求めて手を伸ばして 届いた先に在ったものは 私の望んでいたものだろうか
熱くてどうしようもなくて 火照った身体を冷やすために 私は何を求めたのだろう
ねぇ 存在しないものなんて この世にあるの? 私には全てのものが もう どうでもいいと思うの
存在していようがいまいが 私にはもう見えてしまっているから 私自身でどうにでも出来るのなら 困難なことさえ 容易く感じられる
そう きっと 存在してるものなんて かりそめの姿で 氷山の一角のようで 私の求めているものは そんなところには無いのだろうから
2005年01月14日(金) |
Loneliness |
ねぇ 覚えてる? 眠れずに朝を迎えて 声を押し殺して泣く私を あなたはずっと抱きしめて居てくれた
その優しさがあまりにも 私には大きすぎて どうしようもなくて涙が止まらなかった
一人で居ても 二人で居ても 孤独を感じてしまうときはあるのね ねぇ それはあなたに対するものではなかったけれど あなたはそれですら 埋めようとしてくれた
聞こえてくるのは 朝を告げる小鳥の声と あなたが私の髪を撫でる音
ひとしきり泣いて 泣きやんだあたしを見て フッと笑った ひどい顔だと そう言い 愛しそうにキスをくれた たくさんたくさん キスしてくれた
何もかも包み込んでくれるあなたが 今日はそうゆう日なのだよと そう言って 側に居てくれた
ごめんねと言った私に ありがとうと返ってきて 私だけではないんだと そう思って また泣けてきた
2005年01月13日(木) |
Lengthy Voyage |
思っていたより柔らかい唇に そっと触れて 抱き寄せた 首筋がくすぐったくて 軽く笑ってキスをしたの
思っていたよりサラサラな髪と肌が 私に触れて 滑るように ねぇ このままこうして ずっと側に居るの? このままこうして 抱いててくれるの?
包み込むように 大きな身体と広い心に 私はいつも 甘えてばかりね
私はあなたに何かをしてあげられてる? 笑顔を見れるだけでもと言ってくれるあなたが もっともっと 笑っていられるように 私は もっともっと 笑っているね
ねぇ あなた無しの人生なんて 私にはもう考えられない 慰めも 癒しも 勇気も力も
あなたが居るから 私で居られるのだもの
だから 他にもういらないよね 私には あなたがいるから
あとは 突き進んで行くだけだよね
そう きっと大丈夫
いつの頃だっただろう 少しずつ空が曇り始め 雨の匂いがし始めた その時はまだ弱い雨だった 霧雨のような本当に弱い雨に 私は傘も差さず 道を走り抜けた
しばらくすると大きな雷が 一回だけ ただ それっきりだった 私は呆気にとられ 立ちすくんだ
でも空には厚い雨雲が覆いつくしていたけれど 私はいつか消えるだろうと思っていた 誰かが「雨が強く降るかも知れない、帰ったほうがいい」 そう 言ってくれた 確かにその後 雨はだんだん強くなっていった
でも 私が言って欲しかった言葉は そんな言葉じゃなかった
雷に打たれたとしても 雨でずぶ濡れになったとしても 私はそんなことどうでも良かった 嵐の中にあったとしても この道を走り抜けていることしか その時の私には 出来なかったのだから
でも私は帰っていった 帰ってずっと悩んでいた 降りしきる雨の中 グレーの海を眺めて 一人になりたくて 寒い冬の冷たい雨に ただただ 打たれていた
何人かが声を掛けてくれた 優しい言葉を掛けてくれた こんな時にも私は 愛想笑いばかりで 良い子を演じていた
そんなことがしたいわけじゃない そんな言葉が欲しいわけじゃない 良い子だなんて言われなくたっていい 私は 私はただ この雨のように ずっとずっと 泣いていたかった 声が潰れるまで 叫び続けていたかった
取り繕った嘘に身動きが取れなくなって 雨雲は晴れることは無かった 少しずつ光は差すようになったけれど 硬いしこりになって 今もこの胸に残っている
2005年01月11日(火) |
Wann kann ich von Ihnen Besceid haben? |
晴れ渡った空に 風は吹いていなかった 鳥はさえずることなく 木に止まったまま動かない 私はずっとココに居るのに
広い草原に雲はいつも流れているはずなのに 余りに遠すぎて 静か過ぎて動けないでいるようで 私はまだ ココに居る
歩いている? 流れるように あなたは空気のようで 緑のようで 私には 何処に居るのかさえ見当もつかない
夜の星は動かないのに いつまでも瞬いて ココに居ると叫んでいる 私はそれをいつも見上げ ココに居ると 伝えたいのに
ねぇ いつになったらあなたを感じられる? いつになったら連絡してくれるの?
