Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 「ガンダム The ORIGIN」最新刊
2004年08月01日(日)

 現在愛読している数少ない漫画の一つ、安彦良和が描く「機動戦士ガンダムThe ORIGIN」の最新巻である第7巻が発売されたので買ってきました。今回はジャブロー編の前編、物語の折り返し地点で、僕の中では初代ガンダム史上最大のエピソードが盛り込まれている部分でもあります。そう、大河ドラマに例えれば「新撰組!」でいうところの寺田屋事件、「武蔵」でいうところの巌流島での決戦に匹敵するぐらい重要なエピソードです。

 それは!リュウ・ホセイ殉職、さらにその直後のマチルダさぁぁぁん……!2人とも物語の途中で死んでしまうことは知っていたのですが、こんなに立て続けに2人が散るとは……。小学生の頃にやっていたアニメは再放送で、すべてを見ていたわけではなかったので細かいストーリーは忘れてしまっていたのですが、その衝撃のエピソードの全貌を、今回読んで初めて知りました。
 読み進めながら、序盤からいやな予感はしていたんですよねえ。リュウが怪我を負っていて、ホワイトベースが奇襲攻撃を仕掛けられ、ガンキャノンやガンタンクでは全く歯が立たず、アムロのガンダムも苦戦を強いられ、ああ、リュウが「見ていられねえぜ!」と言わんばかりにベッドから起き出してきたよ、そしてそのまま怪我を押してコアファイターで出撃しちゃったよ。何だかこのまま二度と帰ってこなそうな話の展開……。ああ!案の定アムロのガンダムを守ろうと敵の戦闘機に突っ込んで行っちゃったよ、カミカゼ特攻隊かあんたは……。

 そしてその後のアムロとマチルダとのやりとり、これも何だかいやな予感がしていたんですよねえ。妙にマチルダの姿が哀愁を帯びていて、まるで死にゆく運命をすでに背負ってしまったかのような印象だったんですよこれが。今度はドムの三バカトリオがホワイトベースに襲いかかり、ガンダムを守ろうとしたマチルダが無謀にも自ら指揮を執る輸送船でドムに体当たりをするも、ドムにブリッジのガラスを破られ、マチルダは船外に放り出され、そのまま船もろとも崖の底へ……。いやはや、これほど壮絶な最期だったとは……。

 さようならマチルダさん、そしてありがとうリュウ・ホセイ、ご冥福をお祈りします。(合唱)(誤)




 サッカー日本代表、奇跡の逆転勝利!
2004年07月31日(土)

 中国で行われているサッカーのアジアカップは今日、準々決勝2試合を行い、日本は1―1からPK戦の末ヨルダンを下し、準決勝進出を決めました。日本は前半11分、左サイドを破られて先制点を許しましたが、14分に中村のFKを相手GKがはじいたところに鈴木が詰めてゴールに押し込み同点としました。その後、双方とも決め手に欠き、延長戦となりましたが、それでも決着がつかずPK戦に。日本は1人目の中村と2人目の三都主が続けて外しましたが、ヨルダンは3人目まで成功。敗色濃厚となりました。しかし、ヨルダン4人目のシュートをGK川口のスーパーセーブでしのぎ、5人目で振り出しに戻し、結局、7人目の宮本が落ち着いて決めると、ヨルダン7人目が失敗し、劇的な勝利を収めました。

 重慶の熱帯夜にサッカー史上に残る奇跡が起こりましたね。アジア杯4強を決める120分の激闘の末に迎えたPK戦。俊輔、三都主がシュートミスを犯す0―2の圧倒的劣勢で、川口のスーパーセーブが光りました。反日感情の高まりからブーイングが鳴りやまない戦場で、川口は日本代表史上初のPKキッカー4人連続阻止の偉業を達成しました。それは運命の4本目からでした。MFシュブールの右足がボールを捕らえた瞬間、左に大きく跳び、伸ばした左手で必死にはじいたボールはバーを叩き外れました。5本目は相手のミスを誘いサドンデスに持ち込みます。しかし中沢が外し再び嫌なムードが流れます。そんな窮地にも6本目は4本目の神業を再現する横っ跳び。右手で捕らえた球体はバーを直撃。そして7本目、相手のシュートは右ポストを直撃。この瞬間に日本の劇的な勝利が決定しました。

