テレビザッキ
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メモ


2001年12月25日(火) 漫才頂上決戦 M-1グランプリ

面白かった。いい緊張感が見てる側にまでバシバシ伝わってきて、すんごい
見応えがあった。

最初、順番を決める時に1番を引いたのが中川家。この時点で、もう中川家は
ちょっと無理かも、と思った。只でさえ出番が1番なのはやりにくい。基準にされる
し、見る側はあったまってないし。その上今日の会場はなんか独特のピリピリした
雰囲気が(特に最初)漂ってたし。
まして、緊張しぃのお兄ちゃんのこと。かなり不利やなー、って。

審査員は、紳助も含めて7人。集まった人のバランスがいいなと思った。
あと、札幌、大阪、福岡で一般審査員が各100人ずつ。

1回戦で残ったトップ2組が最終決戦でもう一度ネタ。決勝は審査員7人の投票制。

1回戦。
自分がオモロいなぁと思ったのは中川家、麒麟、ハリガネロック。
麒麟はネタ見たの初めてだけど、面白かったなぁ。最初ちょっと退屈というか
間延びしてるかなって思ったけど、後半くり返して展開して、いい意味で裏切られ
た感じが。特に向かって右の川島くん。エエ声で、なんか独特。
おぎやはぎも初めてネタを見た。今日の点数は笑ってしまうほど低かったけど、
自分は嫌いじゃないけどなー。もっと他のネタも見たい。
キングコングは・・。あれで今年の新人賞を取ったというのがおかしいような。
最後にハリガネがアメザリを抜いて2位になったのはやったなー!だった。
司会の赤坂。中川家を石川家、ハリガネロックをアメリカンロックと間違う。
ヨレヨレやん。アメリカンて。そんなダサいコンビ名ヤだ。

最終決戦は中川家VSハリガネロックの同期対決。
自分はどっちも同じ位オモロいなぁと。
最終決戦のハリガネの漫才は、いつも以上に勢いがあるというか、ロックだった。
結果は6対1で中川家の優勝。紳助も言ってたけれど、優勝候補の呼び声高かった
中川家は優勝出来ないだろうなぁとどこかであたしも思ってた。
そのまんま優勝するのはすごく難しいし、どのコンビかが空気とかも味方につけて
大当たりしたら益々厳しいやろなって。
そこを越えての優勝。今までのいろんな事が思い出されたやろなーと思う。
おめでとう!

やってる側の真剣さとか緊張とかが伝わって、こっちまでなんか緊張しながら見た
2時間半だった。ホンマみんな頑張れーというような気持ちで。
戦う芸人さんはやっぱりみんなカッコ良かった。


2001年12月23日(日) 恋を何年〜、気分は上々、FUN、ナイサイ

●恋を何年休んでますか
最終回。有子夫婦は元サヤに、咲子は初めて恋をした相手と新しい人生を、
という結末。
女3人酔っ払うシーン。「優等生ぶってても暗いの」と有子。
「お人形みたいな人生イヤ。誰かに必要とされたい」と咲子。なんか良かったな。
キョンキョンの演技、良かった。平凡を演じきるってなかなか出来ないと思うし、
微妙な心の動きとかを地味な起伏の中で上手かったなーと思う。
島の最後のセリフ、あれは泣くわ。
「あのテーブルを、君の家族のために作ったんだ」。環境とか全部を含めて、
ひっくるめて自分を深く想ってくれてる人からの最後の言葉。
見る前に予想してたより、地味な展開だったこのドラマ。それが良かった。

●気分は上々
ウッチャンサンタ、芸人宅にバレずにプレゼントを届ける。
ターゲットはおさるとTake2東さん。特に・・という感じの内容だったけど、東さん
が一緒に帰ってきたU-turn土田さんと飲みながらのお笑い話は興味深かったな。
「ネプチューン、爆笑はまぁまぁ」とか「ケンちゃん(多分ホリケン)はそこが
いいとこなんでしょ。変わらないし」「変わんないね」とか。
ホリケンが「変わらない」のは「昔から変わらない」という意味なのか
「オンエアとオフエアで態度やテンションが変わらない」という意味なのか。
どっちも、っぽい。稀有なタイプの芸人だなー、やっぱホリケン。

