テレビザッキ
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メモ


2004年05月25日(火) 内村P

5月7日に行われた「NO PLAN初ライブ&内P祭り」の様子。NO PLANライブとシャッフルコンビでのネタ披露、全体コントが中心。今回の放送ではその全体的な様子を細切れに。

シャッフルコンビ、どのコンビ(トリオ)も良かったけど一番好きだったのはレッド&庄司の「吉田兄弟」。いわゆるシュールは特に好きなわけではないんだけど、今回の吉田兄弟はあの「分かんなさ」とそれをやりきる感じがいいなー。独特の風味。三村&品川の「希望の星」は品川さんの張り切り具合が好印象だった。なんか嬉しそうでいい感じ。対する三村さんは、品川さんが書いてプリントアウトまでした台本を「横書きから縦書きにして欲しい」というどうでもいい注文をする力の抜け具合。本番は二人とも緊張してたっぽいけど。あと、猫(犬?)メイク&全身石けんの泡でスタンバイして出演時間5秒(舞台横切るだけ)の有吉さんはいつもながら仕事人て感じで素敵だった。舞台袖でモニターを一人見てる彼の格好が犬メイク&普通の白いバスローブっていうのもナイス。


2004年05月21日(金) 光とともに…、やりにげコージー

●光とともに…
それまで少しずつでも何らかの進展があった光くんの症状が先週初めて停滞して(それが母親には「戻った」ように感じられて)、今週も特に大きな動きはなくて。このあたりが行きすぎてなくて見てて冷めない。大きな進展はなくても周りの状況は少しずつ、でも確実に変わってきてるというのもいい。「自閉症」という傍目には分かりづらい障害はいろんな誤解や少し曲がった善意(これはどの障害でもそうかもしれないけど…)を受ける分本当に大変だろうなぁと思う。そんな分かりきったこと書くのも何だけれど。

今回は光くんが「シェー」に興味を示して初めて笑った(前回お風呂のシーンで笑ってるので「あれ?」と思ったんだけど)。声を出して笑う光くんは可愛らしかったなぁ。ジーン。またなんで「シェー」に食いついたのかっていうのはちょっと面白いけど、子供ってそんなとこあるもんなぁ。先週の予告で見た岸恵子のシェーの謎が解けて納得。でもあのやりきり方は凄い。あと健太くんが里緒先生に「遠くにいても親は子供の事を心で抱き締めてると桜先生は言ったけど、僕もそう?お母さんと離れて暮らしてるんだけど」とわざわざ待ち伏せして聞くシーンも良かった。それを里緒先生に肯定してもらって急に照れくさくなったのか「ま、そういうことにしときますか」ってませた口きくのも可愛い。関係ないけど健太くんてちょっと中山功太と似てる気がする(関係なさすぎてすいません)。


●やりにげコージー
やっぱり面白いわぁこの番組。好き。元々Wコウジは凄く好きだし、面白いのにイマイチ日の目を見てない(この言い方も失礼なんだけど。ただ一般ウケしてないというだけの意味で)芸人にスポットを当てるのもいい。「アホらしいもの」を「良」とするスタンスも好き。

今回のゲストは若槻千夏。バラエティに出るにあたって、予習復習を欠かさないという努力家の面は単純に好感度アップだった。でもいろんな「勉強してます、努力してます話」を聞かされた後で、この後に放送された多分彼女が知らないであろう関西芸人のアホVTRに「ハラいてー」(言葉遣い悪いなー)と爆笑したり「もっと見たいー」と言ったりしてるのを見ると「なんか…」という感じが若干。これも「空気に馴染む努力」なんだろなーとか、どっちでもいいことが頭をよぎってちょっと邪魔だった。馴染もう馴染もうとしすぎて外してる気も少し。

東のりのくだらない作り話やロンブー亮の天然話(この人は本当に人が良さげ)、東のりと千原兄のケンカコント(ケンカ口調のまま東のりが言った「俺(今日飲み行って)金出すからな!」とそれに返した兄の「ありがとー!」は笑ったー)も面白かったけど、やっぱりJrの「わりこみコージー」での「ライブでしか見られない芸人VTR」。オモロすぎた。

