Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 不思議なラーメン屋
2003年04月15日(火)

 うちの家のすぐ近所に、とある普通のラーメン屋があるのですが、そのラーメン屋、一見さほど広くもない通りに面した、ごく一般的なお店なのですが、僕が深夜2時とか3時に帰る頃、平日だというのにまだ電気や看板がついており、しかも何とのれんまで出ているのです。……これって、まだ営業中なんだろうなあ。一体このラーメン屋は何時まで営業しているのだろうか……もしかしてこの辺りは小さな居酒屋も多いので「酒を飲んだ後はラーメンが食いたくなる」という酔っぱらいの客を狙って真夜中まで営業しているのだろうか。でも、平日から?

 しかも、さらに驚いたことに!その店の看板には普通に「ぎょうざ」という大きな筆文字が書かれているのですが、何とその横に「昔の味」という文字が書かれているではないか!「昔の味」ってなんだ〜!?「昔ながらの味」ならわかるが、「昔の味」って何なんだ〜!味が古いって言うことなのか?




 感情の開放
2003年04月14日(月)

 僕は自他共に認める温厚派で、まずキレることはありません。しかし、理不尽な目に遭ったりすると、心の奥底では腸が煮えくり返っていることもあります。人に八つ当たりすることはないのですが、自分一人になったときに、大声でわめいたりしてストレスを発散することもよくあります。

 現在執筆中の「マツダイラ#004」には、これまでとは全く変わった一面を持っています。おそらくこれまでの3話の中では最もシリアスな内容と言ってもいいでしょう。荒れ狂うほどの怒りと情熱をキャラクターたちに託して、自分自身の内なる感情を解き放っています。理不尽な思いをしているのに、世間体を気にして「馬鹿野郎!」という怒りを胸の奥底にしまってしまいがちな現代社会に、一石を投じたいと思っています。「マツダイラ#004」は今週末に完成します。




 久しぶりのテニス
2003年04月13日(日)

 今日は朝の11時から午後3時までテニスです。寝坊してしまい、朝ご飯を食べる時間がなかったので、本当は炭水化物を摂ってからテニスに臨みたかったのですが、仕方がないので途中のコンビニでカロリーメイトを買うことにしました。ところがそのコンビニにはカロリーメイトが売っておらず、代わりにウィダーインゼリーを買って初めて食べてみたのですが、これがまた恐ろしくまずかったです。背に腹は変えられないので運転しながら10秒チャージを済ませてテニスコートに到着。

 十分準備体操をしてから、軽くラリー(打ち合い)をして、その後は時間まで延々試合が続きます。ラリーは昨日オートテニスで練習しただけあってかなりいい感じだったのですが、いざ試合が始まると、ダブルスでの動きがまったくわからなくなってしまっていたことに気付きました。後衛に立ったときに前衛の動きにあわせてフォローするのを忘れて間を抜かれてしまったり、逆に前衛に立ったときに逆をつかれてしまったりと、まあ何とも情けないミスを連発し、終わってみれば8試合で勝ったのはわずか2試合だけ、散々な結果に終わってしまいました。

 それにしても他のみんなは、僕が休んでいる間にどんどん上手くなっているように思いました。自分と実力が拮抗していてライバルだと思っていた人にもかなわなくなっていて、やっぱりブランクは1夜では取り戻せないなあと実感しました。
 それでも後半は動きの感覚をだいぶ掴んだので、これからしばらく、真面目にテニスに参加しようと思っています。




 ブランクの穴埋め
2003年04月12日(土)

 今年に入ってまだ一度もテニスに行っていなかったのですが、4月に入り休みが取れるようになってきたので、運動不足になっているということもあり、明日の日曜日を皮切りに、またコンスタンスにテニスに行くことにしました。そこで今日は長い間行っていなかったブランクを少しでもなくそうと、オートテニス場で練習をしてきました。

 オートテニスというのはバッティングセンターのようなもので、半分だけのテニスコートのネットの向こうからボールがでてきてそれを打ち返すというものなのですが、当然機械がボールを出しているので来る場所はいつも安定しており、実際はあまり練習にはなりません。それでもボールを打ち返す際のストロークの感覚を取り戻すという意味では役に立つので、フォア・バックの交互にボールを出すように設定し、50本×3セットで練習しました。

 1セット目は若干感覚がつかめずミスが多かったですが、2セット目はほとんどミスなく打ち返すことができ、3セット目にはだいたいストロークの感覚を取り戻すことができました。こぼれ球を使ってサーブの練習もしましたが、サーブは問題ないようです。これで明日は久しぶりだけど、何とかまともに試合ができそうです。
 毎回久しぶりに行った日は、勘を取り戻した頃に終わってしまいますからねえ。明日は最初から飛ばして、白星を増やしたいです。




