「サンタクロースがフィンランドを出発」
というNHKのニュース映像に和む23日の祝日。
今年もイブの夜はどこにもお出かけの予定はないので、NORADでサンタさんを
たまに追跡しつつ、まったり過ごします。
お、明日はましゃの年末大感謝祭「無流行歌祭(ノーシングルライブ)」の初日だったわ。
そちらのレポも楽しみにしていましょう。
今期楽しんだドラマの数々も順次最終回を迎えつつあり。
「深夜食堂」
一話完結だし、本当にほっこり和むステキな30分だったので、
非常に名残惜しく、無理やり最終回にしなくてもよくね? と、今でも思っております。
前シリーズは観ていないので、DVD欲しいなー、と思ったり。
わけアリなキズを持つ粋なマスターとおいしそうなお料理とわけアリな客たち。すごく面白かったです。
「家政婦のミタ」
何がどう好きだったわけではないのだけど、なにか気になって
結局最後まで観てしまいました。ミタさん笑ってよかったわ。笑顔になると別人だわ。
自分の家族は失ったけど、よその家族を見事に修復してくれたミタさんは凄い。
あすだ家の5人だけでなく、じーさんにもうららちゃんにもお隣のお家にまでも、
気づけば再生への道筋をつけてくれたわけで。
次のお宅も崩壊している様子がアリアリですが、ミタさんはやってくれるのでしょう。
「南極物語」
2時間ドラマでよかったんじゃなかろーか。なんかいろいろもったいなかった。
「蜜の味」
目の前からいなくなれば気にもならなくなり執着も消えた人と、
医師のプライドも責任も捨てて復讐心だけに固執していた人と。
あんなに怖ろしかった彩が、憑き物が落ちたように冷静になった後、
則杉をビシっとたしなめる姿はカッコよかった。結局この人はカッコよかったのね。
池澤と直子がまさか戦地へ行ってしまうとは。
でも、世界中どこでも生きてゆける場所はあるということですね。
「ランナウェイ」
コナンのような秘密兵器も持たないのに、ルパン一味なみにありとあらゆる包囲網を
軽々と突破していくので、ちょー安心してダラけつつ楽しんでいたのですが、
最終回直前に一番好きだったリュウが殺されてしまうなんてことに。
リュウがいなくなったらもう観ないなー、と思っていたくらいお気に入りでしたが
それを見透かされていたかのように最終回直前までひっぱってくれましたな。
まあとにかくハッピーエンドでヨカッタよ。まさかのパンダ大活躍だよ。
トシちゃんなー。そんなに恨むことかなー。
「専業主婦探偵」
なんだかんだ言って芹菜ちゃんってミタさん並に強い人でしたのね。
いや実際強いと思うわ、ああいうタイプは。
陣内せつなかったっすね。陣内と丈二がいなかったら観続けなかったかも。
そしてドラマじゃないけど「ガブリエル・シャネル」。
やっぱり面白かったー!
今井さんにつきましては、画面で表情まで見えちゃうと、非常にカタいというか不自然というか、
演技では全くまだまだだな、とは思いましたが。
芝居をやるなら、もっともっと場数を踏まないとだめだろうし、
そういう機会がないならダンスと歌に専念したほうがいいかも。
やはり踊ってなんぼです、この人は。
さ、あとはベムさん。
その前に今夜はMステ。
なんてTV三昧のひきこもりなクリスマス連休♪
2011年12月21日(水) |
今宵は「ガブリエル・シャネル」 |
NHKBSプレミアムで午後11時からですよん。
今井翼氏がシャネルの最愛の恋人アーサー・カペルを演じるということで
ナマ舞台も何度か拝見しましたが、まさかTVでオンエアしてくださることになろうとは!
