テレビザッキ
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メモ
2003年08月31日(日) |
MBS新世代漫才アワード |
関西ローカルの漫才賞レース特番。今年から始まったMBS(在阪テレビ局)主催の若手賞レース。でも審査に一般人による人気投票の結果も加えられる、ってあたりに既にダメ臭が。人気投票て何ソレ。その結果を既に持ち点として各自持ってて、それは今日の決勝で加味されるというシステム。
■出場は麒麟、チュートリアル、ザ・プラン9、フットボールアワー、レギュラー、笑い飯。以上が予選で勝ちぬいたコンビで、キングコング、ロザンが一般投票で選ばれた。合計8組。 ■人気投票ポイント上位3組はキンコン、フット、チュート。1位のキンコンは24ポイント、最下位のレギュラーは3ポイント。こんな人気投票が結果を左右するレースなんて聞いたことないわ。理不尽ー。 ■1回戦は2組ずつ対戦して、勝った方が決勝進出。その組み合わせは生放送でのくじびきで決定。組み合わせが結構面白いと思った。 「レギュラーVSプラン9」「チュートリアルVSロザン」「フットVSキンコン」「麒麟VS笑い飯」。 でも麒麟と笑い飯がいきなり潰しあうのは個人的に勿体なさすぎた。 ■1回戦で自分が好きだったのはプラン9、チュートリアル、麒麟、笑い飯。 決勝進出はプラン9、チュートリアル、フットボールアワー、麒麟。というか麒麟VS笑い飯以外は対戦が終わった瞬間結果が明らかって感じなくらい、差があった。3組とも10-0。麒麟と笑い飯は僅差という印象。 ■決勝4組、チュートとフットが抜きん出てた。麒麟が優勝したらいいなーと思ってたけど、今日面白かったのはチュートとフットだと思う。特にチュートは大きな舞台に弱い印象があったけど、今日はのびのびと落ち着いてて、やってる本人達も楽しそうに見えた。手ごたえを感じながらやってそー、っていう感じで。フットは余裕さえ感じたなぁ。ネタも新ネタなのか自分が初めて見ただけなのかは分からないけど、2本とも新鮮で面白かったし。 優勝はフットボールアワー。最後、優勝が決定してるのに人気投票ポイントを段取り通り加算してるそのグダグダなやりとりが笑えた。投票、結局意味なしやん。威厳とか緊張感のない賞レースの誕生。ラストの岩尾さんのコメント「(優勝を)喜ぶタイミングが難しかったです」、ナイス。 ■麒麟残念。2人ともかなり緊張してるように見えて、凄くリラックスしてるフットと大違いだった。麒麟も大きな舞台にそんなに強くないというか、いいところまでは行くのに大きな賞は逃してる気がする。好きなコンビなので、これからも頑張ってほしいなー、と思う。
6月に大阪府立体育館で行われたバッファロー吾郎主催の大喜利イベント「ダイナマイト関西」を単発2時間で放送。 →このイベントを見に行った時の感想
※DVDが出るという嬉しすぎる告知があったので、今回の放送を見られなくてDVDを待つ、という方がもしいらっしゃったらこれから先ネタバレになる部分もあります※
■コバの「モンチェン」(問題チェンジの略)、くだらないんだけど面白い。 ■久しぶりの生渡辺さんは、なんか雰囲気が変わってた。それがいいとか悪いとかじゃなくて、なんか作家的顔つきになってた気がする。ジャリズムの頃に時々見えてた「狂」の部分がなくなったというか。勿論、D関西でちょっと見ただけで全部そうだと言いきれるわけもないしそのつもりもないけれど。でもやっぱりかっこよかったなぁ。 ■ABC(今回D関西を放送した大阪のテレビ局)の編集は素人目から見ても素晴らしかった気がする。余計なモノを全く入れず、勝手にスタッフがブチブチ編集することもなく、トーナメントのいい部分を中心にどちらかというと淡々と放送。5時間のイベントを2時間弱にするのは大変だろうから、下手したらD関西の持つ雰囲気とかつぶれないかなーってちょっと危惧したけど、全く杞憂だった。 ■コバとおぎやはぎ小木さんの「芸風真逆対決」も好きだったなぁ。見応えもあった。コバ曰く「もし同じクラスでも修学旅行は別行動だと思わせる2人の対決です」、ナイス。確かに芸風はかぶらなさ過ぎだけど、私はどっちも好き。特に最初の問題「重ね撮りしようかな、いややっぱりもう少し残しとこう。そのビデオには何が写ってる?」に小木さんの出した一発目の回答「バケモン」は最高。彼に対して「どんな感じの大喜利なんだろ」って会場が期待で静まる中、「バケモン」はいい意味で予想を裏切ってて凄くウケてた。 ■大喜利の対決の放送を優先するために、今回実況があまり放送されなかったのは仕方ない。でも実況もかんなり面白かったから勿体無いなーとは思う。 ■舞台裏のコメント収録、面白かった。特にコバと渡辺さんの絡み、最高。 ■たむらけんじと次長課長河本さんのスペシャルマッチ、賛否両論あったのかもしれないけど私は好きだったなぁ。面白かった。ピンと張った緊張感のあるイベントの中、いい感じに緊張をほぐしたというか。2人ともその役割に徹してて、プロだなーって思った。 ■個人的に、芸人の中でバッファロー吾郎竹若さんの大喜利が一番好き。言い方とかニュアンスで面白げな感じ、っていうんじゃなくて例えばそれを文章にしても面白さはそんなに損なわれないだろうと思わせる回答が多い気がする。「なんでこんな面白いことをこんな追い込まれた状況で思いつけるんだろう」って思う。それは竹若さんだけじゃなくて今回出てた芸人全員に思うけれど。凄いよなぁ、かっこいいよなぁ、って。
上にも書いたけれど、年内にこのイベントのDVDが発売されるとのこと。嬉しー!買う気てんこ盛り。
2003年08月29日(金) |
今イケてるお笑い全て見せますSP、内村P / ウルフルズ ヤッサ2003 |
8月21日位から録画しておいた分を見る。
●今イケてるお笑い全て見せますSP 関西ローカルのお笑い特番内での若手ネタ見せ。出演は中川家、スピードワゴン、麒麟、ますだおかだ、アメリカザリガニ、チョップリン、はなわ、フットボールアワー、笑い飯、いつもここから。
自分が好きだったのはスピワゴ、麒麟、チョップリン、フットボールアワー、笑い飯。 ■スピワゴは関西のテレビじゃ普段あまり見る機会ない。定番、正統派って感じの安心して見てられる漫才はどっちかというとそんなに好きじゃないけど、彼らのは結構好き。 ■麒麟は遊園地ネタ。面白かった。川島くんの発想はやっぱり好きだ。でもちょっとテンション低いというか元気ナシ? ■はなわは大阪の歌。前も思ったけどかなり浅いあるあるネタ。「他府県の人によく言われる大阪人の特徴」を並べてるだけって感じで、既に何回も聞いたことのあるフレーズが多いなぁという印象。あと、お客さんを交えて盛り上がるのは好きじゃない。 ■フット、普段は特に好きなコンビではないけど今日のケンカネタは好き。結構古めのネタだと思うんだけど、正統派をいい感じに崩してて面白いなーと思う。後藤さんのコメントがいちいちオモロ。 ■笑い飯は遺跡発掘ネタ。このネタを初めて見た時のインパクトというか「何このネタ!」っていう衝撃はさすがにないけど、やっぱり好きなネタ。アホっぽさがたまらん。
●内村P 芸人家庭訪問すごろく2をプロデュース。 猿岩石有吉宅、オモロかった。アイドル芸人だった頃の写真集に写ってる森脇さん(アンニュイな表情。かっこつけ度100パー)を見て三村さんの言った「のちのタンバリン野郎」、ナイス。あと、有吉宅風呂にてだるまさんが転んだ大会。狭すぎる空間でバカバカしすぎるエヅラ。いいなー、好き。
ふかわりょう実家訪問も。実家とか家族関係の雰囲気が、ホント彼のイメージ通りだった。きちんとしてて仲のいい家庭ですくすくと育ったって感じが彼の鷹揚な雰囲気となって出てるもんなぁ。お母さんに「この子」って普通に言われるふかわりょうに笑った。「子」て。あと「りょうちゃん食べなさい」「骨大丈夫?」も。過保護っぷりがナイス。いくつになっても親にとったら子供は子供なんだな感が出てて良かった。
- - - - - - - - - - - - - 「ダイナマイト関西」は未見。
- - - - - - - - - - - - - ウルフルズのヤッサ2003に行ってきた。日焼け止めを塗って、水分補給をしてレッツ生ウルフルズ! トータスの気持ち良さそうな表情。ガハハ笑い。ケーヤンの包み込みスマイル。サンコンがトータスと一緒に歌いながらドラム叩くの、昔から好き。そして戻ってきたジョンBはやっぱり白タキシード。ウルフルズのあるべき姿がこの4人って感じですんごく良かった。4人の表情が何よりそれを表してた気がする。
いい意味でほんといつまでも垢抜けないバンドだと思う。その真っ直ぐなダサ加減が好き。男前度天井知らず。 踊って笑って聞き惚れてジーンとキまくって、すんごい強力なパワー貰った。めちゃくちゃ暑く、めちゃめちゃ楽しい一日だった。
チズ
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