今日のおたけび または つぶやき

2011年05月06日(金)  まったりドラマ



連休もあっという間に終盤。


昨日、ほぼ一週間ぶりにウォーキングに出たら、

あちらこちらで藤の花が満開になってました。

田植えが終わって水をたたえた田んぼには、カエルさんたちの声が賑やかだし。



自然のいとなみにはお休みがありませんな。植物も動物も。

1週間見なかったら、その間に花が咲いて散ってしまってたりするものね。



カモさんたちも恋の季節のようで、ぐわっぐわっ鳴きながら2羽ずつ飛行している。

あれは迫るオスにお断りのメスが逃げているのか(その反対はあったりするのか)

それともカップル成立のハネムーンフライトなのか。



草もぐんぐん伸びてきて緑も濃くなって、生命力あふれる美しい季節です。

美しい季節だけど、紫外線もかなりキツそうなので、もはや夕刻しか歩けないけれども。




さてさて。

今期のドラマで観ているのは「JIN」「BOSS」「マルモのおきて」「幸せになろうよ」「遺留捜査」。


「BOSS」

木元(戸田 恵梨香)と奈良橋(吉瀬美智子)が大人の事情で今回はいないのね、

と、初回でわかった途端、ひじょーーーーーにガックリして観る気を失いまして。(だってこのふたりがいないなんて!)


ですがボスと野立がいてくれれば、彼女たちの穴を埋めて余りあるカッコよさとおちゃめさは健在。

で、結局楽しく拝見しております。

木元の名前が第三話の最後、ボスへのメールの差出人欄に一瞬映っただけで嬉しかったりするし。

こんな些細なことでまんまと懐柔されたりするのだよ視聴者は!(わたしだけか)



「マルモのおきて」

サダヲちゃん相変わらず動きにキレはあるし、相手が子どもだろうと犬だろうと

なんともナチュラルなコミカルさと哀愁をかもし出してくれるし。(しかしあの髪型だけはあまりナチュラルには見えない)

天才子役の天才っぷりに若干の居心地の悪さを感じたり、その他の配役にまったく興味がなかったり、

ということを差し引いても、おおむね楽しんでおります。

ムックかわいいなー。折れ耳ぴょこぴょこさせて走るのかわいいなー。



「幸せになろうよ」

月9らしい華やかな画面。

美男美女の中にあって「小劇場」の実力と個性で大変にオイシイ役どころを大熱演の

小松原(大倉孝二)さんがさすがです。



「遺留捜査」

被害者の遺留品から真実を読み取る、というお話は興味深いです。

でも、糸村(上川隆也)だけがぼーっとしていてとんちんかんなようで実は目の付け所が的確で、

その他全員がそんな糸村に対してやたらカリカリと感じ悪い態度を取る、というのが、

なんとも面白くないステレオタイプな設定。ありがちな設定でも面白ければ全然かまわないのだけど。

ワンコが13係の全員から罵倒されても、どこかなごやかで楽しかったけどなー。(比べるのが間違っている)






2011年05月04日(水)  羽田国際線ターミナル観光



そういえば久しく飛行機に乗っていません。

海外にも全然行ってないし、青森に帰省するのも新幹線ばかりだし。


羽田空港なんて国際線ターミナルはもちろん、その中の「江戸小路」なんてトコも、

ぜーんぜん知らない、ということで、中国出張の夫をお見送りという口実でちょっと空港探索。



チェックインカウンターや出国ゲートなど、実際に飛行機に乗る人たちが利用する場所は

とてもすいているのに、江戸小路やその他のお店、展望ロビーなどはどこも大混雑。

これはやはり わたしのように「ついでだから遊んでいきましょ」というお見送りやお出迎えの人たちが

搭乗者よりはるかに多いということですかね。



お食事処もすべて、あまりに長蛇の列だったので、お弁当買って展望デッキで飛行機見ながらの昼食。

これはこれでよござんした。そのお弁当も売り切れ寸前でしたけれども。




で、旅にはつきもののハプニングとしましては(まだ出張の旅も始まってもいないのに)

まずチェックインしちゃいましょ、と、キャリーケースから鞄(パスポートや航空券入り)

取り出そうとしたところ、なぜかダイヤル式の南京錠が開かない。



時間には余裕があったのですが、ダイヤル全部回していられるほど心の余裕はございませぬ。

全部回したところで鍵自体が壊れてたら開かないわけだし。

これはとにかく鍵をさっさと壊したい、壊せなければ最悪キャリーケース破いて(布製)

