Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 無限ホンダ脱税疑惑
2003年07月02日(水)

 先週の水曜日に2度目の手術をし、今日抜糸の予定だったのですが、傷口がまだ完全に塞がっていないので、抜糸は見送りました。たぶん今週中には抜糸できると思うのですが、早くせいせいとお風呂に入れるようになりたいです。今は「スキナ」という泡で身体を拭いているので、何とかこの時期を乗り切っています。

 さて、話は変わりましてあの無限ホンダに何と脱税疑惑が浮上していますねえ。無限から関連する自動車部品製造販売会社に80億円を超す不透明な資金の移動があったことが1日、関係者らの話で分かったようで、不透明な資金の一部は、東京都港区の「本田宗一郎記念館」の用地買収に充てられたとみられ、本田宗一郎の長男で無限社長の本田博俊氏が逮捕されてしまいました。

 無限ホンダは98、99年にF1で3勝を挙げ、国内最高峰のレースフォーミュラニッポンでもワンメイクでエンジンを供給している世界的に知られる自動車エンジン製造会社。その脱税が発覚したことで、モータースポーツ界にも激震が走りました。無限は1日、本田容疑者が責任をとって事実上経営から身を引く考えで、取引先やレース関係者に迷惑が及ぶことを避けるため、ホンダに協力を要請したようですが、本田容疑者自身は容疑を否認、事実関係を明らかにして欲しいものです。個人的には本田博俊氏の無実潔白を信じています。

 しかしついこの前まで江角マキ子主演のドラマ「マルサ!」を見ていただけに、かなりタイムリーな事件でした。やっぱり江角マキ子のような国税局員が変装したりして、潜入捜査とかおこなっていたのでしょうかねえ……そんなわけないか。




 お騒がせタトゥー帰国
2003年07月01日(火)

 初来日でお騒がせ続きだったロシア人女性デュオ「t.A.T.u.(タトゥー)」が今日、ロシアへと帰っていきました。日本では生放送の「ミュージックステーション」への出演キャンセル、それにファンイベントも中止となり、関係者達は生意気なガキどもに振り回されるだけ振り回されたという感じですが、しかしあの若さで(若さ故か?)あれほどわがままな外国人タレントも珍しいですね。

 生放送の「ミュージックステーション」では、オープニングに登場したものの、いざ歌を披露という場面でいきなり出演を拒否し、司会のタモリも「何が気に入らなかったのでしょうか?」と困惑するばかり。その後の記者会見で彼女たちは「私たちはロシアからはるばるやってきた、当然私たちだけ単独で扱われるべきなのに、他の日本人アーティスト達と同じ場に置かれ、疎外感を感じた」と出演拒否の理由を明かしていますが、やれやれ、一体何様のつもりなんでしょうかねえこの小娘どもは。曲はいいけど歌は大して上手くもないくせに。自分たちがビッグスターだとでも思っているのでしょうか?

 そもそもこの一連の騒動は、話題性づくりのために初めから仕組まれていたものだとも言われており、それが事実ならば日本の業界はまんまと彼女たちの宣伝の道具として使われてしまったと言うことになりますねえ。僕は元々このタトゥーは全然興味はなかったのですが、このスキャンダラス性を狙った宣伝効果は、果たして効果があるのでしょうか?ま、タトゥーファンなら「そんなアウトローなところがいい!」と思うのかもしれませんが、僕にしてみたらこのファンを馬鹿にした態度はまったく理解できませんね。僕も音楽業界に身を置いているだけに、こういう馬鹿で身の程知らずな人間とは仕事したくないですね。まあ彼女たちのタレント生命は、それほど長くは続かないとは思いますけど。

 彼女たちへのギャランティは未払いの状態らしいですが、これ、当然払う必要なんてありませんよね、むしろ損害賠償を請求してもいいくらいです。今年の11月に彼女たちは再び来日しライブを行うらしいのですが、もう来なくていいよ。




 F1ヨーロッパグランプリ決勝
2003年06月30日(月)

 がっかりです。日本時間で昨日の夜行われたF1第9戦ヨーロッパグランプリ決勝、前日の予選で悲願の自身初ポールポジションを獲得したライコネンが、トップ独走中のままエンジンブローでリタイヤ、マクラーレンの持病は今年も治っていなかったようですね。そもそも信頼性を確保するという意味で昨年の改良型マシンでレースに臨んでいるというのに、なぜエンジンブローするんだ?せっかくのライコネンの頑張りが一瞬にして水の泡にしてしまいましたね。

