テレビザッキ
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メモ


2004年09月10日(金) やりにげコージー

「吉本ヤンキー列伝」。吉本興業の元ヤンキー若手芸人たちによる、若気の至り発表会。紳助の「昔悪かった俺話」を好きではない自分としては(でも紳助ってホントそういう話するの好きよなぁ。あまり彼を見ない自分でも、彼のその手の話に遭遇する確率は高い)、今回の企画は興味薄かった。そんな中で面白かったのは、水玉れっぷう隊アキのマネをした今ちゃんが意外と似てたことと、そのアキが昔スタントマンをしていた頃にスタントをしていたのが水戸黄門の由美かおるだったというエピソード。あと、バッドボーイズ佐田さんが普通に言った「僕高校生の頃本当に廃人みたいでした」という一言。バッドボーイズは年末の「オールザッツ漫才」で何度か見た程度だけど、いつも独特の空気発してて結構好き。オールザッツの独特の雰囲気に萎縮しながらも、アウェイであることを上手く利用して客席からもその後ろに控える芸人席からも笑いを取ってる感じがいいなぁと。


2004年09月07日(火) アメトークSP

叶姉妹、ミドル3、モノマネ5人の3本立て。

ミドル3。雨上がり、さまぁ〜ず、くりぃむしちゅーの3組を指して有田さんが命名したもの。中堅クラスの芸人同士のトークって元々凄く好きだけど、この3組のも例外なく好き。バランスもいいんだけど全体的な空気がいいなー。なぜかくだらない話題の方が膨らんで盛り上がってく感じが。

特に面白いと思った部分を中心に。
■相方上田さんのうんちくについて、「ブームが終わったのが嬉しい」と1人喜ぶ有田さんの様子。散々言っておきながら着地点は「お前かっこいいよ」という相方賞賛。ワケ分からなさがナイス。
■2人して「痩せたのが嬉しい」という雨上がりの話から、全員で三村さんのお腹の出っ張り具合を指して「これはひどい」という流れへ。そんな中普通〜に「これは今昼飯食っちゃったから。アジのフライ食っちゃったから」と言い訳する三村さんの無理のありすぎ具合。お腹だけ映したら、今回の衣装は派手なシャツなので「力也さんみたいになってる」、笑った。
■骨折についてトーク中の三村さんの話を、他の5人で寄ってたかって腰を折りまくるのがオモロいなー。全然進まないトーク、律儀にツッコむ(でも間違ってる)三村さん、嬉しそうにかき回す有田&宮迫コンビ、そんな相方にちょっかい出して嬉しそうな大竹さん。アホな空気がいい。
■上田さんがマネージャーと付き合ってる、というホラを吹聴する有田さんが毎回突拍子もないことをしれっと言うのが面白いわー。そのホラエピソードがくだらないのがいい。
■宮迫さんのハゲ隠しのためスタイリングに異常に時間がかかるので、「もう植毛して」と頼むホトちゃん。「テレビで見る分には大したことないって思われてるだろうけど、これは髪の毛と髪の毛が(セットによって)こうなってるから」と、両手をクロスさせる宮迫さんに笑った。風が吹いたら地肌がパーッと表れるらしい。多分本当にそうだろうな。何年前だっけか、「ジャングルTV」でドッキリにかかった宮迫さんのシャワーシーンがあったけど、髪が濡れた状態はあの時点ですでに「おお…」という感じだったから。今回、プールロケを提案して「カミングアウトしよう」という他のメンバーに笑った。「カミングアウト」という言葉や「きっかけが必要!」「ラクになるよ」という使い古されたフレーズが何か面白くて。全員立ってるエヅラも。
■自分の車の中で大竹さんがミートソーススパゲティを食べるのが嫌、と訴える三村さん。曰く「シートが革張りじゃないからソースのシミがついて、かみさんに「このシミ何?」と聞かれる」と。その時に大竹さんをかばって自分がつけたと奥さんに言ってしまうらしく、なんで?と周りに聞かれて三村さんが言った「大竹とかみさんの仲が悪くなるのが嫌だから。みんなうまくいって欲しいから」は、彼の人となりを表してるなぁと思った。それを普通に言うあたりも含めて、可愛らしすぎ。
■このミドル3で番組をやらせて欲しいという編成への土下座で締め。「土下座で番組もらえるなら(土下座くらい)どんどんやってこ」という有田さんのしぶとい感じもグー。あと、大竹さんが言った「土下座のCG」、そっちのが見たかった。最高くだらなさげ。でもほんと実現しないかな、レギュラー化。


