット部分だけが本物というプラスチック製ケーキだったよ。
娘の結婚式場では、オール偽物かオール本物かの二種類だという。
うーん、結婚式場も商売上手ねぇ。
いちおう、安価な物もございます(が、ケーキカットのフリもできない)ってことかな。

「ウェルカムボード」「リングピロー」など、何、それ? と聞きなれない名前が次々と飛び出す。
(そして、費用はどんどん高くなる?)

でも、この三年間、ひたすら貯金に励んだ二人、援助は要らないと言う。
それに、一生のうちで何度もすることではないし(一度だけよ!)
二人で相談して満足いくように、今の調子で仲良く歩んでほしいと願う。

春がやって来るのが待ち遠しいような、そうでないような・・・
(だって、今が一番いい時?)


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