そよ風


2005年06月01日(水) ストレス発散の時

今年の二月から始めた配食ボランティア、
今のところまだ続いている。
二週間に一度だけの二時間前後の仕事量、
エネルギー蓄積傾向のある私は全く苦にならない。
先月いっぱいでスポーツジムを退会した私としては
もう少し、エネルギー発散(ストレス発散かも)の
機会を増やしてもいいかな、と思う。

自宅の掃除や整理整頓に励んで汗を流すのが、
エネルギー発散方法としてはベストなのだと思うが、
家に閉じこもっていると、どうも精神状態があまり
芳しくない今日この頃。

本日はAコース、(ディナーだったらいいのにナ)
最初の出発から遅れ気味。
まず、お弁当の到着がいつもより遅かった。
そして、何軒目かの配達が終わり出発しようとした時、
コンコンと車窓をたたく人あり。

もう81歳というその御婦人、年上のご主人と二人暮しで
私達もそのようなお弁当を受け取りたいが、どこに申し込
むのか、という質問。
運転手のAさんが、車を降りて親切に丁寧に説明をする。

延々と続く会話に少し時間が心配になり始めた私、
案の定、福祉事務所からAさんの携帯に電話がかかった。

これから配達するお宅から「お弁当が遅い」と、福祉事務所
に電話が入ったらしい。
遅れているといっても、私の今までの数少ない経験から判断
して、わずか五分から十分ほど。
お弁当が多い曜日には、もっと遅くなる日もあるそうだ。

運転手のAさんはちょっとカンカン!
その日の諸事情や道路事情もあるのに、そんな五分や十分
の遅れを福祉事務所に訴えるなんて・・
あのJRの事故のように、遅れを取り戻そうとあわてて運転して
交通事故でも起こしたら、どうしてくれるんや!

ほんとうに、そのとおりだと思う。
もともと、お弁当の配達を受けるお宅は、体の不自由な人、
食事作りが困難な家庭ということだから、玄関の呼び鈴を
鳴らしても、すぐに出て来てくれることの方が少ないのだ。

けっきょく、今日も11時40分頃に24個の配食を終了、
この時期、町内の住宅地周辺はどこも庭の花や木が美しく、
狭い町といえども、車で走り回るのはかなり良い気分だった。



2005年05月31日(火) 嵐の時期

我が家はけっこう嵐が吹き荒れる時期がある。
好きで嵐を呼ぶわけではない。
向こうから勝手にやってくる。

嵐の時期は、息子の高校入試の年、大学入試の年、息子が留年した年、
そして今、この就職活動の時期だ。

舅、姑の私へのグチがピークに達する。
ノンキな母親の私に、居てもたってもおれなくなるようだ。

高校入試の時、
「なぜ○○高校を受験させないのか。
なぜ、もっと勉強させなかったのか。」
成績が自分達の思い通りでないのは、すべて母親の責任だ。
毎週、毎週、同じ愚痴を二人で繰り返した。

大学入試の時も然り。
息子を塾にも行かせない(本人が嫌がったから)私が
まるで無責任でぐうたらの母のように写るらしい。

そして、今は・・・
なぜ息子の就職がまだ決まらないのか。
親がほったらかしにしているからではないのか。
ちゃんと、どういう会社に就職試験を受けに行ったか
把握しているのか?
ひとつの会社に絞った方がよいのではないか。
親がもっと後押しをしてあげるべきだ・・・云々

そのたびに私は疲れ果て、逃げ出したくなる。

義父母にとっては、忍耐強く見守るというのは、ほったらかしということ。

私は、二人にヤイヤイ言われることが、とてもストレスになる。
だから、益々子供にあまり言いたくないと思ってしまう。
それは、プレッシャーやストレスを倍増するだけだから。
頑張っていても、結果が出ないことは多々ある。
「体に気をつけるんよ。諦めてはダメよ」くらいしか、私は言えない。

でも、私は最後に付け加えなければいけないと思う。
義父母は、心から孫達を可愛く思ってくれているということ。
内気で大人しい私の息子を、ほんとうに心配してくれているということ。
決して嫁の私を精神的に落ち込ませようなどと思っているのではなく、
親としてアドバイスをし、励ましているつもりなのだということ。

それもまた、まちがいなく、真実だから。


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