最初は今井さん目当てに拝見していましたが、観るほどにシャネルを演じる大地真央さまの凄さを
ひしひしと実感する作品です。
あの素晴らしい役者陣の中、正直なところ今井さんの存在感はまだまだ足元にも及ばぬというのは
どちらさまの目にも明らかでございましょう。真央さまも高橋惠子さまも枡毅さんもステキすぎる面白すぎる。
でも、真摯に堂々とわたりあっていらした今井さんもとてもステキでした。
アーサー久しぶりだよ、アーサー♪
さてさて、先週末は、忘年会帰りの夫が酔っぱらって駅の階段で足を滑らせ、
後頭部裂傷により救急車で運ばれるという、なんとも年末にありがちだけど迷惑きわまりない出来事が。
ベムさん観終ってくつろいでいたところに、「救急隊の者ですがご主人の携帯からお電話しています」
と電話があり、内心蒼白になりつつも千葉の田舎から東京都心に息子と共に急いで向かう。(まだ電車があってヨカッタ)
真夜中に救急病院に着いてみれば、泥酔状態で服は血まみれ(でも暗色の上着だったからほとんどわからない)で
すでに後頭部を縫合されて簡易ベッドの上で爆睡している夫。
「CT撮りまして脳には異常ありませんので、この点滴終わりましたら連れて帰ってください。
傷の消毒と抜糸はご自宅の最寄の病院でも大丈夫ですから。」
病院で一晩待機かしらん、と思っていたので、帰れるくらいならひと安心、と思いつつも、
このでっかいよっぱらいをこの深夜に千葉の自宅まで運ばねばならぬ。
帰りのタクシー代は2万円かかりましたよ。病院代は1万3000円でしたよ。
そして女房の精神的疲労度はプライスレスですよ!
翌朝、ガーゼを取ってみたら横にザックリ「Y」字型に切れていて、ホッチキス15個くらいで
縫合されてました。どういう転び方したらこんな傷になるのかしらん?
とりあえず自業自得の傷だけで済んでヨカッタ。
ホームに落ちたり、他の人を巻き込んだりしなくて本当にヨカッタ。
昨日今日から呑み始めた初心者じゃあるまいし、この失態はなにごと!?
何十年酒を呑んでいるのだ! と厳重注意するも、本人に記憶がないというのが全く
ヨッパライのイヤなところですわ。
忘年会の帰り道からもう記憶がなく、病院で息子に起こされたのと、タクシーに乗せられたことくらいしか
覚えていないらしい。でも、あのザックリ切れた傷のビジュアルはさすがにインパクト大で、
翌日からわかりやすくしゅんとしていたので、まあよしとしましょう。
それにしても、日本の救急制度のありがたさを身を持って感じましたよ。
わたしと息子が病院に着いた時には、夫の傷はきれいに縫合されてCTも撮られて、
お医者さんから丁寧なご報告だけを受けたわけですが、
それ以前のすべての処置は、全部知らない方々がやってくださったということですから。
駅の階段で血まみれで転がっていたのを誰かが見つけて駅員さんに知らせてくれて、
おそらく駅員さんが救急車を呼んでくれて、救急隊の方が応急処置をして病院に運んでくれて、
自宅にも連絡をくれて、病院ではキレイに治療してくれて。
連絡を受けたわたしと息子が2時間後に到着したときには、よその方々の手ですべての処置が
迅速に終わっていて。
これらの何ひとつ、わたしがお願いしたわけではないのに。
あたりまえのことのようだけど、やはりこれは物凄く感謝すべき恵まれた環境です。
わたしだって誰か血まみれで倒れていたら人を呼ぶなり救急車呼ぶなりするとは思うけど、
頼まれもしないのに、ひとりの見ず知らずの人間の救助のために動いてくれるというのは
やはりものすごく「あたりまえ」じゃない。
救急車が通ると、他の車は必ず左に寄って道を空けるのがあたりまえだけど、
日本以外の国々では必ずしもそれほど協力的ではないというのも聞いたことがあります。
