Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 F1オフシーズンテスト開始!
2004年11月24日(水)

 さあ、始まりましたよ!毎年F1シーズンが開幕してみると全然テストの時と違ったりして、あんまり参考にならないオフシーズンテストが!今回はスペイン・カタロニアサーキットですね!
 しかしまあ今回は、トップチームのドライバー移籍や新チーム(レッドブル)の加入、そしてビルヌーヴの復帰後初の本格テストなど、例年に比べて話題性も多く、新鮮なニュースも聞こえてくるのではないでしょうか?

 今日はテスト2日目。まずはウィリアムズ・BMWからマクラーレン・メルセデスに移籍して初のドライブとなったファン・パブロ・モントーヤが堂々のトップタイムをマークしました!マクラーレンは今シーズン開幕前のテストでも速さを見せており、特にカタロニアはマクラーレンのマシンにとって相性のいいことで知られるサーキット、順当な結果といえるでしょう。
 ちなみにモントーヤが記録したタイムは1分14秒202。佐藤琢磨が今年2月にマークしたこのコースの非公式コースレコードからはコンマ4秒ほど遅いタイムです。

 そして続いて驚きの2番手は、こちらもモントーヤと同じウィリアムズ・BMWからトヨタに移籍したラルフ・シューマッハ!彼はモントーヤからさらにコンマ4秒ほど遅いタイムながら、ウィリアムズやフェラーリ、ルノーらのマシンを抑え堂々の“元ウィリアムズ・ワンツー”。放出したフランク・ウィリアムズの顔を見てみたいものですねえ。

 その後マッサの駆るザウバーを挟んで、ジャガーを買収したレッドブルを駆るクリスチャン・クリエンが4番手。振興チームながらなかなかよく走るじゃないかと言いたいところですが、おそらくジャガーのマシンを塗り替えただけだと思うので実力のほどはよくわかりません。

 今後も数日間の合同テストが行われますが、本格的にレギュラードライバーが走り始める明日以降も注目です!



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 ブラック主任、初出勤
2004年11月23日(火)

このDVDプレイヤー、パナソニック製やと思ったら、パナウェーブ製やった……。


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 F1勝手にイケメンランキング
2004年11月22日(月)

Makoが勝手に選ぶ、現役F1ドライバーイケメンランキング

 1位 ジャン・カルロ・フィジケラ
 2位 ジェンソン・バトン
 3位 ニック・ハイドフェルド
 4位 ラルフ・シューマッハ
 5位 キミ・ライコネン
 6位 佐藤琢磨
 7位 ミハエル・シューマッハ
 8位 オリビエ・パニス
 9位 クリスチャン・クリエン
10位 クリスチアーノ・ダ・マッタ
11位 デビッド・クルサード
12位 ジャンマリア・ブルーニ
13位 ヤルノ・トゥルーリ
14位 フェルナンド・アロンソ
15位 ジャック・ビルヌーヴ
15位 ジョルジオ・パンターノ
16位 マーク・ウェバー
17位 フェリペ・マッサ
18位 ルーベンス・バリチェロ
19位 ファン・パブロ・モントーヤ
20位 アントニオ・ピッツォニア
21位 ゾイト・バウムガルトナー
22位 マルク・ジェネ



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 「エンド・オブ・ザ・ワールド」を観る
2004年11月21日(日)

 以前「デイ・アフター・トゥモロー」を観たときにも少し触れましたが、よくビデオレンタル屋に行くといつも目に留まって気になっていた映画、「エンド・オブ・ザ・ワールド」(シュワちゃん主演の「エンド・オブ・デイズ」ではない)をついに観ました!パッケージには「デイ・アフター・トゥモロー」と同じ自由の女神が、しかしそれは砂でも雪でもなく、深い森の木々に覆われてしまっているものです。ネヴィル・シュート『渚にて』が原作です。この映画はオーストラリアで制作されたもので、何とビデオは2本組と、非常に長い映画です。

