Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 東京出張初日
2003年02月10日(月)

 午前中に一仕事して、11時にU田さんと共に東京行きの新幹線に乗り、東京へと発ちました。東京駅に着くと、そのまま地下鉄大手町駅まで歩くのですがU田さんは背がとても高く、足も長いので、重い荷物を持ちながらU田さんの早足に付いていくのは大変です。大手町駅まで行く途中、ファーストフードっぽいお店に入り、簡単に昼食を取りました。U田さんおすすめのバジルチキンサンドは、U田さんがお気に入りだけあって美味しかったです。

 目的地の某会社に付くと、そこで先に来ていたスタッフの方々と挨拶を交わした後、早速仕事に取りかかりました。昨年は全ての作業を僕1人でこなしていたのですが、今年は僕の他に2人の方がいらっしゃったので、作業的にはかなり昨年と比べて楽ではありましたが、結局初日からかなりの量の仕事をこなし、ホテルに帰ったのは11日の朝6時……いきなり徹夜作業となりました。ま、とりあえずホテルで眠れるだけマシというわけで、ホテルの自動販売機で缶の水割りを買って、シャワーを浴びた後一杯飲んで、さっさと眠りにつきました。




 東京出張前夜
2003年02月09日(日)

 昨日は結局朝の6時まで仕事をしていました。それから3時間ほど寝て、また今日もおそらく深夜まで仕事です。こんな状態で東京の激戦地に赴いて、身体が持つのだろうかと今から心配です。たぶん東京に行ったらほとんどホテルに帰ることもできずに24時間体制での作業が続くだろうし、僕は普段1人で仕事しているので、長時間人混みの中にいると、免疫力が低下しているとすぐに風邪を引いてしまいそうです。

 昨年も同じ時期に、同じ仕事で同じ場所に出張していてその仕事のすさまじさを知っているだけに、出発前は何かと心の準備が必要です。まさにお国のために戦地に赴く徴兵された兵士のようです。おふくろさん、今朝のおみそ汁美味しゅうございました。おとっつぁん、風邪を早く治しておくんなはれ、Makoは遠い戦地で、この身を捧げてきます。決して犬死には致しません。必ず生きて帰って参ります。そして休みは「欲しがりません、勝つまでは」。バンザーイバンザーイ!♪お〜と〜こだったあらぁ〜、ひとつにか〜け〜る〜……(歌が違う)




 東京出張2日前
2003年02月08日(土)

 ……にもかかわらず、しかも今週の土曜日は通常ではお休みであるにもかかわらず、僕を東京へと連れて行くU田氏の「おめー、悪いけーが、土日仕事してくんねーか?」と静岡弁バリバリの一言によって、今日明日も深夜労働する羽目になってしまいました。しかもこれは東京へで行う作業の前準備であるため、僕でないとできない仕事なのです。はあ〜、何だかのどが痛くて風邪っぽい様な気がするから、まあ土曜日は仕方ないにしても、せめて出張前夜の明日はゆっくりと身体を休めて充電しておきたかったのですが、まあ今回の出張で年末から手がけていた大仕事がある程度一区切りつくので、もう一頑張りといったところですかね。

 実はU田さんの仕事だけだったらまだ日曜日は休めたのですが、もう一つ大きな別の仕事を抱えているので、それとバッティングしてしまい、今日明日は寝る間を惜しんでの仕事になりそうなのです。以前から何度も言っていますが、仕事というものは、特に我々のような業種の場合、仕事がないときはさっぱりなくて、ある時はこれでもかというくらい見事に重なってしまうものですね。これが平均化されれば、もっとそれぞれの仕事にじっくり取り組むことができて、もっとよいものが作れると思うんですけどねえ。やっつけ仕事になってしまわないように、限られた時間の中でいいものをあげるというのはなかなか難しいものです。




 ツボにはまった新語
2003年02月07日(金)

