テレビザッキ
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メモ
※テレビじゃないです。
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NGKで行われた「新ジャリズムまつり」に行ってきた。実家(神戸)にはこの間遊びに帰ったばかりなのに、大阪の友人から「ギリギリでチケット取れた。良かったら来い」とアンビリバボーな連絡が。友には会えるわジャリズムを観られるわで、夫婦してソッコー帰省。
至福の2時間半。本当に面白かったなぁ。劇場全体が温かい雰囲気に包まれる中(客席の年齢層はやっぱり高め。昔二丁目でジャリズムを一緒に見てた人も結構いるんだろうなーという感じ)、ジャリズムの2人はコント、漫才など新ネタを8本(多分)披露。
6年ぶりに観る生ジャリズム(渡辺さんはダイナマイト関西で観たけど、ジャリズムでの彼と作家としての彼は別モノって感じなので)。山下さんのツッコミ、渡辺さんのキレた演技や動き、そして発想。最初は舞台上でネタやってる二人を見て、ただただジーン。「あー、本当に再結成したんだなぁ」と。「昔に戻ったみたい」という気持ちよりも、「当時より年齢を重ねたジャリズムを、同じように年齢を重ねた自分が観てる」という感覚だったなぁ。そんなことを思ってジーンとしてるのもつかの間、ジャリズムの世界にすぐ引き込まれていった。
まさにお祭りのような高まり感が劇場全体に漂ってた気がする。「ふらっと来てみました」的な人よりも、「あのジャリズムが帰ってきた」というように勝手に「あの」を付けてしまう少なからず思い入れがある人が多かったような印象。その分期待値も高かっただろうけれど、期待通り、期待以上のものを見せてもらったという感じ。ジャリズムの2人は舞台上で結構のびのびと、でも確実に独自の空気を発していた。彼らは「懐かしさ」や「過去の栄光」ではなくて、もっと先というか前を見てるんだろうなぁと。勿論そのための再結成なわけだし。なんか、そういう「前を見てる」印象を強く受けた。
あと、渡辺さんはやっぱり舞台に立つ(それがテレビであっても)人だと思う。裏方だけではなくて、表舞台に帰ってきてくれてありがとうと思った。バカ漫才とアホコント。ああ、面白かった。
2004年07月08日(木) |
やりにげコージー / ベリーベリーbase |
●やりにげコージー ゲストはロンブー。ロンブーはそんなに好きではないけれど、Wコージとのトークは面白かった。淳はアイドルキラーで女性好きの話、亮は天然バイオレンス話。これだけ分かりやすく相反するキャラが突出してる2人だから、コンビとしての相性悪いはずがないよなーと思う。淳の話はエグ味満載。彼の良く言えば物怖じしない、悪く言えば厚かましくふてぶてしいところは対女性でも変わらないのね(というより女性に対しては元来持つS気質がとめどなくって感じ)。Mの女性にはモテるのかなー。あまりのモテぶりに東のりが訝しげに言った「お前、神さんか」に笑った。「神さん」て。亮の天然暴力ぶりは初めて聞いたけど意外な感じは全くせず。その違和感のなさがオモロ。人が良くておバカで天然で動物的。コント中にふと淳からみぞおちを蹴られた亮が言った「お前殺す」に千原兄や今ちゃんからブーイング。それに対して亮の言った「みぞおちですよ。蹴った。息できない。死ぬ。したら殺す!」は短絡的すぎてオモロいやら何やら。
Jrのわりこみコージーは、サバンナ八木さんの怪獣百科が完成したという平和な話題。「かぼちゃ空間」。「時空を超えるかぼちゃ。このかぼちゃがいてる所が現在である」という説明つき。はい、出た宇宙。素晴らしいなー。
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■ベリーベリーbase ネタはレギュラーと千鳥が好きだった。レギュラーはグダグダなんだけどやっぱり好みだなぁ。なんか見てて単純に楽しくなるというか、彼らがいると舞台がパッと明るくなる感じ。明るさが先にくるコンビより、どこか湿ってる感じのするコンビや芸人が好きだけど、レギュラーは別。関係ないけど松本くんはアホっぽく見えて実は知的じゃないの?って時々思わせるなー。
コーナーは突如怒った千鳥ノブに対して相方大悟が怯えて言った「…ゴメン」に笑った。コバに「塀の中シリーズの顔」と言われる大悟の怯えと、その言い方というか間がオモロ。
ゲストは千原兄弟とジャリズム。雨上がりも含めた3組で8年前に放送していた「アメジャリチハラ」という番組を振り返りつつトーク。短い。30分は短いなー。でもなんか「この3組が並んでテレビに出てる」というのが嬉しくてオモロかった。3組とも、この番組を最後に低迷期間に入ったような気がする。それぞれ東京進出して頑張っていこうという時期の番組で、それがコケて。ジャリズムはこの後まもなく解散した記憶が(勿論これが直接の原因では全くないけれど)。そして8年後。雨上がりはメジャーに売れて、千原兄弟はトークライブを中心に確実にやってきて最近テレビでよく見る(「テレビに出ること=芸人として良」と思うワケでは全然ないけれど、数年前「ナンバ壱番館」という関西ローカル番組内で「これからどうしていきたい?」と今田耕司に聞かれたJrが「やっぱり…テレビに出たい」と答えたのが印象に残っていて。「彼らがテレビという媒体を避けてるわけではないんだなぁ」と思った。だから最近千原をテレビでよく見るのは自分も嬉しい)。そしてジャリズムは再結成。平らではない道を歩いてきた彼らがまたこうして肩を並べてる、というのがやっぱり嬉しい(そればっかり)。
8年前の番組の「反省会」て。この番組をリアルタイムで見てたので懐かし&面白かった。アメジャリチハラについて、このニッキで「最初のうちはバカバカしくて面白かったのに、途中から料理を作りだして「あれ?」と思ってるうちに終わってしまった」と以前書いたけど、やっぱり視聴率が悪くて途中から料理に走ったんだなぁと。まぁ日曜お昼に受け入れられる番組ではなかったかもなぁ。あれが関東で深夜枠放送だったらまた違った今があったかもしれないと少し思った(関西では深夜放送だった気がするんだけど、記憶違いかも)。
でもホント最初の2ヶ月間はくだらなくてナイス。今見ても好き。今日放送された分は殆ど覚えてたけど、NSC講師のコントは特に好きだった。あと山下さんの「笑いの死神が降りたVTR」、笑ったわー。地味すぎ。クリームが一切付かず、ケーキに書かれた文字が口の周りに写ってるあたりも。
今日もトークはやっぱりJrの独壇場。渡辺さんは昔からトークの時は全然前に出てこなかったけど、山下さんはもうちょっとかんでいって欲しかった気も。
チズ
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