 前代未聞の事件もありました。PK戦途中にエンド変更、主審の指示したゴール側はPKスポット付近の芝が半径1メートル範囲で足場がずれるほど荒れていたため、俊輔と三都主の名手が相次いでシュートを外してしまいました。その後主将のDF宮本のPK戦開始前からの抗議が通りサイドがチェンジされることになったわけですが、ここで明らかな不公平が起きましたねえ。後攻のヨルダン2人目のキッカーは状態良好なエンドで蹴ることになりましたからね。あれにはさすがに驚きました。両軍スタッフがベンチを飛び出す騒動に発展しましたが、守護神川口が見事にゴールを守り、奇跡を生みました。日本が再びアジアの盟主の座をつかむにはあと2つ勝たなければなりませんが、今日は本当に素晴らしい試合でした。




 ピアース・ブロスナン、ボンド役に終止符?
2004年07月30日(金)

 人気スパイ映画「007」シリーズの5代目ジェームズ・ボンド役を演じる俳優ピアース・ブロスナンがインタビューで、ジェームズ・ボンド役を演じることはもうないと語ったそうです。契約的な駆け引きのための発言との噂もありますが、本当だとすると、製作側は来年に公開予定の第21作目のボンドを決めなければならなくなります。「かかわった4作品のどれもが良い思い出だが、もう過去のことだ。これ以上ジェームズ・ボンドについて語ることはないよ」とブロスナンは言い切っているそうです。

 米誌エンターテインメント・ウィークリーのウェブサイトは27日、ブロスナンが「ジェームズ・ボンドの世界について言うべきことは全て言った。ボンドはもう1つの人生だが、もう終わったことだ」と語ったと伝えました。これを受けてMGMのマガーク副会長は記者団や金融アナリストらに対し、同社と007シリーズ関連の権利を保有するEON社が現在、21作目となる次作の準備段階にあるとコメント。脚本は既に完成、現在は監督の人選を進めており、配役はその後に検討する意向を明らかにしました。この手順は前作「ダイ・アナザー・デイ」と同じで、次回作は2005年11月公開を目指すといいます。

 ブロスナンのボンドは、彼の独特なハンサムガイなキャラクターと容姿が設定にマッチしていて、僕的にはピッタリの起用だと思っていたのですが、わずか4作品で降板ですか……。一体何があったのでしょうか。「007」シリーズといえばつい昨日、映画の中に登場する、最も素晴らしい車を決める投票で、1977年のボンド映画『007/私を愛したスパイ』に登場するロータス・エスプリが1位に選ばれたばかり。海中にも潜ることができるスパイのスーパーカーは、1980年代のテレビシリーズ「ナイトライダー」に登場するKITT(キット)、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で時空を超えるデロリアンを抜いて首位に輝いています。続く4位、5位には、「バットマン」のバットモービル、「ミニミニ大作戦」のミニクーパーがランクインしました。

 えー、話が逸れてしまいましたが、公開まであとわずか1年3ヶ月、製作期間まで含めると、一刻も早く次のボンド役を決めなくてはなりませんね。一体誰が6代目ボンドに選ばれるのでしょうか?歴代ボンドを見てみると、初代ボンドはご存じショーン・コネリーで、7作に主演。2代目はジョージ・レーゼンビーですが、彼は1969年の第6作目「女王陛下の007」のみの主演。3代目はロジャー・ムーア、彼はショーン・コネリーに並ぶ7作に主演しました。4代目はティモシー・ダルトンで、2作に主演しました。

 ジェームス・ボンドと言えばスポーツを好むダンディなプレイボーイで美食家。格闘術に優れ、車や銃の扱いに長けています。愛用の銃は、原作では、当初25口径ベレッタだったが、途中からワルサーPPKとなりました。特注の煙草を切らさないヘビースモーカーで、酒にはうるさく、「ステアせず、シェイクしたウォッカ・マティーニ」を愛飲します。こんな設定にピッタリマッチする俳優さんは、そう多くはないですね。僕が選ぶとしたら、そうですね、パッと思いつくのはジョージ・クルーニあたりでしょうか。皆さんは誰を選びますか?