  過去にもマクラーレンのエンジンはハッキネンのタイトル獲得の足を引っ張り、2000年アメリカでは彼の3度目のタイトルの夢を潰してしまったのは記憶に新しいです。また2001年にはハッキネンのシーズン初勝利がかかったスペインで、トップ独走中、優勝確実だったファイナルラップでのまさかのブロー、マクラーレンはいつまでこの持病を引きずっているつもりなのでしょうか。
 今回のレースでは、前回のカナダで3ポイント差でポイントリーダーに上がったM・シューマッハがモントーヤと接触し後退、ライコネンはリタイヤしていなければおそらく優勝して、シューマッハは6位でレースを終えたはずだから、ライコネンは4ポイント差で再びポイントリーダーに返り咲いていただけに悔やまれてなりません。

 さて、シューファンの一部では物議を醸しだしているモントーヤとシューマッハの接触ですが、ファン心理からすれば「モントーヤは危険なドライバーだ」と想う気持ちは分からなくもないですが、はっきり言ってそれは間違い。モントーヤは言動こそ乱暴で粗雑な態度ですが、レースにおける彼の走りは、アグレッシヴですがクリーンです。しっかりとシューマッハのためにスペースを残していたし、あのチャンスで仕掛けないようではドライバーとしては情けないですからね。彼のオーバーテイクは見事でした。F1はモントーヤのようなドライバーが不可欠ですね。

 「危険なドライバー」という言葉は、むしろ今回のアロンソのような場合に使うべきです。アロンソは今シーズン大活躍をしているし、今回の一件は故意ではないと思うので「罪を憎んで人を憎まず」ですが、ちょっと今回のクルサードに対する行為はひどすぎましたね。しかもレース後クルサードに対して謝罪するのかと思ったら、チームボスのブリアトーレと共に「こちらに非はない、クルサードが接近しすぎた」などと開き直る始末。おいおい!そりゃないだろう!クルサードは追い抜くつもりでぴったりと後ろにつけているんだから、あれだけ接近するのは当たり前でしょうが!クルサードは何とか危険を回避してどこにもぶつけずに済みましたが、コーナーでの速すぎるブレーキングは危険極まりない行為ですね。アロンソは実力はありますが、ドライバーとしてはまだまだ青いですね。

 そういえば昨年どこかのグランプリでは、予選セッションでアタック中の佐藤琢磨に気付かなかったライコネンがラインを塞いでしまい、琢磨と接触してしまったという事故もありましたねえ。あの事故は紛れもなくライコネンに非があったわけですが、あの時もライコネンとチームは開き直っていました。F1ではむやみに自分の非を認めてはならないという決まりでもあるのか?




 傷口が開く
2003年06月29日(日)

 今日は天気にも恵まれ、気分転換に出かけるには打ってつけの休日だったのですが、先日手術した傷口が開いてしまい、それどころではなくなってしまいました。おかげでクルマにも乗れず、家にいても俯せで寝ていることしかできず、仕方がないので一日ごろごろしながら過ごしました。夜はF1ヨーロッパグランプリの決勝があるので楽しめそうですが、晴れているのにどこにも遊びに行けないというのはちょっと辛いですね。

 抜糸は予定では今度の水曜日なのですが、傷が開いてしまって本当に水曜日に抜糸ができるのか不安です。出血もあるし、抜糸が延びたらさらにお風呂に入れない日々が続くし、かといって傷が完全に閉じる前に抜糸されても困るし……こういうことは医者に任せるしかありませんが、最初の手術といい今回の手術といい、何だか縫い方が雑なような気がして何となく信用し切れません。はあ、早く完全に傷を治してドライブしたいです。




 ライコネン初ポールポジション!
2003年06月28日(土)

 やったぞライコネン!メルセデスの地元でM・シューマッハを抑えて見事自身初のポールポジションを獲得!ライコネンはF1参戦3年目、マクラーレン入りしてからは2年目と、わずか2年目にしてトップチームへ移籍したシンデレラボーイではありますが、そのチャンスを無駄にせず、ベテランのチームメイト、クルサードを凌ぐポテンシャルを見せて、第2戦マレーシアでは早くも初優勝を挙げ、今回見事に初ポールポジションをゲットしました。

