Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 Mako、東京へ行く
2003年11月02日(日)

 今日は東京・青山で大学時代の親友の結婚披露パーティーが開催され、それに出席するために上京しました。新幹線で新横浜まで行き、横浜に住んでいる同じ大阪芸大の親友スナフキンの家に行き、そこに荷物をおいてスナフキンと共に青山へ向かいました。スナフキンは何度か静岡に遊びに来ているのですが、他の大阪芸大のメンバーとは4年ぶりの再会で、結婚披露パーティーがメインであるはずなのに、いつの間にか芸大の同窓会と化してしまいました。

 新郎のO君は、大学時代はヒュー・グラントに似た超男前だったのですが、4年ぶりに見た彼は激太りしていました……。顔は未だにカッコイイのだが、どうしたらそんなにぶくぶく太るんだ〜?お腹を触ったら、浮き輪をつけているのかと思いました。他の連中からも「あれ誰?しらん奴やで」と突っ込まれていました。他の連中は約1名やたらと髪の毛が減ったのを除き、だいたい見た目は前回と変わりはなく、中身に関しては芸大時代と何ら変わっていませんでした。なのですぐに大学時代にタイムスリップすることができ、関西人ならではのボケとツッコミを織り交ぜつつ大阪での思い出やそれぞれの近況などの話題に花が咲き、午後3時から始まったパーティーは店を数軒移動しつつ、夜中の2時過ぎまで続きました。

 その後大阪から来た2人と僕を含む3人は横浜のスナフキンの家に泊まることになり、スナフキンの家でも引き続き4時頃まで酒を交わしてとても楽しいひとときを過ごしました。明日はこの4人と髪の毛が薄くなった1名を加えて、湘南へ行く予定です。




 Early M-NEST
2003年11月01日(土)

 今日から再びVoiceの執筆を再開します。さて、今日は仕事がほとんど無かったので、僕の音楽作品の初期のものをアルバムにまとめるという作業をしていました。僕の音楽は全てシーケンサー打ち込みかデジタル録音されたものなので、DATなりMDなりCDなり、あるいはMIDIデータとしてフロッピーディスクに保管してあるので、昔作った曲でも簡単に再生する事ことができるのですが、小学校1年生の時にシンセサイザーで始めて作曲したデビュー作品は、今聴いてもよくできていると我ながら感心してしまいました。

 もちろん初めて本格的に音楽を作ったものですから、シンセサイザーでできる様々なテクニックを駆使して色々な要素を1曲の中に組み込んでいるので5分という時間の中でかなり展開が変わったりしていますが、今のようにクライアントのイメージだとか技術上のタブーだとか一切無視して、何の規制にとらわれることもなく、自分の作りたいものを純粋に作っているなあと実感しました。

 この初期の僕の作品を集めたアルバムは「EarlyM−NEST」と題してCDに焼くつもりですが、今聴いて逆に応用して使えそうなメロディやコード進行、リズムパターンなどが多く、これから作曲をしていく上での大きな参考になりそうです。

 自らが残した過去の作品からも、多くのものを得ることが出来るんですねえ。貴重な資料を残してくれたかつての自分に感謝したいと思います。




 夏も終わり
2003年09月30日(火)

 結局今年は夏らしい夏がほとんどないまま9月も終わってしまいましたね。ずっと寒かったので、あっという間に暦の上での「夏」が過ぎ去ってしまったような気がします。

 僕は毎年梅雨入り前にS2000にハードトップを装着し、10月になったら再びハードトップを外してソフトトップに戻しているのですが、今年はこんなに冷夏だったら、別に衣替えしなくても良かったなあと思ったりもします。ハードトップを装着するにも取り外すのも、2人の人間を必要としますからねえ。しかも以前の個室駐車場だったらクルマの後ろにスタンド立ててあったのですぐに脱着ができたのですが、今年から駐車場が変わって個室ではなくなったので、アパートの2階の廊下にハードトップを置いているので、いちいちハードトップを持って狭い階段を慎重に上り下りしなくてはなりません。ハードトップの重さは約20kg、男2人で持てばそれほど重いものではないので、イソにでもバイトさせるかな。夕飯で。

 10月の早いうちにハードトップを外したら、あとは来年の梅雨入りまでオープンの季節です。寒い冬こそオープンです。オープン時用のヒーターモードにすれば全然寒くないし、頭のてっぺんだけ冷たい風が通るので結構気持ちいいですよ。冬は空気も綺麗なので、夜景や星空でも眺めながら、ゆっくりドライブにでも行きたいです。

 さて、ここで皆様にお知らせです。誠に勝手ながら、10月のVoiceはすべて休筆させていただきます。ご了承下さい。次回のVoiceは11月1日を予定しております。ご了承下さい。




 マツダイラ執筆
2003年09月29日(月)

