Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 モノクロ、アルバム完成
2003年03月02日(日)

 昨年からうちのレコーディング機材を使ってレコーディングを続けているストリートミュージシャンの「モノクロ」が、今日もやってきました。彼らは専門学校生で、卒業までに自分たちのオリジナルアルバムの制作を作ろうと頑張っているのですが、今日、僕が彼らを自宅に残して仕事に行っているうちに、ついにアルバムを完成させました。CDが完成したらもらえることになっているので、とても楽しみです。

 楽しみといえば、彼らに無償で部屋と機材を貸したお礼として、僕は彼らにごちそうしてもらえることになっているのです。うーん、完成したCDも楽しみだが、そっちも楽しみだなあ!ふぐ刺しに大トロの刺身、それからフォアグラに北京ダック、霜降りの神戸牛のしゃぶしゃぶなんかもいいなあ……。




 別れの季節
2003年03月01日(土)

 3月になりましたね。来月4月が「出会いの季節」だとすれば、3月は「別れの季節」ですね。年度末になり、卒業シーズンになると、多くの人々が新たな人生の新しい出発を迎え、遠くへと旅立っていきます。しかし、例えかけがえのない友達や恋人と離ればなれになってしまったとしても、それは「距離的な別れ」、あるいは「物理的な別れ」でしかありません。本当の親友なら例え遠くに離ればなれになってしまっても、それから数年間全く会えなかったとしても、何年か経って再会したときは、必ず変わらぬ親友としての関係を取り戻すことができるでしょう。特に高校、大学、そして社会に出てから出会った出会いは、生涯を通じて付き合っていける出会いだと思います。ですから、しばしのお別れがやってきたとしても、お互いの新しい旅立ちを祝福し会うことが大事です。恋人同士で離ればなれになってしまった場合も同じです。どんなにお互いの距離が離れていても、心さえ通じ合っていれば、お互いをずっとそばに感じていられるでしょう。

 今日は親しい友人たち5人で、僕の部屋で飲み明かしました。1人を除いてみんな僕よりも年下ですが、彼らとはおそらくずっと、この先もいい関係でいられると思っています。例えこのうちの誰かが遠くへ旅立つことになったとしても。




 2月最後の日
2003年02月28日(金)

 ついこの間年が明けたばかりだと思っていたら、早いものでもう今日で僕が生まれた月、アメジストの2月が終わってしまいます。仕事も忙しいこともあり、1ヶ月はあっという間に過ぎていきます。28歳ともなるとそろそろ結婚を考える年でもありますが、僕はビンボーなので、結婚はあり得ないでしょう。

 来月からはF1も始まりますね。F1が始まったら、1年もあっという間に過ぎて行くんだろうなあ。そうやってただただ仕事に追われるまま月日を重ね、未来の自分は、いったいどうなっているんでしょうか。
 昔から、特に理由はないのですが「自分は32歳で死ぬ」という脅迫概念に縛られています。自分には自殺願望もなければ特にこれといって身体に問題もないんですけどね。ただ、いつの頃からか(高校時代にはすでに感じていた)、夢に出てきたり占いで出たり誰かにいわれたり、なぜか決まって「32」という数字が出て来るんです。

 僕が32歳になるのはあと4年。きっと32歳になっても何事もなく1年を過ごし、そんなくだらない脅迫概念から開放されるんだろうと思っています。そう、きっと今と全く変わらない生活をしているんだと思います。良くも悪くも。




 恋愛小説
2003年02月27日(木)

 現在執筆中の「マツダイラ」は、長編小説では21作目の作品になるんですが、実は1年後にある大手出版社に持ち込むための新しい小説を書き始めました。「マツダイラ」はネットで公開するためだけの作品なので結構気楽に書いているんですが、22作目の新作は、単行本化を狙った作品です。これでも僕、過去に何度か賞をもらっているんですよ。

  そうそう、賞で思い出しましたが、大学時代にファンタジー系の小説を書いて、ある出版社の公募に応募したんですよ。で、かなり自信があって受賞は間違いないと踏んでいたのですが、佳作に終わったんです。それで、大賞作品はどんなにすごい作品なのかと思って本屋で立ち読みしてみたら、これがまた全然大したことない作品で、ファンタジーとは名ばかりのキャピキャピの女の子が主人公の低俗な冒険小説だったんですよ。ところがこれがいわゆるそういう系が好きな人々の間で結構人気が出て、そのうちOVA(オリジナルビデオアニメ)やゲームソフトになったりして、かなり驚きました。

