Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 「アルジャーノンに花束を」
2002年11月06日(水)

 昨日やっていたドラマ「アルジャーノンに花束を」、いや〜凄いことになってきましたねえ。超有名な原作を読まれた方はご存じだと思いますが、知能遅れだった主人公の知能が手術によって急激に上昇し、だんだんと性格がひねくれてきましたねえ。最初聞いたときは「アルジャーノンに花束を」をドラマ化するとは何と大それたことを!と思っていたのですが、第5話まで観まして、主役のユースケ・サンタマリア、なかなかやるジャーノン?……と思って感心してしまいました。

 ……え?今僕何か言いました?……ま、それはさておき、。知能遅れの役というのはこれまでにもいろんな俳優がやってきましたが、得てしてわざとらしかったりオーバーすぎたりして、違和感がありました。例えば某トレンディー俳優の隠し子で現在謹慎中のいしだ壱成がそうだったし、今回「アルジャーノン」で同じ知能遅れの役で競演しているエノカナの演技は実にわざとらしい。
 しかしユースケ・サンタマリアの演技はとても自然で、まったく違和感を感じませんね。ユースケ・サンタマリアという俳優は賛否両論ですが、僕はあのひょうひょうとしていてコミカルな演技が結構好きなのですが、「アルジャーノン」でさらに株が上がったなあと思います。
 しかも、エンディングで映し出される主人公のスナップ写真のユースケ・サンタマリアの表情がすごく無邪気で、本当に無垢な子供のような表情をしています。今クールで最も注目しているドラマですね。でも原作を知っているので、原作とはちょっと違ったクライマックスを期待したいのですが。




 辺見マリのあの歌い方……
2002年11月05日(火)

 いや〜!最近急に寒くなってきましたなあ。……などといきなり天気ネタから入ったら、まるで社交で無理に会話を作ろうとするご近所さんのようですが、昨夜は家に持ち帰った仕事に予想以上に手間取り、しかも画面の小さいノート型のi−Bookで作業をしていたせいもあって能率が上がらず、結局徹夜になってしまい、朝一で持っていく仕事を時間ぎりぎりで仕上げて持っていきました。
 その代わりそれを納めてしまったら今日は珍しく仕事の予定がなかったので、思い切って午後から仕事をお休みにしてしまいました〜!
 あ〜、昼間っからゆっくりできるのは久しぶりだな〜などと思いながら帰宅したのですが、昨夜寝ていないので家に帰ったら結局寝てしまい、起きたらとっぷりと日が暮れていました。そんなわけで起きてからも特に何をするでもなく、テレビを見たり「ゴルゴ13」を読んだりしてだらだらと過ごしたわけですが、頭がハイな状態でふとあることを思い出して、ツボにはまってしまいました。

 辺見マリ(辺見えみりのお母さん)の題名は忘れましたが「♪やめてぇ〜」という歌、あれ、絶対歌い方おかしいですよねえ。「♪やめてぇ〜」の「てぇ〜」の部分を、色気を出すためなのか溜息混じりで歌っているのですが、何度聴いても「♪やめタハァァァァ〜……」としか聞こえないのですよ。そう聞こえませんか?みなさんに是非問いたいです。思い出すだけで笑ってしまうので、その歌い方をやめタハァァァァ〜……。




 意味もなくヒップホップ風
2002年11月04日(月)

(今回は意味もなくヒップホップDJ風に読んでみよう)ヨー!ヨー!ヨー!ヨー!カモ〜ン!チェケラ〜ッ!「モノクロ」デヴューシンゴーゥ「Chu!Chu!」、ナウオンセ〜ルだぁ〜!カップリングは「イノチ」だぁ〜!あヨロシク〜!……というのはもちろん嘘だし、曲調も別にヒップホップではないわけだが、ストリートミュージシャンの2人組ユニット「モノクロ」、今日もやってきたぜカムヒア〜。2回目のレコーディングだぁ〜!あヨロシク〜!今回はオレが仕事で1日いないので彼らはふたりっきりでレコーディングだぁ〜!遠くから電車に乗って2時間もかけてやってきた、雰囲気が何となく藤原竜也似のシロい方は、律儀に約束の午前10時前にやってきてオレは寝ぼけ眼だぁ〜!原付で10分で来れるカレッジセールのゴリ似のクロいの方は、途中で財布を忘れたことに気づいて引き返して30分の遅刻だぁ〜!まるでサザエさんだぁ〜!あヨロシク〜!オレが夕方まで仕事して帰ってきたらまだ1曲しかできていなかったぜぇ〜!イッツァチョァボーだぁ〜!しか〜し、今回完成した2曲は前回にも増してハイクオリティだぁ〜!オレはインスパイアされたぜぇ〜!何て言うかな〜、一言で言えば、イカシたミュージックっての?ハートがあるぜぇ〜!スゲ〜ホットだぜぇ〜!あヨロシク〜!夕飯は3人で吉野屋の牛丼を食べに行ったぜぇ〜!奢ってあげたかったがオレは今月ピンチだったから奢ってあげられなかったぜぇ〜!社会人なんだから奢ってあげろよと言われそうで情けなかったぜぇ〜!あヨロシク〜!……じゃあここで曲を1曲聴いてもらうぜぇ〜!高橋由美子で、「友達でいいから」。…………あヨロシク〜!



