2012年06月29日(金) |
ましゃLIVE DVD 3タイトル |
まだまだ最終話の余韻にひたっていたいドラマもありますが、
というか本意気で「リーガル・ハイ」のシナリオブックがほしいです。
いっそ第一話から好きなセリフを全部書き起こして復唱したいほどですよ!
やらないけど!
それはともかく。
ましゃのライブDVD3タイトルが届きましたー。
おまけの3Dブルーレイと、超カッコイイポスター3種もついて。
(うちでは3D観れないけど。ポスターももったいなくて貼らないけど。なんという宝の持ち腐れ。)
まだごく一部しか観ておりませんが、
WOWOWを録画したのより音はずっと良くなってるし、映像も格段にキレイにカッコよく
編集しなおしてあり、見比べるとその差は歴然。
ちょっとフォーカスの甘い生放送映像だって充分オトコマエさんですが、きっちり編集して
選び抜かれたキメショット満載だともっともっとオトコマエ。当然ですね。
WOWOW映像はなんたってリアルタイムのライブ中継で、
それが観られるドキドキ感は何ものにも代え難いし、MCも暗転最中の映像も何でも入っているし
それはそれで大変貴重ですが、発売されるDVDはまた別モノですな。
3つまとめてどどーんと出してくれてヨカッタです。(そりゃお値段も×3にはなるけれども)
個人的にはシングル曲を入れないセットリストがすごく新鮮だった「無流行歌祭」が一番好きですが、
「LIVE BANG!! in OKINAWA」は、野外の青い空や夕暮れ時の雲、夜のライトにキラキラと光っていた
雨粒など、自然の演出も最高でした。
「稲佐山ライブ」のDVDを観た時も思ったけど、野外のましゃは本当にステキだー。
(もちろん屋内でも最高にステキだけれど)
自分が参加するとなると野外はもうツラいなー、とも思うので、DVDは本当にありがたいです。
発売日当日の27日水曜日はWSに出まくり。
ご本人は6月15日に上海上陸後、そのまま世界に旅立たれてまだ帰国されていないので、
各局どの映像もそれ以前のましゃですね。
映画の役づくりのためのダイエット効果がまだバリバリ持続中のようで、
細すぎじゃね?くらいに見えましたが、そんなビジュアルもトークも、いつも通りの安定感。
局ごとに違うアナウンサーに合わせ、全部違う話題で盛り上げていたのが、
観ている方としてはなんとも贅沢で楽しかったです。
ZIPでは枡アナの「アサリ」のお話に真剣につきあい、めざましでは「僕もこの仕事をしてなかったら
軽部さんのような体型になっていたかも」とか言ってくれちゃうなんて、まー優しいこと。
なりませんからっ! ←赤の他人が勝手に断言
で、いつ帰国なさるのでしょう?
明日のたまラジはシークレットベースからということですが、それは国内なのか海外なのか?
声が聞けるのが楽しみです♪
2012年06月27日(水) |
リーガル・ハイ 最終話 |
終わってしまったー。
毎週、本当に楽しみだったなー。
最終話は、「さおり」の正体が明かされる部分は絶対、馬鹿馬鹿しいにもほどがあるコメディ
だろうと確信していましたが、まったくその通りのザ・茶番が楽しかったです。
本編の不当解雇問題は、ひょっとして黛勝っちゃう? 勝たせちゃう? 勝っちゃうのかーーー!
