銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2005年11月13日(日) 今度こそは

ペテカンという劇団の劇を見ようと新宿THEATER/TOPSに行ったが、当日券が売り切れていて見ることができなかった。
土曜日も売り切れだったので、最初は軽い気持ちで見ようとしていただけだったのに、そんなにおもしろい劇だったのかと、この劇団にがぜん興味が湧いた。
次公演があったら必ず行こうと心に誓う。

原宿をブラブラし、こんな街だったのかとしきりに感心する。

原宿といえば若者の街、という印象をずっと持っていたが、案外そうでもないという気がした。渋谷の方がずっと若者の街っぽい。

今日はなぜか体がだるかったので、さっさと帰って寝てしまう。
何だか一日損をした気になった。
体が弱いのは損だと思う。
友達から電話がかかってきたが、寝ていて取ることができなかった。
一体何の用だったのか気になる。





2005年11月10日(木) コント

久しぶりに本を一冊まるごと読んだ。
読んだ本は「別役実のコント教室」。

近頃は仕事関係の本ばかりで、しかも重要なところだけを読むという読み方ばかりだったので、久しく忘れていた「やりとげた感」+「おもしろ感」を味わうことができた。

別役実という人は、戯曲では有名な人らしい。
教科書にももしかしたら載っていたかも。

この本は、その人が講師となって行われた「劇作セミナー」というレッスンの第一期目を文章にしたものなのだけれど、内容充実、語り口絶妙なので、授業を受けたような気になれるというスグレモノだ。

生徒が出したコントの課題を「ここはいいけどここはダメ」、「ここでこうした方が落ちる」などと、真剣に論じている点を読むと、「コントもなかなか難しいものだなあ」、と唸らされると同時に、それを聞いていたであろう生徒たちがうんうんと肯いてメモを取っている姿が目に浮かんでなんだか可笑しい(何となくそれもコントな気がする)。

読んでるうちに、自分のこともコントとして捉えて笑い飛ばしてしまえばいいか、と思い勇気付けられた。




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