 書くことの苦しみ
2003年04月11日(金)

 昨日は「物語を書くことは面白い」という話をしましたが、「文章を書くこと」の全てが面白いというわけではない。実は僕は昔から「読書感想文」というものが大嫌いでした。読書感想文に限らず、何かに対しての感想を書かされるのはとても苦手なのです。あと、エッセイも嫌いです。ですからこのVoiceやF1レポートは、「文章を書く」という作業の中では、どちらかというと苦手な部類に入ります。
 もちろん感想文にしてもエッセイにしても、自分が書きたいことがあって書く場合は当然自然に筆が進むわけで全然苦にならないのですが、何もないところから無理矢理絞り出そうと思うと、なかなか出てこないので苦しいです。

 仕事柄雑誌のコラムなどで原稿の依頼をたまに受けることがあるのですが、ある一つのテーマに沿って限られた文章量の中で何かを書かなくてはならないというのは、まあ興味のあることに対しての文章ならともかく、まったく興味のないことに対しても感想やエッセイは、本当に毎回頭を悩ませながら書いています。なので物語を書くのと比べると、同じ文章量でも書くスピードは格段に下がってしまいます。
 それにしても最近は「原稿用紙を買う」ということが全くなくなってしまいました。昔は400字詰め原稿用紙を買ってきて万年筆でサラサラと原稿を書き、できあがったらその分厚い原稿を綴じて郵送していたのですが、そのうちワードプロセッサーを使うようになると、万年筆を使うことがなくなり、キーボードで文章を打ち、できあがった原稿をプリントアウトして郵送するようになりました。その後Macに切り替わりインターネットが普及すると、原稿ができあがったらプリントアウトスラせずに、そのままEメールに添付して転送するようになったため、紙を使うことがなくなりました。

 ワープロやパソコンでの執筆作業の利点は、何と言っても推敲が格段に楽になったことですね。誤字の修正などは、昔はホワイト修正液で消して乾くのを待ってから書き直したり、一文を削除したり挿入したりする場合などは、その部分をもう一度書き直したりしていましたからねえ。今では誤字の部分だけを選択して打ち直し、文章の挿入もコピー&ペーストでカンタンにできるようになりました。便利な世の中になったものです。
 ただし、手軽に修正ができて、それを手軽に送ることができるようになると、その分修正の量が増えてしまうのが難点ですね。すぐに直せるからぎりぎりになって細かい直しは入るし、メールで送れるから「1時間ぐらいで送って下さい」とタイトなスケジュールを組まれるし……。原稿用紙で書いていた頃は、時間はかかったけど、その分色々と考えを巡らせながら、気持ちにゆとりを持っ文章を書いていたような気がします。




 書くことの喜び
2003年04月10日(木)

 僕も「マツダイラ」や「それマコ」をHPで書いていますが、物語を書くというのは、実に楽しいものです。アイディアが浮かんでくれば文章は流れるように出てくるし、書きながらさらに想像力を膨らませ、自分の世界を作り出していくことができます。「マツダイラ」では、キャラクターにこんなシブイセリフを言わせてみたい、こんなシュチュエーションにキャラクターを置いてみたい、はたまた絶対に自分では実現しないようなことをやらせてみたい、などと自分のしたいことをキャラクターたちに自由にさせることができるし、何といっても読者に少しずつ伏線を与えていって、そのタネを少しずつ明かしていくという醍醐味もあり、物語を書く者は、その物語の世界では「神」になることができるのです。
 ただし、そこで作者がキャラクターたちを何にも考えずに好き勝手させるのではなく、いかにそれぞれのキャラクターにそれぞれの性格や人格を与え、作者の性格や人格ではなく、あくまでそのキャラクターの性格や人格という、いわば「ルール」に乗っ取ってキャラクターを描き、物語を形成していくかで物語のリアリティや質は格段に変わっていくと思います。つまり物語を書く上で、あらかじめ自分で設定した各キャラクターの性格、人格に基づき「こいつならこうするだろうな」という推測を基にキャラクターを行動させるのが、また物語を書く醍醐味でもあるわけですね。

 「それマコ」は、そう言う意味では物語のリアリティや質は全くないと言ってもいいですが、あれはあれで、本来ならボケとツッコミが揃わなければできない漫才や、何人かいて、しかもそれなりのシュチュエーションや舞台がなければ成り立たないコントを、キャラクターたちを使ってやらせているのです。つまり作者である僕は、差詰め「それマコ」というお笑いバラエティ番組のプロデューサーということになるわけですね。僕は「それマコ」で、ふと思いついたコントやギャグを披露しているというわけです。「マツダイラ」と「それマコ」はまったく異なるものですが、キャラクターを自由に操って何かを表現するという意味では、やっていることは同じことなのです。