 再びダルーマへ
2002年11月03日(日)

 ダルーマ、覚えていますか?え?知らない?新作のカクテルかって?……ダルーマを知らないヤツはモグリだな!ねえSARAさん。

 ……ま、それは冗談として、ダルーマとは「S2000ニュース」で以前ご紹介した伊豆にあるワインディングロードのことでして、別にダルーマという地名ではないのですが、一応法定速度違反をしているので、ダイラ同様実名を伏せるために僕が勝手に命名した通称なのです。で、親友のタクヤ・スズキに「絶好のロケーションだよ」と教えてもらって、前回初めてこのダルーマに行ったときにはあいにくの濃霧に見舞われ、絶好どころか絶句してしまったわけですが、今日、再びダルーマに行って来ました。

 今回も写真をたくさん撮ってきましたが、今日は見事な快晴でして、景色もタクヤ・スズキが言っていたように、それは見事なロケーションでした。ただ、谷から吹き上がってくる風が強烈で、まともにまっすぐ立っていることすら困難で、まるでスカイダイビングで急降下しているようなすさまじい風圧でした。これこそ「風の谷」だ!と思いました。下からメーヴェに乗ったナウシカとかが飛んできそうです。なのでせっかくオープンにしてクルージングしようと思ったのですが、お気に入りの「HONDA・RACING」の帽子が飛んでいってしまいそうだったので、ソフトトップは閉じたままで何回かワインディングを楽しんできました。

 前回同行して僕の走行シーンを撮影してくれた方も霧の中大変でしたが、今回同行してくれた方も、やっぱり道の脇に放置され、今回は濃霧ではなく強風の中で僕の走行シーンを撮影させられ大変だったと思います。お二方、お疲れさまでした&ありがとうございました。前回の模様も含めて、ダルーマでの写真はそのうちまとめてご紹介しようと思っています。

 さて、前回ワインディングの後に、途中にあるレストハウスでケーキとコーヒーを食べたので、今回も帰りに立ち寄ってみたのですが、4時ラストオーダーと書いてあるのに4時前に閉められており、しかもまだ中にはお客さんがいたのですが、「あの方たちはラストオーダーの前からいらしたので」と言われ、追い出されてしまいました。ちゃんと営業時間守らんか〜い!くっそ〜!訴えてやるぅ〜!と思いつつ、ガラスの向こう側でぬくぬくと暖かいコーヒーとケーキを食べてくっちゃべっている残留客を後目に、我々は急速に冷めていくホット缶コーヒーを、震えながら飲んだのでした。




 Mako先生
2002年11月01日(金)

 この前の日曜日にレコーディングに来たストリートミュージシャン「モノクロ」の片割れ、「クロ」の方が(……いえ、別にそういう芸名ではないのですが……)うちに来ました。22歳、名前を出していいもんかわからないので一応伏せておきますが、カレッジセールのゴリ似の方です。
 ……というのも僕が呼んだからなのですが、卒業までに12曲(あと10曲)作るにしても、僕も仕事が忙しいので毎週毎週付きっきりというわけにはいかないので、僕がいなくても部屋と機材だけ貸して、自分たちだけで作業ができるようになれば、僕が仕事でいなくても作業が進むかなと考え、機材の使い方をみっちり教え込んでしまおうと思ったわけです。

