Mako Hakkinenn's Voice
by Mako Hakkinenn



 「ロード・オブ・ザ・リング〜王の帰還〜」
2005年02月27日(日)

 WOWOWでたまたま「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の最終章「王の帰還」がやっていたので、ビデオ録画することに成功しました。この作品は劇場で公開されたときに観ていたのですが、やはり話題作ですし、原作の「指輪物語」は中学生の頃から好きでしたからねえ。
 以前1作目の「旅の仲間」「二つの塔」は友達に録画してもらったので、これでビデオで3部作すべてが揃ったことになります。

 それにしても長かったです。原作同様3部作に分けたにもかかわらず、4時35分に始まってCMなしのノーカット版で、終わったのが8時前でしたからねえ。さすがは映画化不可能といわれたJ・R・R・トールキンの最高傑作、ファンタジーの金字塔といわれる20世紀の超大作ですね。

 内容自体はすでに映画館で観て知っているので、今回は録画しながら観ることはせず、別のことをしていました。なので忘れた頃にもう一度1作目から一気に見直して堪能したいと思います。



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 熱で寝込む
2005年02月25日(金)

 今日はここ数日間の疲れが出たせいか、朝から熱を出してしまい、1日寝込んでいました。幸い熱と悪寒以外の症状はなかったので、薬を飲んだら夜には楽になりました。今週はお葬式の準備やらで何かと忙しかったので仕事を入れておらず、休んでも差し支えなかったのでゆっくりと静養することができました。明日も特に予定はないので、家でゆっくりしていようと思っています。

 そうそう、今週の22日に病院で処方された新しい薬、毎日2錠ずつ服用しているのですが、おかげで今のところまったく片頭痛は起きていません。こんなに効き目があるとは、正直びっくりですね。片頭痛に悩んでいらっしゃる方々には、是非お勧めしたいです。こんなに簡単に治るんだったら、もっと早くから病院に行っていれば良かったと今更ながら思います。



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 おばあちゃんのお葬式
2005年02月24日(木)

 いや〜、疲れました。ずっと気を張っていたせいか、すべての式が終わって自宅に帰ってきた頃にはどっと疲れが出てしまい、夕方から夜まで寝てしまいました。

 おばあちゃんのお葬式は、まず朝の身内だけのお別れの式から始まりました。棺桶に一緒に入れるものを入れ、その後飾り花でおばあちゃんの身体の廻りを飾り、最後に棺桶の蓋をして、「釘打ちの儀」で終わりとなります。ところが、棺桶に蓋をする際、それまで気丈に振る舞っていたおふくろが、思わず載せようとした蓋を再びこじ開けようとして「お母さん!」と泣きながら叫び、とてもたまらない気持ちになってしまいました。

 その後参列者を招き入れての出棺前の儀式が行われ、その最後に母が遺族の代表としてお礼の言葉を述べたのですが、時折言葉に詰まったりもしましたが、しっかりとした声で、無事に最後まで言葉を言い終わることが出来ました。遺族席に戻ってきたおふくろに、こっそりと「頑張ったね」と声を掛けてあげました。

 その後、霊柩車とバスで火葬場に移動し、納骨に約1時間20分ほどかかると言うことだったので、その間待合室で食事をとることになりました。その間、おふくろは親戚の人たちと笑い話などもしていたのですが、やはり実際に骨になってしまったおばあちゃんを前にすると、「おばあちゃんの骨、こんなに少ないよ」とまた涙ぐんでしまいました。

 遺骨となったおばあちゃんとともに再び会場へ戻り、この後は本葬儀と、繰り上げで初七日の法要まで済ませてしまいました。最後は場所を移動し、「精進落とし」として参列者全員で精進料理を食べました。しかし、火葬場で食事をとってからまだそれほど時間が経っていなかったので、かなり苦しかったです。おふくろが笑顔を取り戻して、デザートのメロンを3人分もぺろりと平らげてしまったので安心しました。

 おばあちゃんの享年は81歳。81年の生涯がおばあちゃんにとって長かったのか短かったのかというのはおばあちゃん本人にしかわかりませんが、大事なのは、「どれだけ生きたか」ということよりも「どう生きたか」と言うことだと思います。おばあちゃんという存在は、唯我独尊、天上界でも地上界でもただ一人です。そしてそのおばあちゃんの存在は、僕たちの心の中に、思い出として刻み込まれています。
 「天命を全うする」の「天命」とは、100歳のことを指すのだそうですが、100歳以上生きられる人というのは、数十人に1人と言われています。しかし、だらだらと100年生きるよりも、充実した81年を生きる方がよっぽど価値のある生き方だと思います。おばあちゃんは皆に愛され、価値のある人生を送ってきたと思います。

