テレビザッキ
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メモ
2002年03月25日(月) |
裸にしたい男たち「三谷幸喜」、漫才SP |
●今裸にしたい男たち「三谷幸喜」 NHKの「今裸にしたい男たち」シリーズ、三谷幸喜編。 舞台「バッドニュース・グッドタイミング」の初日までの彼に密着ドキュメント。 興味深くて面白かった。
チョコエッグにハマってるという彼が、それを2つ買って、1つを残して 「これは・・妻用」。インタビューの最後にも「これは・・妻用」。 分かってるって。ステキやわ。
小さな少年時代から、8ミリビデオで演劇のマネごとをして遊んでた彼。 中学に入ると、自分で演劇部を立ち上げる。そして、今。 そんなに早くに自分のしたいことを見つけて、その気持ちをずっと育ててそれが 仕事になって。単純にすごいなぁと思う。格好いいなぁと。
以前放送された「情熱大陸」の密着ではなかなか素の表情も見せなかったけれど、 今回は期間が長かったのと、舞台の演出のほうでいっぱいいっぱいになって 自分を作ってられなかったんだろうと思うけど、人物像みたいのはかなり見えた ような。
笑いを創り出す人は、基本的に常識人でないと上には行けないような気がする。 「普通」を分かってないと何が「おかしい」のか分からないし。 「常識人」と「すごく変わってる」部分との振り幅が大きい人ほど、面白いよう な気が。
●漫才SP 土曜の午後に放送してた吉本のSP番組。「東西思い出の漫才BEST10」、NSC1期生 (勿論除DT)同窓会トーク、若手ネタライブ、土曜ドカン他で6時間。長!! ビデオとっといて、若手のネタのとこだけ見る。 全体的に面白かった。自分が好きだったのはブラマヨ、麒麟、シャンプーハット。
麒麟のネタ、オモロかったー。初めて見るネタで、川島くんの声を利用してない というのが新鮮。「1%はボーキサイト」。最初の「麒麟です」を忘れるツカミも。 シャンプーは久しぶりに面白いと思った。彼ら独特の味がすごく出てて。 ずっと前に「今、シャンプーって壁感じてんのかな。模索中?」って思ってからが 長かったし。「マジっすか」とか見てても、そう思う。好きなコンビなので 頑張ってほしいなぁ。あの雰囲気とか空気って、マネしようと思ってもできない 彼ら独自のものだし。
あと、「土曜ドカン」って今回初めて見た。意外と結構面白かった。 現ドカン隊(次長課長、フット、森三中)に新ドカン隊(サバンナ、麒麟、 レギュラー)がレギュラー入りをかけて参戦するというもの。 内容自体はベタで安い企画(リアクション対決とか)だけど、好きなコンビが殆ど なので楽しめたし、次課長河本さん筆頭にメンバーが、大した事ない企画の中でも どんどんボケていったり、自分の味を出そうと前に前に出たりしてオモロかった。 河本さんオモロいわー。森三中(大島・黒沢)のなわとびミニコントも。 あと、細かいトコまで見てコメント挟むYOUはさすが。
どーでもエエけど、西川きよしと太平サブローのやすきよ漫才、復活しすぎ。 見ようとしてなくても最近なんか目につく。ごくごくたまにならまだしも、 復活しまくり。全盛期の本物のやすきよ漫才のイメージまで損ないそうな勢い。
2002年03月23日(土) |
ナンバ壱番館、内村P、フジリコ、ナイサイ |
●ナンバ壱番館 COWCOWがゲスト。彼らの所属してたユニット「フルーツ大統領」って、名前は 知ってるけどどうも天然素材とWESTSIDEの間に存在してパッとせず終わった ショボいイメージがあったけれど、実際は結構すごかったみたいで。
「お笑いバブル」。実力より人気が先行してしまう状態。いわゆるユニット売りに ありがちなんじゃないかなぁと思う。つくファン層が幼くて、ネタをじっくり見る よりルックスやキャラにキャーキャー言う子たちが支える人気はホントはじける ように終わる。天素然り、WESTSIDE然り(ここはまだ分からないけど)。 そこから冷静に抜け出るコンビもあれば、バブルがはじけて全部一度なくしてから 這い上がるコンビもいて。勿論、そのまんまいなくなってしまうコンビも。 COWCOWは、這い上がり組。一度落ちてから、改めて漫才の楽しさを確認して 「新人賞」を狙いに行って2年後に見事受賞。地道にライブを重ねて、改めて東京へ 再進出。今はルミネ中心なのかなぁ。 COWCOWの漫才、すごく好きなので頑張れー、と思う。
学生時代に2人が意気投合したきっかけが、「バッファロー吾郎好き同士」って いうのがエエわー。文化祭でネタした 時のコンビ名は「バッファロー次郎」。
●内村P 芸人魂をチェック企画第2弾。前の猿岩石森脇さんのが好評だったらしく。 あれオモロかったもんなぁ。今回はふかわりょう。今回のはマジドッキリで、 前のと違。前のバカコントみたいなほうがずっと好き。