 で、最初にミキシングコンソール(いわゆるミキサー)の「チャンネルとトラックの違いとはなんぞや?」という理論から説明し、その後具体的な操作方法を教え、今度はそれらの作業を実際に何度かさせて(実技試験)、身体で覚えたらそれら一通りの行程を忘れないように(忘れても読み返して思い出せるように)ノートにまとめさせ(筆記試験)、最後にまとめさせたノートに赤ペンを入れ、さらに帰りにビデオマニュアルを持って帰らせ、家で観て反芻(はんすう)するようにと宿題まで出しました。うーん、まるで学校の教師になったかのような充実感を味わってしまいました。
 人によく「ものを教えるのがうまい」と言われますが、確かに自分自身でも、人に何かを教えるのは好きだな、と思ったりします。ま、今回の場合、生徒が飲み込みも早く優秀だったので、余計気持ちが良かったです。実は来週の月曜日、僕が仕事で1日留守にしている間部屋と機材を2人に貸すのですが、今日の彼の様子だったら心配はなさそうです。




 F1レギュレーション大幅変更(2)
2002年10月31日(木)

 来年のF1のレギュレーション、決勝に関しても大きな変更がありましたね。従来は1位10ポイント、2位6ポイント、3位4ポイント、4位3ポイント、5位2ポイント、6位1ポイントと6位までがポイント圏内だったのに対し、新レギュレーションでは1位10ポイント、2位8ポイント、3位6ポイント、4位5ポイント、5位4ポイント、6位3ポイント、7位2ポイント、8位1ポイントと、8位までがポイント圏内となり、しかも1位と2位とのポイント差はわずか2ポイント、これならタイトル確定を相当後ろに引き延ばすことができそうですね。
 今シーズンのように残り7戦も残してタイトルが決まってしまっては、非常につまらないですからねえ。あとはチームオーダーがレギュレーションで明確に禁止されたというのも、F1にとっては大きな一歩だといえるでしょうね。

 チームオーダーに関しては「FORMULA1」のページのオーストリアグランプリで詳しく僕の見解を書いているので参照して欲しいのですが、今年のフェラーリのようなチームオーダーははっきり言ってF1を侮辱していますからねえ、まあ遅すぎたという気もしますが、これでフェラーリも「我々はドライバーにレースをさせていないんだよ」などという馬鹿げた開き直りはできなくなるでしょう。あれじゃはっきり言ってミハエルやバリチェロが可愛そすぎる……。しかしチームオーダーって、一応紳士協定では「しないようにしましょう」ということになっていたんですね。へー。




 F1レギュレーション大幅変更(1)
2002年10月30日(水)

 いや〜、i−Bookで久しぶりにネットを繋いでみたんですが、僕がネットから離れている間にF1では凄いことになっていたんですねえ。レギュレーション(大会規定)の大幅変更、そして何とベルギーグランプリ開催中止ですか。いやいや驚きました。

 レギュレーションは大きく変わりましたねえ。予選はまず金曜日にランキング順に予備予選をして土曜日の本予選の順番を決め、土曜日の本予選は1台ずつ1発限りですか。ということはつまり、予選アタック中のトラフィックは必ずクリアで、各マシン1回こっきりのアタックに全てをかけるということですね。でも107%ルール(トップタイムの107%のタイムを越えてしまったら予選落ち)は現状のままで、しかも天候による不利有利は考慮に入れない……うーん、予選終わってもまだセッティングに試行錯誤しているような下位チームにとっては厳しいかもしれませんねえ。予選落ちのマシンが大量に出てしまう可能性も大きいですよね。
 ま、そんなことになったら間違いなく主催者側から「恩赦」が出て、結局全車決勝での出走が認められるんでしょうけどね。フェラーリなんて、仮に最後尾からスタートしても余裕でワンツーフィニッシュしてしまいそうですけどね。でもフェラーリやウィリアムズやマクラーレンといったトップチームの時だけ雨が降ったりして予選落ちしたら、面白いことになるでしょうね。逆に大量の予選落ちのマシンが出て、「前代未聞!決勝出走わずか6台!」なんてことになったら、それはつまらないレースになるでしょうね。「グランツかい!」と思ってしまいます。

