テレビザッキ
DiaryINDEX|past|will
メモ
2003年11月11日(火) |
白い巨塔、内村P、はねるのトびら、M-1グランプリへの道 |
●白い巨塔 年寄り連中が黒い、黒すぎる。唐沢演じる財前なんてまだ可愛いもんだ。 でもこのドラマ、それぞれがハマり役だしきちんと作ってあるので見応えはあって面白い。 今回病理学の教授が初登場。「お金お金」「我が我が」の教授陣の中で、理想を持つ年配の医者の登場になんかホッとした。ちょっと死神っぽいビジュアルだけど、重みと存在感があってなんか引き締まる。あと、水野真紀の演技はあまりにも…。昭和のブリッ子だ。
●内村P バスケットボールで勝利するをプロデュース。メンバーはさまぁ〜ず、出川哲郎、ふかわりょう、くりぃむ有田、飯尾和樹。 原史奈に対する出川さんの「大胆になる時にはなれる子だから」、笑った。その後のふかわりょうの「何批評なんですかそれ」も。
ファミリーマートで発売されるというウッチャンと三村さん考案のお弁当。自分が考案した方のお弁当の蓋にウッチャンと三村さんそれぞれの顔が書いてあるんだけど、ウッチャンは似てるのに対して三村さんの「誰?」っぷりがナイス。
ダンクシュート対決、他のメンバーがあまり面白味なくかっこよく決める中一人出来なさ過ぎの三村さん、最高。ダンクだって言ってんのに綺麗に足開いてV字作ってるわ、みんなに「モーグルの里谷たえ」って言われるわで面白すぎ。
●はねるのトびら 北陽の化粧品売り場コント、OPから面白かった。虻川さんはまだしも、伊藤さんが体張ってるのは初めて見たけどいいなぁ。でもより笑えるのは虻川さん。「世界的なブルースシンガー」も好き。バカバカしくて。
●M-1グランプリへの道 関西ローカル。百万馬力枠で始まった期間限定番組。毎週M-1の結果速報や、過去2年間の決勝に出たコンビのVTR(密着やインタビューなど)を放送していくみたい。実家に帰ってた時だったので見てみた。
初回のVTRは笑い飯とハリガネロック。 笑い飯は大口叩いてたなー、面白かった。でも自分達が大口叩いて大げさに言ってるのは笑えるけど、ナレーションで「天才」連発しすぎ。ゲンナリ。「二人の天才が創るネタに隙はない」て。ありまくりでしょ笑い飯は。良くも悪くも荒々しくて粗い。そこが好きだけど。どこまでが本音か分からない二人のコメントだけど、哲夫の言った「今一番楽しいのはお笑いの事をやってる時」、西田さんの言った「上昇志向はそんなにない。楽しいからやってるだけです」はちょっと本音だろうし、そうであって欲しいと思った。
全体的に素顔を見せず飄々を装ってる感じの笑い飯に対して、素なハリガネロック。真面目なんだろう。でもそこまで自分達を追い込まなくてもなと思う。なんか見てて笑えない。ユウキロック曰く「審査員に気に入られるかどうかがM-1の全て。だから去年は審査員用のネタを創った」。…なんかなぁ。あまり思いたくないけどちょっと言い訳がましいな。おととしのM-1で彼らの持ち味の出た漫才をやって2位だったんだから、去年「(決勝用のネタの方針を)変えた」というのは変だよなぁと。「変えた」んじゃなく「ウケなかった」から結果がふるわなかったんじゃないか、とちょっと思った。二丁目劇場の頃や、テレビ「びじゅある」の頃好きだったコンビなので応援はしたいけど、ユウキロックが改名したかしないかの頃から漫才の感じが少し変わったような気がして、個人的に今の彼らは「好きなコンビ」には入らない。
「今年の麒麟枠」という言葉はなんだかなーという感じ。見る側ではなく主催側がそんな言葉使ってる時点で、「無名に近いところから一組出しますよ」って言ってるようなもんで、なんか嫌。「無名だけど単純に面白いから決勝に残る」のがこの枠の本来の意味で、結果的に残るんであって「一組残す」のは違うだろーって思う。
VTRの作り方あたりに「なんだこの雰囲気」って感じも漂う番組だけど、なんだかんだってM-1は楽しみだし実家でビデオ録画して、M-1前にまとめて見よう。
2003年10月31日(金) |
新すぃ日本語、白い巨塔 / ケンドーコバヤシ単独 |
●新すぃ日本語 友近と青木さやかの、女ピン芸人対決(対決はしてないけど)が見れて面白かった。青木さやかはつい最近知って、「なんとなく興味ある」くらいの感じなので友近を贔屓目で見てしまってるのかもしれないけど、友近の方が器用さとか視線の細かさとか、全体的に上なような気がした。
