銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2005年08月30日(火) 特別な夏

今日、ふと夏がもう終わることに気が付いた。

何の感慨も湧いてこなかった。

毎月100時間くらいの残業を続けていると、いろんなことに興味が湧かなくなる。夏に特別何かしようとは今年は考えなかったので、特に残念でもない。

あんまり忙しかったので、暑さも気にならなかった。
ただひたすら仕事に打ち込んだ。そんな夏だった気がする。

そんな夏があってもいいか、と思う。

むしろ、今までの人生で一番印象的な夏だったかもしれない。

これほど自分の人生の進路を真剣に考えた夏はなかった気がする。

今の仕事を続けるか、それとも仕事をやめて転職のための何か資格を取るか、悩みに悩んだ夏だった。

結局、単純に仕事を続けることもせず、資格を本格的に目指すのでもなく、僕は「通信教育で学びながら今の仕事を続ける」という第3の道を採ることにした。

仕事と勉強の両立は大変だけども、少し気分転換があった方が、仕事ははかどりやすいはずだ。

ほんの少しだけ、がんばろう。





2005年07月23日(土) ちょっと振り返る

今はお昼過ぎだが、今日はまだ何もしていない。

掃除、洗濯など家事でやらなければいけないことはたくさんあるが、そのままにしている。

こうやって日記を書きながら、東京に来てからの3ヶ月と少しの間を、ちょっと振り返っている。

わずかの間にいろんなことがあったような、逆に何もなかったような、不思議な感触がある。

こちらに来てからしばらくの間、石川にいるときよりも飲みに行くことが多くなっていた。主に仕事の同僚とだったが、今月からは少し減った。

土日に、池袋や新宿、銀座などに遊びに行くことも多かった。

何かをしている時間というのは、格段に増えた気がする。

だからこそ、自分の中に充実感や満足感が十分にないことに違和感を感じる。

一体、何が原因なのだろうか?

仕事がうまくいってないからだろうか?仕事の質が全く変わったせいで、ストレスを感じていることは確かだ。

緊張で食事が喉を通らない時期が続いたこともあった。一日3食とっていない日の方が多くなった。体重も減ってしまった。

住環境が変わったせいだろうか?今まで住んでいたところが快適だっただけに、東京での不便な生活に不満を感じることは多々ある。

でも一番大きな原因は、こうやって日記を書いたり、本を読んだりする時間がなくなったことのような気がする。

人付き合いが嫌だということではなくて、自分を見つめるというか、自分を表現する時間というのが、自分にとって大事だということにあらためて気が付いた、といったところだろうか。

「同僚と飲んだりする時間が自分を表現する時間になれば、こんなに楽なことはないのに」
と思わないわけではないけど、そこはそれ、世の中をうまく渡っていけるように出来ている人と、不器用な人と、いろんな人がいるということなんだろう。





 < 過去  INDEX  未来 >


士郎 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加