 ビデオのパッケージに書かれているあらすじを見ると……台湾をめぐって米国と中国が核戦争を起こして北半球は死滅してしまい、オーストラリアへも徐々に放射能雲が南下してきている。そこに生き残った米原子力潜水艦がやってきて、オーストラリア海軍の指揮下に入る。科学者から放射能は南半球には至らないという説と、北半球の北部はもう安全だという説が出る。そこにアンカレッジから毎日、決まった時刻にメールが送られてくる。文字化けで文面は読めない。そこで艦長にアンカレッジまで行って調査するよう命令が下るというちょっとミステリアスな部分も含んでいる内容です。

 キャストはオーストラリアの映画だけあって、みんな知らない俳優さんばかりでしたが、アメリカが核戦争の引き金役として描かれており、しかもアメリカを含む北半球の生物は、生き残って南下してきた米潜水艦の乗組員以外、全て死滅してしまっているというものすごい設定です。アメリカが正義であるということを象徴したがるハリウッドでは、絶対にできない内容ですね。

 さらに、ビデオのパッケージに書かれた内容がとても興味深いものであるのに、なぜこの映画がそれほど知られていなかったのかということが、実際に内容を観て初めてわかりました。間違いなくアメリカでは公開できないような内容でした。ハリウッドの「デイ・アフター・トゥモロー」ほどの派手さはありませんでしたが、内容は「デイ・アフター・トゥモロー」よりもはるかに衝撃的で、とてつもなく重い内容です。終末を迎える人々の人間模様が痛烈に描かれており、非常に悲しく、切ない映画でした。
 この映画は核戦争の真の恐ろしさを見事に描いています。この映画が世界的に公開されていれば、各国の首脳たちも、核兵器を所有することの愚かさと無意味さを痛烈に知ることができると思います。この映画を観ても何も感じない人は、それこそ愚か者以外の何者でもないと思います。
 今後この映画を観てみようと思っている方のために、この映画のオチは以下に白文字で記すことにします。この映画を観る気がない方のみ、下の文章を反転してお読みください。この映画を観てみようとお考えの方は、絶対に下の文章を読まないでください。

 この映画、実は希望もへったくれもありません。なぜなら、この映画は最後、地球上の全ての生物が死滅してしまうからです。核爆発自体はアメリカで起こりましたが、まず北半球が完全に死滅し、その放射能が徐々に南半球まで流れてきて、最後は地球全体を放射能が覆ってしまうのです。
 死滅したはずの北半球から定期的にメールが送られてきて、北半球の北部はすでに安全で、生存者がいるという説を元に、潜水艦が調査に向かうのですが、実際北半球は死滅しており、メールは無人のパソコンから自動で送られたものでした。物語のメインとなるこの「希望への旅」は、見事に裏切られ、絶望へと変わってしまうのです。さらに、南半球までは放射能は流れてこないという説も外れ、実際は徐々に放射能が南半球まで下ってきて、最終的に地球全体が放射能に包まれてしまいます。
 北半球の人々は、徐々に放射能が迫り来る中、皆苦しまずに死ねる薬の配給を受け、それを使って家族でベッドに横たわり、手をつないだり抱き合ったまま一家心中をします。そうして街は無人となり、後には全く破壊されずに佇む建物やビルディングだけが残ります。
 つまり、アメリカが発射した核ミサイルによって、地球は完全に死滅し、生物が全く住まない死の星と化してしまうのです。誰も生き残ることはありません。まさに世界は、終末を迎えてしまうのです。これがこの映画の、最も衝撃的で、あまりにも悲しすぎる結末なのです。
 この映画は、核兵器を所有する全ての国の代表に、ぜひ観てもらいたいものです。この映画は、アメリカが地球を滅亡させてしまうという、とても恐ろしい映画です。



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 Flashムービーを作る
2004年11月20日(土)

 Barでも告知したとおり、トップページをFlashムービーにしてみました。Flashムービーを作るのは今回が初めてだったのですが、HowTo本を見ながら作っていったら、意外と簡単に作ることができました。今までいろいろなサイトでFlashムービーを見てきましたが、「あれはこうやって作るのか」というのがわかって面白いですね。