 まあその小説には、いわゆる目が大きい3頭身ぐらいの女の子のキャラクターのイラストが添えられ、小説は一人歩きして、どちらかというと話の内容よりもキャラクターのイラストの方に人気が出てしまったらしいのですが、それにしてもその小説の作者は、自分の書いたものがそこまで大きくなるとは夢にも思っていなかったでしょうね。ちなみに僕はその出版社には二度と自分の大事な作品を送るまいと思いました。

 今日から書き始めた小説は、ある恋愛を写実的に描いた「ドライ&ブルー」という純恋愛小説です。ネットでは公開しませんので、単行本化が実現しない限り皆さんに読んでもらえることはないと思いますが、単行本化されなくとも、執筆意欲に身を任せて、自分で納得いく作品を作りたいと思っています。




 カビキラーの威力
2003年02月26日(水)

 うちのお風呂は空調設備がついていないので、夏の間に窓を開けておかないと湿気がこもり、カビが壁中に生えてしまいます。しかし、アパート自体が古いので、窓を開けるにも大きな音が出る上、窓が廊下に面しているのであまり頻繁に開けることができないのです。そんなわけでお風呂掃除をするときにタイルの隙間に生えたカビを、洗剤とブラシでゴシゴシと擦って落とそうとするのですが、これがとても頑固でほとんど落ちない!そうこうしているうちにうちのお風呂の壁はすっかりカビだらけになってしまいました。

 そこで思い切って、 最近CMで森尾由美が「擦らずカンタン!」と豪語しているカビキラーなるものを買ってきて、マスクをし、手にはビニール手袋、目には水中眼鏡を装着し、窓も開けて万全の状態で壁中にカビキラーを散布していきました。「本当にかけるだけでカビが落ちるのかなあ」と半信半疑だったのですが、使用方法の通り10分経って水で洗い流してみると、何とあれほど頑固で擦っても全然取れなかったカビがものの見事に流れ落ち、真っ白なタイルが姿を現したではありませんか!

 いや〜カビキラーって、本当に「擦らずカンタン!」だったんですねえ。あれほど密集していたカビが落ちてぴかぴかのタイルが見えたときは、感動ものでしたね。まあそれだけ強い液体で化学変化によってカビを落とすので、取扱いには十分注意が必要ですが、これからはカビキラーはかかせませんね。ちなみに今回のカビ一層では、丸々一本使い切ってもまだ足りず、後日また買ってきて、今回落としきれなかった部分をずべて処理しようと思っています。それにしても、お風呂のカビはもはや諦めていたんですけど、やっぱりきれいなお風呂に入るのは気持ちがいいですね。




 ウィンドディフレクター
2003年02月25日(火)

 S2000のオプションエクステリアである「ウィンドディフレクター」というものを注文していたのですが、それが入ったとの電話がありました。お店が混んでいるということなので、金曜日に取付に行ってくる予定です。ウィンドディフレクターとはシートの間に設置する、高速での風の巻き込みを低減するもので、必要ないときは後ろに倒すことができます。オープンにしているときに両側の窓を閉めていれば、ほとんど風が巻き込んでくることがないのですが、やっぱりオープンにしたら両側の窓も開けて完全なオープンにしたいので、このウィンドディフレクターがあれば後ろからの風の巻き込みがほとんどなくなり、高速時でも髪の毛がぼさぼさになることはありません。

 僕のS2000は基本的にノーマルを貫いているのですが、メーカーオプションのパーツならあまりごっつくなりすぎずにドレスアップできるので、徐々に取り付けていこうかなと思っています。ちなみに取り付けたいパーツは、「H」マーク入りのBBSのアルミホイール、リアストレーキ、フロントアンダースポイラー、トランクスポイラーかな。



ウィンドディフレクター




 シルバ新ガレージ決まる
2003年02月24日(月)

 昨日突然、現在借りている屋根つきガレージが3月いっぱいで取り壊されるという旨を通達されたのですが、今日は昨日断られた2件目のガレージのおばちゃんの紹介で、自宅からは少し歩くのですが、同じように屋根付きのガレージを紹介してもらい、早速連絡を取ってみました。まずは実際にガレージに行ってみて見てきたのですが、現在のガレージよりは若干遠くなるものの、駅に近くなり、しかも環境的には広くて出しやすく、個室ではありませんがしっかりとした建物の中にあるので、今までの中では一番に物件でした。しかも話を聞いてみると、割といい場所が3月から空くことになり、さらにこのガレージは不動産屋を通していないので敷金・礼金も必要なかったので、早速ここに決めました。

