曖昧が悪いなんて 誰が言った? わからないなら誤魔化せばいい 知らないフリして 流せばいい 戸惑うあなたを 放置して
あたしは一人 先を歩く
必死になって付いて来るのか 素知らぬを演じきって 違う道を行くのなら それもまた 一興かも
手の上で踊っているなんて そう あたしらしくもない 気づかないフリなんて いつもの事 わからないフリなんて 当たり前だったくせに
そう ひょっとしたら 狼が獲物を見つけたように あたしは見つけてしまったのかもしれない あなたの本当の顔を
あたしの本当の顔を
仮面の下で ふたり 踊り続けていた 螺旋階段 昇っていたのか 堕ちていったのか わからぬまま ずっと今まで
演じ続けていた そう
役者としては あたしが上だよ
知らないフリを 続けて隠して
君が真実を見つけた頃には
後戻りが出来ないようにこの手に縛り付けてあげる
目を閉じても見えるセカイ そこに君が居てくれたらいい
暗闇の中 彷徨い歩く 亡霊達が 騒めき出す
僕は知っている 僕も君も見つめているものは同じだと
紅い空 瞬く光 吹き荒ぶ風が この未来を示唆する
時に眩いばかりのセカイに目を細めて 光すら見えない闇の中で何かを見出だして 知り得るものはほんの些細なものかもしれない
見えなくてもいい
何も見えないこのセカイで 君を感じることさえすれば
二人きりで他愛の無い会話 そうあなたは思ってる? 少し慣れてはきたけれど
あたしはまだ二人きりには慣れないよ
居なくなっちゃう前に ホテルなんて泊まるんだったら うち泊まれば?なんて言ってみたりして
少し期待してみたりなんかして
そんなこと言ったら 今から行くぞとか 行ってくるもんだから 全然いいよってやっぱり他愛の無い会話
来てもいいよ
むしろ来てよ
そのままここに居て
何もしなくてもいいから
ただ側に居るだけでいいから
・・・時間が過ぎていく事が恐いだなんて
久々に感じた・・・
席が空いたよ 君の隣 なのに君は動こうとしない
席が空いたよ 僕の隣 でも僕も動かなかった
君の隣に僕が居て 僕の隣に君が居て その両サイドが開いたのに ふたりは少しも動かなかった
近くに居たいと願うから こんなに近くても届かない切なさが 余計に遠く感じる
胸が苦しくて 独り車の中 胸を掻き毟った 君は風のようで 雲のようで 僕の周りに居てくれるのに 掴めたことは一度も無い
独り占めすること自体 罪なような気がして
・・・間違ってなんかいないよ
君は本当に天使のような笑顔で 僕に向かってきてくれたから
僕は キレイなままで居られる
こんな僕でも 君のような
真っ白な翼が在ると信じられる
何かいいなって思ったの 子どもの頃は こうだったじゃない?って 男も女も関係なくて 意識しないで ただただ 自分自身があるがままだった
楽しいと感じているってわからなくたって 身体中から 溢れてた
どーだこーだと言ったところで 結局独りじゃ無理なんだし ねぇ 妬んだって 悔やんだって その先にきっと 楽しいこと 待ってるから
忘れたくない なくしたくない 幼い頃の あの想い
あたしがしたいこと 居たいとこ 感じたいこと 伝えたいこと
・・・・・・・ひょっとしたら それなんじゃない?
護りたいものが増えた? ううん 護りたい種が増えたの 増えも減りもしないのかもしれない きっとこの手で護れるだけのものしか 種は与えられないだろうから
朝顔の種かもしれない 向日葵の種かもしれない 私は護り続けていたい
この 小さくて 儚いモノ達を
自分を護りたくて逃げ道を探す時も 現実なんて見たくも無くて 何かに溺れてしまう時もあるけど 自分自身も大切にしてあげたい それは変わらないけれど
きっと 笑顔で生きていくんだろう 苦しみも悲しみも 笑顔に変えて
力に変えて
私が強いわけじゃない 独りじゃ生きていけないから 君を助けたいと願う 君が悲しむ姿を見たくは無いから
だから 私は幸せなんだろう
苦しくても 悲しくても 切なくても それは君の幸せの過程に過ぎないから
私はその先の未来が見えるから
君の笑顔が見えるから
2005年07月08日(金) |
transformation |
寂しさが 愛しさに変わり 愛しさが 切なさに変わり 切なさが 愛しさを生み出す
移り変わるココロの流れに 躊躇している暇もなく あなたは私の奥深くまで 潜り込んで 消えていく
乾いたココロを潤すために 液体を一気に飲み干した 完全に満たされることは無いだろうけれど それでも それだからこそ 私はまた あなたを求める
小さなコトに一喜一憂して 不安定な生活 世の中 でも一番不安定なのは 私自身
悲しみが 寂しさになり 寂しさが 愛おしさに変わった 愛おしさが 切なさになった時 本当の 愛が見えてきた
本当の 私が見えて 少しだけ あなたが見えた
切なさすらも 愛しく感じる
明日 明後日 逢えないけれど
ずっとずっと 逢えないわけじゃないのなら
私はまた あなたを求める
平気だって思ってても ほんの少しの小さなことで きっと涙はまた溢れてしまう
でも久しぶり こんな気持ちになれたのは 目の前の悲しみも苦しみも全て きっと救うことが出来ると信じられる
それだけじゃない この先に きっと大切なモノが待っていると そう信じていられる
この世に在るモノ全て 抱きしめてしまいたいほど 愛しく感じる
あの刻と一緒 身体中が何かに満たされていて とても素直に色んなモノが 見えて感じられる
本当は悲しいはずなのに 苦しさも無くなったわけではないのに それでも それでも愛しいと思う 全てが 私の中に在ると信じられるから 全てが 大切なモノだと知っているから
私を傷つける為に存在している訳では無いと知っているから
だから それを伝えて生きたい
その為に 私は私で在り続けて
その為に 私は忘れちゃいけない
真実を
カフェイン ニコチン 大人になれずに 快楽 欲望 満たされもせずに 歳だけをとって 生きていくのか
年を重ねただけで 色んな物が許可されるのだから 『大人』ってのは いい加減な言葉だね
その分色んな責任が 個人に委ねられるのだけれど 自分で責任取ろうなんて殊勝な奴は そうそういやしないってもんだ
・・・あたしの身体は あたしだけのモノじゃなかったね
死んだら笑ってバカって言ってよ なるべく長生きするからさ
愛してるよ
こんな世の中でも こんなあたしでも
何も変わりは しないのだから
好き…なんだろうね
どうしてだろうね
自分のいたらなさに 涙が溢れそうなの
報われない恋だなんて 叶わない恋だなんて そんなこと 思いたくもないよ
ねぇ?信じていれば 献身的な愛を持っていれば きっと叶うかな?
時間は掛かっても 今は苦しくても それでもいいから
素直になれた分 強がって気付かなかった弱さが 思いがけず溢れてくる
涙はずっと止まらない 素直になれた証拠なんだろうね
小さい頃は もっと素直だったのかな? あたしには必要ないって 思ってたりしたのにね
・・・疲れたなぁ。
ほんと 今のあたし 幼い子どもみたい
泣いて笑って傷ついて怒って……
あぁでも 本当はこうだったのかもね そうゆうもんだったのかもね
バカだなぁ…あたし。
・・・ほんとバカだよ。あたし。
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