銀河鉄道を待ちながら
鬱と付き合いながらの日々を徒然に

2005年12月20日(火) あせらずあせらず

うつ病の治療を本格的に始めてから約一ヶ月半が過ぎた。

最初の頃より確実によくなっている手ごたえはあるものの、好不調の波はまだ激しく、不調のときには食事をとるのも億劫になってしまうことに変わりはない。

最初は、「1ヶ月で回復してやる!」と思っていたが、どうもそんな簡単にはいかないようだ。

記憶力、判断力の低下はまだ著しい。ちょっとしたことでも判断するのに時間がかかってしまう。今、車の運転なんかしたら事故を起こしてしまうかもしれない。常にボーっとした状態が続いているといった感じだ。

たぶん、この感覚というのは実際病気になった人しか分からないのだろう。

それでも、少しずつではあるが回復に向かっていることには違いない。

今は、仕事に復帰したときに備えて、体力などを蓄えておくよう努める以外しようがない。

仕事関係の本を読むとすぐに頭が痛くなってしまうことが悩みの種だが、まあ、まだ少しそれには早いということか。

少しずつ、一歩一歩。あせらず、あせらず。



2005年12月17日(土) 自主映画の撮影現場見学 2

知り合いのDさんが、自主映画を撮影するというので、その現場を見学させてもらった。先週の土曜日に王子で行われた撮影も見学させてもらっているので、今回は二回目の見学ということになる。

今回は、旅館の一室を借りての屋内での撮影だった。

不良の二人組が建設会社の社長を誘拐して隠れ家である古い倉庫内に連れてくる、というストーリー展開のため、室内をそれっぽく、ダンボール箱を置いたり、青いビニールシートを置いたりした。

自主映画といっても結構手が込んでるものだと感心する。

感心といえば、役者さんの演技もそうだった。

監督であるDさんの要求をうまく飲み込んで、プラスアルファを付け加えた演技をする辺り、さすがプロと思った。

今回の撮影でおもしろかったのは、僕自身、ちょっとしたアシスタントとしてお手伝いをしたことだった。

カメラのポジションチェックのため、監督兼建設会社の社長役であるDさんの代役として、Dさんが立つ位置に代わりに立ったり演技したりと、ほんの少しだけ役者気分を味わわせてもらった。

めったにない経験をしたという意味で、充実した一日だった。






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