 「マツダイラ」第6話の9月中の公開を目指していましたが、どうやら公開を延期せざるを得ないようです。現時点で一応書き上がってはいるのですが、普段の3倍の量になってしまったので、ここから2/3をカットしなくてはなりません。ネット上に公開しているので、詠む側としてもモニター越しにあの長文を読むのはかなり大変だと思うので、毎回1話分の量はここまでと決めているのですが、さすがに今の状態で公開するのは長すぎます。かといってそれを3話分、あるいは2話分に分けるとなると、その後のストーリーが大きく狂ってきてしまうのでそれもできません。

 確かに読んでみると、回りくどい箇所やなくてもいいような場所は何ヶ所かあるのですが、それでもいろいろ趣向を凝らして書いているものですから、自分ではどこを削ったらいいのか判断に苦しみます。それに今回のエピソードは、94年のF1シーズンをなるべく忠実に再現しているので、その頃のF1事情や勢力図などを読者に理解してもらうためにも、時代背景の説明は必要なんですよね。困ったものです。「マツダイラ」を楽しみに待っていてくださる皆様、もう少し僕に時間を下さい。




 F1アメリカグランプリ決勝
2003年09月28日(日)

 いやはや、すごい展開になりました。レースはポールからスタートしたライコネンが持ち前の冷静な走りでレースを進めましたが、途中から降り出した雨に翻弄されて順位を落としてしまいました。7番手スタートのミハエル・シューマッハは順当に順位を上げ、雨が降り出してからは水を得た魚のようにペースを上げて優勝してしまいました。4番手スタートのファン・パブロ・モントーヤは序盤にバリチェロを強引にパスしようとして接触、その後もミスを連発して6位に終わり、モントーヤのタイトル獲得は絶望となってしまいました。ライコネンは終盤に追い上げて辛くも2位でフィニッシュし、何とか9ポイント差でタイトル争いに踏みとどまりました。

 まさか7番手スタートのシューマッハが優勝するとは思いませんでしたねえ。そしてモントーヤが脱落するとは思いませんでした。僕はライコネンが脱落するものと思っていましたからねえ。しかしまあ、シューマッハとライコネンのポイント差は9ポイントとなり、シューマッハの史上最多6度目のタイトル獲得は、もはや確実なものとなりました。ライコネンが逆転してタイトルを獲得するには、ライコネンが優勝し、なおかつシューマッハがノーポイントに終わらなければなりませんからね。ライコネンが鈴鹿で優勝する可能性すら少ない上に、シューマッハがノーポイントに終わるなんてことは考えられませんからねえ。ま、今度の鈴鹿では、シューマッハに歴史的瞬間を見せてもらうことにしましょう。




 F1アメリカグランプリ予選
2003年09月27日(土)

 F1グランプリも残すところあと2戦、今週末行われる第15戦アメリカグランプリと第16戦日本グランプリのみとなりました。さて、今日はアメリカグランプリの予選2日目が日本時間の深夜に行われたのですが、何とランキング首位ミハエル・シューマッハに7ポイント差と後がないキミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)がここへ来て自身2度目のポールポジションを獲得しました。シューマッハとわずか2ポイント差のランキング2位につけるファン・パブロ・モントーヤが4番手、そして注目のシューマッハは、何と7番手に沈んでしまいました。

 ちなみに明日のレースでシューマッハが優勝し、ライコネンが3位以下、モントーヤが6位以下に終わると、最終戦を待たずしてシューマッハの史上最多6度目のタイトルが確定します。つまり明日のレースでシューマッハに10ポイント以上の差を付けられるとそのドライバーのタイトル獲得は絶望的となるわけですが、ここへきてもっとも絶望的と言われたライコネンのポールポジション、そしてシューマッハの後方からのスタートは、面白い展開を見せてくれそうですね。シューマッハの3台前にはモントーヤがいるので、そう簡単にはシューマッハも前に出ることはできないでしょうから、明日のシューマッハの優勝の可能性は極めて低いといってもいいでしょう。

 近年まれにみる大混戦となったF1グランプリは、最終戦までこの三巴のタイトル争いが続きそうです。ただ心配なのはポールポジションのライコネンですね。マクラーレン・メルセデスは未だにエンジンの信頼性に関しては怪しいですから、せっかくポールからスタートしても途中でエンジンブローなんてことはよくありますから、とにかく最後まで完走して欲しいものです。




 ステータスの危機
2003年09月26日(金)

 昨日もお邪魔したお得意先のデザイン会社に今日も顔を出したのですが、先月から入った新人の女の子が、スポーツカーが大好きらしく、僕のS2000に寄ってきました。僕のクルマを見て「ハードトップつけているんですね」と言うので、「よくハードトップなんて知ってるね」と言うと、彼女は「私もオープンカーに乗りたくて、S2000とポルシェのボクスターと迷ったんですけど、FTO(三菱)の顔に惹かれてFTOを買ってしまいました」と答えました。S2000とボクスターを迷う〜〜〜〜?この子の家は金持ちなのか〜〜?と驚いてしまいましたが、話を聞いてみると、100万円貯めたら、お父さんがロータス・エリーゼを買ってくれるのだとか……。どんな家やねん!