 まあ現在のガレージよりは若干値段は上がって、個室ではないのでハードトップの問題が残ってはいますが、とりあえずより出しやすく、駅や街から近くなったガレージを見つけることができてほっとしています。シャッターではないので、これからは毎回毎回がらがらと音を立ててシャッターを上げ下げする必要がなくなるんだなあ……。でも今のガレージの向かいに住んでいる老夫婦とは毎朝晩挨拶していて結構親しくなったので、3月からは会えなくなるのがちょっと寂しいです。




 突然の退去命令
2003年02月23日(日)

 実は今日、突然借りているガレージの管理人さんから「申し訳ありませんが、このガレージ3月いっぱいで取り壊すことになったんですよ」と言われてしまいました。いきなり3月いっぱいで愛車が放り出される事になってしまったわけです。現在借りているガレージは屋根付きシャッター付きで、倉庫をガレージとして使っているので個室になっていて、クルマ用品を入れた棚やS2000のハードトップも置いてあったりして、値段も安くとても良いガレージでした。この近くでこれだけ好条件のガレージが果たして見つかるのでしょうか……。

 S2000はソフトトップという幌がついた車なので、個室は無理だとしても、できれば直射日光を避けられる屋根付きがいい、ということで家の近所の屋根付きのガレージをあたってみました。最初の1件目は、一応屋根はついていますがほとんど野外みたいなもので、雨が降ると屋根の下まで降り込んでくるので意味がなく、しかも地面が土だし、クルマがたくさんありすぎて出にくいので、格安だったけど却下しました。
  2件目は少々出し入れは面倒なのですが、大きな倉庫のような建物の中に何台か並べて駐車するというタイプで家からもとても近く、なかなか魅力的なところだったのですが、不動産屋を通しているので敷金・礼金を取られるのでちょっと悩むところでした。ところが、実際S2000で見に行って試しに出し入れをしてみたところ、僕のクルマを見た管理人のおばちゃんに「いいクルマなので傷つけたりすると怖い」「大きいクルマなので他のクルマが出にくくなる」という理由で向こうから断られてしまいました。大きいというのはおそらくフロントが長いからそう見えただけで、逆にS2000はリアが短いので、全長は他の普通車より若干短いんだけどなあ……。

 困った!非常に困った!どこかこの近くで工場跡地みたいなところを格安で貸してくれるようなところはないか!よくテレビとかで見る、工場をガレージ兼住処にしているような、あんな物件はないものか……。いずれにしても個室は絶望的となってしまったので、それまでガレージに入れていたクルマ用品の棚や巨大なハードトップ(S2000の屋根)は、仕方がないので2人がかりで大変な思いをして自宅のアパートの2階まで運び上げ、現在玄関前の廊下に放置されています。一番隅の部屋なので、まあ他の住人の迷惑にはならないと思いますが、狭くなったなあここ……。これでまたハードトップを装着するとき、どうやって降ろせばいいんだろう……。




 声で操作するゲーム
2003年02月22日(土)

 昨日はF1ゲームのお話をしましたが、今日は最近CMで話題になっている、声でキャラクターに指示を出して物語を進めていく「オペレーターズ・サイド」というゲームのお話。
 このゲームは専用のUSBマイクが必要で、ゲーム上のキャラクターはプレイヤーの声を認識し、「シーマン」の要領でキャラクターに命令を出し、キャラクターはプレイヤーの指示に従って行動するというゲーム。イヤーこれはなかなか驚かされたゲームです。「歩け」「走れ」「止まれ」「戻れ」「調べろ」などという基本的な命令はもちろん、「赤い瓶調べて」とか「白い紙取って」、あるいは「ワイン飲んで」やら「新聞読んで」などありとあらゆる言葉を認識してくれるので、調べたいものが上手く伝わらないときなどは、そのものの特徴を言うことでわからせたりと、とても良くできたゲームなのです。