 M−NESTのHPも2000年の6月から運営していますが、5年目にしてようやくうちもFlashムービーを載せるようになったと思うと、感慨深いものがあります。いや〜、進化したもんだなあ。Flashムービーは、HPを立ち上げた頃からの憧れでしたからねえ。いよいよM−NESTも新時代へ突入することができました。まだ処女作なので、しょぼいものしかできませんが、今後さらにFlashを極めて、もっと良いものを作っていきたいと思っています。

 ちなみに、現在トップページで公開しているFlashは仮のもので、近々トップページをリニューアルして、Flashを使ったインフォメーションなどを載せる予定です。さらに、以前予告したとおり、「マツダイラ」の第二部予告編も、Flashで作ろうと思っています。今回のトップページは、その練習版といった感じです。

 それから、今回Flashムービーを載せるにあたって、「Flashプレイヤー」のダウンロードバナーも設置しました。実をいうとぽよぎもFlashで作られているので、ぽよぎを載せた時点でこのバナーも設置するべきだったのですが、ぽよぎは既製品だからなあと思い、設置しませんでした。で、今回初めてオリジナルのFlashを載せることになったので、一応うちもFlashサイトになったという意味で、改めてFlashバナーを設置したというわけです。憧れてたんだよなあ、Flashバッジ!



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 バレンティーノ・ロッシ、静岡へ
2004年11月19日(金)

 皆さん、バレンティーノ・ロッシを知っていますか?マリオ・バレンティノのパチモンではありません。25歳のイタリア人ライダーで、世界最高峰の2輪レースであるMotoGPのワールドチャンピオンです。彼は02年、03年とホンダで圧倒的な強さを持ってワールドチャンピオンとなり、ヤマハへ移籍した今シーズンもその強さはかわらず、3年連続でチャンピオンに輝きました。そのロッシが!何と静岡に来たのです!

 静岡といっても磐田市なのですが、ロッシは磐田市のヤマハ発動機本社を訪れ、04年ロードレース世界選手権(WGP)MotoGPクラスを制した凱旋報告を行いました。予定されていたマレーシア・テストの前に日本に寄ることはできないか、とのヤマハの問いかけに応じる形で実現したもので、ヤマハに12年ぶりに最高峰クラスのタイトルをもたらしたヒーローの登場とあって、雨模様ながら約70人の報道陣が詰め掛けたそうです。
 この日、名古屋空港からヘリコプターで会見場に駆けつけたロッシは今シーズンを振り返ってスタッフらへの感謝の言葉を述べるとともに、05年に向けての自信も表明。長谷川至社長から「YZR−M1」をプレゼントされて大喜びだったようです。

 静岡県にモータースポーツ界の世界的スターが訪れることは滅多にないのですが、ロッシが静岡に来たというのは、僕にとってはものすごく大きなニュースですね。ロッシはMotoGPで他を寄せ付けない圧倒的な強さで活躍しており、その勢いはチームが変わっても衰えることなく、まだ25歳と若いので、来シーズン以降も強さを誇るでしょう。ですから、ミハエル・シューマッハが静岡に来るのと同じくらい凄いことなのですよ!
 ホンダファンの僕としては、ホンダからケンカ別れする形でヤマハへ移籍したわけですが、静岡を拠点とするヤマハへ移籍したことで、今回のような夢のような来日が実現したのはいいことですね。逆にホンダは、ロッシを手放して後悔しているでしょうねえ……。



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 F1買収劇2件
2004年11月18日(木)

 F1界ではオーストラリアの企業レッドブルがジャガーF1を買収し、2005年度のF1エントリーをすでに済ませていますが、イギリスの『BBC』は昨日、BARにエンジンを供給しているホンダが、今後1年以内にBARチームの買収に当たるだろうとの見通しを報じました。

 ホンダはすでに4年に渡るエンジン供給についてBARとの間で合意していますが、この報道によれば、いずれホンダがチームへの資本参加ないし完全買収に踏み切らざるを得ないだろうとしています。
 ただしF1を取り巻く状況もまだ流動的な部分があり、事態は予測できません。

