好きだったわけじゃないけど なんとなく びっくりした 好きな人がいると聞いて ちょっとだけ びっくりした
仲は良いし 一時好きになれるかなって 思うときもあったし 今一番 異性の中ではなんでも言える人だから 一緒になれたら楽なんだろうなって思ったけど
好きな人がいると聞いて びっくりしたくらいで 昔のようにハラハラしたりドキドキしたり ショックだとは思わなかった
傍から見たら恋人同士に見えたり 泊めてもらってたりすると 恋人同士だとこんな感じなのかなって思ったりしたけど 恋とはやっぱり違うんだな
好きだし たくさん話したいし 一緒にずっと遊んでいたいけど 大切な 大切な仲間の一人なんだなぁ
ちょっと淋しくなって
ちょっと温かくなった
そんな日だった
2004年11月17日(水) |
can a duck swim? |
『そんなことは当たり前だろ』 その一言が あたしの心に凄く響いた そんなこともわからないのかと呆れられたかもしれないと 少し沈んでしまったけど 聞きたいことをきちんと伝えられたかわからないけど だけど分かったことがある その言葉で その時は沈んだけど しかしあたしには その言葉は 何よりも 何ものにも変えられない 救いの言葉だった
あたしは自分自身の存在を否定し続けてきたし まだ全てを受け入れられてもいない 全てを受け入れるなんて出来ないかもしれない
あたしが役者になりたいと思ったのは 声すら偽って演じたいのは 自分自身を消してしまいたかったからなのかもしれない 違う自分になりたくて 現実なんて観ていたくなくて 空想の世界の中で 発散していたのかもしれない
知らないうちに 声を別人かのように変えてしまうくらい あたしは自分を隠していたんだ 人と話すとき 勝手に変わってしまうと思っていた声は 違う自分になろうと演じていたんだ 自分自身の声すら 否定し続けていたんだ
今のあたしは 自分を観てもらいたくて あたしと言う人間を観てもらいたくて生きている あたしの生き様を観てもらいたくて演じている
『当たり前な事なんだ』と言ってくれた でもあたしはそんなこともわかってなかった わかったつもりでいた
でもそう言ってくれたことで あたしは何か許された気がした 自分をもっと出して良いんだって 言ってもらえた気がした
それが当たり前なんだよって
あたしにとっては当たり前じゃなかったから そう簡単に 今出来ることじゃなかったから
でも 当たり前なんだって言ってくれたことで
否定していることに気付いて悲しかったけど
当たり前なんだって思えて
とてもとても 嬉しかった!
どうしても 演技してしまうの そうゆうものだと思っていた いい声でいい顔で それに合った雰囲気で
でもやっぱり自分が何なのか 本当の自分はどれなのか ずっとずっと 疑問を抱いていた
本当のあたしはずっと隠れていた 嫌いだったあたしをずっと隠し続けていた なんでこんなに違うものかと なんでこんなに変わってしまうものかと思ってはいたけれど
本当のあたしは もっと近いトコに居て もったもっと色んな表情をして
受け入れてくれるのを待っている
2004年11月15日(月) |
all the way |
誰かが何かが 酷くならないよう抑えてくれているのか
それとも逆に小さな悪魔か妖精か何かが 悪戯をし続けているのか
私の身体は 37の境界線を彷徨い続ける
別人のように変わってしまったあたしの声は
必死に治そうとした甲斐あって
どうにか普通に喋れるようになって来た
色んなコトに葛藤しながら 苦悩しながら
色んなモノに矛盾を感じながら
あたしは歩いていくのだろう
これからも ずっと
だから 今は小さな事でいちいち
悩んだりしない
当たり前のことを 当たり前だと思い過ごしてしまわぬように
当たり前にあることが 何よりも大切だと思っていられるように
今の自分を 大切にしよう
これからも ずっと
2004年11月14日(日) |
illumination |
風は北向き 早足で冬が近づき クリスマスが近いことを 都会の街がライトアップされて気が付いた
郷里は初雪が降ったとニュースで伝えていたけど 去年はそんなことも気にする事も出来ないくらい あたしの心には余裕がなかった
心配掛けるからと連絡をしてくれなかった そんな心遣いに心が痛んだ あたしはそんなに弱くは無いとそう言いたいところだけど 最近のあたしは 本当に弱くなった