 よねさんのHPで公開された「子供たちは夜の住人」も、作者自身が実に物語を作ること、そしてキャラクターを自由に動かしていくことを楽しみながら、伸び伸びと書いているなあと思いました。まず自分自身が楽しまなければ、読む人を楽しませられないですからね。読んでいて驚いたのですが、おおよそよねさんのイメージとはかけ離れた、独特の世界観がそこにはありました。おそらくそれは、僕たちが掲示板などで知っているよねさんとはまた別の、内なるよねさんの世界観なのだと思います。よねさんという「神様」が、よねさんの作り出した世界をどのように作り出していくのかがとても楽しみです。自分の今の日常が真実だと思いこんでいるあなた、実はそれは作られた現実で、実際は全く違った、あなたの知らない本当の現実が隠されているかも知れませんよ。よねさんの物語は、そんなミステリアスな物語です。ぜひ読んでみてください。




 カーナビが見えてきた
2003年04月09日(水)

 「S2000ニュース」でずいぶん前に書きましたが、ようやくカーナビを今月買えることになりました。うちの車にはポータブルのカーナビしかつけられないのですが、ポータブルを侮る事なかれ、これがまたすごい機種なんですよ。使用メディアはCD−RでもDVDでもなくハードディスク。ハードディスクだから速いし、書き換えも可能なのです。ま、詳しいことはよくわかりませんけど、グラフィックもきれいだし、テレビもDVDも見られるし、今から楽しみです。カーナビ買ったら、行きたいところがたくさんあります。知らない街でも迷うことがないので、S2000で日本の色々なところを旅したいと思っています。まずは手始めに、長野あたりに行ってみようかな。



 F1予想グランプリ速報
2003年04月08日(火)

●F1ブラジルGPレポートをアップ

 先ほどゆうきちさんサイトのF1予想グランプリのブラジル終了時点までの結果が発表され、何とこちらでもポイントリーダーに躍り出てしまいました!はっはっはっはっは!いや〜まいったな〜!女帝ONIちゃんとの差は2ポイント差、まだまだ全然余裕ないですが、昨年圧倒的な強さを誇ったONIちゃんの上に立つと、やっぱり嬉しいです。形格さんのところでもマレーシア終了時点で単独トップ、こりゃあ、いよいよダブルタイトルが現実味を帯びてきたかあ?

 さて、うちのF1レポートもようやくブラジルグランプリまで間に合わせることができました。Winで見るとリザルト表とその下の注釈の文字が小さすぎるようですが、なにぶん確認できないもので、ご迷惑をおかけします。さて、あとはシーズンプレビューか……。もうプレビューじゃないやん……。




 指輪物語る
2003年04月07日(月)

●F1マレーシアGPレポートをアップ

 実は昨日、ようやく「ロード・オブ・ザ・リング〜2つの塔〜」を観てきました。原作の小説でも読むのが大変で難所だった第2部でしたが、映画でもかなり難所でした。長いッ!それにしてももの凄い数の人間、化け物、そして木々が暴れ回った映画でしたね。主人公のフロドは今回全然活躍していなかったので、あの人間の剣士が主人公のように思えてしまいました。あと、あの木たちが暴れる暴れる!蹴るわ殴るわ、ダムは壊すわの大暴れですわ!暴れはっちゃくもびっくりですわ!いや〜、気を怒らせると怖いですねえ、「気を付けよう、甘い言葉と歩く木々」。……はあ、リブ・タイラーは美しい。とてもエアロスミスの娘とは思えない……。




 ブラジルはもうハチャメチャ
2003年04月06日(日)

●F1オーストラリアGPレポートをアップ

 えー……F1グランプリは早くも第3戦ブラジルグランプリを終えたわけですが、今さら開幕戦オーストラリアグランプリのレポートをアップいたしました。今年から装いも新たに、さらにわかりやすいレポートを目指しました。内容もレース外のことまで掘り下げていくのではなく、純粋にコース上で起こったことを見た私の感想を書いています。興味のある方はどうぞご覧下さい。

 さて、今回のブラジルグランプリは歴史に残るもの凄い展開となりましたねえ。まだ見ていない方もいらっしゃるので結果にはまだ触れないでおきますが、まさかこれほどまでに荒れたレースになるとは……。今シーズンはこの先いったいどうなってしまうのでしょうか、まったく予想ができません。


≪過去 未来≫ 初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加