昨日から今朝にかけて余震が頻発。
そろそろおさまってきたかなー、と思った矢先にこうだもん。
震源地も沖から内陸までとても広範囲で、地面の下はいったいどうなっているのでしょうね。
報道はどうしても東北地方に集中しますが、
2週間近く経ってやっと、千葉県の旭市と浦安市の甚大な被害についても
TV各局で目にするようになりました。今までは千葉テレビくらいだったものね。
旭市は東北と同じ津波の被害、浦安市は液状化。
液状化おそるべし。
倒壊しなくとも、地盤沈下とともに家も傾いて泥に沈みこんでしまったり、
反対に土台が見えるほど家だけ浮き上がってしまっては、そのまま住み続けられるとは思えない。
地中の上下水道とガス管も数百か所にわたり破損しているとかで、いまだに全域での復旧には至っていない。
水がこんなに長期にわたって出ないというのも怖いが、汚水が流せないというのはもっと怖いです。
お風呂や洗濯は数日ガマンできたとしても、トイレはガマンできないし。
いくら仮設トイレを作ってくれたって、一家に一台というわけでもないだろうし。
長く生きていると「あそこは埋立地だから地盤がちょっと心配」なんて思ったりするけど、
土地になってからしか知らない人にとっては、キレイに整備された街並みの美しさは何より魅力的で、
怖さなんて感じないだろうし。
住まいを選ぶ時にはやはり、ハザードマップで色々確認するのは必要なのだな。
ところで義援金、わが家では各自治体宛に送ろうということになりました。
近所の郵便局に行ったら、日本赤十字、日本ユニセフ、岩手県、宮城県、福島県、宛ての
記入済みの振込み用紙が用意されていたので、まずは岩手県に。義兄一家も住んでいることだし。
近日中に宮城と福島へもね。千葉県民としては浦安市と旭市も忘れちゃいかんな。
・・・しかし余震。まだ余力があるのだろうか。
福島県浜通りなんて、昨日から震度5強が何回ヒットしていることか。
もういい加減コワい思いはさせないでー。
余震よりコワイのが原発だったりするけれどもー。
2011年03月20日(日) |
ましゃラジオになごむ |
昨夜のたまラジは久々の生放送で、リスナーからのリクエストに応えたましゃの生歌が
どれも本当に素晴らしかった。
「明日へのマーチ」「Heart」「milk tea」「明日の☆SHOW」。
力強い言霊と美しい音霊に癒されますねー。
歌ももちろんだけど、ギターもすごく良くてね。CDでは多くの楽器で厚みのある音に仕上げてあるものを、
いつものたまリクと同じように、ギター一本でもステキに聞かせてくれます。
CD流してくれるだけでも充分だけど、生のアコギ弾き語りはいっそう心に響きます。
「こういう時だからこそ、いつも通りの楽しい放送を」と、
ほっこりした気分で聴いていられるおしゃべりやメールご紹介で、とてもなごみました。
深刻な現状から逃げられるわけではないけど、ちょっとなごんで頑張る気力を保つのも大切だものね。
避難生活をしていたら、この1時間30分のラジオを聴くのもとても難しいだろうけど。
でも、眠れぬ深夜にラジオからあの歌声が聞こえてきたら、本当に嬉しいと思うのだ。
今日のTOKYO FMの「SUZUKI Talking FM」も生放送。(なぜかAM放送よりもさらに低音に聞こえるステキな声)
「明日の☆SHOW」「心color」「虹」「群青」、そして生での弾き語りは「泣いたりしないで」。
福島県のリスナーからのメールでは、今日明日の埼玉のましゃライブに行く予定だったが、
まさにそのさいたまスーパーアリーナに、客ではなく避難民として来ていて、
ボランティアさんたちのおかげでとても温かくすごせている、というものが。
福島の双葉町の住人のみなさんが、そろってたまアリに避難されたのですよね。
普段、スポーツやエンターテインメントのために使われている大型の施設が、
避難所や遺体安置所に使われていると聞くと、自分はいつも楽しむためだけにしか
行ったことがないだけに、とても複雑な思いです。
衣食住などの生活がちゃんと整って初めて、その上に成り立つのがエンターテインメント、と
ましゃもよくおっしゃいますが、
避難民の皆さんに安心して住める家がみつかり、これらの施設がステキな夢を見せてくれる
場所として使われる日々が早く戻って来ますように。
どうもそんな気がしませんが。
あの大揺れからまだ3日くらいしか経ってない気がします。
たぶん四六時中、余震に神経を集中し、ほぼずっと変わらないTV画面を見続けていたからかも。
でも被災地の過酷な状況では、人々の体力と気力を奪う大変な1週間が確実に過ぎているわけで。
出ずっぱりの枝野官房長官の顔色や「お、咳し出した」なんて健康状態も気になったりする。
体力と気力の維持は、いつだって大切だけど非常時には特に大切ですね。
避難所にいる方々に「体調管理に気をつけて」といくら言ったって、管理に必要な環境が何も整わないけれど。
揺れてもいないのに、ふとした時に揺れてる気がする「地震酔い」は、わたしも絶賛発症中です。
三半規管じゃないな。血管が脈打ってるのを、過敏に感じとって揺れてると判断してしまう、みたいな。
手首の脈を測ると振動が伝わるでしょ。あれを全身で感じ取ってるような感じです。
例えば立っていると足の裏の血管、座ってるとお尻の血管、の脈打つのを振動と勘ちがいするような。
でもそのおかげで、震度4くらいまであまり気にならなくなりました。(それもどうなのだ)
夕べも夜中に何度か揺れたようなのですが、5時半くらいまでしっかり寝たし。
ん? 過敏なのか鈍感なのかよくわからんな。
TVにだんだんと通常の番組が戻ってきたのが、精神衛生上とてもよろしいです。
さすがに嫌気がさしてきた「え〜し〜♪」の合い間に、「SP 革命篇」のCMが見れたときなんて
どんだけ嬉しかったことか! 落ち着いたら必ず観に行くぞ。
内容はどうあれ(おい)、「外交官 黒田康作」が最後まで中断されずに観れたのもちょっとした感動だったし、
その直後に4月からの新ドラマ予告で天海祐希嬢の「事件だから」のひと言が聴けたのも、
「BOSSでたーーー!」と最高にテンション上がりました。
そうそう、東京のNHKに「麿」こと登坂淳一アナが久々に登場したのも、ネットでお祭りになっていましたっけ。
滝翼のミニアルバムも届き、PVやメイキングのおまけDVDを見たのだけど、
オトコマエさんふたりがちょー楽しげで、ちょーバカっぽくて、曲も明るくて久々に笑いました。
今発売しているTV誌はほぼ滝翼が表紙なのだが、計画停電実施中だし、買う人も少ないだろうなー。
なんというか、不憫。このふたりは(特に今井さんは)「よりによってこの時期に!?」ということが
結構あって、なんとも不憫。でも、がんばれよー! みんなもがんばってるから。
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