あと一ヶ月とちょっともすれば あれから一年が経とうとしている
あと3ヶ月もしないうちに あなたが居なくなってから二年も経ってしまう
寒さが身に凍みるけど それがまた切なくさせてくれる 忘れちゃいけないと言ってくれているようで
ここはあまり雪が降らないけど 逆にそれで良いのかも知れない 郷里の雪はあまりにも白く 深々と降り積もって 痛みも悲しみも全て忘れさせてしまうくらい 覆いつくして消してしまうから
太陽の光が雪に反射して 影が無くなってしまう程 明るく照らしてしまうから
だから この位でいいのかもしれない
厳しい冬がまたやって来て 悲しみがあたしを再び襲ってきても 都会の明りは消えることの無いように 暗闇の中にずっと居続けるなんて事は もうやって来ない
だって今のあたしはあの時と違う
まだまだ弱くて臆病だけど
独りじゃないって 信じられるから
目を瞑って 『何か』を感じてみる
何かは分からない
空気なのか 感情なのか もっとspiritualなモノなのか
ただよくわからないけど 『何か』が在る事は確かのようだ
時に優しく 時に何故か涙が溢れてしまうような
厳しさ 切なさ 愛しさ 複雑な想い
でも 自分自身という存在が今ココに在って
それを取り巻く『何か』がたくさん存在する
そして 自分自身という存在も
そのたくさんの『何か』の一つであるということ
たくさんの『何か』が集まって 自分が形成されていること
自分が生かされていること
色んなモノがあって 色んな想いがあって
全てを受け入れるなんてそう簡単に出来るはずないけど
全てを理解するなんて 出来ないのかもしれないけど
『愛しい』と思う気持ちは 嘘ではないと思いたい
全てを包み込めるような温かさを この世界に向けて
少しずつでも 伝えられたらと思う
ただひたすらに優しさを振りまくだけが優しさだとは思わないけど
だからと言って 厳しく突き放つ事をすることもどうかと思う
何が良くて 何が悪くてなんてそんなこと
20年そこそこ生きただけでは分かる訳なんてないけど
今ココまで生きてきたことだけは
確かなことなんだ
それは何にも変えられない 自分だけの
自分だけが分かる 確かなこと
人の気配 気持ち 何かを 探って 澄まして 感じとる
それは 何かに 怯えているからで 気持ち一つで 大切なものも 次の日には 凶器にすら変わってしまう
欠けてるモノがあって 矛盾ばかりで 何もかも壊したくなって 何も満たされなくて 衝動的に求めたものは 一時の不安をかき消して ただそれだけ 一瞬の快楽に身を任せても あとでもっと大きな不安が襲ってくる
誰かに何を言われても それを受け入れるかは自分次第 それも頭では分かっているつもりでも 実際痛い目見なきゃ分からないことが多くて 何度 分かっていたはずなのにと 後悔しただろう あたしは 古い物が好き
時と共に傷ついて 汚れても だからこそ 圧倒的な存在感でそこに在って 色んな想いが たくさんたくさん 刻まれている
自分が今 どんな状態でも 人から何を言われても 自分でも わからないものはわからないし そう思ってしまったんだから 仕方ない
でも確かなことは 今ここに存在していて 生きているということ やりたいことがあること 大切なものがあること
そして その気持ちを大切にすること
難しいことだけど 大変なことだけど
その気持ちを 自分自身を
見失わない心
2004年11月11日(木) |
none the less |
どうしようもなくやるせなくて とても とても 悔しいと思った
風邪ひいたとか 声が出ないとか 体調悪いとか 過去とか今とか将来とか 色んな不安に下らない言い訳取り繕って スリガラス越しに現実を見てきたんだ
苦しみも 悲しみも 受け入れたくなくて がんばって生きている気になって 誤魔化してきた
やってる気になって 出来てる気になって 何とかなると信じてた
でもやっぱりどこかで壁にぶつかって 悔しくて悔しくて どうしようもなかった 前もこんな気持ちになって 必死になってやってきた ずっとこの繰り返しなのかと 不安ばかりが積もるけど
貫きたい事がある 手に入れたいモノがある 逢いたい人がいる 届きたい人がいる
きっとあたしにはそれしかないから それ以外なんて考えられないから
だから 今からでも追いつける?追い越せる?