 金曜日に予備予選をやるというのも何だかおかしな話ですね。ま、予備予選は以前にも存在していましたが、本予選で走る順番を決めるための予選ですか、そんなの、どうせ予備予選の結果はスターティンググリッド(スタート位置)に影響しないんだから、土曜日に1回だけランキング順で予選やって、金曜日は従来通りフリー走行だけにすればいいのに。予選が1回だけしかできないのだから、セッティングを煮詰めるのも大変だろうし。多少なりとも金曜日の予備予選の結果がグリッドに影響するのならまだしも、まったく影響しない金曜日の予選は、何だか無意味な気がします。
 僕だったら、土曜日だけ予選やって、しかもランキング上位のマシンからアタックするようにすれば、上位が走る最初のうちはコースも汚れていて、下位の番になっていくほど路面が走りやすくなっていくからハンディになって面白くなると思うのですが。




 i-Macを初期化する
2002年10月29日(火)

 自宅の初期型i−Macを初期化してみました。で、OSを再インストールしてもう一度NORTONにかけてみたのですが、OSしか入っていないのに「ディスクが損傷しています」と出ました。……これって、ハードディスクの中の何かファイルが損傷しているんじゃなくて、もしかしてディスクそのものが、つまり「機械的に」損傷しているということなのか?……うーん、こりゃあ本当に手の施しようがないですなあ。

 というわけでとりあえず、ノート型のiーBookに全てを移植しました。でもノート型のパソコンにはテンキーがなく、マウスもないのでトラックパッドと呼ばれる部分に指を滑らせてポインターを動かしたりクリックしたりするので、慣れていないとHPやデザインなどの作業をするのはとてもやりにくいので、i−Macのキーボードと光学式マウス(ボールではなく赤外線によって動きを関知するマウス)を繋げて作業しています。
 そのためi−Mac用に買ったパソコンデスクの上にそれまで乗っていたi−Macに代わってi−Bookを乗せているんですけど、i−Bookはノート型だけあってとてもスリムでコンパクトなので、スペースを非常に無駄遣いしている気がします。
 ま、でもi−Macよりも処理速度がとても速いからいいや。……モニタの表示サイズを切り替えられないので、アプリケーションを開くとパレットだけで画面がいっぱいになってしまうのがちょっと難点ですが。はあ……いずれデスクトップ型のMacを新たに買わなければなあ。買わなくてはいけないものがどんどん増えていくなあ……。




 i-Mac不調
2002年10月28日(月)

 自宅の初期型i−Macがいよいよだめになってきたようです。この前のようなことがないように、今回はちゃんとバックアップは取ってあるので差し当たって問題はないのですが、正常なNORTONのCD−ROMを使ってハードディスクを検証してみると「問題はありません」と出るのに、その後断片化を解消しようとすると「ディスクが損傷しています」と出てしまいます。
 うーん、ディスクの中の何が壊れているのかわからないので手の施しようがないですねえ。さすがに「HardOff」で5万円で買って2年ほど使用した初期型のi−Macだと、そろそろ限界なのでしょうかねえ。最近ではフリーウェアや周辺機器などでもこの初期型i−Macに対応していないものが出始めてきているので、そろそろお別れをしなくてはいけない時期が来たのでしょうか?




 「モノクロ」初レコーディング
2002年10月27日(日)

 木曜日にお話しした若手ストリートミュージシャン「モノクロ」の2人が、レコーディングのため朝から我が家へやってきました。レコーディングは夜の10時過ぎまで行われ、充実した時間でしたが、ミキサーのオペを担当した僕はずっと座りっぱなしでもう腰が痛くて痛くて……。
 でもまあとりあえず今回は無事に2曲完成して、なかなかの出来映えでした。ちなみに今回のレコーディングはあくまでも彼らの曲作りのお手伝いなので、音楽に関しては一切関わっておらず、エンジニアに徹しています。当初は11月10日までに12曲ということだったのですが、さすがにそれは不可能なので、卒業までに全曲完成させるということになったそうです。

 彼らの今日完成した2曲の感想ですが、そうですね、商業目的のまったくない、純粋にプライベートな作品なわけですから、本当に自分たちの作りたいものを、伸び伸びと作っているといるといった躍動感のある作品でした。若いので当然まだまだ荒削りですが、これからどんどん成長していくと思います。

 それにしても、若いのに本当に礼儀正しい2人です。帰るときには当然のように自分たちのゴミやジュースの缶を持ち帰るし、愛想も良くて僕の軽いギャグにも付き合って笑ってくれるし、一緒に作業をしてとても気持ちが良かったです。


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