 舞台は近未来の宇宙ステーション、エイリアンが侵入したという設定で探索を進めていくのですが、戦闘シーンなどでも自分でキャラクターを操作できず、「前!」「後ろ!」「背中撃て!」「リロード!」「避けろ!」「右目撃ってリロード!」などといちいち指示を出さなくてはならないので、言葉で説明するのってとてもエネルギーを遣うんだなあと実感しました。当然コンピューターがこっちの言葉を認識しなかったり違った言葉で認識されたりすることもあるので、時々イライラすることもあり、ある時「聞いてるの?」とつい言葉に出したら「ちゃんと聞いてるわよ!」とキャラクターに怒鳴られてしまいました。いや驚いた……。
 まあいくらゲームの中のキャラクターと会話ができるからと言っても所詮プログラムですから、現実と混同してしまうほど僕は病んではおりませんが、それにしてもゲームというものは、どんどん進化していきますねえ。




 F1ゲーム
2003年02月21日(金)

 最近全然新しいゲームを買っていなかったのですが、今日は久しぶりにゲーム屋さんによって、昨日発売されたばかりのプレステ2の「Formula1 2002」と、最近CMで話題になっている、声でキャラクターに指示を出して物語を進めていく「オペレーターズ・サイド」というゲームの2本を買いました。

 「F1」の方はあのレースゲームの最高峰「グランツーリスモ」シリーズを出しているソニーコンピューターエンターテイメントのゲームなのですが、一昨年発売された2001年度版は、同じ時期に発売された別の会社のF1ゲームと比べて全然出来が良くなくて、グラフィックから挙動、エンジン音までしょぼくて「本当にグランツと同じ会社のゲームなのか?」と思ってしまったのですが、今回はかなり改善されていて、本当は昨年の日本グランプリ前に発売される予定だったのが昨日まで発売延期されただけあって、昨年のデータながらかなり忠実にデータを繁栄しているように思えました。

 さっそく中間のレベルで、マシンダメージ、タイヤの減り、マシントラブル、燃料の減り、天候の変化、FIAルールなどを全部オンにし、ハッキネンはもういないので琢磨でチャンピオンシップをプレイしてみました。1ウィークで金曜の午前午後、土曜の午前と予選、日曜のウォームアップと決勝がプレイできるんですが、ピットにいる間も多車の走りをテレビアングルで眺めることができるので、とても臨場感があります。しかしながらさすがにデータが忠実に再現されているだけあって、レースゲームの達人といわれている僕の腕を持ってしても、琢磨ではどう顔張っても予選で10位以上にあがれず、仕方がないのでライコネンに乗り換えてやり直しました。

 ライコネンでポールポジションを取って決勝へ。すると、前作もそうだったのですが、今回もしっかりとテレビ中継と同じ、ギターの「♪ジャッジャ〜〜ン!」と始まるFIAマークが流れ、その後長坂アナと今宮さんの解説なども流れつつ、グリッドガールやメカニックがいるグリッド上が映し出され、本物さながらの興奮が味わえます。今回驚いたのは、スタート時にローンチコントロールが使えるということでした。これをオンにすると勝手に適正の回転数を保ってくれ、ランプが消えた瞬間にこれを切ると、ロケットスタートを決めることができるのです。もちろん失敗するとエンジンストールしたり、フライングしてピットペナルティを受けたりします。

 挙動はなかなかリアルに再現されているみたいで、ちょっと挙動を乱すとすぐにスピンして、下手するとエンジンが止まってしまったりするのがシビアで僕好みです。もちろん壁に激突したりするとすぐにフロントウィングやフロントノーズ、あるいはタイヤが外れてしまい、リタイヤとなってしまいます。だからあまり最初から最後まで飛ばし続けずに、後続をブロックしながら堅実な走りを続けるのが大事なようです。このあたりも実際のレースと同じなのでしょうね。

 途中のピットインでは、ちゃんとモーションキャプチャーされたピットクルーがわらわらと作業をこなし、最後までトップをキープしたまま2002年開幕戦オーストラリアはフェラーリの2台を抑えて優勝。で、この後もっと驚いたのが、表彰台のシーンまで再現されていたことでした。表彰台にライコネン、シューマッハ、バリチェロの3人とマクラーレンのメカニックが登り、何とテレビ中継と同じく1人ずつトロフィーを受け取り、その後握手をしたり背中をたたき合ったりしながら、シャンパンファイトまでしていました。ちなみに僕が見た限りでは、CGで作られたドライバーは、クルサード、ラルフ、琢磨はそっくりでしたね。ミハエルは全然似ていませんでした。


≪過去 未来≫ 初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加