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異色家族の毎日日記
Tiffany

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2005年01月13日(木)
・・・今昔・・・

 物騒な世の中になったもんだ。

ここ1週間ほど、家の近くで連れ去り未遂が2,3件起こってる。

Tちゃんは、最近学校が終わって、友達の家に遊びに行きたがる。
3年生・・・皆、自由に外で遊ぶ年頃なんだけど、私の心配性もたたって、ますます、束縛したくなってる・・。

心配・・・心配・・・・。

彼女が出て行って、1時間、2時間・・・・。
私の妄想はどんどん膨らんでいく。

・・どうしてるかなあ・・
・・どこにいるかなあ・・
・・まさか・・・・まさかよねえ・・・


いろんな事考える。
約束の5時を過ぎたぞ・・まだ帰ってこない・・。
友達んちに、電話してみようか・・。もうちょっと待ってみよう。

30年前、私たちが子供の頃は、暗くなるまで遊んでた。

両親は働いてたし、バーちゃんは何も言わなかったし・・。
そうだねえ・・。3歳の頃から、うろうろしてたっけな。
自分たちの秘密基地を作ったり、宝物(ガラクタ)を集めて、その基地に隠したり。

今も昔も変わらないんなら、私だって、子供たちを思いっきり外で遊ばせる。遊ばせたい。

でもなあ・・今のように変質者があふれかえる世界に、子供たちを離せない。

う〜〜〜ん・・・多分、皆が悩むところと思うし、他の人たちはどう対処してんだろう。

今日は約束の時間より、30分も遅かった。
何かと言い訳をする彼女。
『も〜う、わかった!あんた、いっつも言い訳ばかり。約束を守ろうとしない。わかったわかった。かーちゃんも、もうあんたの言う事なんか、聞かない。もうしらん!』

そうやって、こっちもここぞとばかりに、言い訳作って、束縛してるんだなあ・・・。

でもよ・・心配なんだよ〜〜〜・・・・・・。

『ねね、もしさ、子供が誘拐されて、なんかされたりしたらどうする?』
  夫に尋ねた・・・。

  『I WILL KILL ***』
   やった!とーちゃん!



2005年01月12日(水)
・・・福袋・・・

 正月といえば、福袋。

どこもかしこも福袋ばっか。

一流デパートから、三流デパートまで。そこらの錆びれたスーパーまで、いマゾとばかり、日頃の売れ残りのようなものを詰めてやんの。まあ、定価で買うよりマシでんがな・・・。

結婚したての頃は、元旦から大きなデパートに連れて行ってくれてた夫・・。今は、そこらの小さなお店か、ショッピングモール。
以前は、バッグ系とか、ジュエリー系とか、おしゃれできるもんばっかで、ウン万円は使ってたし・・。

今は、自分のどころじゃあないって。
子供たちの、それぞれのサイズを探し出して、袋の隙間から目を細めて内部を確認して、『よっしゃあ!』の掛け声で、3つ、ぶら下げて、お会計。

家に帰ったら、早速開けて、あ〜〜ん・・こんなもん、着せたくないねえ・・なんて思うものは、姪っ子や甥っ子の、その年の誕生プレゼントになる(ごめんよ、ねーちゃん)。

デモね、いくら貧乏でも、やっぱし福袋、ゲットしないと、正月気分になんないし、1年が始まらない。

来年は、少しシャレたいなあ・・・。
今からこつこつと、小銭でもためるべ・・・・・・。

んでさ、ネットサーフィンしてて、ちょっと気になったもんがあってね。

ベビードールやら、フリフリスケスケのネグリジェやら、すんごいカットのパンティーっちゅーの?やら・・・。

最近、色気もないし、夫もアメリカの美女たちが懐かしいんじゃあないかいな??なんて思いだしたし・・。

あんなもん着て、甘えてあげよっかなあ・・なんて考えてる。

いい年こいて・・って思うけど、夫婦の間に、終わりなんかあるもんかー。よし。1年かけて、ダイエット。

んでもって、今年の大晦日は、新婚時代に戻ってやる。


そー言えば、主人と結婚したての頃、お姑さんがフラッと家に寄ったことがある。
『あんた、パジャマ派?ネグリジェ派?これね、私はもう着らんから、あんた着なさい。かわいーやろ〜?』

   ピンクのベビードール・・・
      あれ、どこいったかなあ・・・。今だったら着るのに・・。














2005年01月11日(火)
・・・不条理な人たち・・・

 今日はちーとぶちきれた。

母は、年老いたバーちゃんを介護している。
もちろん、お姑さん。
父は10年前に、肝臓がんで亡くなってる。

この10年間、進行していくアルツハイマーとつき合いながら、母なりに面倒みてきた。

バーちゃんには、今、5人の子供たちがいる。

4人の娘と、1人の息子。

息子はもう父が亡くなって、1、2回しか顔を見せてない。
車で5分くらいのところに住んでて・・・。

娘の1人は毎日通ってきて、バーちゃんの布団を敷いて帰っていく。バーちゃんの年金はこの娘が握ってる。
母には1円も渡さない。デイケアの費用だけ、年金から出すだけ。

ほかの娘たちも滅多にやってこない。3年くらい会ってない人もいる。

誰も何も言わない。「バーちゃんの世話してくれてありがとう」

そんな言葉、いう人は1人もいない。

母が面倒みるのが当たり前のように振る舞ってる。

まあ、後ろめたさがあるので、顔出せないかもしれないけど。

それにしても、こんなこと、普通でいいのかなあ?

今日、その年金握ってる娘に、一言言った。

「今度さ、春にお母さんつれて旅行行きたいんだけど。バーちゃん、4日位預かってくんない?」

「それじゃあ、私がここに来て面倒見ろう。」

「それは絶対だめ!前にお母さん旅行したとき、皆に集合かけて、騒いだでしょ?お母さんが帰ってくる前に、そそくさと皆帰って・・・。あんな事又されたらたまんないよ。今回はバーちゃんそっちに連れて行ってよ。」

「バーちゃん、ぼけとるし、環境かわるのは良くないから。
私がこっちに来た方がいいって」


しばらく言い合って、結局、母は、
「もーういい。私が行かんやったらいいんよ。いかんいかん』

あ〜あ・・・去年もそれでうやむやになってしまったんで。


なんで、あんなに非常識なんでしょ。

あきれかえるほど、全くわからん事ばっかり言う。

この際、言いたい事は山ほどあった。

バーちゃんの食費くらいくれてもいいのに・・・・。
たまには、母に一言、感謝の言葉言ってもいいのに・・・・。

それだけで、母の気分もがらりと変わる。
それがないから、イライラして、バーちゃんにもつらくあたるし、周りに八つ当たりもしてしまう。

かわいそうな母・・・・。

でもさ、娘4人いて、一人は行かず後家、一人は出戻り、一人は未婚の母。挨拶もなしにふらっと家に入ってくるような人もいるし、食事の前のいただきますなんか、言わない。
結局、どんな育てられ方してきたのか、よくわかるし、それ考えると、人間性のないのもうなずける。

でもね、私の父は、無口だったけど、人間として尊敬してた。
人から好かれてたもん。

親がなくても子は育つ、って言うけど、親があっても、躾けられてない子供は、社会が認めてくれない。

私は自分の子供たちには、素直に育ってほしい。
私自身、威張られるほど人間はできてないけど、私のポリシー。


1 人に迷惑かけない
2 人を待たせない
3 自分の嫌な事は人にもしない

夫がさ、「じゃあ、なんで俺にはするんだよ」だって。
だって、私たちは一心同体だから・・・・