先日、高校時代のブラスバンド部同窓会の案内メールが届いた。
「クラリネット四人娘へ」と宛てられたメール。
ウフフ・・・ありがとうございます。
かつての四人娘は全員スクスクと成長しましたよ。
昔は一生懸命クラリネットを吹いていた四人おばさん達、
今、口から流れるのは音楽ではなく、にぎやかなお喋りばかりです。
同窓会の世話役をして下さっている同期のY君とは、
メールといえども高校卒業以来、約35年ぶりの対話、
しかし悲しいかな、この年代の話題は久しぶりとはいえ、
ほぼ半分の確率で介護の話題になってしまう。
Y君のお宅でも、奥様とヘルパーさんとが年老いたお母様の介護をされる毎日、
とても大変な様子がメールでも伝わってくる。
同期の別な友人からも、認知症のお義母様の介護を
家族と交代で24時間体制で行っていると、先日メールがあったばかり。
子供の幼稚園時代のママ友達とも、会えば介護の話で長くなる。
以前は学校の話や趣味の話ばかりだったのにね。
五十代になり、家のローンも終わり、子供達がやっと経済的に独立して
ホッとするのも束の間、双方の親が年老いて介護が必要になってくる。
といっても、私の周りの三人は(主人の両親と私の母)
全員八十代に突入したが、揃いも揃ってこちらが負けそうなくらい元気だ。
(皆、クチが一番元気、というのがちょっとネ・・)
自分を情けなく思うことは、
親の介護とはほとんど無縁に生きている同年代の人達を、
無性に嫉妬してしまう時があるということ。
2005年03月17日(木) |
賞品にくっ付いてきた物は? |
先日、永年会員であるJAFからの贈り物、ETC車載器がやっと到着。
さっそく主人の恋人コペンに搭載してセットアップ完了、
高速道路でちゃんと作動するかどうか試験ドライブに行くことになった。
確かに便利だ。
料金所が近づく度に、財布を引っ張り出してゴソゴソする手間が省ける。
スピードを落として突入すると、寸でのところでパッとゲートが上がる。
と同時に、ETC車載器から女性の興奮気味(?)の声が飛び出す。
「ツウカ デキマス!!」「ツウカ デキマス!!」
そして弾んだ声で「○百円、領収しました!」
(なんだか、とっても嬉しそうに聞こえるよ)
ふだんは節約の為、カーナビを駆使して一般道路を走るような場所も、
この日ばかりは、わざと高速道路を選んで走った。
買い物と同じで、カード払いはついついお金の無駄使いをしてしまいそうだ。
でも毎日の通勤で阪神高速を走る主人は、やっぱり便利でしょうね。
それに、あのETCギャルの元気な声も毎日聞けるし・・・
この日は、三時から手術を受けることになっていた主人、
先日、私が(悪い出来物では?)と死ぬほど心配したあの不気味な「イボ」の手術だ。
ETCお試しドライブから帰って、すぐに市民病院に出かけた主人、
イボを切り取るのは、10分もかからない簡単な手術だったらしい。
しかし、ただのイボは保険が利かず7200円もかかったそうだ。
保険の利かない、良性のただのイボでよかったのだけど・・・
どうして、けったいなイボなんか突然発生したのよ!
ETC車載器が、本人の知らぬ間に抽選で当たって喜んでいたけれど、
この変な不気味なイボも、その時いっしょに当たってくっ付いてきたのでは?
けっきょく差し引きゼロだったのね。
ちょうど欲しかった物が当たって大喜び、あげく・・変な気を起こして(?)
ユニセフの津波基金に寄付してしまったけど・・・
「だから良性のイボだった」ってことにしておこう。