モノマネ芸人5人(原口あきまさ、コージー冨田、ホリ、松村邦洋、神奈月)も面白かった。松村さんの「貴乃花」、やっぱり好き。「非常に清清しい気持ちですね」から始まるんだけど、そこで絶対笑ってしまう。あと、コージー冨田の「阿藤海」も。話にオチも何もないあたりがリアルでナイス。同じくコージーさんの「石橋貴明」はホント凄いなー。口元とかそっくり。彼が「みなさんのおかげでした」の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で披露した「昔話の着地点に到達しない石橋貴明」は昔とんねるずが好きだった自分から見たら見事の一言だった。そんな凄いメンバーの中での神奈月の立ち位置もいいなー。「五歩あるく長州力」、最高。途中から出演の柳沢慎吾による「甲子園」、久しぶりに見たけど相変わらず面白すぎる。やりきるパワー。


2004年08月31日(火) 内村P / ウルフルズ「ヤッサ!04」

●内村P
85分スペシャルで、無礼講お宅訪問すごろく。

面白かったとことか。
■バナナマン設楽さん宅の、これでもかという程のバナナグッズ及び本物のバナナの山に笑った。分かりやすいありえなさ具合が。
■設楽さん宅で行われた「珍品しりとり」で、三村さんがミニーちゃんの耳を付けて独自の奇怪&オモロなステップを踏みつつ言った「ランド」。
■若手ネタ見せはカリカ、キングオブコメディ、東京03、長州小力(名前のバカバカしさがナイス)、チョップリン、パラシュート部隊。東京03の温泉旅行ネタ、面白かった。長いバージョンのも見てみたい。あと、ウッチャンはこういう時いつも楽しそうに若手のネタ見るなぁと思う。この番組は大喜利系が普段は多いので、参加する芸人(レギュラーやそれに近いポジション以外の人達は特に)にとっては結構シビアというかプレッシャーがあると思うんだけど、ウッチャンのこういう「基本あったかい姿勢」が内P独自のいい雰囲気作りに一役買ってる気がする。でも基本あったかくて優しいんだけど、たまにビックリするくらいクールな所があって、それには驚くやらオモロいやら。でもなんかそれが彼らしいような気も。

内Pショップ企画も少し挟んでた。お店の限定商品として販売するため、各自プライベート写真を撮ってくるよう言われたNO PLAN。さまぁ〜ず2人とも事務所と楽屋で撮ったコンビショットがあるのが面白かった。その写真の様子がなんか構えた感じゼロなのが普通〜に仲良さげで。あと、三村さんの「自宅で晩酌」写真はリラックスした表情と、写真の端っこに写り込んでる子供の哺乳瓶がすごくいい感じだなーと思ったんだけど、よく見たら三村さんはまた白いランニングシャツ着用。おしゃれカンケイで大竹さんが三村さんの自宅を訪問してた時も同じだった。自宅でリラックスする時はこれ、ってなってんのかな。面白かった。




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大阪で毎年夏行われるウルフルズの野外ライブ、ヤッサに行ってきました。以下は簡単な感想というかほぼ自分のための覚え書きです。

私にとって3度目となる今年のヤッサ。夫と2人チケットを確認して新幹線に乗り込み、ライブ当日地元神戸や大阪の友人達と現地で合流。みんなで楽しむため今年はピクニックエリアにした。これが意外と良かったなぁ。怖いくらいの興奮状態になった人もいず、でもみんな盛り上がってていい雰囲気だった。ウルフルズを凄く好きな人も、「そこそこ好き」な人もみんな楽しめるような。

はー、もう楽しかった。それに尽きるなぁヤッサはいつも。本当に気持ち良さそうに楽しそうに歌うトータスは相も変わらず男前で。愛すべきしょーもない茶番や演出などのアホらしさは最高。でも「それが答えだ」はやっぱり生で聞くと一段とジンとくるし、新曲も良かった(特に「歌」(曲名です)が好き)。あと、今回は特に「バンザイ」が私は良かった。ダサいまでに真っ直ぐでひねりのない歌詞が、やっぱりホントいいなぁと。単純明快にしてすんごく大事なことを歌う幸せなこの歌がトータスの歌声でそのまんま心に響く感じで、ジーン。凄く良かった。あと、「大阪ストラット」の泥臭い感じもやっぱりいい。

AAP(アホアホパワー)という言葉に集約されてるように、「しょーもな!(くだらない)」と言いつつ笑ってしまうおバカさと、彼らの歌に対する真摯な姿勢との絶妙なバランスが好き。あー、楽しかった!


チズ