■バッファロー吾郎木村さんとケンドーコバヤシによる「長州力と越中詩郎がM-1に出るコントビデオ」。ワケ分からん。分からなすぎる。でも何故かそのくだらなさと、やってる本人たちのイキイキ加減で面白い。プロレス好きな人に是非見て欲しいなーと思った。多分たまんないんだろうな。今回は5分程度に短縮されてたこのVTR、実際は15分ある長編とのこと。最高。
■バッファ主催の「ホームラン寄席」ライブに出演する芸人を紹介するオープニングVTR。原田専門家さんによるもので、その日の出演芸人の顔写真がCGでキャンディキャンディ風のアニメに変わっていくというもの。最初の次長課長はまだしも、その後に続くのは野性爆弾、コバ、バッファ、木村祐一というゴツゴツした面子。その合わなさ加減が最高。さすが原専氏。
■ペナルティのライブのVTRでアンルイスを歌う(地味に私服で)大林素子。ほんと若手好きなんだなーというのが。
■最後のほっしゃんのは今ちゃんとJrが最高の賛辞を送ってたけど個人的にはイマイチだった。今回も彼のいろんな伝説が披露されてたけど、私が印象に残ってるのはセーター伝説。昔、当時の彼女に貰った手編みのセーターには「ほっしゃん」という文字が編み込んであって、「こんなの着られない」と思った彼はそれを外国の恵まれない子供たちへの寄付に送ったんだけど、ある日「NEWS23」を見てるとその「ほっしゃん」と書かれたセーターを着た黒人の子供が戦車に向かって石を投げていたという。ほんとミラクル。


2004年05月18日(火) 内村P、アメトーク

●内村P
ふかわりょう引越し記念で「ふかわ宅ですごろく」をプロデュース。メンバーはさまぁ〜ず、くりぃむ有田。面白かったけどちょっと物足りない(やってる内容は十分すぎるほどひどいんだけど、そういうんじゃなくて)気がした。お決まりの有吉さんのシャワータイムは短くて残念。犬メイクをした有吉さんプラス本物の犬も仕込んで、有吉さんが出てきた時に「二匹目」っていうテロップがナイス。あと、激やせドラえもんも笑った。くだらなくていいなー。最後全ての落書きを消しても、それだけは消えないというのも。


●アメトーク
アンタッチャブル、フットボールアワー、アメリカザリガニ、ライセンスの若手4組がゲスト。

トークは苦労話とか。「ボキャブラ」をあまり好きじゃなくて当時全く見てなかったので、アンタッチャブルが出てたのも初めて知った。キャリアが浅くはないだろうと思ってたけど、10年かぁ。でも10年やっててもまだまだホント「若手扱い」されるし、見てる側も「若手でしょ」と認識するのはいわゆる「若手芸人」の層が厚くなってるんだなーと思った。お笑いは上が詰まってるからなのかな。話戻るけどフットのネタ合わせの話も面白かった。東京のホテルで二人で次の日のライブのネタ合わせをしていて、横になってたのでそのままお互い寝てしまったんだけれど、岩尾さんが朝目覚めると自分の胸の上に後藤さんの手が「もうええわ」の形で乗っかってた、という話。「ツッコんだまま寝てる!こいつとコンビ組んで良かった」と思ったという。どこまでホントなの、オモロいなー。あと、アンタッチャブル山崎さんが他の3組が面白いエピソードを話すのでなんとか自分も、と張り切るんだけど完全に空回ってたのにも笑った。相方柴田さんの「テレビだからって無理することない!(面白い話の後でお前の今の話は)通用するわけない」も冷静かつあったかくていい感じ。話しだす前から自分で「これは無理」と分かっていつつも行かずにいられない、というのが若手精神でいいなぁと思う。若手に限らず中堅、ベテランでもこういう精神ってTHE・芸人て感じで好き。

ネタも短めに披露。アンタッチャブルはちょっとカミカミで勿体無い感じ。フットは英語の発音〜ラジオ体操ネタ。久しぶりに見たけど面白かった。


チズ