word...
verbal representation

2004年11月18日(木) pal

好きだったわけじゃないけど
なんとなく びっくりした
好きな人がいると聞いて
ちょっとだけ びっくりした

仲は良いし 一時好きになれるかなって
思うときもあったし
今一番 異性の中ではなんでも言える人だから
一緒になれたら楽なんだろうなって思ったけど

好きな人がいると聞いて
びっくりしたくらいで
昔のようにハラハラしたりドキドキしたり
ショックだとは思わなかった

傍から見たら恋人同士に見えたり
泊めてもらってたりすると
恋人同士だとこんな感じなのかなって思ったりしたけど
恋とはやっぱり違うんだな

好きだし たくさん話したいし
一緒にずっと遊んでいたいけど
大切な 大切な仲間の一人なんだなぁ

ちょっと淋しくなって

ちょっと温かくなった

そんな日だった



2004年11月17日(水) can a duck swim?

『そんなことは当たり前だろ』
その一言が あたしの心に凄く響いた
そんなこともわからないのかと呆れられたかもしれないと
少し沈んでしまったけど
聞きたいことをきちんと伝えられたかわからないけど
だけど分かったことがある
その言葉で その時は沈んだけど
しかしあたしには その言葉は
何よりも 何ものにも変えられない
救いの言葉だった

あたしは自分自身の存在を否定し続けてきたし
まだ全てを受け入れられてもいない
全てを受け入れるなんて出来ないかもしれない

あたしが役者になりたいと思ったのは
声すら偽って演じたいのは
自分自身を消してしまいたかったからなのかもしれない
違う自分になりたくて 現実なんて観ていたくなくて
空想の世界の中で 発散していたのかもしれない

知らないうちに 声を別人かのように変えてしまうくらい
あたしは自分を隠していたんだ
人と話すとき 勝手に変わってしまうと思っていた声は
違う自分になろうと演じていたんだ
自分自身の声すら 否定し続けていたんだ


今のあたしは 自分を観てもらいたくて
あたしと言う人間を観てもらいたくて生きている
あたしの生き様を観てもらいたくて演じている

『当たり前な事なんだ』と言ってくれた
でもあたしはそんなこともわかってなかった
わかったつもりでいた

でもそう言ってくれたことで
あたしは何か許された気がした
自分をもっと出して良いんだって
言ってもらえた気がした

それが当たり前なんだよって

あたしにとっては当たり前じゃなかったから
そう簡単に 今出来ることじゃなかったから

でも 当たり前なんだって言ってくれたことで

否定していることに気付いて悲しかったけど

当たり前なんだって思えて

とてもとても 嬉しかった!