 レアル・マドリード、市原と対戦
2004年07月29日(木)

 スペイン1部リーグに所属するスター軍団、レアル・マドリードがこの日夕、東京の国立競技場で、日本のJ1の市原と親善試合を行いました。試合では、日本でも人気の高いデビット・ベッカムをはじめ、ラウール、フィーゴ、ロベルト・カルロスなどの有力選手が大観衆の前でプレーし、レアル・マドリードが3ー1で市原を下しました。市原は前半6分、マルキーニョスが直接にFKを決めて先制しました。しかし徐々に地力を発揮したRマドリードは23分、ポルトガル代表のフィーゴの好パスからグティが同点ゴール。36分にはスペイン代表のラウルが勝ち越し、後半終了間際にも1点を加えました。

 僕は今日も1日夜遅くまで仕事だったので、この試合の結果はネットのニュースで知ったのですが、見たかったです。今日が試合日だったことも忘れていて、全くのノーマークでした。この試合の模様って、テレビで放送されたのでしょうか?CMとかしていたのでたぶんされていたとは思うのですが。……あー残念!ビデオに録画しておきたかった。結果は予想通りレアル・マドリードの快勝ですか、しかし市原も1点奪ったのはさすがですね。後半終了まで抑えきれば2−1だったわけですから、最後の最後で追加点を決められたとはいえ、結果だけ見る限りでは良い試合だったのではないでしょうか。

 僕はサッカーは全然詳しくないですが、レアル・マドリードはすぽるとなどで見ているので知っています。ベッカム、ラウール、フィーゴ、ロベルト・カルロス、それにジダンなどは、どの選手も2002年の日韓ワールドカップで覚えた数少ない選手たちで、その僕が知っている選手がこれほど多く1チームに在籍しているというのも珍しく、レアル・マドリードはミーハー的な感覚で見ていました。
そもそも僕は、サッカー自体日韓ワールドカップでのブームから興味を持ち始めた部類で、それ以前にはベッカムすら知りませんでしたから、サッカーファンから「サッカーを語るな」と言われてしまいそうで恐縮です。

ちなみにスポーツなどまったく興味のなかったうちの母も日韓ワールドカップにハマり、日本代表の稲本のことを「可愛い!」といって気に入っています。僕からしてみれば、テレビで放送されていたサッカーの日本代表戦を食い入るように見ていた母の姿に違和感を覚えましたが、母は「ヘディング」のことを「頭突き」と言っていました。また、「シュート」のことを「蹴り」と言っていました。間違いではないのだが……。




 また出張
2004年07月28日(水)

 今日も東京方面に出張に行ってきました。現在大きな仕事を抱えていまして、8月に入っても何度か東京へ行くことになりそうですが、東京出張となると数日間丸々潰れてしまうことになり、他の仕事を受けることができないのでちょっと心配しています。この仕事が最終的にどれぐらいの規模になるのかまだわかりませんが、新しい大口のクライアントさんなので、自分でやれるだけの全てのことをして、今度に繋げていきたいと思っています。

 ただ、正直この仕事は、他のスタッフは全て東京の方々で、僕1人だけが静岡から出張している形になっており、僕だけが全てを把握している部分も多く、8月に入ってからはお盆まで東京に行きっぱなしの状況になりそうです。そうなると宿泊先の手配などをしなくてはならなくなります。ビジネスホテルに滞在するとなると経費がかさんでしまうので、ウィークリーマンションを借りるという話も出ているのですが、作業の進行具合によってスケジュールが毎日のように変わっているので、正確な日程や予定が立てられず困っています。

