なぜか不思議とバッタリよく出会う人がいる。
そんなに、ぶらぶらと毎日出歩いている訳でもないのに、
たまたま行ったスーパーでバッタリというのが、三、四回、
滅多に立ち寄らない高級和菓子屋さんの店内でバッタリ、
先日は、自転車に乗ったその人と小さな交差点でバッタリ、
(狭い田舎町とはいえ、道はたくさんあるのに・・・)
最初は「元気?どうしてる?」と軽い挨拶程度だったのが、
出会う度に立ち話の時間が延びてきた。
今では、いっしょに働いていた五年前よりも親しくなった、
というか、立ち入った話などもするようになった。
同じ職場にいた頃は、そういう類の話をお互いに喋り合うほど
親しくはなかったし、やはり、パートといえども職場の仲間に
自分のいろんな面を曝け出すことには抵抗もあった。
「愚痴を言う人」なんて他人に思われたくもなかった。
先日、立ち話をしていて、どちらも長男の嫁、旦那様の方は弟と
二人兄弟という共通点を発見。
(そんな設定、巷には掃いて捨てるほどゴロゴロしているが)
で、いろいろ盛り上がってしまい、ちょっとした弾みで
出るわ、出るわ、グチのオンパレード・・・
「いつでも喜んで交代させて貰うわよ、長男の嫁の座なんて」
「いいよね〜、次男夫婦って」などと息巻いてしまった。
もちろん、私のほうのこと。
思いキシ、ストレスを発散してしまった。
(鬼顔になっていたかも・・・)
偶然の出会いってコワイです。
会うごとに、だんだん本性が現れてくるというか・・・
2005年05月16日(月) |
ジジババ同伴の愛知万博 |
行ってきました! ジジババ同伴の愛知万博。
ともに80歳代の主人の両親、行く間際の数日前まで
「足が痛い」「腰が痛い」「ちょっと行くのは無理かも」
などと不安材料が満載、
でも13日の金曜日、とにかく予定は無事決行となった。
せっかく買った前売りチケット、しかし、かなり間際まで日程すら
なかなか決まらず、結局パビリオンのネット予約はできなかった。
でも、さすがお年寄り。朝は早い。当日は全員4時半起床。
5時20分、主人の運転で我が家を出発、一路名古屋に向かった。
予約していた身障者専用の駐車場に到着したのは8時半ごろ、
そして、開門9時の数分後、全員西ゲートから(めでたく)入場。
当初の予定通り、すぐに自転車タクシーに乗り、企業パビリオン
が集まっている北ゲート付近に向かった。
天気は快晴、五月の風は爽やかで、陽射しを浴びていても
すこぶる気持ちがいい。
企業パビリオンA地区は、まだこの時間帯では何処も行列もなく
ガラガラ、すぐに入れる状態だった。
大多数の人達はトヨタ館があるBゾーン地区に流れるのだろうか。
結局、私達はA地区の「JR東海超伝導リニア館」を皮切りに
「ワンダーホイール展覧車」(すでに40分待ち)
「三菱未来館」(当日予約したので待ち時間無し)
「ワンダーサーカス電力館」(夕方6時前、30分待ち)に入館、
後は各国のパビリオン巡りを楽しんだ。
民族舞踊や打楽器の演奏などのアトラクションがあったり
民芸品や巨大仏殿があったりと、各国様々なパビリオン、
ゆっくり全部入ってみたいと思っていたが、とても一日ですべてを
見まわることはできない。またのお楽しみ。
昼食はルーマニア館で「ロールキャベツ定食」1300円、
味も値段も御手頃だったと思う。ルーマニアのビールも美味しかった。
ただし、ここでも席に着くまで15分ほど待った。
ジジババ同伴ということで、どのくらい会場を見まわれるのだろうか、
などと心配したけれど、予想していたよりもいろいろと楽しめた。
まず何よりも気候が良かった。日中、日陰もない広大な会場をゆっくり
歩いていても、爽やかで気持ちがいい。
会場内の移動に、自転車タクシー、ゴンドラ、自動運転バスなどの
交通機関をフルに利用したのであまり疲れなかった。
足の痛い義父に合わせて、全員スローに動いたので、私達もまた
ゆっくりと余裕を持って周ることができ、案外それがよかったのかなと
思ったのが正直な感想。
これが私達だけだったら、どうなったか・・・
できるだけ入館パビリオンの数を稼ごうと、二人で手分けして
各パビリオンの整理券や当日予約や待ち時間などの状況を調べ、
携帯で連絡しあって、走りまわって、アクセク、アクセク・・・
グッタリ疲れ果て、あげく、あまり何も覚えていない?
なんて結果になった可能性もありそうだ。
ただ、思ったことは、花博にしても、万博にしても、
もう少し期間を延長はできないのだろうか。
経済的に無理なのだろうか。
もう一ヶ月もしないうちに入梅、そして暑い夏がやって来る。
日本の夏は高温多湿だ。あのカンカン照りの太陽のもとで、
汗を流しながら、会場内を歩きまわったり、並んで待ったりすることを
考えると、出かける気持ちは失せてしまう。
期間中、気候の良い時期はあまりにも短い。
秋の万博、秋の花博、ぜひ行ってみたいと思うが・・・