助けてくださった皆様本当にありがとうございました。
顔をあわせたのは救急センターのお医者さんと看護師さんだけだけど、
どなたかわからないけど駅員さんに知らせてくれた方も、駅員さんも、
声だけしか聴いてないけど救急隊の方も、
救急車が通るときに道を空けてくださったドライバーの方々も、本当にありがとうございました。
そして大馬鹿者の夫よ、
これは厄落としなんてものではなくて、ただの自業自得です。
とりあえず後頭部には注意しつつ、いただいた抗生剤はきっちり忘れず飲むように。
あの凄まじい数のホッチキス、取るとき痛くないのかなー。(脅してやる)
2011年12月18日(日) |
斗真&ヒガシ&東儀さん |
映画「源氏物語」のPRのおかげで、斗真をテレビでいっぱい観れて楽しいわー。
ちょっと前の「あさイチ」では役者・生田斗真の色々なお話が聞けたし、
「5LDK」ではTOKIOの皆さんにいいように可愛がられつつ、同世代ジャニーズについても
長いつき合いならではのほんわかエピソードがいっぱい。
斗真だけでなくヒガシの登場も多くて、ヒガシ様の面白さにあらためて敬服したり。
「ペケポン」の「旬モノはどれだ?」におふたりで登場したのですが、
空気を読みきったヒガシの絶妙なボケの数々は、完璧にベテラン芸人さんの域です。
あの元祖おしょうゆ顔の涼しげで美しい顔立ちのまま、
出すぎず仕切らずの控えめで感じのよい佇まいのまま、まー笑わせてくれますこと。
斗真くんも相当な芸達者だし明るくて楽しい人だけど、ヒガシ先輩に全然かなわなかったのが
かなりの驚きでした。すごい人だったんだわー。
で、極めつきがヒガシと東儀秀樹さんが一緒に登場した「少年倶楽部プレミアム」。
おふたりの「超ポジティブ」な生き方がよくわかるトークはとても興味深く、
太一くんの言うとおり、聴いてるだけでこちらもポジティブで元気になれる感じでした。
このおふたりがゲストだから特にそう感じたのか、少クラプレミアムっていつの間に
こんなハイクオリティな番組になってしまったの? と思ったくらいでしたよ。
だっておふたりのトークはしみじみステキだったし、ヒガシとMA-MIXのダンスコラボはもちろん、
屋良さんとThey武道のダンスパフォーマンスも当然のようにハイスキルだし。
オトコマエさんふたりがバリバリに踊っていた滝翼のライブの様子も楽しかった。
ヒガシと東儀秀樹さんのコラボは、想定外の圧巻。(失礼すぎる)
東儀さんは楽器の演奏はもちろん、バックコーラスまでこなされ、
楽器の音色もご本人のお声も、ヒガシの声に「寄り添う」という表現がぴったりの
静かで優しい美しさでした。
実に多くの楽器を弾きこなされるのにも驚きましたが、歌まで歌われる方だったとは。
斗真がおふたりへのコメントを寄せていたのですが、東儀さんへは『源氏物語』で披露した舞踊を
丁寧に指導をしてもらったことへの感謝。ヒガシへは「ミシマダブル」で共演した経験から
「大先輩だけど、舞台で共に鍛えられた『同士』だとも思っている」と。
東山大先輩が怒られる場面なんて後輩としては全く考えられなかったのに、
稽古で蜷川さんにコテンパンにやられているヒガシを観てそう感じたらしい。
ヒガシも斗真のことを「役者の時の彼はさらに輝く。これからがとても楽しみなひとり」と。
斗真27歳、ヒガシ45歳、東儀さん52歳。
ヒガシも東儀さんも若いときに戻りたいなんて思ったことは全くなく、
これからの自分がどうなっていくか、何をするようになるのか、いつもワクワクしているそうな。
「若作り」なんてしなくても、心意気の若々しさがそのまんま表に表れている
本当にステキなおふたりでした。
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