 この仕事は今回から全てのプロジェクトチームを一新して始まったのですが、全体的にまだコミュニケーションのネットワークが確立されていないようで、しばらくはバタバタとあわただしい日々が続きそうです。今日も当初の予定時間から大幅に企画会議が長引いてしまい、何とか終電で静岡に帰ってくることができました。危うく終電に間に合わず、急遽宿を探す羽目になってしまうところでした……。




 中島らもさん急死
2004年07月27日(火)

●F1第11戦イギリスグランプリレポートをアップ

 16日未明に神戸市内で酒に酔って階段から転落し、同市内の病院に入院していた作家でミュージシャン、中島らもさんが26日午前8時16分に脳挫傷などのため亡くなりました。52歳でした。らもさんは昨年2月に大麻取締法違反容疑で逮捕され、5月に懲役10月、執行猶予3年の判決を受け、昨夏から活動を再開したばかりでした。

 らもさんは16日未明、神戸市内の飲食店から出る際、酒に酔って階段から転落。頭を強く打ったため意識不明の重体となり、同市内の病院で緊急手術を受けました。その後、ICU(集中治療室)からHCU(高度治療室)へ移り、一時、回復の兆しを見せたことから、事務所のホームページでも近日中に容体を発表するとしていましたが、26日朝に容体が急変。脳挫傷、外傷性脳内血腫のため帰らぬ人となりました。最後まで意識は戻らなかったそうです。

 らもさんは僕と同じ大阪芸術大学放送学科を卒業後、コピーライターのかたわら、劇団「リリパット・アーミー」を旗揚げし、テレビ番組の構成やラジオのパーソナリティー、エッセイスト、ミュージシャンとしても活躍していました。酒好きが高じてアルコール性肝炎で入院した経験を生かして書いた「今夜、すべてのバーで」が平成4年、吉川英治文学新人賞を受賞し、本格的に小説に取り組みました。また平成6年には「ガダラの豚」で日本推理作家協会賞を受賞しました。

 昨年2月に大麻取締法違反などで逮捕され、保釈された後、そう病の治療のため一時、入院したこともありました。初公判では、19歳から大麻の使用を始めたことが明らかになり、「国民の皆さま、妻や息子、それに家で飼っている犬や猫、遊んであげられなくて申し訳ない」と“らも節”も。昨年5月に懲役10月、執行猶予3月の判決を受けると、「大麻はピースフルなもの」「裁判官は85点」などとコメントし話題になりました。

 さらに、昨年7月には、エッセー「牢屋でやせるダイエット」のサイン会で両手に手錠をかけるパフォーマンスを見せ、「これからはアムステルダムでやります」と宣言。10月から音楽ライブ活動も再開させていました。
 今年6月には、新刊「異人伝」を出版。今月7日に大阪・アメリカ村で、10日に東京・新宿で行われたライブに出演したのが、ファンの前に見せた最後の姿となりました。ご冥福をお祈りいたします。




 「電子消費金未納分請求最終通知書」(詐欺)
2004年07月26日(月)

 先日、携帯もインターネットもしないうちの母宛に、「電子消費者契約通信未納利用料請求最終通達書」なるハガキが送られてきました。それも思いっきりインクジェット用はがき(再生紙)で……。全文は以下の通り。
 
 「この度ご通達いたしましたのは、貴様のご利用された「電子消費料金」について、ご契約会社および回収業者から委託を受けましたので大至急当局までご連絡ください。「電子消費者民法特例法」上、法務局認可通達書となっておりますので、連絡無きお客様についてはやむを得ず裁判所からの書類通達後、指定裁判所へ出廷となります。また判決後の措置と致しまして給与差し押さえ、動産物・不動産差し押さえ及び、財産差押えを強制執行させて頂きますゆえ執行官による「執行証書の交付」を承知して頂くようお願いすると同時に、政権譲渡証明書を一通郵送させて頂きますので承知の上ご返送ください。尚、書面での通知となりますのでプライバシー保護の為、請求金額・御支払い方法等は当局職員にご確認ください。以上を持ちまして最終通告とさせて頂きます。オオクラ債権回収機構」
 
