2011年05月12日(木) |
そういえば「テレビでスペイン語」 |
昨日の今井さんネタで思い出しましたが、
その今井さんが鋭意出演中の「テレビでスペイン語」、観てますよー。
語学番組というよりは、スペインの文化紹介番組として楽しんでいますが。
前回は、グアテマラ出身のドナート(男性パートナー)が、「アンデスの神さま・エケコ」の
紹介をしてて、これがちょっと面白かった。

エケコ(Ekeko)のお人形
見てのとおり、かなり独特な風貌というか、ヘンなおじさんとしか言いようがないのだが、
「ヒゲの生え方が僕と似てない!?」と、自分の顔の横に並べてゴキゲンな今井さん。
そんなヘンなおじさんと似ててどーするんだ!
このお人形に、自分の欲しいものを持たせたりお供えしたりすると、それが叶えられるということで、
ありとあらゆるミニチュア製品(食べ物、お金、家、車、土地、その他何でも)が、
このお人形と一緒に売られているのだそうだ。
口が開いている(しかも開いた口の周りに白い歯が描かれているのでかなり不気味)のは、
火曜と金曜に煙草をすわせるとさらに願いが叶うからだそうで(「すわせすぎじゃない?」by今井)、
その開いた口に火のついた煙草をくわえさせて、煙草のヤニでべっとりと茶色になったお顔は
さらに不気味。(「なんか顔がコゲちゃってるよ?」by今井)
まあそれでもとにかく願い事が叶うということで、テーブルに置かれたエケコ人形を前に、
ドナートから「ツバサ、何か願いごとはないの?」と聞かれた今井さん。
「実はね、今日はコレを持ってきたんだ」と、取り出したのは、最高に麗しい滝沢さんのお写真。
「彼は今、舞台中だから(4月中のオンエア分でしたの)最後まで無事に舞台が成功しますように。
お願いしますよ、エケコさん」と、エケコの前にお写真を立てかけて、
「んー。悪くないね。タッキー&エケコ♪」と、嬉しそうな今井さん。
いやいやいやいや。 タッキー&エケコは相当にヘンだと思います!!
それを見て「やさしいー、ツバサー」と言っていたドナートでしたが、
そんなドナートが欲しいのは「もっと広い家」ということで、ミニチュアの家をエケコの前に。
エケコ様を馬鹿にするつもりは全くございませんが、エケコ様に抱かれるように立てかけられた
滝沢さんのお写真があまりに麗しすぎて、ご利益がありそうなのはこの麗しいオトコマエさんの
方ではないかしらん・・・・と思ったのはわたしだけではなかったらしく。
「なんかさ、エケコさんじゃなくてこの人(滝沢さん)が家買ってくれそうだよね!」と、
またまた失礼にも嬉しそうに語る今井さんなのでした。エケコさんごめんなさい。
2011年05月11日(水) |
今井翼@スタジオパーク |
ちょー久々にフラメンコを踊る今井さんを観たー♪
「生放送で踊るのは初めてなのでとても緊張した」とおっしゃっていましたが、
短い時間ではありましたが堂々と本当にステキに踊っていらっしゃいました。
パルマ(手拍子)はおなじみの佐藤浩希先生、ギターは斉藤誠さん。
小さなステージには真紅のバラが飾られ、ほの暗い照明もとても雰囲気が良くて。
しばらく見ないうちに、さらに洗練され、大人の男っぽさを感じさせるフラメンコを
踊られるようになったみたい。動きはもちろんですが、今井さんは踊っている時の表情が一番ステキですし。
白のインナー以外はジャケットもパンツもフラメンコシューズも黒で、
手足の長い細身のシルエットには、やっぱりスタイルも姿勢もいいよなー、と。
ご本人のフラメンコ歴ご紹介の時には「World's Wing 翼 Premium」の時の写真も出て、
もう本当に懐かしくて、これがDVD化されなかったのは今でも悔やまれます。
でも今日のフラメンコを見たら、とりあえず目前に迫った「ガブリエル・シャネル」を
すっ飛ばして(いや、ちゃんと観に行くけれども)、夏のプレゾンが本当に楽しみになってきました。
トークではアナウンサーおふたりのお顔を礼儀正しく交互にちゃんと見ながら、
例によってあの早口で律儀にうなづきながら(もう少しゆっくり、頭動かさずにしゃべれんのか。)
一生懸命お話をする様子が実に好青年でした。ヒゲだったけどね! ヒゲの好青年がいてもいいやね!