 今までお客さんの所に行くのに、S2000で乗り付けることに一種の優越感を感じていましたが、もしこの子がロータス・エリーゼに乗るようになったら、そのステータスが揺らいでしまいますねえ。エリーゼって言ったら、世界的に有名な高級スポーツカーですからねえ。うーむ、恐ろしい子だ……女の子でエリーゼ乗りとは……。

 ま、僕としてはエリーゼよりもボクスターよりもS2000が一番好きなので、別に問題はないんですけどね。しかし世間一般的には、S2000とエリーゼじゃ格が違いますからね、圧倒されそうです。でもって、「色は何色にするの?」と聞いたら、彼女は「モチロンシルバーです!」と答えました。エリーゼでシルバー?どうなんでしょうねえ、エリーゼというとネイビーブルーかイエローが主流だと思うのですが、シルバーのエリーゼというのはねえ……。見たことないので何とも言えませんが。




 ジャケット好評
2003年09月25日(木)

 昨日買った「ハリウッド・ランチ・マーケット」のジャケットと「SCHLUSSEL」のYシャツを着て得意先に行ったら、そこで働いている元ストリートミュージシャンのイソが「中野さん、その服イイっすね〜」と誉めてくれた。うーむ、ユニクロで買った服を着ていっても何も言われないのに、ちょっと高い服を着て行ったら途端に誉められるとは……やっぱりちゃんとしたブランドものの服は端から見ても何かが違うんでしょうねえ。実際ユニクロにもデザイン的に優れた商品は結構あるんですが、僕が着ていったようなものはユニクロには置いていませんからねえ。他の女の子からも「今日の中野さん、ちょっとイイカンジですね」と言われましたが、じゃあ普段はどうなんだ……と思ってしまいました。昔から親しくしてもらっているかなり目上の方からも「服はいいな」と言われましたが、顔はどうなんでしょうか……。嬉しいやら悲しいやら……。



 ジャケットを買う
2003年09月24日(水)

 以前Voiceで、僕の小学校の同級生が「ハリウッド・ランチ・マーケット」の商品を主に扱うブティックを経営しているというお話をしましたが、昨日映画を見終わった後でそのお店に立ち寄り、1万5千円のジャケットを買ってしまいました。くすんだ濃紺のデニム地のシンプルなジャケットですが、パッと見デニム地に見えず、着やすくて形が格好良いジャケットです。

 たまたま昨日は先月浜松で買った「SCHLUSSEL」のYシャツを着ていたのですが、ジャケットが目に留まってその上から羽織ってみたら、あつらえたようにYシャツと合っていたので、迷わず買ってしまいました。衝動買いではありましたが、ま、たかだか1万5千円だし、いっか。羽織るときに同級生で店長のSくんに、「Yシャツの襟と一緒に立てるといいよ」と言われてやってみたら、何だか顔から下だけファッションモデルのような姿が鏡に写っていました。

 最近ファッション誌とか全然見ていなかったので、服は買えども着こなし方なんて気にしていませんでしたからねえ。今日はいい勉強になりました。これからはもっと服の着こなしを勉強しよう。




 「トゥームレイダー2」を観る
2003年09月23日(火)

 今日は仕事がお休みだったので、「トゥームレイダー2」を観に行ってきました。ベネチア映画祭で受賞した「座頭市」と、興行収入が好調の「踊る大捜査線2」も迷いましたが、やっぱり邦画はイマイチ映画館に足を運ぶのをためらってしまいます。

 「トゥームレイダー」シリーズは、プレイステーションのゲームを元に映画化された作品で、アンジェリーナ・ジョリー主演の、言ってみたら女版「インディ・ジョーンズ」だと思っていただければいいでしょう。僕自身ゲーム版「トゥームレイダー」も「インディ・ジョーンズ」も好きなので、1作目から観に行ったのですが、今回も世界を股に掛けた冒険が繰り広げられました。「インディ・ジョーンズ」と違い、主役が女性なのでしなやかさと華麗さがあり、単純に娯楽として楽しめる作品です。それにしても最近の映画は「トゥームレイダー」にしても「バイオハザード」にしても「チャーリーズ・エンジェル」にしても、女性がやたらと強いですなあ。「トゥームレイダー」は男2人を部下に持っているのが笑えます。

 主演のアンジェリーナ・ジョリーは「17歳のカルテ」で準主役を演じ、主役のウィノナ・ライダーを食う演技で注目され、その後数々の映画に出演していますが、「トゥームレイダー」ははまり役と言ってもいいでしょう。悪役の中に豪華な顔ぶれも見られ、何も考えずに楽しみたい方には打ってつけの映画です。


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