テレビザッキ
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メモ


2001年09月24日(月) 漫才ドリーム−新人コンビのサバイバル戦争−

昨日の深夜やってた関西ローカルのドキュメント風番組。
NSCに入学した人たちの中から何組かにスポットを当てて、彼らに密着した様子
を放送。現段階でNSCの生徒なので、まだまだ顔もネタも知られていない人達。
特に取り上げられてたのは「ドロップキック」と「ギターフリーク」の2組。
ここで深夜といえどもこうして番組に取り上げられてるだけNSCの中で頭角を
表してるコンビなんだと思う。実際今宮胡新人漫才コンクールの出場権も手に入れ
てたし。
今の段階で、こんなドキュメント風の番組1時間見たくらいでは何も分からんけど、
どっちも華がありそうというか、結構エエんちゃうんかなーという気がした。
2組はお互いをライバル視して、一緒に路上ライブをしてしのぎを削りあってる
ようで。その日によってお互い出来不出来があって、その日負けた(観客にウケが
少なかった)コンビは普通に「悔しい」と発して、その様子は見てて爽やか。

でも、彼らも勿論分かってるだろうけど、本当のライバルはそんな近い所には
いない。毎年600人がNSCに入学して、勿論モノにならない人達のほうが多くて、
デビューできてもそこからまた「関西若手芸人」の中での戦いが始まる。そこで
上のほうに行っても、東京進出を狙うならまた1から上がっていかなきゃいけない。
本当に厳しい大変な世界だと思う。シビアで過酷な戦いが続くわけだから。

彼らのうちの誰かが言ってた「今までは自分を知ってる人達の中で笑わせてきた。
でも自分を全く知らない人達を笑わせるのは本当に難しいと分かった」という言葉
が印象的。あと、吉本の木村常務の「プロとアマの違いは、繰り返しが効くか
どうか。打率をキープできるかどうか」という言葉も。

今宮胡コンクールには結局ギターフリークのみ本選出場したけれど賞は取れず。
その1次、2次と進んでいく予選の舞台裏で、テンションが上がりきってたり
手が震えてたりする彼らの姿を見て「爽やかやなー。頑張れー」と普通に思う自分
はちょっとトシ食ったのかなー、とふと思った。


2001年09月23日(日) めちゃイケ、ナイサイ、マジっすか

●めちゃイケ
ビデオとっといたのを見る。
めちゃイケ最高齢ファンのおじいちゃんに会いに行こう、という企画。
「めちゃイケ大百科事典」の扶桑社のアンケートの中に、65歳の人からのものが
あって、その人の名前(名字)が「神」さん。めちゃイケを見守るその神様に
会いに行こう、という。追跡シリーズとしてはちょっと地味だったけど、
面白かったしめちゃイケらしくて好き、こーゆう企画。
それにその男性(65歳だけどおじいちゃんて感じはしない)、大手の企業に
勤めてた人でパッと見の外見も気難しそうに見えるのに、めちゃイケを
ホントに楽しみに見てるんだなぁというのが分かって、外見とのギャップがエエ
感じだった。アンケートの中で、「めちゃイケ大辞典を読んでの感想」という項目
に、「おもしろおかしい項目を真面目に正確にまとめてあり、大変笑える」という
答え。同感。バカバカしいことを一生懸命。やるとなったら
とことん細かく。自分もこの番組のそういう姿勢が好きだ。かっこエエ65歳。
雛形のアドリブノンストップママも面白かった。彼女は普段必要以上に前にも出て
こず、声をうるさく張ることもなく、でも自分のすべきこととか期待されてること
をすぐ察知して確実に期待に応える所が凄いなぁと思う。
加藤さんの無理やりやらされた変なおじさん。
あと、OKABO。極楽山本さん扮するヤマロス・ゴーンのインチキ英語オモロ。

●ナイサイ
これもビデオ。岡村さん護身術を習う、の回。ゲストのヤワラちゃんの護身術、
前から来ても後ろから来ても一本背負いは面白かった。
でもトークは彼女らしく優等生トークなので面白みに欠ける。

●マジっすか
グランドチャンピオン大会。といっても今までの1位VTRをいくつかみんなで
見ながらのトークで、新作はナッシング。
シャンプーハットてつじの、スーパーテクノカット、オモロいわ。
でも最近なんかちょっと太ったよなぁ。
ケンドーコバヤシのホラ吹きVTR、面白い。この人は一本筋の通った、どっしり
した感じがする。バッファロー吾郎のVTRも。2人並んでるエヅラは強力地味
だけど、面白い。
でもこの番組メンバーの、FUJIWARAをめっちゃ持ち上げて、手放しで
「面白い」「すごい」と称賛するムードはどうだろー、と思う。
確かにこの番組では圧倒的な強さも見せてるし、baseでも人気あるんだろうとは
思う。私も別に嫌いではないし、一度どん底まで落ちてから1から、というより
マイナスなところからここまで来たのはホント凄いとも思う。でもなんかこういう
ムードは違うやろ・・という感じ。違和感アリ。
ちょっと「井の中の蛙」とか「お山の大将」て言葉が浮かんでしまう。


2001年09月21日(金) ぐるナイ

ビデオにとっといたのを見る。
岡村さん恋愛企画、今回は畑野浩子。なんで。
楽屋で岡村さんが畑野さんをイイと言ってた、と。ウソやん。
タクシーデートで、岡村さんのその日の所持金分タクシーを走らせてデートを
続けられる、という以前に松下由紀とやってたシリーズ。
今回は青山とか渋谷とか、THE東京な感じのところ中心に回る。
渋谷の人ごみの中で一瞬とまどった表情を見せた岡村さん。そこからタクシーに
戻ってボソッと言った「いつのまにか芸能人になってるわ」が印象的。
テレビに出るようになってから、昼間の渋谷ど真ん中なんて行かずにいたと思う。
そして何年も経って、ふとその中に入ってみたら怖かったんじゃないかなーって。
んで、自分というか自分の立場が完全に変化したことを改めて感じたんじゃないか
なぁと勝手に思った。

畑野さんは予想以上にきちんとしてるというか、悪い印象を与えない人だと思った
けど、デート企画の相手としては弱いというか・・。
松下由紀みたく誰にでも知られてる主役級の女優とか、逆に松野明美みたいな完全
押し押しのオバハンキャラとかのほうが企画として見てて面白いな、と思う。
ナイナイを特別好きなワケじゃなく、普通にぐるナイを見てる人を考えれば余計。

最後タクシーの中でキスしようとするとき、目を閉じてじっとする岡村さんに
矢部ッチがモニター越しに言った「また待ってる!やり方間違えてる!」オモロ。

顔面WANTEDは早送り。


チズ