「テレビでスペイン語」で共演のお三人からスペイン語で「翼の印象」が寄せられ、
それが「とてもいいヤツ」「とても頭がいい」「とてもカッコいい」だったので、
いちいち「自分で言うのもナンなんですが」と必ず前置きしてから正しく訳す、真面目な生徒さん。
スペイン語もフラメンコも、着々と磨きをかけられているようで頼もしいかぎりです。
最高にラブリーだったのは、今井さんがフラメンコを踊り終えた直後の様子。
女性アナウンサーが今井さんに向かって大喝采して、次のコーナーの紹介に移ろうとカメラに向き直ります。
まだステージ上にいた今井さんは、クールでちょーカッコいいバイラオール(男性の踊り手)から
瞬時にいつもの今井さんのおちゃめな笑顔に戻り、女性アナの後ろにすーっと美しく歩いてきたと思いきや、
細い全身を腰からばっくり二つ折りにするような見事なお辞儀でご挨拶。
女性アナの肩越しに映ったその笑顔とばっくり二つ折りなお辞儀がなんともラブリーで、
いたずらっ子今井さんの本領発揮が垣間見えたのでした。
第四話にして5分延長ってきっとすごいことよね。
でもそれでも毎回毎回本当に短く感じる内容の濃さです。
☆今日の咲ちゃん(勝手に咲ちゃんのらぶりーさを列挙)
・川越に同行できるのは自分しかいない理由を述べ、
あとで別室でひとり「ちゃんと言えた」とホッとする咲ちゃん
・荷物背負って徒歩の道のりでも全然疲れない強靭な体力の咲ちゃん
(仁先生は咲ちゃんをいたわって声をかけているようようだが
実は自分が置いていかれている状況をよーくわかっている)
・血液型の判別方法を理路整然と解説し、遠心分離機の使い方には
「とにかく回します」と、力いっぱいすごいスピードで回してみせる咲ちゃん
・屏風を挟んでの仁先生とのピロートーク。
「この屏風の向こうは百数十年後なのでございますね。」「そうなりますね。」がせつない。
・「意地を張るとろくなことはございません」「でも人として張らねばならぬ意地でした」と
語る咲ちゃん。奥方もそんな咲ちゃんに負けぬ意地っ張りゆえ、心が通じ合いましたな。
☆今日の仁先生
・先生さえイヤでなければ一緒の部屋でかまわない、と咲ちゃんに言われ
「咲さんそれはいけません。もちろんイヤではないけど(デレッ)・・・(キリッ)咲さんさえイヤじゃなければ」と、
うかつにも喜びを表してしまいつつのジェントルマンな仁先生
・一回目の「面を上げよ」で顔を上げてはいけないことをちゃんと学んだ仁先生
・奥方にオギノ式の説明をこっそりしていた、という咲ちゃんに「いつの間に・・・」と
感心する仁先生。っつーかそんなことまで咲ちゃんにいつの間に教えていたのだ仁先生。
・自分は振られたと思って咲ちゃんに「自分に気兼ねせずにいいご縁があったら結婚してください」と、
心遣いをしたつもりなのに「先生にだけはおっしゃってほしくない」と怒られて、さっぱり訳がわからない
相変わらず単純一直線でらぶりーな仁先生。
今回、仁先生をめぐるメインなお話は「血筋」の問題。
輸血の説明を受けて、奥方が「血を抜かれるというのは、皆にとっては大そう怖ろしいことであろう。」
と思うのも、輸血への協力を求められた血縁者が「血を混ぜるなどおぞましい、汚らわしい」と
叫ぶのも、もっともでございましょう。
考えてみると、自分が受け継いだ「血」を持つ人の数は、祖先を遡るだけ倍々に増えてゆき、
子孫がふえるだけ広がってゆき、輸血しなくたって限りなく混ざり合っていくわけですが、
それでも「血筋」には特別な価値や力があると(古い時代には特に)思われていたわけで。
実際に、「血液」に生理学的な役割以上にどういう力があるのかはわからないけれど、
何かあるのではないか、と、ロマンチストじゃなくても思ったりいたしますね。
キキ(@魔女の宅急便)だって「血で飛ぶんだ」って言ってたではありませんか。
仁先生側のテーマは、仁先生自身の存在にも関連しての、この「血筋」だったわけですが、
一方、その活躍が佳境に入った龍馬さんの方は、「日本をひとつにまとめる」ために
仁先生の考え方や行動から学んだ方法を駆使してがんばっておられます。
このあたりの、龍馬さんを通して描かれる「仁先生が歴史へ及ぼす影響」の描き方は見事です。
弱いものは、強いものにすがりたくても自分からは言い出せない。
強い者の方から、自分の手をとってくれるよう願い出ることで、
弱いものはその手に心おきなくすがることができる。
そんな仁先生のやり方が、龍馬さんや西郷にも伝わり、日本をかえてゆく。
奥方への輸血を申し出たおばば様の態度もそうでした。
子をもうけるというおなごの戦に「どうか助太刀させてくださいませ」と、頭を下げるおばば様。
美しいですね。
助けるという行為は、どうしたって上から下に手を差し伸べる感じになるけれど、
そんなんじゃない、もっと大きく包み、双方から手をとり合うようなやり方がある。
もちろん、弱い立場ではあっても「助けさせて欲しい」と思わせる何かを持っていなければいけない
わけですけれど、それはちゃんとしていたらちゃんと備わっているものだと思うし。
来週も必要とあらば、5分どころかもっと延長でもかまわなくてよー。
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