新しいスーツケース買って移し変えねばだし、と、インフォメーションに救援をお願いに行きましたの。



「鍵が開かないので、壊す道具がありましたらお借りしたい」と尋ねましたら、

すぐに工具箱を出してきてくれまして「まずこれで試してみて下さい」と。

ただちに凶器になりそうな工具満載の箱が、こんなにも頼もしく見えたことはないぜ。

ステンレスも切れるのこぎりも入っていましたので、

夫はそれで南京錠を切断し、新しい鍵を買って付け直して、ことなきを得たのでした。



ったく、飛行機に乗る前から何やってんだかー。

しかし、立派な工具箱をまるごとすぐに貸してくれるあたり、こんなことは空港では日常茶飯事なのだな。

ひとりであたふたしてもどうもならんことは、すぐに助けを求めてみるものですね。




そうそう、江戸小路のある階の一角に、手相見占いがふたりいらっしゃいましたよ。

手相見だけだったら1000円、ってきっとお安いのだろうか。(追加料金でいろいろ見てもらえるらしい。)

どちらも若いお嬢さんが見てもらってました。空港で何見てもらうのかなぁ。場所は別に関係ないか。 






2011年05月02日(月)   「JIN」第三話


連休も半ばにさしかかりました。

ですが今年も家族でお出かけの予定はないので(夫は明日から中国へ出張)

ドラマや映画など観て、夏物と冬物の入れ替えなどして終わる予定です。




「JIN」第三話

真摯で親身な医療行為で、人々の信頼を得て味方を増やしてゆくのが仁先生。

今回も牢名主の危機を救うことで道が開けるに違いない、と思ったらやっぱりその通りでしたね。


しかし仁先生のいつもながらのぽわわ〜んっぷりには癒されます。

江戸時代の牢内のおきてなんて知るわけないとはいえ、あの空気の中でアホ正直に

みんなのためを思ったお願いを牢名主に申し出るとは、まさに自分から火の中に飛び込む虫。


でもそのまっすぐさが結局は牢内での革命を生み、自分を2度も殺そうとした人間の命を

何の躊躇もなく助けることで「仏さまじゃぁぁぁ〜」という最高の信頼を勝ち得る。



現実はそう上手くはいかないけど、仁先生はどんな困難にあってもちゃんと切り抜けて

くれることで、観ている者はとても勇気づけられるのだから、これでよいのです。




仁先生をどうにか助けようと、仁友堂のみなさんはもちろん、龍馬さんも野風も咲も、

それぞれのやり方で必死にがんばっておられましたが、

誰よりも「我が身を省みず」な行動に出たのはやはり野風と咲。


実際に仁先生の釈放に一番効果的だったのは、毒の出所を探し出すことだっただろうけれど、

せっかく自由になった身を再び売り飛ばしてまでお金を工面しようとした野風姐さんと、

仁先生の辛さを思えば自分だって横になるわけにはいかない、と、がんばり続ける

咲ちゃんの行動には、変わることのない深い愛情と潔さが感じられます。



野風姐さんにいたっては、フランス人富豪ルローさんといきなり一緒(愛人?)になっちゃったりしてるのに、

そんな自分の行動を相手に絶対に負担に思わせず、負担どころか相手の気持ちを軽くして次の一歩を

踏み出すきっかけにすらさせようという、徹底的にスキのない演技派。


「自分はおなごの幸せは全部手に入れるつもりだから、先生と咲さまも自分の幸せを手に入れて欲しい」なんて、

あんな微笑とはんなりした口調で言われたら、もうお見事としか。



ま、ぽわわ〜んな仁先生がそれを真に受けて咲ちゃんにプロポーズしちゃうのは当然としても、

人の気持ちを深くくみ取ることができる咲ちゃんの行動はそんな短絡的ではない。

(いや仁先生が短絡的だというわけではないのだが。)



仁先生からのプロポーズは最高に嬉しくて幸せだったろうに、

仁先生の未来を考え、自分の将来の夢や願いを考え、そして何より

「自分だけが幸せになるわけにはいかない」という、そこまで自分に厳しくしなくていいんだよ咲ちゃん!! な、

咲ちゃんは、これからもずっと仁先生の弟子でいることを選ぶ。



仁先生もいい人すぎるが、咲ちゃんもいい子すぎる。せつないですねぇ。

タイトルの「さらば愛しき人」は、野風から仁への決別、仁から未来のみきへの決別、

そばにいても弟子のままでいると決めた咲から仁先生への決別、三者三様の別れということでしょうか。



せつないと言えば今回も野風姐さんの歯牙にもかけてもらえなかった龍馬さん。

「流龍(ながれりゅう)」が龍馬さんじゃなくてフランス人富豪の「ルローさん」て。

オチの前振りだけに使われてしまった天下の龍馬さんなのでした。







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