 昨日のお通夜、今日のお葬式とも、とてもいい式でした。おばあちゃんもきっと喜んでくれていると思います。



おばあちゃんと僕



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 免許更新とお通夜
2005年02月23日(水)

 先週警察署に自首免許更新の手続きに行き、仮更新をしてきたのですが、僕は一昨年にスピード違反を犯しているので、今日1時間の安全講習を受けて、無事に新しい免許証をもらうことができました。
 僕はスピード違反は犯しましたが、元々あまり乱暴な運転をする方ではなく、「譲りのS2000」と言われるほど思いやり運転を心がけていますが、こういう安全講習や交通安全のビデオを観るたびに、改めて身が引き締まるような気がしますね。今後も、荒っぽい運転はサーキットかゲームの中だけにしたいと思います。

 さて、話は変わりまして、先週の20日におばあちゃんが亡くなったのですが、実は翌日から21、22日と友引が重なってしまったために、今夜お通夜を営むことになりました。おばあちゃんの家はいろいろ散らかってしまっている上に、急に亡くなったので片づける時間もなかったため、葬儀屋さんの会場を借りてお通夜から本葬儀まで済ませてしまうことになりました。
 お通夜は午後6時半からしめやかに執り行われましたが、会場もきれいで飾り付けも豪華、そして進行役の方もとても丁寧で親切な方で、とてもよいお通夜でした。

 長年会っていなかった叔母さんや親戚の方々とも久しぶりに会って、みんなから「え?まこちゃん?いや〜大きくなったねえ〜!」とか「見違えるぐらい立派になって」とか言われました。なので「5日前に30歳になった」と言うと、みんな驚いていました。

 明日は朝9時半から、お葬式の前の身内だけのお別れの式が行われます。今夜はお線香を絶やさないようにしなくては。


更新されたMakoの免許証



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 2回目の片頭痛受診
2005年02月22日(火)

 長年悩み続けてきた片頭痛で、今月8日に初めて受診したのですが、今日はその2回目の受診です。今回は前回処方された偏頭痛にしか効かない薬「マクサルトRDP錠」の他に、「ミグシス錠」という薬も処方されました。マクサルトは痛み出したときに服用して痛みを和らげる薬ですが、ミグシスは1日2錠ずつ毎日服用する薬で、脳の血管が広がるのを抑えて片頭痛を起こりにくくしていく薬です。

 マクサルトはとても高価な薬で、定価は1錠約1000円、保険を使っても1錠300円もするので、効き目があるかわからなかった前回は4錠処方してもらいましたが、よく効くことがわかったので今回は10錠処方してもらいました。つまり、マクサルトの処方代だけで3000円ということですね。ミグシスはそれほど高い薬ではないので、14日分処方してもらいました。このミグシスを飲むことによって片頭痛が起こりにくくなっていくようであれば、徐々に体質が改善されて片頭痛とおさらばできるようになると言うことですね。

 ところで、僕は生まれてくるときに、おふくろの子宮口が全開したにもかかわらず、胎児の僕が下がってこないで分娩できなかったため、鉗子(かんし)と呼ばれる金属制のへらを2枚はさみにように組み合わせたもので、頭を両側からはさんで引きだす「鉗子分娩」という方法で生まれてきたのですが、この鉗子分娩で生まれてきた子供の多くが片頭痛になりやすいのだそうです。

 これを知って、自分の普段の生活に問題があるわけではないことがわかり、ちょっと安心しました。



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 安眠計画
2005年02月21日(月)

 今まで使っていたマットレスと敷き布団が古くなってぺちゃんこになってしまったので、昨日から新しいものに替えました。ついでに枕とシーツも替えました。
 ニトリというお店で買ってきたのですが、マットレスは三つ折りになるもので、頭の部分と足の部分が柔らかく、真ん中の部分が少し堅めになっているバランスタイプというもので、敷き布団は羊毛、そして枕は低反発のいわゆる「安眠枕」です。シーツは敷き布団用、掛け布団用、そして枕カバーの3点セットがあったので、グレーっぽいやつを2セット買いました。

