「若い頃の性格って、変わらないものだなあ」とつくづく感じた沖縄旅行。
この何年間、旅行といえば団体ツアーがほとんどだったので、
レンタカーで自由に走り回わるフリープランは、ちょっと久しぶりだ。
若い頃は、少しでも時間の許す限り、いろんな所を観て周った。
マイカーで北海道を周遊した三十年前の新婚旅行でさえ、
宿に到着すると「もう来られないのかと思ってました」
なんて、言われたものだ。
少々の寝不足や疲れが続いても、全然平気だったあの頃。
でも、今はもう、のんびりと温泉やお風呂に心行くまで浸かって、
優雅な時間を過ごしたい・・・それが、この年代の旅というもの・・
と、思っていた私は甘かった。
主人は「目覚めた時が、行動開始の時」の人。
主人の辞書には「惰眠をむさぼる」という言葉は昔から無い。
長年の習慣から、目覚めるのは、いつも5時前後。
それは、旅行に来ても同じだ。いや、もっと早いかも。
狭い沖縄、そんなにあわてて何処へ行く・・・
こんな私達のドライブ旅行を、おおいに助けてくれた助っ人は、
どんな時間帯にでも、食べ物にあり付けるコンビニ。
そして、もうひとつ、旅行地でのカーナビの存在は偉大だった。
今回のリゾートホテルの「全室オーシャンビュー」という触れ込み、
私達には全く関係なかったね。
広いベランダからは、ついぞ青い海を見ることができなかったもの。
ホテルから見えるのは、いつも真っ暗な黒い海。
でも、車の中から見たよ! 沖縄の海から上る太陽、沈む夕陽。
フリープランの欠点(長所)
のんびりしたい人は、好きなだけのんびりと、
しかし、そうでない人は、ひたすら、どこまでも、慌しく忙しく、
あげく(同伴者は)疲れる。

残波岬にて
とほほ・・・って、お天気のこと。
明日から、ちょっと避寒旅行に出かける予定なのに、
天気予報では、私達の滞在期間中、ちょうど雨マーク。
「沖縄は、今日も雨だった・・・」と、なりそうな気配だ。
今度で五回目となる冬の沖縄、
とにかく、この時期、安くて暖かい。
ダイビングやシュノーケリングはできないけれど、
せいぜい、グラスボート(実は大好き!)から、
珊瑚礁の海をちょっと覗きこみ、海の生き物を見たり、
亜熱帯植物を観察したり、パイナップルジュースを飲み(主人は泡盛)
春の風を受けながら、レンタカーで気ままに走ろう! という予定。
そうそう、この時期、かわいい桜も咲いて、
ひと足早いお花見もできる。
仕事と挙式の準備で忙しい娘、
就職活動もいよいよ忙しくなる息子、
頑張ってね!!(ゴメン・・・他人事みたいで)
子供達は、忙しく大変な思いをしている頃なのに、
私達は、のんびりと避寒旅行にお出かけ。
なんてキラクでノンキな親なんだ・・・
(おばあちゃん達に文句を言われるの、当然だわ)
でも、御土産を買って、すぐに帰ってくるからね!
実は、花が心配。
セントポーリア、胡蝶蘭など、低温に弱い花達は
温室もない我が家で、留守中耐えられるかな?