 それにしても昨年の改良型マシンでよくポールポジションを獲得できたと思います。改良型がまだまだ通用するのか、それともライコネンの実力でマシンの劣性をカバーしているのかはわかりませんが、今年はミシュランタイヤも好調で、フェラーリの新型マシンも思ったほど速くないので、明日の決勝は大いに期待できそうです。ここでライコネンが優勝すれば、シューマッハが2位に入っても2ポイントは挽回できるので、ポイントリーダーには返り咲けませんがわずか1ポイント差となり、またまたタイトル争いは面白くなりそうです。

 ただライコネンは、まだまだドライバーとしては若いのでミスも多く、レースの駆け引きでは数倍も上手のシューマッハを相手に、どこまでそのプレッシャーに耐えられるかが心配でなりません。マクラーレンの持病だったエンジントラブルは今のところ信頼性のある昨年型で戦っているため心配なさそうですが、若さ故のうっかりミスが心配ですね。せっかくポールポジションを獲得した以上は、少しでも長くシューマッハを抑えて欲しいものです。頑張れライコネン!




 F1ヨーロッパグランプリ開幕
2003年06月27日(金)

 F1グランプリ第9戦ヨーロッパグランプリが開幕しました。シーズンも折り返し地点を過ぎ後半戦、前戦のカナダグランプリの時点でランキングトップのM・シューマッハと2位ライコネンとのポイント差はわずか3ポイントと肉薄しています。しかし、ライコネンの乗るマクラーレンのマシンは依然として昨年の改良型であるMP/4ー17D、そして今回のヨーロッパグランプリの舞台はシューマッハ兄弟にとっては地元であるニュルブルクリンク、今日の予選初日の結果ではライコネンがシューマッハを抑えてトップタイムを叩き出しましたが、明日の予選2日目、そして日曜日の決勝は、シューマッハ兄弟が必勝態勢で臨んでくるに違いありません。

 フェラーリは言うに及ばず、ウィリアムズもこのところ調子を上げてきていますから、旧型マシンでの戦いを強いられているマクラーレンにとっては、これからどんどん戦況は厳しくなってくるでしょう。手術をしたので車も運転できないので、今週末は家でのんびりしながらF1を堪能したいと思います。楽しめるかどうかはわかりませんが……。




 リベンジならず
2003年06月26日(木)

 先週「FIFAワールドカップ2002」というプレステ2のサッカーゲームで遊んで、渋チンにボロ負けしたという話をお話ししましたが、あれからコンピューター相手に練習して、今日リベンジを試みたのですが、今回も結局5試合やって1回も渋チンに勝てませんでした。

 ただそれにしても、いくら僕がサッカーのことに詳しくなくて、渋チンがサッカーゲームが得意だからといっても、ここまでこっちは攻められず、逆に相手にはすぐに攻め込まれて簡単にゴールを決められてしまうのはどう考えてもおかしい!と思っていたら、実はコントローラーの操作方法が間違っていたことが発覚したのです。

 このゲームでは選手をダッシュさせるためのダッシュボタンというのがあるのですが、僕は今までただこのボタンを押していればダッシュしてくれるものと思ってゲームしていました。でもどんなに足の速い選手でダッシュさせても全然走ってくれなくて、おかしいおかしいと思い、よくよく渋チンに聞いてみたら、ボタンを連打しないとダッシュしてくれないと教えられたのです。

 そりゃ勝てないわけだ!ダッシュが効いていなけりゃ攻め込んでもすぐに追いつかれて潰されるし、逆に相手に攻め込まれたら追いつけるわけないし!そんなわけで正しいダッシュボタンの使い方を覚えた上でいざ再試合をしてみると、あれだけまったく勝てなかった渋チンに対して、最後は引き分けで最後まで終えることができました。結局その後の延長戦で破れはしましたが、次に繋がるいい試合をすることができました。やれやれ、やっぱりどう考えてもここまでボロ負けするのはおかしいと思っていたんですよ……。次は負けないぞ!