 で、昨日一晩新しい布団と枕で寝てみたわけですが、いやいや、全然違いますね。何かこう、どの体勢になっても身体がしっくりくるといった感じで、寝返りの必要もなさそうなくらいのフィット感があります。僕は後頭部の骨が出っ張っているので、仰向けになるとそこが当たってしまうので、今までは仰向けで寝ることができなかったのですが、枕を低反発に替えたので、仰向けで寝ても全然違和感がなく、落ち着いて眠ることができます。おかげで昨夜は3時過ぎにおばあちゃんの家から帰ってきて寝るのが遅くなってしまったのですが、ぐっすり眠れて、今朝もすっきりと起床時間の8時に起きることができました。

 いや〜!やっぱり、布団って大事ですねえ〜!一生の約3分の1は布団の上で過ごすわけですから、快適に眠れる睡眠環境を確保したいものですね!充実した1日を過ごすには、充実した睡眠をとることが大切です。環境は整った!……あとは、睡眠時間か?



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 おばあちゃん逝く
2005年02月20日(日)

 今夜10時30分、僕の母方のおばあちゃんが亡くなりました。
 5年ほど前から肺気腫を患い、以来入退院を繰り返し、肺気腫と付き合いながら生活してきたおばあちゃんですが、昨年から酸素を体内に取り込むことが困難になり始め、常に腕にチューブを入れて、酸素吸入をしながらの生活を余儀なくされました。
 また、今月に入ってからは腸閉塞になってしまい、病院に入院し、お腹がどんどん大きくなってしまいました。しかし、もはやおばあちゃんには手術に耐える体力はないので、手術はせず、鼻から管を入れてお腹のものを出すという処置を施していました。今日の夕方頃にうちの母がおばあちゃんと話したときは、母の言葉に頷いたりしていたようなのですが、夜になって容態が急変し、そのまま息を引き取りました。

 僕は残念ながら、看取ることができませんでした。病院から家に帰ってきたおばあちゃんと先ほど会ってきましたが、何だかいびきが聞こえてきそうなほど、安らかな死に顔でした。本当にただ眠っているようにしか見えませんでした。長い間身体にチューブを入れられ、普段の生活でも、ちょっとしゃべっただけで呼吸が苦しくなったりと、とても辛かったと思います。これでおばあちゃんも、やっと楽になれてよかったと思います。

 もう長くは持たないと覚悟はしていたとはいえ、あまりにも急だったので、今はまだ実感がわきません。しかし、お通夜やお葬式を済ませていくうちに、自然とおばあちゃんが亡くなったことを実感するのだと思います。




 ささやかな誕生会
2005年02月19日(土)

 昨日の話ですが、昨日は夜遅くまで仕事でした。なので実家で両親がケンタッキーフライドチキンとワインを買ってきてくれて、家族3人でささやかな僕の誕生日会をしました。でも実家でのいつもの食卓の席だと、おふくろがお誕生日席なんだよなあ。

 この年になると特に自分の誕生日に何かイベントをするということはあまりありませんが、普段家では食事時にお酒を飲むことはほとんどないので、ちょっぴり特別な気がして嬉しかったです。心なしか昨日は、たまに食べたくなって買ってくるフライドチキンが、いつもと違う豪華なディナーに思えました。でも食べるときはいつものように、手づかみで野蛮にがっついているんですけどね……。



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 Mako生誕30周年記念日
2005年02月18日(金)

 自分で言うのも何だかいやらしいですが、今日は僕の30回目の誕生日です。
 30歳というと、人生で言えば一つの節目になると思いますが、僕的には「男は30から」と思っているので、それほど実感はわかないですね。
 ただ、阪神大震災の年に成人式を迎えた僕にとってのこの10年は、あっという間だったような気がします。僕がハタチになった頃に、誰かに「20代はあっという間に過ぎていくよ」と言われましたが、まさにその通りでした。しかし、とても充実した10年間だったと思います。
 今後は今まで以上にいろんなことに挑戦し、常に新しい目標を持ち続け、その目標に向かってさらに充実した人生を送っていきたいと思っています。

 僕は20代後半ぐらいから、「何歳に見える?」と聞くと「32歳ぐらい」と言われるほど老けて見られ大人びて見られたわけですが、これで本当に30代に入ったわけですから、今後は40代、50代になるにつれ、逆に若く見られることでしょう。そしてきっと「え?うそ〜!40代に見えな〜い!若〜い!」などという黄色い声が聞こえてくることでしょう。まあ50代になる頃には、とてもシブくて魅力的なジェントルマンになっているに違いありません。

 30歳と言えば、名実ともにオッサンになったわけですから、今後は精神的にももっと大人にならなくてはと思っています。一方で、常に情報のアンテナを張り巡らせ、若い世代に負けないような感性や何事のも好奇心旺盛な子供心を持ち続けたいとも思っています。