 仲むつまじい恋人同士のことを、あなたは何と言いますか?一昔前は「アベック」と言っていましたが、今や「アベック」は死語なのだそうな。死語というか、ダサイらしい。恋人同士のことを「アベック」と言うか「カップル」と言うかで年齢層が分かれるのだそうです。だいたい「アベック」って、どっから来た言葉なんだ???
 僕の場合、「アベック」と「カップル」は使い分けて使っています。「アベック」を使うときはその恋人同士がうっとおしいとき、例えば「あのアベック、さっきからいちゃいちゃしやがって!」などと使い、逆に「カップル」を使うときは、その恋人同士を微笑ましく見守っているとき、例えば「あのカップル、幸せそうだなあ」などと使います。

 しかしよくよく考えてみたら、「カップル」という言葉の方がずいぶん昔からあるような気がしませんか?あのラブコメの名作「翔んだカップル」も大昔の漫画だし、カップル喫茶というのも、僕が小学校低学年の頃に、今はなき「平凡パンチ」という週刊誌で見たことがある。(余談だが「平凡パンチ」というのも、ものすごいネーミングだなあ……どんなパンチやねん……ミッキー・ロークか?)一方の「アベック」なんて、Yahooで検索かけても数サイトしかヒットしないです。それに何だか僕からしてみたら、「カップル」と言う方が何だか恥ずかしい気がしてならないのは、僕がオジサンになってきた証拠なのだろうか……。

 しかし!僕は最近、この「アベック」「カップル」に変わる、新しい恋人同士を指す言葉を耳にしたのです!その名も「カプール」!ガビーン!……カ……カプール……!……こ、こ、これは!……新しい!何て斬新なんだ!伸ばすところをちょっと変えただけなのに!僕はこの言葉を聞いたとき、身体中がふるえましたね!「カプール」!インドの情緒豊かでエスニックな香りを彷彿とさせ、おしゃれでイヤミがなく、それでいてちょっぴり色気も含むこのハーモニー!気に入ったぞ「カプール」!これから僕は、恋人同士のことを、「カプール」と呼ぶことにするぞ!……「なんだチミたち、カプールだったのか。そうけそうけ。」




 インフルエンザ
2003年02月06日(木)

 が、猛威を振るっていますねえ。僕の廻りでもお得意先の方が何人か倒れられました。何でもインフルエンザにかかると関節をやられて、起きあがることはおろか、カーテンもろくに開けられなくなってしまうのだとか。うう……来週地獄の東京出張が控えているだけに、うつされたら困るなあ……。僕に東京出張を命じたU田さんに「おめー絶対インフルエンザになるなよー、インフルエンザでも連れて行くからなー」と涼しい顔で言われてしまっただけに、とても恐ろしいです。とにかくまめに手洗いとうがい、それに部屋の換気を心掛けて、予防に徹するしかありません。おーこわ!



 F1での大きな動き
2003年02月05日(水)

 ようやく唯一の空席だったジョーダン・フォードのシートが埋まりましたね。昨年のフォーミュラ・ニッポン王者、ラルフ・ファーマン起用ですか。これでまた1人、日本レース界からのF1選手が誕生しましたね。それにしても、毎年フォーミュラ・ニッポンで健闘している本山哲には、何の声もかからないのでしょうかねえ。それから、ジョーダンのシートが確定したことで、F1界の人気者、大ベテランのエディ・アーバインの現役断念が、事実上決定的となってしまいました。エディは早々に現役続行を諦めていましたが、最後の最後に大どんでん返しで、やっぱりアーバン起用、なんてことにならないかなあと期待していたのですが。

