テレビザッキ
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メモ


2004年10月04日(月) 木梨ガイド

ゲストがさまぁ〜ずなので見る。普通のトーク番組では見せないさまぁ〜ずの芸人の顔が見られて嬉。いつになく饒舌でボケ以外の発言も多い大竹さんが新鮮だった。あと、普段あまり見ない素に近そうな笑い方とか。

コントが求められない時代もコツコツと創りつづけてたという話。芸能界という世界にいて不遇でも自分のスタイルを変えないのって、すんごく難しいことだと思う。迎合する方がずっとラクで周りも自分も得することが多い気がするし。好きなバッファロー吾郎やケンドーコバヤシ(トーク長い間聞いてないなー、寂しい)にも言えることだけど、譲らない部分を持ってる芸人ってやっぱり素敵だなー。

コンビにおけるイメージの違い方がとんねるずとさまぁ〜ずは似てるという話。曰く、神経質で細かいのは実はそれぞれタカさんと三村さんだと。とんねるずについては私は「何事もきっちりやりたいタカさんと、適当でいいじゃんなノリさん」という認識だけれど、さまぁ〜ずは最近まで大竹さんが神経質なタイプだと思ってた。でも、何年か前に三村さんが言ってたように大竹さんは「性格が意外とワンルーム」なのかもしれないなー。三村さんが「ドアの絵はあるんだけど、開かないの。絵だから」と言ってて、凄く上手い事言うなぁって思った記憶があるんだけど、見えない部分がいつもありそうに見えて実際は意外と見たまんまな人なのかもしれない。

あと、「最近の若手は面白い。だから若手とやる時は必死です。でないと怖いです」と言った三村さんの言葉が印象的で、なんかいいなぁと思った。ずっとそういう感じでいてくださいとも思った。


2004年09月30日(木) ウチムラ7

ウッチャン中心の単発コント番組。面白かった。ウッチャン、ネプチューン、オセロ中島という初期の笑う犬メンバーに、カンニング、土田晃之を加えた顔ぶれもいいなぁ。ウッチャンて、本当にコントが好きなんだろうな。イキイキしてるというか単純に楽しげ。芸人が好きな仕事をしてイキイキしてる姿は素敵だ。

今回一番好きだったのは「罪なき応援」。ウッチャンとネプ原田さん演じる、一見普通なんだけど…っていう中年男性二人組の醸す少しだけ異様な雰囲気が面白い。完全に異様っていうんじゃなくて、ちょっとだけってあたりが。コントでのウッチャンは、キャラが完全に立ってるモノ(懐かしいけど小須田部長とか)よりもこういう微妙な感じを演じてる方が断然好き。あと、ウッチャン演じるニセ韓国俳優も笑った。「ニホンノジョセイハ…ウチュクシイ(日本の女性は美しい)」。それを見てキャーキャー喜ぶ主婦たちを演じるのはネプ、カンニング、土田。エヅラの汚さがオモロいなー。特にカンニングの2人。


2004年09月29日(水) ミドル3 現在レギュラー出願中

ミドル3の特番。今回は「それぞれプライベートで知り合いの人に連絡してこのスタジオにゲストとして来てもらい、トークしましょう」という企画。そのコールバック待ちのため、放送時間は1時間なのに収録時間は5時間とってあるという用意の良さなんだけど、ダレたところはカットされてるにもかかわらず、全体的に良く言えばゆるやか、そのまま言えばダラダラした雰囲気は否めない感じだった。

それでも面白いところはたくさんあったので、自分の印象に残ったところを中心に。
■アイドルの人とか、番号知ってるけど一度もかけたことのない人に「客席や視聴者の興味を引くため」にメールを送るよりも、番組がレギュラーにもなってない段階なんだし手堅く芸人仲間に連絡をとったほうが面白くなったような気はした。実際、芸人にコンタクトをとったホトちゃんは返信率が高かったし。
■今回ちょっと意外だったのはロンブー淳かなぁ。上下関係はやっぱりきちんとしてるんだなぁと思った。吉本だからというのもあるかもしれないけど、吉本ではないさまぁ〜ずやくりぃむに対しても電話ごしにいつものふてぶてしさは出ず(当たり前なんだけど大人として。でもなんか意外だったので)、ちゃんとしてた。それに対してホトちゃんの何かといえば「また後で電話するわー」はちょっと。ダラダラ引っ張って淳拘束してるのもちょっと気の毒だし。関係ないけど、ホトちゃんて結構なんでも先延ばしにしたがるタイプなのかなという印象を受けた。
■あと、サッと来てサッと帰る藤井隆は素晴らしいなー。今ちゃんが「藤井は芸人の世界じゃなくてもやっていける。どこででもやっていける」と褒めてたことがあったけれど、本当そんな印象。でも礼儀正しさ、はきはきとした感じに加えての頭の回転の早さとあの「華」はやっぱり芸人になってくれてありがとうという感じ。今回スタジオに来た人たちの中で一番「登場して空気が華やいだ」気がする。ボサボサ頭にメガネ姿だったんだけど(でもメイクはちょっとしてた?「やりにげコージー」のすっぴん出演の時ほど衝撃的な地味さは無かった)。
■青木さやかの電話ごしの「どこ見てんのよ!」、オモロ。
■小池栄子のドラマ話の時、続くノリに従った有田さんを急に裏切る三村さんに笑った。「そこは違うだろ」。ちょっと驚いた後有田さんの言った「…そんな急にまともな人みたいになるんですか」というひねり無しの返しも。
■トーク中、宮迫さんが小池栄子に突然言った「お前今(俺の)毛根見たやろ」、その唐突さと被害妄想っぷりがオモロいなぁ。自分のトーク中断して急に言うから何かと思えば毛根て。毛髪のことに関して繊細すぎるのが面白い。
■有田さんの電話に最初出たホリケンのテンションの低さ。「有田に相談したいことがあって、ちょうどよかった…」と。話す感じもいつものホリケンとは違う感じ。でも「電話ちょうどかかってきたと思って…。でも収録中って聞いて、ちょっと…ちんぷんかんぷん」。「ちんぷんかんぷん」なんて使う大人(しかも男性)、今いない。このあたりのチョイスはTHEホリケンって感じで笑った。スタジオに現れたホリケン、手に持ってた水入りコップを転んで思い切りぶちまけるという27時間テレビのかまさわぎ再び。ナイス。「電話でのテンションが低いので心配してた」という周囲に対して、ホリケン曰く「実は努力家だったりまじめだったりするのに、テレビでそれが伝わってないっていうのが…」。リアルな。三村さんが「重いんだよ!お前家でそんなこと考えてんのかよ」と明るい方向に持っていくんだけどホリケンは「家じゃないですよ、デニーズですよ」と軽口をたたいた後は「…俺が喋りだすと、こんなふうにシーンとするんですよ」。どうしたホリケン。でもミドル3の面々が口々にフォローしてるのが、なんかいいなぁと。こう書いてるとホリケンがずっとテンション低かったみたいに思えるかもしれないけど、そうではなくて「いつもと違って暗いホリケン」として成立しててちゃんと面白かった。


チズ