なんて思いながら見ていたのですが、黛大健闘大善戦の末のコミーの完勝という、理想の結末。
やはり、コミーはまだまだ負けてはいかんです。
本当に洗練されたコメディでしたね。
コミーのキャラも、コミーと黛のやりとりも、裁判シーンも、ありとあらゆる場面で
大笑いさせてくれたのに、訴訟内容は身近な社会問題としてすごく勉強になったし。
殺人、売れないミュージシャンの著作権侵害、ストーカー被害、日照権、
政治家の収賄、有名人の離婚訴訟、子役の親権停止請求、遺産相続問題、
公害訴訟、そして不当解雇。
どれもこれもすごく現実的現代的で、本当に見ごたえがありました。
そして毎回大笑いしました。
堺雅人氏は息継ぎなしでいったいどれだけしゃべれるのだろう? と何度思ったことか。
あの無呼吸状態の弾丸しゃべりは、柔道や相撲などで相手とがっつり組み、
技をかけるときの無呼吸状態みたいな感じと同じなのでしょうか。(相撲も柔道も全然やったことないけど。)
コミーの言葉には、それくらいの爆発的な力強さをいつも感じていました。
言葉だけで相手を投げ飛ばし、袈裟懸けに斬り捨てるほどの迫力。
小ネタひとつ、なんてことないセリフのひとつにも、何かしらウラがあって、
それを推理するのも楽しかった。最終回ならたとえば、
「男のケンカが好きなの!」と言い放つ沢地の中の人はご主人が格闘家だし、
コミーと三木をゴジラとモスラに例えた人権派弁護士の中の人はかつて
「ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃」という映画に出演なさっていたそうですし、
王家の谷にいたこともある服部さんのエジプト料理を食べていたコミーの中の人は、
つい先日、NHKの大英博物館の番組で、古代エジプトのミイラや王家の谷関連の
ナビゲーターをしていらっしゃいましたよ。
どんだけ役者の個人情報熟知ですか!
そんなこんなで、毎回毎回、役者陣の凄さはもちろん、
脚本の素晴らしさに本当に感動していました。
こういう脚本を書ける方がいらっしゃると知り、どんだけ楽しみが増えたことか。
いつか、是非続編を!
2012年06月26日(火) |
鍵のかかった部屋 最終話 |
榎本・・・。
いやいや、前回のリーガル・ハイみたいな「やられたー!」感は全くありませんよ。
だって最初から最後まで謎めいた人でしたし。
むしろ、あの終始一貫ブレのない生き方が清々しいです。
榎本的美学を見せてもらったというか。
顧客がヤクザだろうが大企業だろうが、パートナーが敏腕弁護士だろうが、
きっちり仕事をこなす以外、取り入ろうとか後ろ盾にしようとか友情育もうとか、一切しない。
防犯のエキスパートとしての自分の知識と技術を頼りに「自由でいること」だけを選ぶ。
芹沢と青砥があんまり面白いものだから(特に芹沢が)、一緒にいる榎本も面白く見えて、
チーム榎本最高! みたいな気持ちになっていたけれど、
考えてみたら、榎本がこのふたりと特に交流があったわけではないものな。
意味もなく距離が近すぎる青砥に、ふつーにどぎまぎすることもあっただろうが、
青砥の犬への賛辞を自分への賛辞と勘違いして、勝手に喜んでその後勝手にご機嫌損ねたりも
あっただろうが、それだけだったし。
そして何より、どれだけ実像が謎めいていようと、
芹沢と青砥の強力な助っ人になりこそすれ、何の迷惑もかけなかった。
(ヤクザがらみのお仕事に関わらせてしまったことはあったけれども。)
最後の事件だって、榎本はやっちゃいけない何かをしたかもしれないけれど、
何かをしたという証拠は何も見つかってないですし。お見事と言うしかございません。
あとに残された芹沢と青砥が、急に寂しくなっちゃってかわいそうな気がする・・・
ような気がしたのは一瞬だけで、あのふたりはあのふたりだけで名コンビだし、
べつにかわいそうなんかじゃないか、と思い直しましたよ。
珍しく鋭い推理をして大得意の芹沢。その芹沢を盛大に持ち上げて、
「では、記念写真を撮ります」とかやってた青砥。
ふたりだけでも面白すぎる世界がしっかい完結しております。
そうそう! 最後の強敵・佐藤学(玉木宏)は、最初の登場シーンの表情では、
なんかもっとドス黒い印象だったのですが、全然ドス黒くありませんでしたね。
不運が重なった感じの生い立ちではあったけど、動機はわかりやすいし
冷酷でも異常者でもないし、ビジュアルはやっぱり邪気の無いオトコマエだし。
榎本の方がはるかにわかりにくいし、ずっとうわてでした。納得のエンディングでしたわ。
さ、今夜はコミーを見納め!
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