銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2005年03月11日(金) オタク時代

東京行きが決まってからは、本当に毎日があっという間に、息をつく暇もなく過ぎていく。

まず本の整理から始めようと思い、今持っている本を全て、いるものといらないものに分けてみた。

すると、案外自分が本を持っていて、しかも、捨てるにしのびないものばかりだということに気付いた。

中にはすっかり存在をわすれてしまっていたような古いものもあったが、そういうものの方がかえって、それを買った当時のことを懐かしく思い起こさせる。

特に印象的だったのは、TRPG関係の本だった。
中学生の頃、おれの周りではやっていたゲームだ。

今でも自分はオタクだと思うけれども、その頃のことを思うと、自分のオタク度の高さに、あきれるのを通り越して、尊敬の念すら感じる。

あの頃の仲間とは、もう全く会っていない。

人づてに聞いたのでは、一人はアニメーターになり、一人は普通の親父になり、一人は何をしているのか分からない。
一人がもうこの世にはいないのだけは、はっきりしている。

今思えば、なんだかんだいって、結構楽しい時代だった気がする。



2005年03月10日(木) 思い切って捨てる

長時間の残業していると、段々と仕事が嫌になってきて、どんどん能率が下がっていく

もう仕事はいいや、と思って、頭を使わなくて済みそうな机の整理を始めたが、これがなかなかうまくいかない。

未整理の資料が書類が山ほどあり、しかも、一体捨ててよいものかどうか、古すぎてわからなくなってしまったものばかりである。

よく見ると、おれの前担当者が置いていったものもたくさんある。

しばらく迷ったが、とっておいたのに一度も読み返していないものは、まとめて捨ててしまうことにした。

もし、捨てられた資料のことを聞かれたら、誤って捨ててしまった、と開きなおればいいのだ。
あまり気にしすぎても仕方がない。

そういう考えで書類をあらためて見ると、しばしば「何で自分はこれをとっておいたのだろう」と思うものがたくさん出てくる。

きっとそのときはそれなりの理由があったのだろうが、今の自分から見ると、まるで不必要なものだ。

そういうものをシュレッダーにかける瞬間は、大丈夫だと思いつつ、一方では心配性の虫が動いて、ちょっと心臓がどきどきする。





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