 まあこんな僕ですが、今後とも皆様、よろしくお願いします。



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 「ラブ・アクチュアリー」
2005年02月17日(木)

 先日、以前から気になっていた映画「ラブ・アクチュアリー」のビデオを借りてきて観ました。この映画はヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、ローラ・リニー、エマ・トンプソン、アラン・リックマン、キーラ・ナイトレイ、ローワン・アトキンソンなど、総勢19人の蒼々たる豪華キャストで贈る、アンサンブル形式のドラマ仕立てで構成されたラブストーリーです。

 この映画は「妻の死を乗り越えようとする男」「愛で言葉の壁を乗り越えようとする作家」「2年3ヶ月と30日片思いのOL」「夫の浮気の動揺を隠せない主婦」「女性部下に誘惑される上司」「憧れのまなざしに気付かない花嫁」「老いぼれロック歌手」「恋に落ちた英国首相」「初恋に悩む少年」などのそれぞれの恋愛模様が巧みに織り込まれ、またそれぞれの人物がどこかで交友を持っているという関係で、実によくまとまった映画でした。
 恋愛の形や悩み、それにシチュエーションは非常に様々で、この世は、実に愛に満ちあふれていると言うことが実感できる作品です。そして、それぞれのエピソードが少しずつ同時進行していくので、その全ての恋愛の行方をテンポ良く追っていくことができます。普通は恋愛ものの映画なら、ひとつの恋愛を2時間かけて描いていくものですが、この映画は同じ時間の中で様々な恋愛を描いているわけですから、恋愛ドラマというものは、突き詰めれば15分程度でも十分表現できるんだなというのがよくわかりましたね。

 製作は「フォー・ウェディング」「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」など、ハリウッド映画とはひと味違うウィットに富むスタイルで共感を呼ぶ愛の名作を贈り続けてきたイギリスのスタジオ、ワーキング・タイトル。その中心的な存在である脚本家のリチャード・カーティスが自ら初メガホンをとり、すべての人々の心を優しく包み込むような素晴らしい愛のドラマを完成させました。

 この映画では、冒頭で述べたとおり米英屈指の演技派スターたちが映画の感動を支えていますが、多くの俳優が他の出演作品のイメージとそれほど印象の違いを感じませんでしたが、愛妻家でありながら女性部下に誘惑されてしまう上司を演じるアラン・リックマンに関しては、日本で知られている作品でしか知らない僕にとっては、衝撃に近いほどの印象の違いを感じましたね。
 アラン・リックマンと言えば、最近ではヒットシリーズ「ハリー・ポッター」に登場する無口のセプルス・スネイブ先生役が有名ですが、僕的に最も印象深い彼の役は、あの「ダイ・ハード」の一作目、高層ビルを乗っ取る悪党のリーダー。ラストでビルの最上階から、ものすごい形相をしながらスローモーションで落ちていく、あの非常に冷酷非道な極悪人が、「ラブ・アクチュアリー」こんなに素敵な役を演じていて、しかもそれがとても似合っているのが非常に衝撃的でした。もちろん役者なんですからそりゃあ様々な役を演じているでしょうけど、あまりにも僕が今まで知っていたアラン・リックマンとのギャップが激しすぎて、いい意味で驚きでした。「ダイ・ハード」ではとても不敵で冷酷に見えた彼独特のニヤリとした笑い方が、「ラブ・アクチュアリー」では大胆な誘惑に困惑する苦笑に見えるから不思議です。というか、その笑い方で「ダイ・ハード」の悪役だったことを思い出したんですけどね。

 ちなみにその他の役者に関しては、コリン・ファースは「ブリジット・ジョーンズの日記」の印象にとても近く、今回も恋愛に対して非常に誠実な役で、僕的には一番好感が持てました。ローワン・アトキンソンは今回、恋を見守る宝石店員という役回りで出演していますが、その商品を丁寧に包装する様は、「Mr.ビーン」そのものでした。
 そしてヒュー・グラント、彼はこれまでにも様々なラブストーリーに出演していますが、今回は何と英国首相役!おそらく彼の今までのキャリアの中で最も高い地位の役だと思いますが、でもやっぱり、今回もヒュー・グラントでした。着任早々若い秘書に恋をしてしまうキュートな独身英国首相という設定で、ちょっと非現実的な感じも受けますが、こんな首相が実際にいたら、きっと素敵だろうなあと思います。

 皆さん、この世は愛で満ちあふれているんですよ。



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