過去がどうとか 傷がどうとか そんなこと気にして前に進めないのなら 荒療治でも何でもいいから 進んで行きたい
悲しかったよ 辛かったよ 苦しかったよ
でも それでも生きていかなきゃ
あたしだけの魂じゃないんだ
あたし一人で生きてるわけじゃないから
生きていくことが あなたの供養でもあるのだから
あたしの使命でもあるのだから
誰かのためであり あたし自身のためなのだから
だから 突き進んでいかなきゃ!
2004年11月10日(水) |
mutual help |
言葉に出来ないような どうしようもない衝動に駆られ 急に君と話をしたくなったんだ
君にしか話せない でも 話したらきっと あたしは泣き出してしまう 電車やバスに揺られている間でも 溢れそうな涙を 何度も何度も堪えていた
話がしたいのに 話し出せない 『何があったの?』君はいつも通り優しく言ってくれるのに 苦しい胸のまま 君もきっと気付いていたんだろうけど 結局他愛の無い話で気分を解きほぐす
薬を飲んだから 身体は力が入らない 風邪で喉が荒れて 喋ることも苦しいけど ずっと話していたかった 話をしなくてもいい ただ この電話が繋がっていると言う事実だけで それだけ信じられれば それで
少しずつ 少しずつ 話したかったんだろうことを話していく 思ったことを全て話せたかは分からないけど
ただただ どうしようもなく 孤独で 淋しくて
悔しくて 切なくて 恐かった
・・とても恐かった
でも 大丈夫 君が助けてくれたから
君も何か溜まってたものがあったみたいで なんだかんだで4時間以上も話したのだろうか お互いに『ありがとう』と言って電話を切った
でも問題は解決したわけじゃない 大切なことは 問題は山積みで 大変だけど それは自分自身で解決して 決断していかなきゃいけない
君は前に言ってくれた 『他人に相談して気持ちはスッキリするけど それだけでやった気になってしまう』 そう だからそうならないように こっからまた歩き出すんだ
あたしの『助けて』と言う言葉に 君が手を差し伸べてくれた
あたしは立ち上がって 君の手を握って
お互いに握手して 離れても感じられる温もりを信じて
また前に進んでいこう
そうだ 夢は絶対に逃げないと思ってる チャンスなら何度でも巡ってくると 諦めなければ 思い続ければ 消えてなくなることはないと
でもそうじゃない 夢だって未来だって生きてるんだ 永遠なんて無いんだからいつか必ず終わりは来る
ずっとずっと待ち続けたあの時 とてもとても不安だった もう逢えなくなるんじゃないかと 消えていなくなるんじゃないかと 親に止められても 寒くても苦しくても ずっとずっと待っていた 何度も諦めようと考えたけど それでもずっと待っていたんだ
夢や未来は目に見えないから 今どんな形でどこにいるのかわからないけど きっとどっかにあると信じてる でも必死になって捕まえないと いつかは逃げて行っちゃうんだ 知らないうちにどこかに行ってしまって もう帰って来なくなってしまう
だから捜しに行かなきゃ あたしの大切な大切な白いネコ 気紛れできかなくて おてんばだから 木に登って 降りられなくなっているかもしれない 犬に追いかけられて どこかに隠れているのかもしれない
君はまだ 外で遊びたいと言うかもしれないけど もう暗いからお家に帰ろ おなかもすいたでしょ?
ずっとずっと側に居て 居なくなっても待ってるから どこに居たって捜して見せるから 君の居場所はいつでもちゃんと ココにあるから カリカリとマタタビ用意して 君の帰るのを待っているから
君はあたしの大切な存在だから
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