今日のおたけび または つぶやき

2012年07月08日(日)  おかえりなさいませ



ましゃ帰国ー!

昨夜のラジオはご本人には眠くて大変だったようですが、久々の生放送で最高に嬉しかったです。

まだ最初の方しか聞いていないのですが、上海での「24時間スターを演じた」のが

思いのほか体力を消耗したそうで、その弱った状態(しわしわのおじいちゃん状態byご本人)から始まった旅も

マレーシア→ニュージーランドと、気温差40度の場所を移動したりして、

旅慣れたましゃでもかなり辛かったそうですよ。



日本にいる時にフォースを出すのはライブとかTVに出る時だけだそうで、

ウルトラマンのカラータイマーのように、3分くらいしかもたないんですって。

(いやいや、ライブでは3時間半出しっぱなしだと思うが)

それを上海という異国の地で24時間出し続けるのは相当堪えたらしい。

ラジオのおしゃべりだって、話題にしろ言葉にしろ、多方面に細心の注意を払って

おしゃべりなさっているように思えますが、そういう気遣いはフォースを用いるまでもないのだな。

ともあれ3週間の旅から無事ご帰国、ヨカッタヨカッタ。



オリンピック関係ですぐにまたロンドンに行かれるのでしょうね。

日本にいる間に少しでもくつろげる時間があるとよいのですが。



でも、ご本人は不在でも、その間日本ではライブDVD3タイトルが発売され、

キシリッシュとレグザのカッコイイ新CMのオンエアが始まり、ラジオだって録音とはいえいつも通り。

むしろ、録音だからできる、平日の昼間にリスナーに突然お電話する「自腹1万円プレゼント」とか、

ちょー面白かったし、Fモバイルの更新も頻繁にあったし。ぜーんぜん寂しくなかったです。

お留守番猫への自動給餌器の作動完璧! といった感じでしたね。



次のお楽しみは、テレ朝オリンピック中継のテーマ曲「GAME」。

お、まだもうちょっと手直しするとか言ってる。(トーキングFM聴取中)

早く聞きたいです。





2012年07月04日(水)  度を越えたしつこさ



ましゃが6月23日のラジオでおっしゃっていたのです。

同じように仕事をしているのに、仕事が点から線に繋がっていって成功する人と、

点同士ぶつかっちゃって砕け散ってしまう人がいると。



成功する人はどういう人かというと、ひと言で言うと「しつこい人」だと。



荘「『しつこい』ってネガティブな印象がありますけど。『あの人しつこいねぇ』って。」

福「うん。でも、しつこさも度を越すとポジティブになってくるのよ。

 何とかの一念、岩をも通す、って。

 これは僕の提唱している『流れ星理論』と同じなんですけど、それはどういうことかと言うと、

 流れ星を見たときに3回願いを唱えると叶うというのは本当なのだ、と。


 流れ星が流れる瞬間なんて1秒ないくらいでしょ。

 その間に願い事が3回も言えるということは、その人は24時間四六時中

 そのことを考えているということ。

 科学者とか研究者とか、総称して要するに『しつこい』んですよ。宇宙とか考古学とか、仮説を立てて

 結論が出ないかもしれないのにずっとやってるでしょ。

 度を越したしつこさは、最終的に人類の役に立つんですよ。」



ましゃも自分のお仕事に関して、度を越してしつこい人間であることを

これまでも幾度となく明言なさっております。

だから成功しているとか、だから何かに役立っているとか、そんなことはご自分ではおっしゃいませんが、

緻密で完璧主義な姿勢はすごく感じるし、それが点を線につなげないわけはないだろう、と

確かに思うのです。



どんな分野でもそうよね。

ということを、今日の「『神の粒子』とも言われるヒッグス粒子ついに発見」のニュースでも感じました。



さきほどNHKのニュースでざっくり説明を聞き、

素人にはもちろんまったくわからないけど、宇宙のはじまり的な話が大好きな者には、

すっごくわくわくするニュースでした。



で、それを聞いて、ましゃのこの「度を越えたしつこさ」を思い出したわけです。



そういうものがあるかも、と言われ始めたのが1960年代だそうで、

以来ずっと研究は続けられ、近年、全長27キロにもおよぶ加速器というものが

どこかの国で作られ、その中で2000兆回の衝突実験をくりかえして、2000個の

ヒッグス粒子と思われる粒子を発見したと。



2000兆回の衝突実験!

これを「度を越えたしつこさ」と言わずして何と言う。



つい先日も、NHKの大学生によるロボコン番組を観ていたのですが、

ぶっちぎりで優勝した高性能ロボットを開発したのは東大チーム。

彼らがロボットの稼動実験を繰り返す様子をカメラが密着していて、

「はい。では昼休みの全体練習、1162回目いきます」とか平気でやっちゃってまして、

なんかもうお口ぽかーん。1162回目?