●FUN
藤井隆と松浦アヤがゲスト。藤井くんだけのほうがエエんやけどな。
松浦アヤに対して藤井くんが言った「すごくビジネスの匂いがするの、この子は」
はオモロかった。確かに。全部計算されてるというか、したたかな感じはする。
今ちゃんがプチ暴露した話で、みんなで飲みに行ってる時にふと藤井くんを探す
と、人のいないところで携帯で「ん?どーしたん?」とかって喋ってる、と。
その後のリアクションからして彼女?かな。
岡村さんとか、藤井くんとかココリコ田中さんとか。
ONとOFFの差が激しい芸人さんでガラスのハートっぽい人には彼女がいて欲しい
ような。彼女いないほうがオモロいままいられる、という意見もあるかもしれん
けど、個人的には、彼らのそばに優しい女性がいたらいいなぁって勝手に思う。

●ナイサイ
ナイナイクリスマスプレゼント交換をする、の回。
矢部ッチ→岡村さんは手作りニット帽。ニットに肩パッドでおなじみの広瀬先生に
教えてもらって作る。机の下に入れておいた岡村さん人形にマジでびっくりする
矢部ッチ。「サブイボ出ましたわ」。


2001年12月20日(木) 「した」、ナンバ壱番館、内村P

●「した」
パチンコ対決て。何それ。生ダラやん。
勝俣さん、プリンプリン、原口あきまさ・・と、メンバーもモロカブり。
何やってるんだろ、とんねるず。何がしたいんだろ。
お笑いでトップクラスに入ってから、ホントに長い。いつまでも「常時戦闘態勢」
な仕事の仕方は出来なくて当り前だし、守りにも入るのは理解できる。
でも、これはヒドい。作家がダメ作家揃いなんだとも思う。でも、それを良しと
して普通にパチンコロケしてるとんねるずにも呆れた。
こんな感じだと、終わる日もそう遠くはないような気がする。

●ナンバ壱番館
M-1特集なので見る。
島田紳助が言い出した企画で、「漫才の1番を決めようやないか」と12月25日に
全国生放送で行われる漫才グランプリ。「コンビ結成10年以内」であればプロアマ
関係なく挑戦できて、1600組が予選を受けたけれど、残った10組は全員プロ。
優勝者は賞金1000万円。

今日のはその10組の中から3組(フットボールアワー、麒麟、チュートリアル)。
ハリガネ出ないのは残念だったけど、今まであまり自分が馴染みのなかった3組の
「今まで」とか人となりみたいなのが分かって面白かった。
麒麟てコンビは名前しか知らなかったけど、本当に大穴という感じ。
無名にして受賞歴もナシ。ネタ見たことないので楽しみやなー。

25日、決勝。1000万という賞金も凄いけれど、優勝することによってついてくる
世間の注目とか、ハクが付くこととか。めっちゃ大きな「チャンス」となることは
間違いない。イヤでもプレッシャーはかかるだろうとは思う。
でも、中川家とDDDを除いては一般的な全国区の知名度はほぼ無いに等しいくらいの
彼らにとって、ゴールデンタイムの全国放送で漫才が出来るだけでもそこから先の
チャンスに出来る可能性はいくらでもある。みんな頑張って欲しい。
個人的にはやっぱ中川家かハリガネ応援だけど。でも、発展途上の戦う芸人さんは
差はあれど基本的に好きだし、見てるだけで元気もらう感じする。

東のりの、「巨人師匠ビンビンやで」「島木ジョージさん口の中に歯2本しかない
んやで」、最高。

●内村P
芸人不信バトロワ。宴会しつつ。
面白いんだけど、前2回程やってたのよりはパワーダウン。少し物足りなかったな。
でも、お笑いLIVEでのそれぞれ新コンビでのネタは楽しみ。


チズ