2004年11月16日(火) mask

どうしても 演技してしまうの
そうゆうものだと思っていた
いい声でいい顔で それに合った雰囲気で

でもやっぱり自分が何なのか
本当の自分はどれなのか
ずっとずっと 疑問を抱いていた

本当のあたしはずっと隠れていた
嫌いだったあたしをずっと隠し続けていた
なんでこんなに違うものかと
なんでこんなに変わってしまうものかと思ってはいたけれど

本当のあたしは もっと近いトコに居て
もったもっと色んな表情をして

受け入れてくれるのを待っている



2004年11月15日(月) all the way

誰かが何かが 酷くならないよう抑えてくれているのか

それとも逆に小さな悪魔か妖精か何かが 悪戯をし続けているのか

私の身体は 37の境界線を彷徨い続ける

別人のように変わってしまったあたしの声は

必死に治そうとした甲斐あって

どうにか普通に喋れるようになって来た


色んなコトに葛藤しながら 苦悩しながら

色んなモノに矛盾を感じながら

あたしは歩いていくのだろう

これからも ずっと


だから 今は小さな事でいちいち

悩んだりしない

当たり前のことを 当たり前だと思い過ごしてしまわぬように

当たり前にあることが 何よりも大切だと思っていられるように

今の自分を 大切にしよう

これからも ずっと



2004年11月14日(日) illumination

風は北向き 早足で冬が近づき
クリスマスが近いことを
都会の街がライトアップされて気が付いた

郷里は初雪が降ったとニュースで伝えていたけど
去年はそんなことも気にする事も出来ないくらい
あたしの心には余裕がなかった

心配掛けるからと連絡をしてくれなかった
そんな心遣いに心が痛んだ
あたしはそんなに弱くは無いとそう言いたいところだけど
最近のあたしは 本当に弱くなった

あと一ヶ月とちょっともすれば
あれから一年が経とうとしている

あと3ヶ月もしないうちに
あなたが居なくなってから二年も経ってしまう

寒さが身に凍みるけど それがまた切なくさせてくれる
忘れちゃいけないと言ってくれているようで

ここはあまり雪が降らないけど 
逆にそれで良いのかも知れない
郷里の雪はあまりにも白く 深々と降り積もって
痛みも悲しみも全て忘れさせてしまうくらい
覆いつくして消してしまうから

太陽の光が雪に反射して 
影が無くなってしまう程 明るく照らしてしまうから

だから この位でいいのかもしれない

厳しい冬がまたやって来て
悲しみがあたしを再び襲ってきても
都会の明りは消えることの無いように
暗闇の中にずっと居続けるなんて事は
もうやって来ない

だって今のあたしはあの時と違う

まだまだ弱くて臆病だけど

独りじゃないって 信じられるから



2004年11月13日(土) exist

目を瞑って 『何か』を感じてみる

何かは分からない

空気なのか 感情なのか もっとspiritualなモノなのか

ただよくわからないけど 『何か』が在る事は確かのようだ

時に優しく 時に何故か涙が溢れてしまうような

厳しさ 切なさ 愛しさ 複雑な想い

でも 自分自身という存在が今ココに在って

それを取り巻く『何か』がたくさん存在する

そして 自分自身という存在も

そのたくさんの『何か』の一つであるということ

たくさんの『何か』が集まって 自分が形成されていること

自分が生かされていること

色んなモノがあって 色んな想いがあって

全てを受け入れるなんてそう簡単に出来るはずないけど

全てを理解するなんて 出来ないのかもしれないけど

『愛しい』と思う気持ちは 嘘ではないと思いたい

全てを包み込めるような温かさを この世界に向けて

少しずつでも 伝えられたらと思う

ただひたすらに優しさを振りまくだけが優しさだとは思わないけど

だからと言って 厳しく突き放つ事をすることもどうかと思う

何が良くて 何が悪くてなんてそんなこと

20年そこそこ生きただけでは分かる訳なんてないけど

今ココまで生きてきたことだけは

確かなことなんだ

それは何にも変えられない 自分だけの

自分だけが分かる 確かなこと



2004年11月12日(金) now

人の気配 気持ち 何かを
探って 澄まして 感じとる

それは 何かに 怯えているからで
気持ち一つで 大切なものも
次の日には 凶器にすら変わってしまう

欠けてるモノがあって 矛盾ばかりで
何もかも壊したくなって 何も満たされなくて
衝動的に求めたものは 一時の不安をかき消して
ただそれだけ 一瞬の快楽に身を任せても
あとでもっと大きな不安が襲ってくる

誰かに何を言われても
それを受け入れるかは自分次第
それも頭では分かっているつもりでも
実際痛い目見なきゃ分からないことが多くて
何度 分かっていたはずなのにと 後悔しただろう
  
 あたしは 古い物が好き

時と共に傷ついて 汚れても
だからこそ 圧倒的な存在感でそこに在って 
色んな想いが たくさんたくさん 刻まれている

自分が今 どんな状態でも
人から何を言われても 
自分でも わからないものはわからないし
そう思ってしまったんだから 仕方ない

でも確かなことは 
今ここに存在していて 生きているということ
やりたいことがあること
大切なものがあること

そして その気持ちを大切にすること

難しいことだけど 大変なことだけど

その気持ちを 自分自身を

見失わない心



2004年11月11日(木) none the less

どうしようもなくやるせなくて
とても とても 悔しいと思った

風邪ひいたとか 声が出ないとか
体調悪いとか 過去とか今とか将来とか
色んな不安に下らない言い訳取り繕って
スリガラス越しに現実を見てきたんだ

苦しみも 悲しみも 受け入れたくなくて
がんばって生きている気になって 誤魔化してきた

やってる気になって 出来てる気になって
何とかなると信じてた

でもやっぱりどこかで壁にぶつかって
悔しくて悔しくて どうしようもなかった
前もこんな気持ちになって 必死になってやってきた
ずっとこの繰り返しなのかと 不安ばかりが積もるけど

貫きたい事がある 手に入れたいモノがある
逢いたい人がいる 届きたい人がいる

きっとあたしにはそれしかないから
それ以外なんて考えられないから

だから 今からでも追いつける?追い越せる?

