2012年05月01日(火) |
根性があるにもほどが |
ゴールデンウィーク前半、どこへ遠出するでもなく、いつもとほぼ同じ毎日でございます。
今日はストーブしまって扇風機を出しましたよ。
加湿器もしまおうと思い、水アカ取りのためにクエン酸水を投入してしばらく放置中です。
ゴールデンなんて響きにはほど遠い、地味な連休なのだ。
でも、ましゃ絡みではいろいろ楽しみなことも控えているし(あんなCMとか、こんなCMの曲とか)、
レギュラーラジオはいつも楽しいし、それ以外にもネットで聴けるものや観られるものも増えて
なかなか贅沢な気分です。(ただ、ファンクラブ会員しか視聴できないので、どこまで詳しく書いていいものやら)
まずはBros.TVの5月3日からの再放送がとても楽しみ。26日の本放送は帝劇にいて観れなかったので。
昨日は無事に「Endless SHOCK」も千秋楽を迎えられたのですね。
今朝のWSでカーテンコールの様子を拝見しました。
本当に心からおつかれさまでした。そして快挙達成おめでとうございます。
座長がどんなにバラシがお嫌いでも、千秋楽後も魂だけでも帝劇に通い続けても、
生身の身体は休まねばなりませぬ。満身創痍のお身体と、ずっと張りつめていた気持ちを、
ゆっくりほぐして回復させて、次のお仕事に備えていただきたいです。
今日のYAHOOニュースには、
2月の公演で階段落ちの際に、右足首のじん帯を部分断裂していたと報じられていました。
それでもテーピングで足首を固定するだけで公演は続け、
「危機を乗り越えるすべを学んできましたから、全く問題なかった」と。
いつもながら「SHOW MUST GO ON」を身をもって実践しているお方。
あんなぽわわーんほわわーんな可愛らしいオーラを放っているのに、中身の凄まじさと言ったら。
美輪さまも舞台上で右手首を骨折なさったことがあり、その時のことが「椿姫」のパンフに書いてありました。
幕が開いてすぐだったのだけど、右手は使えるふりをして衣で隠しつつ、左手だけで芝居を続けたと。
終演後に病院に行って診てもらったら「粉砕骨折」で、もう箸は持てないだろうと言われたのだそうだ。
それでもギブス無しで公演は続け、地方公演も予定通りこなし、
「大勢の人に迷惑かけるんだから、ちゃんとしなきゃダメでしょう」と腕に言い聞かせるように
なでたりさすったりしていたら、もう箸は持てないと言われていたのに4ヶ月で完全に箸が持てるようになり、
5ヶ月目には普通にピアノが弾けるようになり、いつの間にやら骨が全部くっついてしまったらしいと。
そう語る美輪さまの次の一言、
美「だから、何が起きても、何とかなるものなんです。(笑) 根性ですよ。人間は根性なんです。」
光一さんにしても美輪さまにしても、根性のレベルが違いすぎますってば。
2012年04月27日(金) |
「Endless SHOCK」&「椿姫」&シネマ歌舞伎「天守物語」 |
劇場というのも強力なパワースポットのひとつですね。
力強いエネルギーにあふれ、美しさや清々しさに満ちた舞台には、
お祓い&全身エステのような効果があるように思いましてよ。(実際のお祓いもエステも行ったことないけど)
昨日26日には「Endless SHOCK」、24日には玉三郎&海老蔵のシネマ歌舞伎「天守物語」、
そして先週の17日には美輪明宏版「椿姫」を観てきました。
美しいものに触れるって気持ちいいわー。
まずは「Endless SHOCK」。
2月に観て以来の今期2度目ですが、こんなとんでもない(←誉め言葉です)舞台を4ヶ月もの長期間、
それもほぼ毎日2公演を、座長はじめずーーーっと同じメンバーで上演してきたのに、
パワーもテンションも全く衰えることなく、
ダンスや殺陣やアクロバットの美しさ緻密さダイナミックさも変わらず、
座長と沙也加嬢の歌声はますます響き渡り、アドリブはますます冴えて楽しくて可笑しくて、
何から何までステキなわけで。
いつもながら、SHOCKを観た後は力みなぎる実感がございます。
今だったら当麻(@SPEC)のように「高まるぅぅ」と言いたくなる気分です。
座長&座長ひきいるカンパニーの放つ元気玉おそるべし。
いつ来ても客席内はびっちり満席だしね。見回すとなんだかもう驚くより呆れてしまいますよ。
4ヶ月もやってるのに。っつーか10年以上続いてるのに。どんだけ客を呼ぶのだこの演目は。
