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■ 「ガンダム The ORIGIN」最新刊
2004年08月01日(日)
現在愛読している数少ない漫画の一つ、安彦良和が描く「機動戦士ガンダムThe ORIGIN」の最新巻である第7巻が発売されたので買ってきました。今回はジャブロー編の前編、物語の折り返し地点で、僕の中では初代ガンダム史上最大のエピソードが盛り込まれている部分でもあります。そう、大河ドラマに例えれば「新撰組!」でいうところの寺田屋事件、「武蔵」でいうところの巌流島での決戦に匹敵するぐらい重要なエピソードです。
それは!リュウ・ホセイ殉職、さらにその直後のマチルダさぁぁぁん……!2人とも物語の途中で死んでしまうことは知っていたのですが、こんなに立て続けに2人が散るとは……。小学生の頃にやっていたアニメは再放送で、すべてを見ていたわけではなかったので細かいストーリーは忘れてしまっていたのですが、その衝撃のエピソードの全貌を、今回読んで初めて知りました。 読み進めながら、序盤からいやな予感はしていたんですよねえ。リュウが怪我を負っていて、ホワイトベースが奇襲攻撃を仕掛けられ、ガンキャノンやガンタンクでは全く歯が立たず、アムロのガンダムも苦戦を強いられ、ああ、リュウが「見ていられねえぜ!」と言わんばかりにベッドから起き出してきたよ、そしてそのまま怪我を押してコアファイターで出撃しちゃったよ。何だかこのまま二度と帰ってこなそうな話の展開……。ああ!案の定アムロのガンダムを守ろうと敵の戦闘機に突っ込んで行っちゃったよ、カミカゼ特攻隊かあんたは……。
そしてその後のアムロとマチルダとのやりとり、これも何だかいやな予感がしていたんですよねえ。妙にマチルダの姿が哀愁を帯びていて、まるで死にゆく運命をすでに背負ってしまったかのような印象だったんですよこれが。今度はドムの三バカトリオがホワイトベースに襲いかかり、ガンダムを守ろうとしたマチルダが無謀にも自ら指揮を執る輸送船でドムに体当たりをするも、ドムにブリッジのガラスを破られ、マチルダは船外に放り出され、そのまま船もろとも崖の底へ……。いやはや、これほど壮絶な最期だったとは……。
さようならマチルダさん、そしてありがとうリュウ・ホセイ、ご冥福をお祈りします。(合唱)(誤)
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