 人生2度目の手術
2003年06月25日(水)

●F1カナダグランプリレポートをアップ

 ひと月に2度も手術をするとは思いませんでしたが、今日またもや手術をしてきました。今回も外来での手術だったのですが、前回よりも今回の方が数倍痛かったです。何が痛かったって、そりゃもちろん麻酔注射ですよ。刺したときは何でもないのですが、そこからキシロカインを注入するときが強烈にいたかったです。しかもそれを8本も!痛くないようにするための麻酔注射ですが、その麻酔注射が一番痛いというのも変な話ですね。ま、麻酔しなかったらそれこそ地獄のような痛みを味わうことになるわけですが。

 手術といっても、別に対した病気ではありません。ただ、抜糸するまでの1週間はお風呂にも入れずクルマにもあまり乗れないと言うのが難点ですね。この時期お風呂に入れないのはとても辛い……あまり汗をかかないようにしなくては。前回もそうでしたが、今回の手術の後も、やっぱり残るんだろうなあ。はあ、憂鬱。




 執筆活動
2003年06月24日(火)

 「マツダイラ」の第5話の執筆が進んでいます。マツダイラは2年後のF1参戦に向けて、具体的な準備を着々と進めていくわけですが、やっぱりせっかく小説で架空のチームを書いていくわけですから、チームスタッフにしてもドライバーにしても、普通の人たちではなく、個性的な変わり者を登場させたいと思い、そのキャラクターづくりに結構時間を割きました。

  書く側の立場だと、自分が創りあげたキャラクター達ですから、当然それぞれのキャラの区別は付いて当たり前なのですが、この作品のような団体組織を題材とした小説だと、詠む側にとってはあまり多くの登場人物が出てくると、誰が誰だかわからなくなってしまうという危険性があります。しかも小説は映画やテレビドラマと違ってビジュアルがないので、それぞれのキャラクターを文章で書き分けなくてはいけないという難しさがあります。これから登場人物がどんどん増えてきますが、皆さんがしっかり付いていけるように頑張ります。

 そうそう、「マツダイラ」をお読み下さっている方々の中には、F1を全然知らない方も多くいらっしゃいます。そういう方々のためにも、専門用語は極力使わないように心掛け、この「マツダイラ」を通してF1とはどんな世界なのか知ってもらえたらと思っています。実際ドラマや映画でも医者や警察、最近では国税局や弁護士などを題材としたドラマがやっていますが、僕らは国税局や弁護士が実際どんなものかなんて知らないわけですからね。来月早々にはアップしたいと思っています。お楽しみに。




 スライド式本棚
2003年06月23日(月)

 今我が家は、凄まじい数の本や雑誌で溢れています。マスカルチャーを題材とした「スタジオヴォイス」を筆頭に、F1雑誌、クルマの雑誌、小説、マンガ、インターネット関係の本、ホームページ関係の本、デザインの本、音楽の本、S2000の本と、自分に関係する書物で欲しいものがあるとすぐに買ってしまい、時には1日に1万円以上も本を買ってしまうこともあり、おかげで部屋は本や雑誌が山積みです。

 部屋はそこそこ広い部屋なのですが、本棚が小さいのが2つと大きいのが1つの計3つしかないのが難点で、いよいよ新しい本棚を買わなければ、そのうち我が家は本で埋まってしまいます。そこで、家の近くにあるリサイクルショップで本棚がないか探してみたら、フロアの一番奥に、僕が以前から欲しかったスライド式の本棚(中古)が何と2万円で売っているではありませんか!

 あいにく今月はお金がないので、来月給料が入ったら、早速その本棚を買って、部屋を一気に片づけたいと思います。そして今まで山のように積んでいた本や雑誌が本棚に収まったら、部屋も模様替えして、さらに優雅で広々としたレイアウトにしようと計画しています。テーブルとイスも新しいものに買い換え、休みの日に優雅に紅茶でも飲みながら読書に耽ったり、雰囲気だけでも高尚で充実した生活を営みたいです。

 僕が所有している本の中には、僕はいらないけどネットオークションに出品したらマニアなら飛びついてくるような本も多く、そういった本はどのみち置いてあっても読まないし、思い切って出品して処分してしまおうと考えています。ネトオクに出品した際にはVoiceでも紹介しますので、興味のある方は落札して下さい。


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