「満員御礼」の札もあたりまえのように立っているし。まったくあたりまえじゃないけどね。
昨日夜も含め、ビデオ撮りが何度も入っているようですから、映像化は確実かと。楽しみですねー。
座長のあの超かわいらしい不思議な動きや、日替わりで次々に生み出されるアドリブの数々、
あの名作「5分でわかるEndless SHOCK」の映像も特典で入れてもらえないだろうか。
シネマ歌舞伎「天守物語」では、優美で幻想的な玉三郎と、凛々しくて美しい海老蔵を堪能。
見目麗しいだけでなく、言葉というか日本語も本当にゆったりと美しくて耳に心地よいです。
まったく私事ですが、取り壊し直前の歌舞伎座でこの「天守物語」と「海神別荘」を
観ていた時に、腰(というか臀部)が痛くて何時間も座っているのがとにかくしんどくて、
接骨院のゴッドハンドA先生に診てもらったら「このままだと変形性股関節症になって歩けなくなるよ」
と言われたのでした。それを機に毎日のウォーキングを始めるようになって症状も改善し、
今もどうにか観劇を続けられている、という、ありがたいきっかけになった作品でございます。
ま、今でも、長時間座っているより長時間立ちっぱなしのほうがずっと楽ですが。
そして美輪明宏版「椿姫」。
美輪さまの舞台は「双頭の鷲」「黒蜥蜴」「毛皮のマリー」「近代能楽集より 葵上・卒塔婆小町」を
拝見しましたが、とにかく衣装、音楽、舞台セット、照明、語られる言葉、所作、などすべてが、
「美しさの凝縮」といった感じです。
猥雑ですごくどろどろした世界も描かれるのだけど、すーっと光がさしてくるようなシーンも多く、
今回の「椿姫」のテーマである「無償の愛」も、すごく温かく伝わってきました。
どの舞台でも、芸能界中から来てるんじゃないの? ってくらいロビーのお花がすごくて、
客席にも空調でほのかにいい香りを漂わせていて、劇場内なのに森林浴してるみたいな。
美輪さまももう喜寿(七十七歳)くらいなはずですが、とにかくエネルギッシュ。
舞台上には人間離れしたすごい方がいっぱいいらっしゃいますな。
2012年04月25日(水) |
「リーガル・ハイ」他いろいろ |
やっと観れましたー。「リーガル・ハイ」第一話(再放送)と第二話。
キャラも魅力的だしお話もすごく面白かったです。
無敗を誇る敏腕弁護士の古美門は、ある意味きっちり一本筋の通った人格破綻者。
徹底した拝金主義はいっそ清々しいし、一挙手一投足、表情の可笑しさと言ったら。ステキだわー
今期のドラマの中では最高に面白くて気になる、主人公らしい主人公でいらっしゃいます。
今期のドラマは主人公があまり主人公っぽくないのが多くて。
「鍵」の大野君、「三毛猫」の相葉ちゃん、「ATARU」の中居君などは
脇が芸達者すぎるのかしら。主役なのに、「この人ならでは」な存在感があまり感じられないというか。
わたしの中では、「鍵」の主人公はふたりの弁護士さん、「ATARU」はふたりの刑事さん、
(でも、登場を一番楽しみにしているのは実は鑑識の渥見さんとニセモノの瀬文と当麻。)
そして「三毛猫」は、んー、これはもう主人公はいない感じ。
可愛いにゃんこと自己評価だけやたら高い石津くんを見るのが一番楽しみです。
視聴率が驚異的に低かったらしい「家族のうた」は、二話目の録画を忘れてしまい、
かといって再放送を見たいほどでもないのでこれにて脱落。
オダジョーは好きなのだが、サダヲちゃん&天才子役たち&ムックほどの吸引力はないなー。
「未来日記」と「もう一度君に、プロポーズ」の初回も観ました。
前クールの岡田将生くんは「聖なる怪物たち」では、陥れられる人のいいお医者さんでしたが、
「未来日記」では、ひたすら逃げ回っております。これからも逃げ続けるのかしら。
「もう一度君に、プロポーズ」は、忘れちゃった人と忘れられちゃった人それぞれのせつなさを、
大人なふたりの役者さんが好演。竹野内豊さんの優しい「ん?」は、いつもながら反則ワザのステキさ。
これも視聴率はあまり高くなかったみたいだけど、わたしは好きですー。
その「もう一度君に、プロポーズ」から、印象的だった言葉。
「変わらない毎日を変わらずに歩むために、何かを変えてみよう。」
記憶を失う前の可南子(和久井映見)の日記の一節です。そのとおりだな、と思って。
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