 2000年の第三期F1活動以来、ホンダはBARを中心にエンジン供給を続けてきましたが、さらなるステップとして「BARを買収してのフル・パッケージでの参戦」が噂されています。BARの株式の大半はBATが所有していますが、この株式の40%程度を買収して実質的支配権を得ることが検討されているそうです。
 なお、ホンダは以前にも単独でのF1参戦を画策したことがあり、テスト専用マシン「RA099」を製造したことでも知られています。既にトヨタがフル・パッケージでの参戦を行っており、約40年ぶりとなるコンストラクターとしてのF1挑戦に期待が集まっています。

 また、買収が実現した際にはD・リチャーズ監督を更迭し、マネージング・ディレクターを務めるN・フライを後任に据えるシナリオが書かれているようです。フライはBAR本体とホンダの意見調整をマネジメントするポジションに就いており、チームをとりまとめるキーマンとして知られています。

 ホンダファンの僕としましては、FIAの新たな参戦枠(当時11チーム22台で争われていたが、13チーム目の参戦枠)を確保し、99年からホンダがコンストラクターとしてF1に参戦するというニュースが飛び交い、実際にホンダのオリジナルマシン「RA099」が登場したときには目を輝かせたものです。
 しかし、そのマシンデザインの要であったハーベイ・ポストレスウェイト博士が急死したこともあり、プロジェクトは頓挫し、結局土壇場で参戦を断念してしまうという結果に終わってしまいました。しかもF1参戦に向けて立ち上げた「HRD(ホンダレーシングデベロップメント)」を解散せざるを得なくなり、多くのスタッフたちが職を失い、またせっかく参戦枠を広げたFIAも、ホンダのドタキャンにひどく腹を立てたりと、多くの波紋を呼びました。

 個人的には、今度こそこの噂が現実のものとなることを期待したいです。



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 ベスト・キミガヤー発見!
2004年11月17日(水)

 皆さん!今夜埼玉スタジアムで行われた06年ワールドカップドイツ大会アジア1次予選3組の最終戦、日本VSシンガポール戦、ご覧になりましたか?日本代表はシンガポールを順当に降して、6戦全勝(勝ち点18)で1次予選を終えました。
 10月のオマーン戦で最終予選進出を決めている日本は、欧州組を招集せず、出場機会の少なかった選手を主体に、先発メンバーを組みました。前半に玉田(柏)のシュートで先制。その後も主導権を握り続けましたが、得点チャンスにシュートを決めることができず、課題を残した試合でした。
 来年2月からの最終予選は1次予選を突破した8チームで行われます。組み合わせ抽選会は12月9日にクアラルンプールであり、3大会連続のW杯出場を目指す日本の対戦国が決まります。

 で、試合も気にはなりましたが、今日のテーマは試合結果ではありません。試合前の「君が代」独唱、見ましたか?聴きましたか?夏木マリですよ夏木マリ!やってくれましたよ素晴らしい「君が代」独唱!いや〜!実にいい!鈴木雅之なんかよりよっぽどソウルフルで力強く、ビブラートも効いていて非常にカッコイイ「君が代」でした!夏木マリが歌い終わった途端、もう埼玉スタジアムは大歓声でしたよ!

 思わぬところにキミガヤーがいたもんですな。夏木マリ、まったくノーマークでしたが、考えてみれば、男性よりも女性の方が声がよく通り、声帯も幅広く安定しています。Keikoは問題外ですが、ベテランの女性歌手が「君が代」を独唱するのが、一番安全なのかもしれませんね。来年は、是非夏木マリに鈴鹿で歌っていただきたいものです。



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 「マツダイラ」最新作を公開
2004年11月16日(火)

●「マツダイラ」最新作をアップしました。

 皆様、大変長らくお待たせいたしました。「マツダイラ」最新作、第9話「Frank's dissappointed」を無事、今日公開する運びとなりました。今回は、かねてから予告していたとおり、シューマッハとヒルがわずか1ポイント差で迎えたF1最終戦オーストラリアグランプリの模様をお送りします。今回のレース内容は、レースの状況自体は史実の通り再現していますが、このレースも、実にドラマチックな展開でした。タイトル争いをする2人のドライバーが、他を寄せ付けない異次元の戦いを繰り広げ、2人だけの世界に入っていましたからねえ。まるでSFアニメのような展開でしたよ。

