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■ 佐藤琢磨をなめるな!
2004年06月02日(水)
F1第7戦ヨーロッパグランプリでのルーベンス・バリチェロ(フェラーリ)と佐藤琢磨(BAR・ホンダ)の接触に関して、佐藤琢磨は特にフェラーリファンの間で批判の的となっている。しかも明らかに間違った認識で。よく知りもしないくせにあそこまで「でたらめ」を堂々と書き立てられて、黙っていられるわけがない。ここでもう一度はっきりとさせておこう、あの接触、悪いのはバリチェロの方だ。
「F1は結果が全て、あそこで無理に仕掛けた佐藤はそのことによって自ら表彰台を棒に振った」という意見もある。しかし、佐藤はあそこで仕掛けるべきだった。あそこでしか仕掛けるチャンスはなかっただろう。「無理に2位を狙わずに3位を守るべきだった」という意見もある。F1はいつからそんなに上品になったんだ?F1は仲良しクラブか?レースとは常に上位を目指すものだろう!チャンスがあるのに仕掛けないなんて腰抜けの考えだ。しかも、あの時バリチェロがインに入られた佐藤に気付いてしっかりとイン側と開けていれば、接触することはなかった。バリチェロがバックミラーを見ないでぶつけてきたから悪いんじゃないか。
「佐藤琢磨は危険なドライバー」と批判する輩、お前らの目は節穴か?地上波放送の解説がどうコメントしようがバリチェロや佐藤がどうコメントしようが関係ない。自分の目でちゃんと映像を見て正しい認識で判断しろ!自分の贔屓にしているドライバーの危険行為を棚に上げて、他のドライバーの批判をするのはやめろ!盲目的で正しい認識ができないやつに他のドライバーを批判する資格などない!非難するなら正しい認識を持って、自分の贔屓にするドライバーの否も認めろ!自分の贔屓にするドライバーの否を認めないのなら、他のドライバーに対して知ったかぶりしてえらそうにゴタクを並べるんじゃねえ!心の中で思っても、黙ってろ!佐藤が危険というなら、かつて故意にライバルにぶつけてきたシューマッハは「当たり屋」だろうが!もっとタチ悪い!だいたい佐藤は危険と言っている輩はまず間違いなく勘違いしていると思うが、昨年の最終戦日本グランプリで佐藤とシューマッハが接触したのだって、悪いのはシューマッハの方だぜ?シューマッハはレース後に「あそこでインを開けていると言うことは、前を譲ることを意味している」と言っていたが、だれがそんなこと決めたんだ?勝手にルールを作っているだけじゃないか!そもそも譲ってもらえるという考えが間違っている。
佐藤琢磨は未だに「壊し屋」というレッテルを貼られている。いつの話だ?2年も前のことだろう!確かに2002年シーズンは佐藤もデビューシーズンで、しょっちゅう空回りしてスピンはするわ、チームメイトに追突するわ、見ていられないほどの「壊し屋」だったことは認めよう。だが、今シーズンの走りを見ろ!そんなに佐藤はマシンを壊したか?バーレーングランプリでは確かに縁石に乗り上げて自らのミスでフロントウィングを壊した。しかし、他のマシン破損は全てレースアクシデントか他者の非によるものかエンジンブロー、佐藤のせいではない。確かに今でも見ていて危なっかしいのは認める。しかし、佐藤は2年間でしっかりと学習して確実に成長しているのだ。そういった部分もしっかりと理解した上で判断するべきだ。
「自分が応援しているドライバーの順位が上がるために佐藤にリタイヤして欲しい」、あるいは「佐藤琢磨が嫌い」というのなら話はわかる。誰かがリタイヤして応援しているドライバーがタナボタで順位を上げるのを願う気持ちは当然のことだし、ドライバーの好き嫌いはそれぞれの自由だ。しかし、自分の応援するドライバーの非を認めずに他のドライバーに非をなすりつけて批判するのはやめろ!
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