 いきなり来て「最終」てあんた……。しかもこの業者の所在地は住所は品川区西大井なのに、なぜか消印は世田谷になってました。
 明らかに詐欺だとわかったので、試しに公衆電話からこのハガキに書かれた電話番号に電話をかけてみました。すると!「はい、もしもし」と女の人が電話に出ました。相手が社名を言わないので、「そちらはどちらになりますか?」と聞くと、ちょっと間をおいた後「オオクラ債権回収機構です」と答えました。「そちらから『電子消費者契約通信未納利用料請求最終通達書』と言うハガキが来たんだけど、どういうこと?」と僕。「ああ、それはですね、お客様に何らかの未納がありまして、その回収を当社が委託することになったんですね」と相手。「本当ですかあ?」と僕。「ええ、もちろんですよ」と相手。「詐欺でしょ?」と僕。すると相手は急に不快そうな声に変わり、「あのですね、そういった嫌がらせの電話をしてくる前に、まずご自分で事実の確認をなさってはいかがですか?」と開き直りやがった!

 「なんだその言いぐさは!詐欺のくせにもっともらしいこと言ってんじゃねえぞコラ!」とガラが悪くなる僕。演劇部だったのでこういう演技はお手のもの。すると相手は一瞬ひるむものの、負けじと「あなたがどう思われようと勝手ですが、あなたが痛い目に遭うことになりますよ」とシラを切る。そこで、「アンタじゃ話にならん、責任者を出せ!」とさらに脅してみる。すると相手は、「ただいま席を外しているのでお繋ぎすることはできません。とにかくまずご自分で事実関係をお確かめになってから改めてご連絡下さい」と再びマニュアルのような応対に変わる。だめだこりゃ……と思った僕は、「わかりました。じゃあ警察に持っていきますので」と言ってみる。すると相手は余裕綽々と「どうぞご自由に」と言って電話を切る!なんてムカツク女なんだコイツは!

 ちなみに、声色を変えてこのハガキの内容を信じた別の人間を装って再び電話をし、「請求金額の明細を知りたい」と言うと、「明細などに関しての書類はすでに東京高等裁判所に提出いたしましたので。裁判となると、最低でも月に1回出廷していただくことになります」と言われました。もう書類を提出してあるんかい!無茶いうなあ……。「裁判の取り下げは可能なんですよね?」と聞くと、「そのためにはお客様の意思表示として指定口座に41万円を振り込んでいただきます。その後、こちらで用意した弁護士と30分から1時間、電話でお話していただきます。その後、裁判取り下げの手続きをして、振り込んでいただいたお金をそのままお返しさせていただきます」……大金を用意させておいて、手続きは電話一本かい!

 えー皆さん、この手の「電子消費者契約通信未納利用料請求最終通達書」は詐欺です。僕の知り合いの中でも4人の家に全く同じ内容のハガキが届いたそうです。差出人は色々で、中には「法務省認可特殊法人 東京管財事務局」などといったもっともらしい名前で送られていたものもありました。仮に本当に何か未納があった場合は、まず電話や封書で支払いが済んでいませんといった連絡があるし、回収業者に委託するのであればまず委託しますというような通知が必ず来ます。ですから、皆さんのところに同じようなハガキが送られてきても、絶対にハガキに記載されている電話番号に連絡せず、まずは警察あるいは消費者相談センターなどに持っていって相談してくださいね。




 F1ドイツグランプリ
2004年07月25日(日)

 ミハエル・シューマッハが母国で今季11勝目、これに関しては予想通りといった感じでしたが、どうもしっくりこないレースでした。期待していたライコネンがミハエルと接近戦を繰り広げていて、勝負はこれからと言うときにウィングが外れるという恐ろしいアクシデントに見舞われ、あっけなくリタイヤしてしまうし、BARのバトンはいい走りを見せて2位表彰台を獲得するも、もう一方の佐藤琢磨は予選でも振るわず、決勝でもミスをして順位を落として8位止まり。クルサード4位とマクラーレン・メルセデスが速さを取り戻し、改良マシンMP4/19Bを投入したフランス以来3戦エンジントラブルがないのが、後半戦で期待できる要素にはなっていますが、もう誰もミハエルには到底追いつけないといった感じですね。