●フジリコ ココリコも藤井隆も好きなのに何故か見る習慣のないこの番組。 今回たまたま見たら、3人の故郷大阪・豊中で思い出の場所巡りで面白かったー。
飛行機好きの遠藤さんの思い出スポットは伊丹空港の外の穴場で、着陸する飛行機 が頭上を通るという場所。ホント頭の上を通ってく感じで、すんごい迫力。あんな 場所あったんやなぁ。行ってみたい。そこで飛行機バカになる遠藤さん。 そこにいた飛行機好きの12歳の男の子、すれてなくてめっちゃ可愛らしかった。 藤井くんは彼の頭をなでまくって「めっちゃ可愛い・・」。
野球少年でずっと坊主だったので、パーマかけたかった夢を果たしたいという遠藤 さん。別行動でパーマ行って、あとの2人と待ち合わせ。現われた遠藤さんに笑った わ〜。古すぎるパーマ。「田中、藤井!パーマあててきた」。あてる、て。
同期、同い年、同郷の3人の故郷ロケは表情もなんか柔らかいように見えた。 のびのび。見てる方までほのぼの。来週の後編も楽しみ。
●ナイサイ ココリコがゲストでトークのみ。ココリコ(特に田中さん)好きなのでウレシー。 田中さんの芸人病、オモロいけどガラスのハートっぽいからなぁ・・と思う。
「相方をどのくらい理解してるか」。それぞれ、自分の相方の頭の中は何が どのくらい占めてるのかを予想して円グラフを作ってトーク。 性格のタイプは「矢部・遠藤」「岡村・田中」と見事に別れてて、やっぱコンビ って上手く出来てんなぁと。 「コンパが苦手」という岡村・田中組は「自己紹介とかから入るのが既に苦手」。 矢部・遠藤組は「そんなんいらんやん」。それに対して返した「名前・・聞いとか んと。人と喋るときは」、ナイスやわ。「名前も知らん人を抱くのか」。
矢部ッチの予想した岡村さんの頭の中身は、ほっとんどが「笑い」であと少しずつ 「吉本興業」と「妄想」。かなりリアルにこんな感じっぽいなぁと思う。 吉本には言いたいことがたまってそうな感じするし。 笑いに関しては、「ホンマそれしかないねん」「ココリコの前でこんなん言うのは どうかと思うけど、ホンマ面白くなりたいねん」と珍しく本音を覗かせたような。 仕事一筋で芸に対してストイックなトコ、すごいなぁと思うし好きだけど、 岡村さんにはプライベートでも幸せになって欲しいなーと勝手に思う。
2002年03月21日(木) |
上方演芸、「した」、恋ノチカラ |
●上方演芸 BSでやってたNHKの漫才番組。 出演者はCOWCOW、麒麟、ランディーズ、りあるキッズ。 麒麟は知ってるネタを色々組み合わせた感じの漫才だった。 ネタも、細かい所がチョコチョコ変えてあったり、川島くんが意識してゆっくり 喋ろうとしてたり、工夫してるなぁと感じた。でも、個人的には川島くんは意識 してゆっくり喋るより早口でボケをまくしたてるほうが好き。「聞き取りにくい」 ていう難点はあるし、だから改善しようとしてるんだとは思うけれど。 麒麟のコント、めっちゃ見てみたいけど今って漫才ブームを演出してるっぽいから コントはなかなか難しいんかな。 各コンビによって漫才、コント、得手不得手はあるしいわゆるコント師のコンビも いるのになぁ。
あと、今日ので一番笑ったんはCOWCOW。「ベーロン」のかぶせ連発、アホっぽくて 好き。多田さんの「ジワジワ?ジワジワ来た?」も。
●「した」 もう長い間見てなかったこの番組。食わずに竹中直人が出るので久しぶりに見る。 ニュース形式のドッキリ、藤崎奈々子と勝俣さん。 藤崎奈々子は「えー」「こわーい」「気持ちわるーい」の繰り返し。ドッキリを するに値しないリアクション。対してリアクション芸人の勝俣さんは頑張っては いたけど、それだけ。女子アナ役のノリさんはオモロ。
食わずは期待して見た割にはイマイチだったかなぁ。 竹中直人独特の味はやっぱりステキだったけど。
●恋ノチカラ 最終回。すんごく良かった。 籐子が貫井とデートした翌朝に、親友に話すシーン。泣けた。 親友の人はエエ味出しまくりやし。春菜はエエ子すぎ。可愛すぎ。 最後の最後まで、このドラマなりの味付けがきちんとしてあって、単純だけど 前向きな気持ちになれた。 長く見るうちにジワジワと良くなってくるドラマだったような気が。 最後貫井が籐子に言った 「オマエといると、面白いものがより面白く。美味しいものがより美味しく」。 そうやよなー、そこやよなー、と地味に感動。 なにげない風景も忘れられない程綺麗に見えたり、しょーもないアホ話も楽しすぎ て時間ワープしたみたいに短く感じたり。恋ノチカラかー。いいドラマだったな。
チズ
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