過去がどうとか 傷がどうとか
そんなこと気にして前に進めないのなら
荒療治でも何でもいいから 進んで行きたい

悲しかったよ 辛かったよ 苦しかったよ

でも それでも生きていかなきゃ

あたしだけの魂じゃないんだ

あたし一人で生きてるわけじゃないから

生きていくことが あなたの供養でもあるのだから

あたしの使命でもあるのだから

誰かのためであり あたし自身のためなのだから

だから 突き進んでいかなきゃ!



2004年11月10日(水) mutual help

言葉に出来ないような どうしようもない衝動に駆られ
急に君と話をしたくなったんだ

君にしか話せない 
でも 話したらきっと あたしは泣き出してしまう
電車やバスに揺られている間でも 
溢れそうな涙を 何度も何度も堪えていた

話がしたいのに 話し出せない
『何があったの?』君はいつも通り優しく言ってくれるのに
苦しい胸のまま 君もきっと気付いていたんだろうけど
結局他愛の無い話で気分を解きほぐす

薬を飲んだから 身体は力が入らない
風邪で喉が荒れて 喋ることも苦しいけど
ずっと話していたかった
話をしなくてもいい
ただ この電話が繋がっていると言う事実だけで
それだけ信じられれば それで

少しずつ 少しずつ 話したかったんだろうことを話していく
思ったことを全て話せたかは分からないけど

ただただ どうしようもなく 孤独で 淋しくて

悔しくて 切なくて    恐かった 

・・とても恐かった



でも 大丈夫
君が助けてくれたから

君も何か溜まってたものがあったみたいで
なんだかんだで4時間以上も話したのだろうか
お互いに『ありがとう』と言って電話を切った

でも問題は解決したわけじゃない
大切なことは 問題は山積みで 大変だけど
それは自分自身で解決して 決断していかなきゃいけない

君は前に言ってくれた
『他人に相談して気持ちはスッキリするけど
それだけでやった気になってしまう』
そう だからそうならないように
こっからまた歩き出すんだ

あたしの『助けて』と言う言葉に
君が手を差し伸べてくれた

あたしは立ち上がって 君の手を握って

お互いに握手して 離れても感じられる温もりを信じて

また前に進んでいこう



2004年11月09日(火) clutch

そうだ 夢は絶対に逃げないと思ってる
チャンスなら何度でも巡ってくると
諦めなければ 思い続ければ 消えてなくなることはないと

でもそうじゃない
夢だって未来だって生きてるんだ
永遠なんて無いんだからいつか必ず終わりは来る

ずっとずっと待ち続けたあの時
とてもとても不安だった
もう逢えなくなるんじゃないかと
消えていなくなるんじゃないかと
親に止められても 寒くても苦しくても
ずっとずっと待っていた
何度も諦めようと考えたけど それでもずっと待っていたんだ

夢や未来は目に見えないから 今どんな形でどこにいるのかわからないけど
きっとどっかにあると信じてる
でも必死になって捕まえないと いつかは逃げて行っちゃうんだ
知らないうちにどこかに行ってしまって もう帰って来なくなってしまう

だから捜しに行かなきゃ
あたしの大切な大切な白いネコ
気紛れできかなくて おてんばだから
木に登って 降りられなくなっているかもしれない
犬に追いかけられて どこかに隠れているのかもしれない

君はまだ 外で遊びたいと言うかもしれないけど
もう暗いからお家に帰ろ
おなかもすいたでしょ?

ずっとずっと側に居て
居なくなっても待ってるから
どこに居たって捜して見せるから
君の居場所はいつでもちゃんと ココにあるから
カリカリとマタタビ用意して 君の帰るのを待っているから

君はあたしの大切な存在だから


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