 ミハエルと同じマシンに乗るバリチェロにももう少し頑張って欲しいのですが(ミハエルのサポートをするのではなく、ミハエルに勝負を挑むという意味で)、もはやバリチェロはフェラーリがミハエルに勝つことを許さないから、レーサーとしてのモチベーションをすっかりなくしてしまっているんですね、12位ですからねえ。

 ほんと、ミハエルのコンビになるドライバーは不幸ですね。そしてフェラーリは残酷なチームです。あー、今シーズン圧倒的な強さでダブルタイトルを獲得したフェラーリが、「もうF1でするべきことはなくなった」とか何とか言って今季限りでF1から撤退してくれたら、F1はまた以前のように面白くなるのになあ。実際フェラーリは、もうF1でするべきことは何もないんじゃない?いやマジで……。




 FNS27時間テレビ
2004年07月24日(土)


●F1第10戦フランスグランプリレポートをアップ

 F1グランプリはすでに第12戦ドイツグランプリが開幕していますが、2戦前の第10戦フランスグランプリを何とかアップすることができました。今回はフェラーリの前代未聞の4ストップ作戦について分析してみました。

 さて、昨日の夜からFNSの27時間テレビが始まっていますが、何で今年はこんなに面白いんじゃ〜〜〜ッ!おかげでスカパーで見ていた予選中も気になってしょうがなかったです。それから、仕事場にはクーラーがないので、昨夜はクーラーのある自宅で仕事をしようと原稿を持ち帰ったのですが、単純作業だったのでテレビを見ながら作業していたのですが、27時間テレビが面白すぎて全然仕事に身が入りませんでした。F1レポートもフランスだけでなくイギリス分まで書き上げたかったのですが、今年の27時間テレビが豪華すぎて全然進まず、結局フランス分1本しかアップすることができませんでした……。

 今年は色々な芸人が総出演しているので、お笑い好きの僕にとってはたまらないッスよ。しかし、そんな芸人だらけの中で、やはり明石家さんまのトークはずば抜けていましたねえ。芸人たちがみんな大先輩のさんまに頭が上がらないというのもあるんでしょうが、それにしてもさんまのトークは面白い!というかウマい!やっぱさんまは天才ですわ。




 北海道で列車がヒグマと衝突
2004年07月23日(金)

 昨夜午後10時前、北海道南富良野町のJR根室線金山駅と東鹿越駅の区間で、1両編成の列車が体長2.5m、体重400kgのヒグマと衝突するという事故がありました。暗闇の中線路の上を歩いている黒いヒグマを見つけた運転士は、慌てて緊急ブレーキをかけて列車を停めようとしましたが間に合わず、ドシーンという大きな音と共にヒグマは列車の下に巻き込まれ、停車した列車の5メートル後方で死んでいたというものです。

 僕はこのニュースをスカパーの「ニュースバード」で見ていたのですが、画面に現場の地図が映し出され、事故のあった地点が可愛いクマのマークで表示されていたのを見て、そこはかとなくヒグマに感情移入してしまいました。ヒグマがひかれた地点を、そんな可愛いアイコンで表示するな〜〜〜ッ!可愛そうになってしまうじゃないか!バッテンでええやんかバッテンで!
 しかしその後、実際の現場とヒグマの死体が映し出され、目を見開いたまま絶命しているヒグマの顔と、長く鋭い爪が伸びた大きな手を見たときに、その恐ろしさで可愛そうだという気持ちは一瞬にして消え失せてしまいました。

 事故を起こした列車は2人の乗客と共にその場でしばらく足止めを食っていたのですが、5時間後に救助に来た機関車に牽引されて、近くの駅に辿り着いたそうです。1両編成とはいえ、乗客が2人て……のどかやなあ。


≪過去 未来≫ 初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加