帝都大学教授・天才物理学者のガリレオ先生までもがふっとよぎりましたよ。



「度を越したしつこさは、最終的に人類の役に立つんですよ」byましゃ。

箴言ですなぁ。







2012年07月01日(日)  地下4階レコード室



ほほぉ。

ニッポン放送のレコード室はLPやEPからCDまで23万枚を所有し、

在庫数が民放では最多なのだそうだ。(しかし天下のNHKは32万枚の在庫数を誇るとな)



今週のたまラジは、そんなレコード室からの放送(生ではなく録音)

カビ防止のために温度も湿度もしっかり管理され、ちょっと寒いくらいらしい。

部屋の中は「図書館みたい」「古本屋さんみたい」な匂いもするとかで、

数あるシークレットベースの中でも、なんかとても面白そうな場所ですね。いいなぁ。



山下達郎さんがFMの番組で「レコード棚からひとつかみ」取り出して聞かせてくれる

「山達の棚つか」というコーナーをお持ちだそうなのですが、それにあやかり、

「たまラジ版 福山雅治の棚つかナイトニッポン」と題した、洋楽聴き放題のひとときとなりました。



かかった曲は次の9曲。

Sunday Bloody Sunday /U2

Where The Streets Have No Name /U2

Ziggy Stardust /David Bowie

Lady Stardust /David Bowie

God Save The Queen /The Sex Pistols

Summer Of '69 /Bryan Adams

Kids Wanna Rock /Bryan Adams

Heaven /Bryan Adams

London Calling /The Clash



ましゃも荘ちゃんも、洋楽好きの男子らしい盛り上がり。

ましゃは嬉々としてレコードのあたま出しを担当し、時にA面とB面間違っちゃったり、

1曲終わったらレコードだからそのまま次の曲が始まっちゃったりと、

レコードを知ってる世代には、曲やアーティスト名以外にも、懐かしいことばかり。



ましゃは一応、かける曲を決めていたらしいのですが、1曲かけるたびに

「このアルバム全部イイから全曲かけたいんだけど」と言い出し、

スタッフもみんなそれぞれ「俺これが聞きたい」というのを棚から持ってきちゃったりとか、

レコード室はまさしく「放送研究会」の部活状態。

「収録終わってもまだ居ていいんだったら、もうちょっと聞いていこうか♪」なんて会話もあったり。



もはやめったに見ることができないアナログのレコードを手に、

わくわくしながらジャケットの写真や歌詞カードや解説を見たり読んだりしている様子が

めっちゃ想像できましたよ。



十代の頃からの洋楽ファンとしてのましゃの感想もすっごく面白かったですが、

それと同時にプロのミュージシャンらしい感想も聞けるのがさらに面白い。


たとえば、アナログレコードは溝を指でなぞるだけでも音が出るので、

(CDのような)記録媒体というより「楽器」みたいだ、とか。


デヴィッド・ボウイのジギー・スターダストのイントロ聴きながら

「ギターのチューニング合ってねぇ! でもこれがかっけぇぇ!」とか。


セックスピストルズのギターは間違いだらけで本当にヘタだけど、

そのギリギリの感じがバンドサウンドっぽい、とか。


U2はやっぱり初期の頃から最高に上手い、しかもスタジオミュージシャン風の上手さでなく、

その人にしか出せないオリジナルの上手さだ、とか。



で、極めつけの一言が、

「俺、自分でもびっくりするんだけど、あらためて・・・俺、音楽好きだ!」


日常は制作する方に追われてるけど、聴くのもやっぱり好きだと再確認なさったご様子。




そんな楽しい洋楽三昧が終わり、荘ちゃんがツイッターで次のようにつぶやかれていました。


「こう言う仕事をしてると、どうしても捻った選曲をしたくなってしまうのだけど、

 (色々知ってるのに)敢えて超王道の曲ばかりを堂々と掛けるのは逆に勇気がいる事だと思う。

 有名な曲ってやっぱり名曲だし、王道を行く、事の大切さを知ってる人だからなんだろうなぁ、と

 目の前に座ってた方に思いました。」



「王道を行くことの大切さを知っている」というのももちろんだけど、わたしがいつも

ましゃの姿勢で感じることは、「相手の目線に合わせることができる」ということ。

素人相手なら、わかりやすくそれこそ「王道」な見せ方聞かせ方ができるし、プロ相手なら、

同じプロとしてそれにふさわしくいくらでも通で捻った対応もできる。



これは実はかなりの知識と技術、そして相手への気遣いがないと

できなかったりするのではないかと。

だって、素人相手に無駄に捻って無駄に上から目線なだけで全く伝わらず、

かと言ってプロ相手にも己の勉強不足で全く通用してないのに、まったくそれに気づいてない、

もうどうにもならない感じの人とかいるじゃん。

せめてどっちかひとつ気づけよ、と思ったりしますが。



ましゃは誰に対しても自然体ながら的確な対応をなさいます。

荘ちゃんのことは、ましゃラジオを聞かなかったら知る機会はなかったと思うのですが、

どのような状況でも楽しくて感じのいいトークをくりひろげられる、

最高にプロフェッショナルなアナウンサーだと尊敬しております。

ふっと空気に緊張が走ったときに、どんだけ荘ちゃんは頼りになることか!

さすがステルス気遣いに長けたおふたりでいらっしゃいますね。






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