さまぁ〜ず司会は相変わらずいい感じ。「司会だけ」になっちゃうこともなく、でも笑いを全部持ってこうとすることもなく。ちゃんと面白くて、でも欲張りすぎない。いいなー。あと、武田鉄也は普段好きじゃないけどこの番組に限っては嫌いじゃない。
●白い巨塔 この番組って見てる時は普通に楽しんでるんだけど、感想って特にない。自分にとって後に印象の残るドラマじゃないのかも。 でも石坂浩二はハマりすぎだ。
- - - - - - - - - - - - - - 【ファンダンゴメモ】
■ケンドーコバヤシ 「コバベン」 コバ単独。小林なら何をやっても許されるのかシリーズ。 分かるネタもあればちょっと分からないネタもある。面白いなーと思うのもあればそこまで思わないネタもある。でもコバの世界って感じでやっぱり好きだなぁと思った。ベタな事、ちょっと分かりにくい事、お客に求められてる事、自分がしたい事。いろんな要素が混ざってて、その混ざり具合が「ケンドーコバヤシ」。
あと、秘密ゲストとして覆面を被った人が登場。その背格好と声で、最初軽い悲鳴のような歓声の上がる客席。それが「笑い飯哲夫」だとあらかじめ知ってなかったら私も絶対ビックリしたと思う。コバの元相方村越さんにそっくりすぎた。笑い飯の漫才聞いてて思ったことないけど、哲夫の声って村越さんに似てたんだ。
2003年10月28日(火) |
めちゃイケ、内村P、はねるのトびら / 中川家ライブ |
●めちゃイケ 矢部ッチ寿司、ウマイムウマイム、かま騒ぎ。ちょっと久しぶりにこの番組見た気がする。
矢部ッチ寿司はDTの浜ちゃんが通りすがる(これはホントに通りすがったように見えた)。なんてことのない、普通の絡みをほんの少しだけ。それでもナイナイ側(岡村さんが顕著)の萎縮度は凄かった。見てる側からすれば「もうエエやん萎縮しなくても」って思うけど、今までのことがあってなかなかそう割り切れないものなのかも。あそこで「寿司食べて下さい!」って踏み込めば、浜ちゃんはそれを受けてたような気もするけどなぁ。芸人対芸人として、もう一歩踏み込んで欲しかった。
タオル落としてしまうバボちゃんに笑った。
かま騒ぎは、FUJIWARA原西さんが高校の時の同級生と去年結婚してたのを隠してた、と告白。わざわざ隠す必要があったのかっていうのは思うけど、おめでたい。FUJIWARAは東京進出もするらしく、その区切りとしての発表だったのかなぁ。二度目の東京進出。二人とも凄く若いわけでも芸暦が浅いわけでもなく、以前一度東京進出に失敗してるだけあって今回は一気に勝負かけるようなことはしないような気もするけど。大阪での位置を守りつつ、東京で彼らの得意とする体を張る芸を披露できる場があればいいなと思う。
●内村P 他人の性格王をプロデュース。メンバーはさまぁ〜ず、ふかわりょう、ウド鈴木。 ウドが意外に(失礼だけど)良かった。のびのびやりつつもしっかり面白い。
あと、ちょっと出た出川さん。彼はこの番組で見るのが一番好きだ。ウッチャンのことを「俺が手のひらで転がされてるように見えるだろうけど、俺が転がしてる」と言いたかったであろうことを「俺が殺してるからね」。この人の「言いたいことは分かるけど」って感じの言葉選びの間違い方はオモロ。
●はねるのトびら ドランクドラゴン鈴木さんがメンバーに内緒で挙式してたらしく、その披露宴のビデオをみんなで見ようという企画。なんてことない普通の挙式の模様は、流さずにほっといてあげれば良かったのにと思った。
コントはロバート馬場さんがイタいヤンキーを演じる「馬場さん」が面白かった。
- - - - - - - - - - - - - - - - - 【ファンダンゴメモ】
■中川家 「二人息子」 中川家ライブ。 漫才は最近ずっとこの雰囲気だなぁ、と思わせるスタイル。お兄ちゃんが関係のない事を言い続けて(時には小声で)、礼二が焦りながらもそれに付き合っていくという。やってる本人達が楽しそうなのはなによりだし(特に彼らの場合はそう思う)、生で見たら空気が出来てて凄く面白いんだろうけど、画面を通して見るとあまりハマれない。先日のZAIMAN然り。
お兄ちゃん演じる父と礼二本人役のコントと、礼二演じる母とお兄ちゃん本人役のコント。面白かった。 礼二が実母を演じるコントは、「ごっつええ感じ」の「おかんとマー坊」を彷彿とさせるんだけど全然違う(勿論どっちも好き)。中川家の方がもっともっと細かい。こういう細かさを追求していくのは中川家の真骨頂という感じ。礼二はやっぱりこういう「一般の人」をやらせたら最高。
チズ
|