 それから、結局エピソードはごっそりと削ぎ落とし、その分よりオーストラリアグランプリの模様を、密度の濃いものにしようと試みました。それ以外に1つだけエピソードを挿入していますが、そちらの方はモータースポーツとはまったくかけ離れて、ごく日常的な恋愛模様を描いています。恋愛描写はどちらかというと僕の得意分野なので、比較的スムーズに筆が……もとい、キーボードが進みました。

 ただ、恋愛描写とか書くと、よく「これは経験談?」とか言われたりしますが、フィクションですから。恋愛物を書くたびによくそう言われるのですが、それら全部経験談だったら、なんぼほど恋愛経験あるねんッ!って感じですよ。だいたい経験談書いてたら、小説じゃなくて自伝ですからねえ。作家ですから、恋愛経験などなくても、いくらでも恋愛のシチュエーションなんて思い浮かびますよ。シンプルながら僕なりのリアリティを追求した恋愛模様を堪能して下さい。
 あと、小説の中の登場人物の思想=作者である僕の思想と思われがちですが、それも違いますので。基本的にすべての登場人物は、僕とはまったく別の人格で、それぞれがそれそれの思想を持っています。ですから、僕には理解できないような思想でも、僕が書く小説の登場人物に抱かせることはしょっちゅうです。むしろ自分ならそうはしないようなことを、あえて登場人物にさせたりすることも多いですね。

 小説を書くと言うことは、そうやってそれぞれの人物に知能や思考能力を持たせて、その人物独自の考えに乗っ取って自分の作り出した世界を自由に動かすことができるということが、一番の醍醐味なのではないでしょうか。ただし、その人物の思想や考えをまったく無視して行動させてしまうと、秩序もへったくれもなくなり、ただのすごろく状態になってしまいますけどね。

 「マツダイラ」では、皆様からのご意見・ご感想を募集しています。「マツダイラ」に関するご意見・ご感想は、「MAZDAIRA」扉ページ最下部の専用掲示板「MAZDAIRA FORUM」にてお願いいたします。

 そうそう、トップページに「Ticker」を設置しました。メニューボタンをクリックすると、「ニュース」「お天気」「占い」の3つの項目を選べます。どうぞご活用下さい。



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 F1ジョーダン・トヨタ誕生か?
2004年11月15日(月)

 F1で、大きなニュースが飛び込んできました。トヨタはリリースを発表し、来シーズンからジョーダンにエンジンをカスタマー供給することを正式決定しました。今回の契約は1シーズン限りのもののようですが、型落ちのエンジンではなく、2005年仕様の最新スペック「RVX−05」が供給されるようです。日本メーカーのエンジンがカスタマー供給されるのは,ホンダに次いで2例目となります。

 トヨタのチーム代表を務める冨田務氏は、ジョーダンへのエンジン供給について「ジョーダンへのエンジン供給は、ここ数週間で決まりました。我々としては,他チームにエンジンを供給し手助けすることができて嬉しいです。来シーズン、RVX−05がジョーダンチームの大きな原動力となれることを願っています。」とコメントしました。

 いやー噂には挙がっていましたが、ジョーダンはフォード・コスワースエンジンを今年限りで失い、来シーズンは果たしてF1にエントリーできるのかなんてことが取りざたされていましたが、まさか本当にトヨタエンジンを手に入れてしまうなんて、さすがは商人エディー・ジョーダン、やってくれますね!
 そうすると来年は、コンストラクターとしてのトヨタとジョーダン・トヨタの2つのトヨタがF1に登場することになるわけですね。しかし、トヨタは資金が豊富なのにまだ表彰台にすら登ったことがないわけですが、ジョーダンはここ数年、超財政難にあえぎながらも優勝を何度か経験していますから、レースの勝ち方はジョーダンの方が良くわかっているし、F1でのキャリアも長いので、様々なデータやノウハウは、ジョーダンの方が豊富に持っているとも言えますね。

 来年は、本家トヨタとエンジン供給先のジョーダンと、どちらがポイントを多く稼ぐか、チャンピオン争いとは別に、興味深い対決を見ることができそうですね。今年のF1が終わったばかりですが、もう来年3月の開幕戦が待ち遠しい……。



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