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■ 東京・築地最終日
2004年08月11日(水)
今日は築地のスタジオに午後1時集合だったので、11時台の新幹線に乗って東京へ行って来ました。おそらく今回の仕事で築地へ行くのは今日が最後になると思います。築地で行う撮影は全て終了したからです。もっとも、次の号では再び築地に行くことになるわけですが。
今回は、現像が上がってきたポジのチェックをしてきました。まずはトリトンスクエアでロケをした時のポジ。5日付のVoiceで書いたとおり、日差しが出たり隠れたりと、なかなか安定しないコンディションの中でのロケだったのですが、カメラマンが優秀なだけあって、どのカットもしっかり同じような明るさで上がってきていたのはさすがでした。日差しが強いときはレイスクリーンで光を和らげ、逆に日差しが足りないときはレフ版を使って光を採取し、常に安定した露出を保っているんですねえ。まさにプロの技です(……いや、実際プロの方なんですけどね)。
モデルさんの表情やポーズ、そしてロケーションや色合い、全てにおいて全く問題ない仕上がりでした。特にモデルさんの表情は、こちらもさすがはベテランのモデルさん、自然で爽やかな笑顔を見せてくれていました。待機中などの素の状態では特に笑顔というわけではなかったのですが、いざ本番という時になると、満面の笑みで様々な表情を作り出すモデルさんは、これまたプロの技ですねえ。ポジは1カットにつき6〜12回ほどバリエーションを撮っているのですが、どれもいいので選ぶのに苦労しました。なのでクライアントさんに見ていただいて、ポーズや商品の見え方などで判断してチョイスしていただきました。
今回の仕事はまだ終わったわけではありませんが(むしろこれからが僕の腕の見せ所)、クライアントの担当者の方々を始め、カメラマンさん、スタイリストさん、コーディネーターさん、アシスタントさん、皆さんとても素晴らしい方々ばかりで、年代も同年代と言うこともあり、とても楽しく充実した仕事をさせていただきことができました。また、皆さんそれぞれの仕事にこだわりを持って打ち込んでいる姿を見て、僕自身色々勉強になり、また刺激になりました。
さて、ここからの仕事は、今回上がってきたポジを使って実際にデザインとレイアウトを進めていく、僕の本領発揮です。皆さんの仕事に負けないよう、僕も自分の役割をきっちりとこなしていきたいと思っております。
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