 あと気になるニュースでは、ホンダエンジンがトラブル続きというのがありましたね。今年のBARのシャシーは素晴らしいらしいのですが、エンジンがもろい上にパワー不足で、テストもろくにできず、ドライバーのビルヌーヴやバトンはかなりご立腹のご様子。おいおい大丈夫なんかいホンダエンジン……。せっかくエンジン供給をBAR一本に絞って、より集中してエンジン開発を進められると期待しているのに……。ハッキネンがいなくなり、琢磨も出場しない今シーズン、僕にとってはホンダの活躍(とライコネンの活躍)だけが楽しみなのに……。相撲界では貴乃花も引退してしまったし、今年のスポーツ観戦は寂しくなりそうだ……。




 Mako GET CD CHECK!(2)
2003年02月04日(火)

 さて、次に紹介するのはEGOーWRAPPIN’(エゴラッピン)。このバンドの音楽は戦前のジャズから自然に行き着いたキャバレー音楽や昭和歌謡のテイストを根底にしているのですが、まだ「NightFood」しか聴いていませんが、全体的ににぎやかな曲が多く、盛り上がるにはいいかもしれないけど、家で流しておくにはちょっとうるさいかなあという感じでした。

 もともとこのアーティストはテレビドラマの「探偵濱マイク」の主題歌である「くちばしにチェリー」という曲が欲しくて買ったのですが、この曲も渋いけどにぎやかな曲で、イージーリスニングにはちょっと厳しいものがあります。というわけで、EGOーWRAPPIN’はレトロなタイプのサングラスをかけて、革ジャンを着て、それこそ「探偵濱マイク」の永瀬正敏(キョンキョンのダンナ様ね)のように、颯爽とイカしたクルマ(僕の場合はS2000)でハイウェイを走るとき専用のBGMにすることに決定!

 ……とはいえ、僕のS2000はMDしか聴けないのですが、最近CDをMDにダビングする暇がなくて、ずっと「ヴァニラスカイ」のサントラか、自分のアルバムしかかけていたいんだよなあ……。今度まとめてお気に入りのCDをMDにダビングしなくちゃ!




 Mako GET CD CHECK!(1)
2003年02月03日(月)

 最近めっきりCDというものを買わなくなり、買ったとしても洋楽か映画のサントラぐらいだったのですが、実に久しぶりに、邦楽のCDを買いました。買ったのはEGOーWRAPPIN’(エゴラッピン)のアルバム「NightFood」と「満ち汐のロマンス」の2枚、それにLOVE PSYCHEDELICO(ラブサイケデリコ)のアルバム「TheGreatestHits」の計3枚です。いずれも中古CD屋で購入しました。
 邦楽でCDを買うほど好きなアーティストといえばこの2アーティストと、あとはスピッツ、Misia、Bird、曲単位でヒッキーと椎名林檎ぐらいなのですが、特に現在はLOVE PSYCHEDELICOがお気に入りです。初めて知ったのは2000年の11月、静岡のFMラジオ「K−MIX」でのメガプッシュトラック(大阪のFM802で言うところの「ヘヴィーローテーション」)で「LastSmile」という曲が1ヶ月流れていたのを聞いたのがきっかけです。曲も渋ければ歌詞も渋い、歌声もウェットでつやがあって耳に心地よく入ってくるのがいいです。このアルバムは「グレイテストヒッツ」というくらいなので、いわゆる「ベスト盤」だと考えて差し支えないと思うのですが、全曲を通していい曲ばかりですが、特に出世作「LastSmile」とデビュー曲でもある「LADYMADONNA」がオススメです。
 「LADYMADONNA」はグラビノーヴァの音色が印象的で、1960年代〜70年代前半のロックを連想させます。曲の作りも至ってシンプルなのでうるさくなく、イージーリスニングにもピッタリだと思います。

(つづく)




 お好み焼きを食べる
2003年02月02日(日)

