もしこのままこの路を進んで 交じる事無き 運命なら 出会うことすら 無かったと そう思った方が 楽かもしれない
でももう何もかも遅くて 手遅れで もう 元には戻れないことは 自分達が一番 よく知っている
この世に生まれて来た事を 後悔なんてしていないし この世の中を恨んでなんかもうする気も無いけど どんな世界であっても どんな時代でも 君と出会えたコトに 今此処に存在しているコトに
どんなに感謝しても足りないハズなんだ
ただそれだけで 本当は幸せになれる材料は揃ってる そう 自分が此処に居るという事実
ただそれだけで
大切なモノを 大切だと思えるコト 必要なモノなんて そのくらいだよね
だから もう泣かないね
あなたの前では 元気なあたしで居るよ あなたの笑顔が好きだから あなたの無垢な笑顔が 何よりも 何よりも大好きだから
だから あの頃の笑顔をまた また あたしに見せて?
ありったけの笑顔で
一緒に 笑おうっ。
ねぇ リアルが昨日話しかけてきたの 温かくて ずっとずっと わたしの傍に 居てくれてた
気づかないだけ わたしが 気づいてあげられなくても ずっとずっと 見ていてくれてて
善も悪も無い ただ 在るがままに 存在するだけ 見えることすら出来ない でも 何処に居ても感じられる
そうだったよね わたし とてもとても大切な事 ずっとずっと忘れていた気がする 目先の事ばかりに囚われて 本当は 何も見えてなかった
本当はずっとわかってた ずっと知っていた わかっていたつもりだった 何もかも 知っているフリをして
本当は何も見ようとしなかった
ねぇ 過ちを繰り返しても また 歩いていてもいいんだよね
こんなわたしでも 信じていいんだよね? 生きてていいんだよね? 傍に居て・・・いいんだよね?
ねぇ・・・ずっとずっとこれからもずっと
見失っても 絶望しても 暗闇の中這い出してみせるから 悲しみがあたしを襲っても 目の前に光すら見えなくても
また あなたをみつけてみせるから
だからリアル
ずっとずっと 傍に居て
この傷が このアザが
あなたのせいで出来たなら
きっと 何も 苦しむこともないのだろうに
あたしの向きたい方向には
幾人もの人が立ち塞がるの
全てがあたしの作った幻覚なんだと思えたなら
振り払って 突き進むのに
優しさなんて 要らないから
あたしには そんなもの
儚くとも 厳かに
それとも 無残に散ってゆくのか
いずれにしても 永遠なんて無いのなら
無限に勝てるものなど 何も無いのだろう
いつか崩れ去る
いつか消えてゆく
そうと知って それでも
あたしは 歩いた
ついていった あなたに
傍に居たかった
ただそれだけだった
大人になんかなれずに
今もこうして 此処に居るの
あなたの面影をずっと
ずっと 見つめている
あたしは。
そんなこと わかってる
身体のあざも 吐き気も疼きも
あたしのココロが悲鳴を上げていることだって
言われなくたって わかってるよ
助けて欲しくても 助けは要らない
泣きたくても 泣けるもんじゃない
甘えたいわけじゃない
苦しめたいわけじゃない
きっと わかって欲しいだけ
こんなどうしようもないあたしでも
こんな生き方しか出来ないから
今は。
今は 蔑まれても罵倒されても
今のあたしには こうすることしか 出来ないの
あぁ まただ
また甘くて 切ない季節がやってきた
街中で ひとり
あたしは 孤独
でも独りの方が 楽
あなたを思い出さずに済む
独りで居るほうが 孤独を感じない
誰かが居ても感じる 孤独
その方があたしを苦しめる
孤独は感情を表す言葉じゃない
その状態を表す言葉
寂しい 切ない 苦しい そんな想いが
『孤独』と言う言葉を生み出す
あなたの温もりが あたしに
余計 孤独を感じさせる
だから 独りで居る方が 楽
でも 独りで夜を過ごすのは
やっぱり 苦しい
言いたかったこと 全部 何処かに吹っ飛んじゃったよ
たくさんたくさん 言いたかったのに 話したかったのに こんな硝子越しじゃ
そんな君の前じゃ
何も 何も言えなくなるの
君の表情すら窺え知れない こんなウィンドウ越しじゃ
話したかったこと 何も言えなかった
これでよかったのかな? 楽しかった時間だけ 早く過ぎて 君は あさっりと帰っていった 僕は 引き止めはしなかった
約束 してくれたよね? 夢じゃないよね?
また 逢えるよね?
喜びと 寂しさが交錯する
そう感じているのは 僕だけなのかな?
君もそう感じていると思いたいのは
僕の ワガママなのかな・・・
ソレを知っていたら 私は あなたに恋をしなかっただろうか
それを知っていたら あたしは あなたに近づかなかっただろうか
出会うのがほんの少しでも遅ければ きっとこうなることは 無かったんだろう
あの時からきっと 色んな歯車が 音を立てて 廻りだした
そう きっとこうなる運命だったとしたなら 無意味なモノなど 何も無いのだろう
きっと 其れを知っていたとしても あたしは。
あなたを・・・。
この広いセカイで 旅に出たとしたら あなたと歩く その道の先に
光り輝く 未来
広い海を 小さな船で 航海するなら 舵をとるのは あなたか あたしか
それとも風の向くまま 赴くままに
嵐の夜がやってきたら 荊のトゲに 気をつけながら 小さな花園で ひっそりと暮らす?
それとも 嵐の真ん中で 熱い夜を すごしてみる?
全ては意のまま 赴くままに
あたしはただただ 待ちわびるだけ
路を阻むのは 大きな障害か。
はたまたちっぽけな出来事か。
でも この路を止めることも消すことも、
進めることも貫くことも。
それが出来るのは君だけだから。
君に愛してもらいたくて、 君に愛してもらいたくて。
僕は。
ねぇこの情熱が薄れることなんて、 あると思う?
ありえないよ。
在り得ない。そんなこと。
在り得ないよ。
シャルル=ボードレールが愛を仮定して、手紙を書いた。
・・・そして匿名で送りつけた。
空想の世界は、現実となり得る。
偽りの愛だとしても・・・想いは届いて・・・。
でもそれは・・・両想いとは言えない。
悲しい、悲しい結末だった。
初めてなんだ。
こんなにも人を好きになったのは。
だから僕は。
本当の想いを、いつか。
そう・・・遠くない未来。
君に届ける日が来ると想う。
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