私はもう ココから居なくなるから
だから・・・だからその前に・・・
Wann kann ich von Ihnen Besceid haben?
2005年01月10日(月) |
start afresh |
自分なんて生まれてこなければ良かったと そう昔 思ったことがある 小説やマンガの登場人物か何かか 人形やぬいぐるみなんかで生まれてきたらと
あの人みたいになりたいと思った 自分が大嫌いで 自分の存在を消してしまいたかった 透明人間になって 自分自身を消して色を付けていくの あの人になって 勇敢に生きてゆきたい
何もかもが嫌いだった 名前も姿も声も全て 『自分自身』をどっかに押し込んで 抑え込んで なりたい『何か』になっていった なりたい『何か』を演じていった
気付けば自分を見失ってた どれが本当の自分か分からなくなって 自分探しを始めるようになった
自分の感情に正直になるようにして 心の奥に耳を傾けてみる 少しずつだけど自分が見えてきた気がしたら 今度はその二つが戦うようになった
本当の自分は弱いと思い込んで 今までの自分は偽りだと思い続けて そうじゃない どれも自分の生きてきた結果なのだと そう思えるようになって
やっとスタートラインに立てた気がする 改めて あの人みたいになりたいと思う
あたし自身として あの人に近づいていきたい
2005年01月09日(日) |
cause and effect |
あんた達のおかげだよ こうゆうあたしになったのは 皮肉な話ね あんだけ昔は恨んでいたのに それが無かったら 今のあたしは無いのだから
諦めなさいと 現実は厳しいと そんなことばかり見せ付けられて あたしの大切なモノたちは 誰かの手によって 失われてしまった
『まだどうにかなるかもしれない』 そう言うあたしの言葉には 誰も耳を傾けてはくれなかった 出来ることは少しずつ薄れていくモノを 泣き叫びながら すがりつくだけだった
勝手にそうだと決め付けられて 違うと叫んでも信じてもらえなくて 違うと証明出来たら出来たで 何も謝りもしてこない
強くなろうと もう泣かないと そう決めたのはいつだっただろう
子どもは弱いものだ だから 早く大人になろう あんな奴らには絶対にならない 子どもを守ってやれるような 強い大人になろうと そう思った
子ども時代に大人を演じて 今は子どもに戻ろうとしてる 別に後悔なんてしてないし 過去を恨んでもいないし もう誰を憎んでもいない
ただ 過去の傷を癒すことは 艱難辛苦ではあるのだけれど
愛している
そう 思えるようにもなった
信じている
そう 思えるようになった
今のあたしを 見つめていけるようになったから
そんな目で私を見ないで 私はそんなに 強くないもの あなたの期待に応えられるほど あなたを支えることなんて私には出来なかった
ねぇ 気付いていなかったでしょ 私は本当は助けて欲しかった 甘えていたかったのに 手を繋いで欲しかったのに
あなたは私を欲してくれた でもあなたは私を見てはくれなかった 本当の私を見てはくれなかった 強く明るい 前向きな私だけを見上げていたの
私はそうじゃないのよ それだけじゃないの そうじゃない私を あなたは 否定した 見てくれなかった
私はあなたを傷つけた 自分がこれ以上傷つかないために だってもう限界だったから 壊れてしまいそうだったから
私はあなたを傷つけた すごく傷ついたんだろうと思う でも限界まで我慢し続けた私も すごく傷ついていたことを 覚えていて
2005年01月07日(金) |
nevertheless |
所詮他人の気持ちなんて 全て理解出来ないのなら 人よりどうだとかそんなもの 比べたってしょうがない
私は大声で叫ぶことが出来る どんなトコに居ても私は幸せだって 例えこの先何があっても
あなたが失ったものを 私は持っている これからの未来に絶望なんて私はしない
所詮私の気持ちなんて 誰も理解はしてくれない それでも私は伝えるつもりだ 少しでも誰かの力になれるなら それが私を救う事でもあるのだから
所詮他人の気持ちなんて 全て理解出来ないのなら せめて少しでも側に居させて 孤独を感じたりしないように
それが私の幸せにもなるのだから
2005年01月06日(木) |
Doubt is the negation of faith. |
君に無いものを僕は持っている 僕に無いものを君は持っている 君の良いところばかり目に付いて 僕の良いところなんて見えてこない
でももし君もそう感じているなら 君は僕の良いところを見ていてくれている? 言ってくれても受け入れられない僕に 君はどう感じているのだろうか
君と一緒に歩いていけるように 僕は前に言ったよね
不安で堪らないけど 何も見えなくなってしまう時もあるけど 君と一緒だったら 信じていけそうな気がするよ
疑惑なんて持たないで 信頼して 歩いていける
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