 おそらく今世紀になって初めて、お祭りなどの出店などではなく、お好み焼き屋で自分で焼いたお好み焼きを食べました。本当はうちのすぐ近くにあるもんじゃ焼きの「月島」というお店でもんじゃ焼きを食べたかったのですが、時間がちょっと遅かったので、人気があるそのお店は時間前にオーダーをストップしてしまったということでした。それでじゃあどこに行こうかと言うことになったのですが、何だか気分はもんじゃ焼きかお好み焼きの気分だったので、別のお好み焼きやへ行ってお好み焼きを食べることにしたというわけです。

 このお好み焼き屋もなかなか評判のいいお店で、僕が食べたのは「ぶた玉焼きそば」です。初めに半分だけ敷いて、その上に焼きそばを載せて、更にその上にもう半分をかけて焼くという、いわばお好み焼きの焼きそばサンドといったところでしょうか。大坂に4年間住んでいたのでお好み焼きは何度も食べていましたから、自分で焼いて食べました。で、僕のお好み焼きのこだわりは、トッピングの順番です。焼き上がったお好み焼きに、まずはたっぷりとソースを刷毛で塗り、その後マヨネーズを全体に網の目にかけていきます。そして重要なのはここからです。先に鰹節を載せてしまうと、切るときに鰹節がひっかかってしまい、上手く切れないのです。だからソースとマヨネーズをかけた上でまずは4つに切り、それから鰹節と青のりをかけます。これは僕が実験に実験を重ねて見いだしたこだわりなのです。そのうち「プロジェクトX」でも取り上げられて、「♪か〜ぜ〜の〜な〜か〜の〜すぅ〜ばる〜」という中島みゆきの歌の後、田口トモロヲの味のある声で「……中野は切った後に鰹節を載せた……うまくいった……」と緩やかなナレーションがつくでしょう。

 ちなみに大坂にいた頃「関西人はヘラで直接食べるんや」と友人に言われたものですが、ヘラをずっと鉄板の上に置きっぱなしにしていて、食べるときに下唇がめちゃくちゃ熱かったという苦い思い出があるので、僕は箸で食べています。僕の下唇が厚いのは、お好み焼きのヘラでやけどをしたせいだとも言われています(嘘です)。




 コロンビア号墜落
2003年02月01日(土)

 日本時間今日夜11時過ぎ、アメリカのスペースシャトル「コロンビア」が宇宙からの帰還途中、大気圏内で空中分解してしまいました。乗組員は全員絶望だと言うことです。多くの方がそうだったとは思いますが、1986年に起きたスペースシャトル「チャレンジャー」の墜落事故を思い出してしまいました。子供ながらに、夢の翼が破壊されてしまったことに大きなショックを受けたことを覚えています。事故原因は今のところ判明していませんが、先月13日の打ち上げの際、外部燃料タンクの断熱材の一部がはがれ、それがシャトル(オービター)の左翼部分に当たったのが原因なのではないかと言われています。もしそれが事実だとしたら、ヒューストンが打ち上げの後、シャトルが燃料タンクとロケットを切り離し、大気圏外へ出る前にミッション中止の指令を出していれば、おそらくこの事故は起こらなかったでしょう。スペースシャトルは燃料タンクとロケットを切り離しても、オービターだけで滑空して戻ってこられますからね。宇宙空間に飛び出してしまった時点で、あの事故は運命づけられていたといっても過言ではありません。

 アメリカの宇宙開発計画は、アメリカ政府ではもはや過去のこととして受け止められているのだそうです。シャトルが宇宙に打ち上げられるのが日常茶飯事となり、NASAへの予算も年々削減されているのだそうです。イラク攻撃などの武力行使に莫大な予算を投入するよか、世界13ヶ国で共同でおこなっている、人類の未来の平和のための宇宙開発に、もっと予算を投入して欲しいものです。何でも宇宙空間では、重力下では作ることのできない薬や合金を生成することができるのだそうです。すでにこれまでは治療が困難だった病気の特効薬の研究もかなりのところまで進んでいるようです。アメリカ大統領にはブッシュのような人ではなく、こういうことがわかる穏健派の人になって欲しいですね。


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